あと、興味があるのが廃墟とか工場とか……。 廃墟で写真集とかやれたら最高ですね~☆
隔月刊誌で合併号と言うのも珍しいが、これも震災の余波。
鈴木愛理
9ページ10カット、見開き1箇所。 撮影は西田幸樹。
表紙と見開きは、早咲きの桜の中でのカット。 これがお蔵入りにならずに済んだのは嬉しい。 季節はずれではあるが、これはこれで良い。
寒そうな水着も含めて春先の写真なのだけれど、そう言う前提で見れば良質のグラビア。
例によって服を着たカットの方が表情も良いので、水着は蛇足に思えるのだけれど、これはこれで商売上必要なのだろう。
大島優子
6ページ6カット、見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
沖縄で藤代冥砂に撮られたグラビアは(そして、その後暫くのものも)炭酸の抜けたサイダーのようで、私には甘口に過ぎたのだけれど、これは程の良い抜け加減。
以前の大島優子は仕事となると力の抜きどころが無く、見ていて疲れることがまま有ったのだけれど、グラビアでは漸く緩急が付けられるようになってきた。
ハズレ無しの6カット。 眼福。
足立梨花
7ページ9カット、撮影は佐藤裕之。
和装と洋装と水着。 やわらかく光を廻した佐藤裕之の作風との相性も良く、足立梨花の役者としてのスイッチも入って、歯車の噛み合ったグラビア。
特に2ページ目と3ページ目の和装のカットが趣深く、中世風の書体で横文字の入った半襟も面白い。
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東京女子流と SUPER☆GIRLS が出演するイベントを見るべく、酷暑の中アリオ西新井へ。
西新井駅西口から尾久橋通りまでの、日清紡跡地を中心としたバス通りに沿った一角が再開発されて出来た巨大ショッピングモール。 建ったものが結果的にマヌケになってしまう足立区と言う場の力に影響されてか(地政学的にも、西新井栄町は"マヌケ力"がより強く働く位置にある)、吹き抜けからイベントスペースが見えないと言う構造的欠陥を抱えた場所でのイベントの為、舞台正面に客が集中。
更には座っていた客を立たせて前方に詰めさせるというスタッフの頓珍漢な対応により、ステージの中途半端な低さとも相俟って、前方でも碌すっぽ見えないと言う悲惨なイベント。 更には詰める際に割り込みが横行、寿司詰めで更に見えないと言う悲喜劇。 演芸方面の知己を誘って見に行ったのだけれど、彼等には悪いことをした。
開演一時間前に現場には着いたのだけれど、このザマ。 なんとか端のほうに潜り込んで開演待ちをしている間に東京女子流と SUPER☆GIRLS の違いについて「どっちもavexなんですか?」と訊かれたので、「おなじ落協だけど一門が違う感じです。」「スパガがこん平一門、女子流が小三治一門」「稽古もロクにしないでメディア露出に執心」「送り手が海老名家(ド馬鹿)」etc...気がついたらスパガ貶し大会になっていた。
そんなこんなでモニターすら殆ど見えない状態で開演。 先ずは東京女子流が30分。
同じ曲でも演る場所の広さや奥行きに合わせて動きを補整しているので、狭くてもぶつからないし広くてもせせこましく見えない。
大きく動こうとしているのが歩幅に出てしまっているところも有るにはあったが、それ以外には貶すところも無く、声もしっかり出ていて音程も安定しているので、こうした「見えない」イベントでも足を運びたくなる。
小西彩乃の作る土台がしっかりしているので、それぞれに任されている難易度の高い部分も集中して臨めるからだと思うが、生声の割りにブレが少ないし、ユニゾン部分も安定。
セットリストには物足りない部分もあったが、これは好みの問題であり、質・量とも十分以上であった。
東京女子流が告知をしてはけてSUPER☆GIRLS が呼び込まれると、客席中央に居た有象無象を中心に胴間声を張り上げて乱痴気騒ぎ。 TPOもへったくれも有ったものではない。
本人達もスタッフも碌に場当たりをしていないのがありありと判る低レベルな見世物。
フォーメーションは崩れっぱなしで、広い舞台なのにぶつかりそうになる事も屡々。
音も酷くて、オケは高音部分が聞えず、ベースラインのみが虚しく響く。 ボーカルに到っては殆ど聞き取れない。 歌はまだしも自己紹介すら何を喋ってやがるんだか判りゃしない。
それでも目当てで来た客は舞台で起こっていることそっちのけで怒鳴るは騒ぐは大変な騒ぎ。
これを許容してしまうところにSUPER☆GIRLS 運営のあたまの悪さも垣間見られたし、それに比例した客民度の低さも理解できた。(この連中が流れ込んだ今日のイーアスつくばの東京女子流も酷いことに)
SUPER☆GIRLS と共演すると、流れ込んだ客で場が荒れる、下手をすると飛蝗の過ぎた跡の如く、草木の一本も残らないと言う事になり兼ねない。
ブッキング担当者各位にはご注意申し上げたい。
コラム置き場にコラム的なにか
パンドラの匣の底の希望としての佐藤亜美菜の相互扶助
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# 北海道ローソン [はじめまして。 突然コメントを入れさせて頂いて申し訳ありません。 福島のendさん(inaka)さんの事ですが、 5..]
むかっ腹ついでにコラム的な何か
スコアとそれに対する忠実さと演者としての魅力についての一考察
をアップロード。
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リニューアルしたところで、最早買うに値しない代物であることに何ら変わりは無いのだけれど、買わずに貶すのもフェアではないので、とりあへず290円をドブに棄ててみた。
「グループアイドル大特集」との事で買った訳なのだけれど、これがまた実にヒドい。 月刊ゴシップ誌の方が、余程まともな記事を載せている。
年齢非好評の東京女子流の平均年齢が大書されていたり、「男装ではない」のが建前である腐男塾が男装ユニットとして紹介されていたり、取材し掲載するにあたって踏まえておくべき事柄が悉く無視され、踏み躙られている。
ぱすぽ☆の根岸愛にしてもそう。 腹黒を指摘されても頑なに否定し、心まで純白であると強弁するのが根岸愛の根岸愛たる部分なのである。
嗚呼、それなのにそれなのに、「腹黒くってごめんなさい」とキャプションが付いている。 こんな事ぁ口が裂けてもお天道様が西から昇っても言いっこない。
アストロホールの Super☆girls をグチグチ貶しながら観ていたライターが、シレっと礼賛記事を書いているのにも呆れた。
廃刊寸前だったプレイボーイも、AKB48人気に肖ってなまじ生き永らえてしまったが為に社会に害毒を垂れ流す存在になってしまった。
これもAKB48が世に齎した災いの一つであると言えよう。
下書きまでして放置してあったレビュー的ななにかを、纏めてアップロード。
表紙と巻頭グラビアにAKB48、センターグラビアにNMB48。 オマケポスターは表がAKBで裏がNMB。
CDのアザージャケットも付いてくるのだけれど、これは需要が有るのだろうか?。
AKB48(前田敦子、大島優子、小嶋陽菜、板野友美、渡辺麻友)
7ページ10カット、撮影は桑島智輝(ポスターは藤丸修)
シーツの上、水着(ビキニ)でゴロゴロするの図。 「肌の質感重視」となっているが、光を強く当てて陰影を強調する撮影手法。
ストロボの明滅でお仕事モードのスイッチが入る板野友美は良い表情。 商売用の板野の表情、嫌いではない。
反面ぱっとしないのが大島優子。 寝惚けたような、らしからぬ表情。
NMB48(渡辺、山本、山田)
5ページ5カット、撮影は栗山秀作。
集合で2ページ、個別で1ページずつ。 1ページ目の三人並んだカットの山田菜々が訴求力の有る表情。
個別ページには隙間にインタビューが流し込まれているのだけれど、写真の邪魔にならず、且つ読みやすい割付が良い。
水着を出し惜しみせず、各誌のグラビアに捩じ込んで来るNMB運営の強引な手法は鼻に衝くが、実際に劇場公演を見に行った知己の評価は高い。
この辺りの乖離が、不幸を呼ばないと良いのであるが。
ぐるぐる48 vol.19(佐藤亜美菜)
前向きに実効性の有る形で酷い目に遭うと好事家向きの良い表情になる佐藤亜美菜には打って付けのダイエット企画。
ダイエットをさせる側も遣り甲斐が有るのではないかと思う。
小林優美
巻末グラビア5ページ8カット、撮影はTakeo Dec.
水着を変えてもポーズを付けても、表情が殆ど変わらず、口を開いているか閉じているか、阿形と吽形の違いしか無い金剛力士像みたようなグラビア。
実に詰まらない。
未来(a.k.a 石田未来)のインストアライブがあると聞いて銀座。 ガラス張りで且つ各駅停車のエレベーターに戸惑いつつ3階へ。
スクリーンになっている壁と階段状の客席が向かい合うミニシアターのような造りで、客は石田姓当時からの人が多かったのではないかと思う。 5割ほどの入り。
7時を回って店の人の前説から開演。 まずは TAURUS BONEHEAD の二人が出てきて一曲、そして未来を呼び込んで曲の説明などを交えつつ4曲。 正味30分程度のミニライブ。
先日23歳になったと言う未来は23歳なりの容貌と服装で、往時の凄みこそ薄れたが歳相応の可愛らしさはあった。
曲は良く言えば爽やか、正直に書くと耳に引っ掛からない。
後ろの二人が腕っこきなのと、気心が知れていて息が合っているのとで、曲の好みはともかくとしてライブとしての出来は良かった。
アイドルのアイドル後の人生のひとつの答えとして、やりたい事を見つけて、それを出来る範囲で無理せず形にして行く未来の音楽活動は、最適解かどうかはさておき、幸せな答えであることは間違いない。
活動拠点が地元である名古屋と言うことで、なかなか見る機会もなかろうとは思うが、こうした気軽に足を運べるライブがあれば、また行って見ようと思う。
辺鄙な場所にあるショッピングモールのイベントスペースでのミニライブ。 場所が場所なのでアイドルとは無縁の友人に頼み込んで車を出してもらい観覧。
開演30分前くらいに現地に着くと、ステージ前にはブルーシートが敷かれており、後方に椅子席。 どちらも既に八割がた埋まっていたが、知己の隣が空いていたので潜り込む。
ブルーシートの桟敷には、大きなお友達と小さなお友達と家族連れ。 椅子席には大きなお友達と年齢層高めの買い物客。 客席の半分以上は地元の買い物客で埋まっていたのではないかと思う。
avex はこう言ったショッピングモールでイベントを打つ意味を正しく理解しているので、買い物客への周知にも余念がなく、また会場でもより多くの人が快適に見られるよう、気を配ってもいた。
椅子に荷物を置いたまま席を離れて戻らない無作法なアイドル客を角が立たない形で牽制し、嗜めつつ、放置された荷物をスタッフが預かるかたちで席を地元の客に回したり、そつの無い運営。
前述の通り、若者や親子連れだけでなく比較的高齢の買い物客も足を止めており、感心しながら観ていたのが印象に残った。
既に八割がた埋まったところで、開演前にリハーサル。 これで更に客を集めて、散らないうちに本番を始める流れも上手かった。
正味30分ほどのミニライブだが、その前にみっちりリハーサルをやることでイベントにも厚みが出ていたし、立ち位置や振り付けの確認を入念にやっている事を目にした地元の人の反応も良好。
「東京女子流」と言うのが今日初めて聞いた名前だったとしても、ここで与えた良い印象が、彼女らをテレビや雑誌で目にして繋がったときにプラスに働くのは間違いない。
私の近くで1部も2部も観ていた老夫婦は、リハーサルを見ては「おぉ、練習しとる」「えらいねぇ」。 激しいダンスを見ては「すんごいねぇ」。 小西彩乃のソロパートを聴いては「んまいねぇ」と一々感心していた。
その場でCDを買ったり迄はしなかったようだけれど、確実に心には響いていたと思う。
「目当て」の客を囲い込んで収奪することに血道を上げがちな昨今のアイドル業界ではあるが、「目当て」では無い層にも響くイベントが増えれば、アイドルというものの裾野も間口も広がるのではないかと思う。
温かい、良いイベントであった。
# シモツマン [ちょっと下妻の人間バカにしすぎではないですか?]
ぱすぽ☆ワンマンフライトのマチネとソワレの間に無料ミニライブ。
ぱすぽ☆を観に来た客の7~8掛けくらいの入り。
開演前に友人と「pass-diaは可能でも、その逆は未だ無理なのではないか。」「出来たとしても初期の曲。 少女飛行あたりは出来ない。」などと話していたら、口開け一曲目がまさかの ぷれぽ☆ (和泉テルミ、岡村明奈、竹田愛、松本ルナ、村上麻莉奈、水野まい)で Pretty Lie 。 これが思いの外うまく出来ていて驚いた。
本家ほどのキレは無いが、本家には無い妙な色気が有った。
これは動ける順に上から六人引っこ抜いたってのも有るとは思うが、それだけ地力が付いたと言う事でもある。
一曲終わって残りの連中が出て来て、ぷれぽ☆は着替え。 着替え待ち間繋ぎの後は自己紹介もそこそこに持ち歌五曲総棚浚え。
曲毎の立ち位置の確認に時間が掛かる為、多少間延びした感は有ったが、五曲続けて演り切ったってのは大きい。 客席も盛り上がったし、何より舞台の上の面々の充実感と自信に満ちた表情が良かった。
途中で衣装破壊系の奇禍に遭ったメンバーも居たが、とりあへず舞台の上に留まって一と公演勤めおおせたってのは褒めてよい。
肩紐が切れたりする不測の事態とは異なり、防げたトラブルであったようにも思えたが、とまれ大過なく終わって良かった。
初期からpre-diaを観ていた友人曰く、「個々のメンバーのファンは多いが、グループとしてのファンが少ないのが ぱすぽ☆ との違い」
これは ぱすぽ☆ と違い、それぞれがそれぞれに「pre-dia前史」を背負っているからなのではないかと思うが、この辺りを変えよう、グループとしての纏まりや魅力を出していて行こうとする意思が、自己紹介を簡略化して楽曲で押すステージの構成からも感じられる。 そしてそれは今のところ成功しているように思う。
One for all みたいな自己犠牲の精神ではなく、見つけた居場所をより良くしよう、高めようとする意思を象徴しているのが、青山玲子のブログのこのエントリ
青山玲子として行くんじゃなくて、プレディアとして初めてテレビ収録したいんです の一文が胸を打つ。
私のようなルンプロ無産者にとって、pre-diaを実際に見るのに掛かるコストは高が知れているにしても、観る為に付ける踏ん切りと言うか跨ぐ心の敷居は高い。 なんと言うか「過ぎた贅沢」に思えるのだけれど、それを乗り越えさせるだけの力が、今のpre-diaには有る。
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定時で逃げ出して東京タワー(こんな事を書くのも、何時以来か)、7時過ぎに大展望台に着くと、かぶりつきに荷物を置いて場所取りしているのがちらほら。 以前は舞台寄りの部分は通路として確保して、観る客は窓際だった訳だが、何時の間にかルールが変わったらしい。 自動販売機が並んでいた所に楽屋が出来たり、リクエストカードを書く机が下手側に移動していたり、他にも色々と変わってはいた。
雨という事もあってか、来塔者も少なめで、2007年3月以来このイベントに来続けているが、エレベーターに一人で乗ったのは初めて。 「目当て」で来ていると思しき客も、思ったより少ない。 ここではまだ「会いに行けるアイドル」
19:30を過ぎた頃、スタート。 久し振りに見る小林は肩までのロングボブ。 ワンポイントで豹柄の入ったTシャツにカーディガンを羽織っていた。 豹よりも豹柄の似合う女。
長い文章を読むと切りどころが曖昧だったり、句点と読点の区別がついていなかったり、改善すべき点はまだまだ有るが、下読みはして来ているようで、思ったよりしっかり「読めて」はいた。
その日その場で初めて目にするリクエストカードも、曲が掛かっている間に何度も読み返したり、分からないところはアシスタントのミズノ氏に訊いたり、技術はともかくとしてDJとしての料簡に関しては、既に合格点。 マイクの角度を小まめに調整していたのも良い。
梅田彩佳や折井あゆみは、好きな曲が掛かると身体でリズムを取っていたりしたが、小林はそう言うこともなく、何か揺れていると思ったら貧乏ゆすりだったり、奇想天外なところの面白さも出ている。
ミズノ氏が話を振っても、次に読むべき原稿が気になってそわそわしたり、顔がこわばったりもしていたが、これは慣れて行く中で変わるだろう。 小林は不器用で要領も悪いが、兎に角粘り強い。 「愚公山を移す」を地で行く反復の積み重ねで、これまでも不可能を可能たらしめて来た。
小林らしいな・・・と思ったのは、リクエストで気になったものが有ると「居ますか?」と客に問いかける事。
梅田でもここまであからさまにはやっていなかったと思う(折井の場合は仮にやろうとしていたとしても、状況が許さなかった)が、小林はサラリとやってのける。
展望台内限定のDJなので、これはこれでアリだと思う。
この双方向性と共にイベントの楽しさを醸しているのが、目当てで来ている客のマナーの良さ。
梅田の時なんざ、奴さんが喋っているド真ん前で背を向けて声高に世間話なんて愁嘆場を目にすることも屡々。 折井の年も似た様な事はままあったのだけれど、とりあへず喋っている小林香菜を観て愛でている客が大半で、優しい空気に包まれた一時間半であった。
仕事帰りに東京タワー。 晴れていたのと天の川イルミネーションが始まったのとで、先週より来塔者は多目。 それでも震災以前の賑わいにはまだまだ。
大展望台に上がり、ステージの前に着くと「DJ:金子桃」の看板。
去年までの梅田や折井なら、手持ちのメディアで休演の告知をしたものだが、これが出来ないのが小林香菜の「小林香菜らしさ」の悪い部分。 ブログもモバメもツイッターもやっていて、どれにも書かない。
今後は事前に東京タワーサイトのnight view DJのページのスケジュールを確認しておいたほうが良さそうだ。
金子桃さんは、声の仕事のプロ。 AKB48から誰か引っ張って来たのとでは仕事の質が違う。
流石にこれで飯を食っているだけのことはあり、流れるように澱みなく。 リクエストに読みにくい漢字や言い回しが使われていても、語るが如くすらすらと。
告知一つとっても、内容に一と味付けて来るので、ミズノ氏との話も弾む。
小林はまだまだこれには程遠いし、梅田も2年やって此処までは辿り着けなかった。 そう考えると、これに近い事が出来ていた折井あゆみと言う人は凄かったと思う。
あの年の折井も、初めの頃は原稿と睨めっくらで周りを見るゆとりも何も無かったのだけれど、半年足らずの間に見違えるように上手くなり、任期の終わり頃にはミズノ氏を手玉に取るくらいの臨機応変ぶりだった。
さて、金子桃さんの話。
ラジオの仕事が多い所為か、目の前に客が居ても居なくても喋りがブレない。 これは常に一定数の客を前にしてしか公開の仕事をして来なかった人間には難しいのではないかと思う。
すらすら読むだけでなく、伝えたい部分で溜めを作ったり、緩急を付けたり、聴く者の耳に引っ掛かるような話術。
これからの小林の仕事振りを見る上でも、基準となる良い仕事を見せていただいた。
天の川イルミネーションは7/9まで。
これ目当てにテートで来ている客が多いので独り身には些かツライが、それ目的で来るには大いにお奨め出来る。
>テッドさん
商売のために、わざわざタチの悪い客のところに行かないところも、楽しくやれる理由なのではないでしょうか。
芸で身を立てて何者かになるためのステップとして捉えなければ、楽しい青春の一ページになるのではないかと思います。
AKB48のように、戦場の地獄の中にも青春はある訳ですが、良い戦争も無ければ腐った平和も有りはしませんから、やはり平和なほうが良いと思います。
アップトゥボーイの7月号増刊と言う体裁。 震災の影響で本誌の4月号が飛んでしまったので、2号続けて増刊が出る椿事。
表紙と巻頭はまたぞろAKB48。
AKB48(前田敦子、大島優子、高橋みなみ、板野友美、小嶋陽菜、渡辺麻友)
表紙と巻頭グラビアにオマケポスター。 12ページ12カットで、撮影は桑島智輝。
ポスターにのみ集合。 グラビアページそのものは集合無しの一人2ページ2カット。 デニムの藍色で揃えつつ、それぞれの個性に合わせた衣装。
白ホリの前で動かして撮っているのだけれど、大島優子に珍しく覇気が無い。 寧ろ前田敦子の方がギラギラした表情。
滅多に見ない面白い表情ではあるが、大島優子は仕事をしてナンボなので、一寸食い足りない。
高橋みなみは、既に出来上がっていた顔に実年齢が追いついて来た。 付け睫毛が大仰に過ぎる恨みはあるが、表情そのものは味わい深い。
渡辺麻友は定番の表情ながら、先日出た写真集の炭酸の抜けすぎたようなのを見た後だと、これはこれで良いように思える。
小嶋陽菜の唇の端に青海苔のようなホクロがあった事など、もはや憶えている人のほうが少ないであろう。 勿体無い。
鈴木愛理
写真集の宣伝方々7ページ9カット、見開き1箇所。 撮影は西田幸樹。
屋外で撮ったカットが実に良い。 曇天の西田幸樹にハズレ無し。
小池里奈
7ページ7カット。 撮影は佐藤裕之。
光と影のバランスが良い。 このカメラマンの欠点であるね肝心なところでピントが甘くなるカットも有るが、全体としては良い出来。
5ページ目の、斜め下から見上げた横顔に唸る。
橋本愛
5ページ6カット。 撮影は熊谷貫。
高村光太郎をして「人や物の底まであばく」と言わしめた土門拳のように、何時もは相手に迫り、相手の懐に踏み込んで撮る熊谷貫が撮った「らしくない」写真。
橋本愛の「勁さ」は出ていないが、その代わり「侵すべからざる何か」は写し取れている、甘く切ない6カット。
これも対象の本質をしっかり捉えているからこそ、撮れた写真。 眼福。
峯岸みなみ
7ページ6カット、見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
遅きに失したグラビア、少なくとも3年は遅い(遅いと言っても、未だ々々賞味期限の内側にはあるが)。 これは峯岸みなみ本人の所為では全く無く、事務所の驕りと怠慢。 小嶋陽菜にしてもそうだが、グラビア展開すべき時期を完全に見誤っている。
念の為書いておくが、これは「水着になるのが遅い」と言う意味ではない。
峯岸みなみの色気は、本人の意図しないところから漂うものに訴求力がある。 意図して出したものは、一寸臭い。
身に着けたものの布地面積と醸し出す色香の量と質は反比例の関係には無く、寧ろ水着ではなく服を着た写真に良いものが多い。
極論すれば水着は蛇足で、それ以外は総て良い。
水着無しでグラビアの仕事が取れる程には未だ売れていないので、水着があるのは仕方ないとして、水着でグラビア仕事を取ってきてそれ以外の写真を見せる売り方も有る。
その辺りをコントロールするのも、マネジメントと言うものだと思うのだが如何だろう。
大場美奈
5ページ8カット。 撮影は山口勝巳。
山口勝巳らしい、腰の引けた生々しさ。 人口黒目が生々しいのはいただけないが、1ページ目のしゃがんだカットのスカートの奥の闇の見えそうで見えないところなど、実に「らしい」写真。
これが水着になって「ハイ、どうぞ」となると途端に凡百のグラビアになってしまう。
このカメラマンはやってはいけない縛りで雁字搦めにして知恵を絞らせた方が、良い仕事をするように思う。
高柳明音
5ページ5カット。 撮影は國方大。
グラビアでは中々その良さが出なかった高柳明音。 持て余していたように思える黒髪のあしらい方が上手くなり、表情も良くなったように思う。
この人も立場が人を作る好例で、所属チームが秋元からほったらかしにされた逆境の中で輝きを増しているように思う。
ぱすぽ☆のご新規さま向けフライトの合間に行われた無料ワンマンライブ。 持ち歌がまだ5曲なので、単独で長いライブは未だ出来ない。
開場が遅れて灼熱の階段で長らく待たされたが、16:30頃開演。
客の総数が増えたからか、今回から2階席も開放。 立って観る客は一階、座ってみる客は二階と、棲み分けも出来ていた。
若干一名、二階最前列で踊り狂う馬鹿が居たが、程なくして事務所の人がやってきて座って見るよう「お願い」をしていた。
前述の通り持ち歌はまだ少ないのだけれど、無駄な喋りで尺を伸ばすような事はせず、自己紹介もそこそこに歌で押す構成が潔い。
舞台に立つ人数は12人と決まっている訳だが、能力と練度とやる気にはどうしてもばらつきが出る。 それをフォーメーションの妙で目立たぬようにする竹中マジック。
暫く見ぬ間に大分揃って来ていて、魔法の力を借りずとも金の取れる見世物にはなっていた。
村上・湊の有無を言わさぬ歌唱力と、和泉・青山の華やかさ。 それに加えて3列目4列目のメンバーにも「魅せる力」が付いて来たのが大きい。
私は松本ルナを基準に定点観測をしているのだけれど、これまでは間違ってはいないのに何故か面白い動きになってしまっていた部分が、どう変わったのかは判らないが艶っぽくなっていてドキリとさせられた。
他の連中も含めて全体のレベルが上がったので、未だ器械体操の域を出ないぎこちない動きのメンバーが居ても余程動きがずれない限りは埋没して目立たなくなっている。
初期の衣装では、ハイヒールっぽいデザインだが、踵は低い靴だったのが、しっかり高いピンヒールに変わっており、それで平然と且つこれまで以上にしっかり踊れていたのにも驚いた。
今日も16時から渋谷DUOでフリーライブ。 今見ておいたほうが良いグループの一つ。
整理番号が割りとトンでもない事になっていたので、どうなるかと思ったが、二階席が開放されていた事もあり、深刻な寿司詰めにはならず。 最前列付近の圧縮振りは、玉井杏奈が心配するくらいの酷さで、殴り殴られの大変な事になっていたようだが、後ろのほうは割と平和だった。
リフトをしたり、客が何かやらかす度に、すかさずスタッフが飛んできて釘を挿して行く。 細かいところで一つ々々抑えていくので、現場が荒れ難い。
ただこの、「釘を挿す」のが大抵社長たる林さんなのが恐ろしい。 目配りの行き届き方が尋常ではなく、対応が素早く、そして物腰は柔らかいが態度は毅然としている。 若い衆は舐めて掛からぬが吉。
Break out!! で始まり、個人コーナーを小分けにして組み込み、冗長になりがちな間繋ぎの喋りを短くしてダレないように練られた構成。 難しいことを考えずに素直に楽しめた。
GPPで緑色のサイリウムで埋まった客席を見て驚愕と感動に涙する佐久間夏帆。 しかし自分の誕生日が祝われている事には知らされるまで気が付かないスットコドッコイぶりがまた「らしく」あった。
個人コーナーでは、今月もpass-dia。 そんなに練習をする時間が有ったとも思えないのだけれど、下地が出来ているので止め撥ね払いがしっかりしていて、本家より上手く見える。
裏声で歌い上げる部分は、森が照れ笑いで誤魔化さずにやり切っていた。 余興とは言え、金取って演る以上はきっちりやって然るべきだと、私は思う。
玉井杏奈の髪の躍らせ方が、激しくも美しかった。
槙田紗子と較べると髪質が重いので、フワリとはなり難いのだけれど、連獅子の如く振り乱す様は圧巻。
立ちっ放しで見るのは年寄りには辛いのだけれど、不快な事の殆ど無い、多幸感に満ちたひとときであった。
# テッド [制服向上委員会のメンバーはマチネではハンカチ販売に客席の間を行商していました。途中でそれまでいなかったメンバーが楽し..]
給料日前で逆さに振っても屁も出ないところ、友人からチケットをいただいて夜の部のみ観覧。
待ち合わせの為、早めに現地へ行ったのだけれど、マチネが押しに押していたため、なんだかんだで殆どの出演者の歌は聞こえた。
マチネのみの出演だった中では、トーキョーチアチアパーティが好印象。 Aellの「エコロジーモンキーズ」の気持ち悪いミニマル加減に怖気が走る。 現代の踊り念仏。
終演も押しに押したので、二部の開場も30分遅れ。 一緒に開場を待っていた友人がポツリ。
「久し振りに『歌姫時間』と言う言葉を思い出しました。」
時間通り始まる訳ゃ無いと私は思っていたし、そう思っていた人も多かったようで、時間通りにオープニングアクトのアイドルカレッジが出てきたときには実にどうも驚いた。
物販列に居た連中をはじめとして、会場に居た客の多くが対応できずにいるうちに、一曲演って「灰さやうなら」で引っ込んでしまった。
小桃音まい
好き嫌いはあると思うが、芸としてちゃんとしている。 伊達や酔狂で年に300本からライブをやってない。
ダンスではなく、振り付けの動きなのだけれど、隙が無い。 客の民族大移動は固定座席のハコでは些か迷惑なのだけれど、まぁご愛嬌。
CDの予約販売の告知をする際、「買ってください」ではなく、「物販コーナーに"遊びに来て"ください」という婉曲な表現だったのにも好感が持てた。
制服向上委員会
整列して行進しながら歌う古典芸能。 落語に譬えると、落語協会ではなく落語芸術協会の薫り。 「てれすこ」のクスグリで、未だに森永砒素ミルク事件の根多が出て来る笑三師匠の高座を思い出した。 一種に見ていた友人曰く「時代というより世紀が違いますね」。
「テレビにさようなら」と「清く正しく美しく」が並んでも、どっちが昔の曲なのか知らない人にはわからないだろうと思う。
「テレビにさようなら」はオケのバランスが悪く、肝心の歌詞が聞き取れず。 政治的な内容を論われる事も多いが、内容としてはごくごく当たり前の事しか言っていない。 その「当たり前」が当たり前として通らない世の中のほうがおかしい。
ski:「今回の地震で判った事は、政府の対応は遅いと言う事です。」
客:「そのとーり」「よーし」
ski「脱原発!脱原発!!脱原発!!!、脱AKB!!」
客:「異議ナシ!!!!」
実に楽しい。
バニラビーンズ
多重録音で作った凝った出囃子に乗り、こどものバックダンサー「こどもビーンズ」をキノコ外ハネ各二人ずつ連れて登場。 こどもに沸く会場。
「ニコラ」一曲でこどもは引っ込んでしまい、客は騒然。 そこここで「こども行かないで〜」。 まったく、腐っている(良い意味で)。
持ち歌のほかに、ピチカートファイブのカバーを昼夜で一曲ずつ。 マチネは「baby portable rock」だったのだけれど、ソワレはほぼ七時に「東京は夜の七時」を演ると言う、粋な演出。 野宮真貴のねっとりしたのと違って、サラリとした歌い方。
オケはオリジナルだと思うのだけれど、よく通る音。 中音域がスッコ抜ける野音の音響特性に合わせたのではないかと、友人は話していた。
選曲も演出も練りに練って攻めた構成。 送り手の本気を見た。
<つづく>
検索で引っ掛かるようなので、コラム置き場に
AKB48 3チーム制を送る(再掲)
をアップロード。
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下書きしたまま日々の暮らしに追いまくられて忘れていたものを幾つか更新。
馬喰町の FOIL GALLERY にて、新津保建秀の撮り貯めた早見あかりを被写体にした写真を集めた催し。
最寄りは馬喰横山か馬喰町、小伝馬町あたり。 浅草橋からでも歩いて行ける距離にはあるが、私は南千住車庫から出ている都バスで東神田へ出てみた。 これが一番近い。
大通りから一本入った、古びた雑居ビルの二階がギャラリーになっており、隣はシャレオツなカフェになっている。
然程広くは無いが、判っている造り。 剥き出しのコンクリートに白ペンキを塗った天井に螢光燈の光を一旦反射させた間接照明で、光を柔らかく廻している。 実に見やすい。
三十数点のうち、早見あかり本人が写っているのは半分くらい。 撮影した場所や、そこから見える風景などが残りの半分。 風に靡く木々と木漏れ日を切り取った抽象的な写真を効果的に配置していたのが印象に残った。
不可視的なものを可視的にする試み。
会場奥に飾られた大伸ばしの二枚。 遠くを見つめる早見あかりの横顔と、そこから見えていたであろう海を撮ったもの。
離れて見ると薄曇りの海なのだけれど、寄って見ると水平線に並んでいた黒い点が漁船の船影であった事がわかる。 ハッとしてよくよく見ると、光る波の一つひとつまでプリントされているのに気付く。
早見あかりの横顔も、離れて見たのと寄って見たのとでは印象が異なり、離れて見て全体の配置を頭に入れてから寄って見ると、唇や目の語る細かな表情や、風に靡く髪、いろいろなものが見えてくる。
誇張ではなく産毛まで写っているのだけれど、口元に一寸濃いのがちらほら有って、早見あかりの中性的な魅力がホルモンの微妙なバランスから来ていることを知る。
サウンドスケープが3点。
動画つきのものは、公共放送のスピーカーから流れる浜辺の歌が流れる中、ひざを抱えて座る早見あかりの図。
海風に歪む浜辺の歌と、ひたひたと押し寄せる夕闇。 早見あかりの強い眼差し。
音だけのものは、鼻に掛かった声で歌う「あの空へ向かって」。 虫の音や風の音の中、より低く囁くように歌う。 一日中でも聴いていたい。
もう一つ、ツイッターで呟かれる特定の単語に反応して変化していくものがあったのだけれど、これはよく分からなかった。
ブックレットも販売されているのだけれど、これはこの大きさでオリジナルプリントを見ないとわからない。
ポートレートを撮る人、雑誌で写真を扱う人には、会期中一度は足を運んでいただきたい(・・・と思いつつ、会期が終了してからこうして書いている。)
質の高いものを見た上で無いと、自分の仕事がどれくらいの質であるのかを測ることは出来ない。
髪の長さによって撮影時期は類推できるのだけれど、より髪が短くなる現在に近い写真のほうが、強い表情になっているのが面白くあった。
TOKYO FMで土曜夜八時から放送されている小林香菜が担当する番組。 回を追うごとに面白くなっている。
AKB48草創期に初めてのレギュラー番組として放送されていた「AKB48のよんぱちアフター」でも司会を務めていた柴田聡が脇を固めているので、人見知りが無駄に激しい小林香菜も伸び々々やれていて、カットしたり録り直したりしている部分も有るとは思うが、下読みをしっかりしているのは伺えるし、発声も良い。
決まった原稿がある部分はまだ硬いが、小林の裁量で喋って良い部分では小林らしさも出て来た。
以前はメンバーがパーソナリティーでも殆ど掛かる事など無かったAKB48の曲が当たり前のように掛かる。 これが「売れる」と言う事なのだろう。
DiVAのプロモーション方々梅田彩佳がゲストに来たときは、「イメージガールの先輩としてきちんと敬え」と諭す柴田氏を完全に無視して終始「梅ちゃん」呼ばわり。
小林の柴田氏への突っかかり方ははらはらする位なのだけれど、これが小林なりの親愛の情の表し方。 血が出るくらいの甘噛み。
受身の取れる人が相方で、本当に良かった。
私にはこうした「語るが如く書いて、するする読ませて、文意が腑に落ちる文章」ってのは書けないので、この辺りは実に羨ましい。
イベント概要はオフィシャルブログの当該記事で確認のこと。
オリコンウィークリーチャート1位確定後初の週末が、古参客向けのPVロケ地バスツアーとカフェでの接客イベント。
些か内向きに過ぎるのではないかと思っていたが、今日参加してみて考えが変わった。 今、このタイミングでやっておかないと、こう言う濃密な接客イベントは二度と出来ない。 今以上に客の分母が増えてしまうと、こうした家内制手工業的な接客イベントは成り立たなくなってしまう訳で、そうならないギリギリのタイミングで草創期から支えてきた客に応えたと言うことなのだと思う。
プラチナム・パスポートの判断は、戦略的にどうかはさておき、人情と言う点に於いては正しい。
私一人なら先ず行かない種類のイベントなのだけれど、知己が行くのに便乗してみた。
開始15分くらい前に現場に着くと、並ぶでもなく並ばないでもなく客が屯している。 状況が分からないので事務所スタッフに尋ねたら、整理券を呉れた。
この時点で集合時間まで約一時間。 カフェに入る為に喫茶店で時間を潰すという矛盾。
集合時間に現地に戻ると、前の回の入場が半分も終わっておらず、約一時間押して入場。 結局、都合二時間待つ羽目になった。
入り口で注文をして、先に清算。 テーブルに案内され、注文したものが出来上がる頃合に事務所スタッフが誰に配膳して欲しいかを訊きに来る。 そしてお盆に料理と飲み物を載せてご本人登場と言う流れ。
ドリンクのみのオーダーだと、二た言三言話して握手して終了。 料理とのセットだと、これに手持ちカメラもしくは携帯電話のカメラでの2ショット撮影が付く。
事務所スタッフ3人と、本物の店員数人で店内を切り回し、入り口付近で待機しているクルーが、その都度呼ばれて各テーブルへ。
料理が出来るのに時間が掛かるようで、30分入れ替え制ながら、料理が運ばれるまで30分から掛かってしまい、客が粘らなくても入れ替えが上手く行っていなかったが、零細であるべくして零細である事務所のイベントで感じる無知で無能で不誠実な感じはせず、上手く回らないなりの誠意は感じた。
大体に於いて、時間通りに進まないイベントと言うのは不快である事が多いのだけれど、今日は何故か全く腹が立たなかった。
接客イベントを否定してきた私が潜り込んでも楽しいと言うのが恐ろしい。 接客イベントが苦手な私としては殆ど旨みは無い(向こうも困惑の体)のだけれど、その場に居るだけで楽しい、文化祭的祝祭空間。 観察に夢中で、会話のネタなどを仕込むのを完全に忘れていた。
何をしに行ったのやら分からないのだけれど、観察者としての知的好奇心は満たされる、珍にして妙なイベントであった。
震災絡みの合併号と連休絡みの合併号が続き、何時発売されるのか忘れていたら、いつも買う店の親父さんが「入ってますヨ!!」おかげで買いそびれずに済んだ。
柏木由紀
6ページ6カット、オマケポスターも付く。 撮影はTakeo Dec.
表紙とグラビアで計3カット使われている黒ビキニの写真は、悪いときの柏木。白いワンピースと赤いチュチュ(・・・のようなもの)のカットは、珍しく生きた表情。
きっちりポーズや表情を決めて撮った写真ではなく、動かして撮ったものに当たりが出ている事が、柏木由紀を撮る上でのヒントになるのではないかと思う。
赤いチュチュ(・・・のようなもの)を着たカットは、当たりとハズレが見開きで向かい合っているので、見較べていただきたい。 被写体ブレの出た右のカットの方が、断然表情が良い。
最後のページは決まりきった退屈窮まるつまらない写真だが、全体的に見るとTakeo Dec.のAKB48絡みの仕事の中では良い出来だと思う。 どう撮っても実物以下にしかならない柏木由紀を、よくここまで持ってきた。
渡辺麻友
制服と水着で4ページ7カット、撮影は渡辺達生。
綺麗に撮れてはいる、しかし物足りない。
客と本人が作り上げた共同幻想としての「まゆゆ」を避けて、生身の「渡辺麻友」を撮った事によって、表情は柔らかく種類も多いが、引き込まれるようなあの魅力は減殺されてしまっている。
屋内で光を柔らかく廻して力みの無い表情を引き出す渡辺達生の仕事はやはり一流のそれなのだけれど、「いつものアレ」を執拗なまでに避けた髪のあしらい方やメイクが、渡辺麻友を矯め過ぎてしまっている。
事務所の思惑がグラビアを駄目にした典型例。
ぐるぐる48 vol.7
「まゆゆマンガ家計画」の8回目。 暫く間が空いたが、アリス新解釈の後編。
いつものカラー1ページ、モノクロ3ページ、写真は合わせて3カット。 撮影は門嶋淳矢。
こちらの写真は打って変わって絵に描いたような所謂「まゆゆ」。 こればかりでは詰まらないのだけれど、これから完全に離れてしまっても薄味に過ぎるのは前述の通り。
マンガのほうは良い意味でぶっ壊れた出来。
可憐な外見とイカレた内面の危ういバランスがこの人の魅力であるわけで、そのあたりを今後も上手く引き出していただきたい。
未来穂香
巻末にミニグラビア、3ページ。 私服と制服で4カットずつ、8カット。 撮影は細野晋司。
表情の種類はまだ少ないが、撮る角度を変えることによって変化を付けている。
細野晋司「らしい」グラビア。 狭い面積に効果的に配置した割付も上手い。
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開場15分前に現地着。 物販と入場待ちでごった返していたが、客が慣れたのかスタッフが学んだのか、先月と較べると然程の混乱は無く、ほぼ定時に開場。
一階最前列から順調に埋まって行き、最終的には二階席も埋まって満員御礼。
おとついのシアター・グリーンではだいぶ草臥れた様子であったのだけれど、デイリーチャートの発表が済んで(そして結果も良かった)気が楽になったのか、吹っ切れた感じで全体的に動きも表情も良かった。
CDの販促フライトでは音響がお粗末な事も多かったので、こうしてきちんとした箱で見られる(聴ける)のは嬉しい。 生声率も高め。
ぱすぽ☆の歌ったり踊ったりに関しては常に安心して観られるレベルに達しており、失望するようなことも無い代わりに、もはや驚くような事もあるまいと思っていたのだけれど、今回は嬉しい驚きがあった。
槙田紗子はぱすぽ☆の中では森詩織、玉井杏奈と共にダンスの巧さに関しては上位に居つつも一番巧いと思ったことはこれまで無かったのだけれど、中盤の個人コーナーあたりで髪を下ろしてからが凄かった。 髪の躍らせ方が実に上手い。 この人のダンスから色気を感じたのは初めてかもしれない。 実に良かった。
オリジナル曲で畳み掛けて、間に個人コーナー(・・・と言う名の余興)が挟まるのだけれど、いつもの演目に加えてM&MS'(増井、奥仲)の「ハートキャッチパラダイス」とPass-dia(安斉、佐久間、玉井、槙田、森)の「Pre-diaメドレー」
増井の過剰なまでの情念の篭った動きの横に、浮世離れしたホンキイトンクな動きの奥仲。 噛み合っていない様でいて、帳尻は合っている不思議。
「ちゃらちゃらした人」の設定でちゃらちゃら喋りながら出てくる佐久間夏帆が楽しい。 生歌率が上がると、この人の声の魅力が伝わるのではないかと思う。
本家Pre-diaの難点は、メンバー各自のやる気レベルと練度がまちまちで、揃わない締らないところなのだけれど、場数を踏んだぱすぽ☆の連中が演ると、こと動きに関しては本家より数段上。 元の振り付けに忠実な森を見ると、竹中夏海の意図したところが良く分かるし、それぞれに解釈を加える槙田や玉井を見ると、それを踏まえての展開も見られる。
核となる佐久間夏帆の歌も、技巧に走りすぎず聴きやすい。 森が裏声で歌い上げる部分でしくじって噎せて苦笑いしていたのはご愛嬌。 本家を食い過ぎず、良いオチが付いた。
個人コーナーでは全く出番の無かった岩村捺未は、その後の間繋ぎでネタにされ放題。
その間メンバー間の掛け合いを傍から見ていた根岸が、「それでは笑点、今週はこのへんで」的な鶴の一と声で〆ていたのが印象的。
この人の立ち位置も謎だ。
5/6と5/8を混同して書いていました。
三回廻して早々と売り切れたのは8日の日曜。 訂正しました。
16:30受付開始、19:00受付終了予定とのことで、勤務日だと間に合わないのだけれど偶々休みだったので行ってみた。
これ迄の予約販売分を確実に引き取って貰う為に企画されたイベント。 事前の告知では「いつもより長めの全員握手」との事だったが、そこは看板に偽り有りで、予想より集客が多かったからか寧ろ短め。
尋常でない数が集まっていたので、これはこれで仕方がない。
外階段に並ぶこと数時間、順番が回ってきて中に呼び込まれるとクルーがわらわら寄ってきて取り囲まれてスタッフが携帯のカメラで記念撮影。 順繰りにささっと握手をして終了。 出口の外でスタッフから購入した分のCDを渡されてさようなら。
二時間から並んで、儀式そのものは一分かそこらなのだけれど、うらぶれた薄暗い階段から明るい店内に呼び込まれて、中に入るや否や10人に取り囲まれると言うのは、面映いのを通り越して気まずく申し訳なくすらあり、知己も私も記念撮影と握手をそそくさと済ませて逃げるように出て来た。
竜宮城のような目眩めく数分であったが、帰宅して玉手箱ならぬCDを開梱しても煙がもくもく出てくるようなことは無かった。
池袋東口の寺院や予備校のある一角にある劇場でのイベント。
演劇用の箱なので、釘の打てる床。
照明はともかく音響がチトしょぼかった。 UDXと同じく、舞台袖にスピーカー一台ずつ。
客席は階段状になっており、傾斜はきついが観やすい。 但し、椅子は狭い上に華奢で、スタッフから壊れる可能性もあるので大人しく観て欲しい旨説明。
イベントやら収録やらレッスンやら、忙しい日々が続き、疲れもピークと見えて3部は玉井杏奈がお休み。 残りのメンバーも流石に疲れは隠せない感じ。
それでも電池の切れ掛けた顔にはなっても、電池の切れた顔にはならず、舞台の上の人の顔で勤めおおせたのは褒めてよい。
CDお渡し会でも感じたのだけれど、槙田紗子に華があって一寸驚いた。
年頃の女の子と言うものは、日々変わっていくので目が離せない。 刮目して相待すべし・・・か。
インディーズとしての最後のフライトと言う事で、終演時には感極まるクルーも。
客席からの拍手も、しばし鳴り止まず。
目出度く抽選で外れて不貞腐れていたら ustream 中継のお知らせが届いたので、自宅で観覧。
未だにオリコンのチャートでのCD売り上げの数字が、その歌手が売れているか否かを判定する基準になっていると言うのも馬鹿馬鹿しい限りではあるが、大衆は物の良し悪しを判断する物差しを持っておらず、何かしらの権威によってお墨付きが与えられたものを好む。 そしてその権威は、容易ではないが恣意で動かすことも出来る。
チャートがどうなったかとか、そう言うことはさておき、イベントの話。
通常の販促イベントでは、歌入りオケに生声が薄く被せられる程度なのだけれど、今回は生声主体。 激しく踊りながらなので、歌は荒れ気味だったが、ロックなのだからこれで良い。
チャートが発表される段になると、いつもはしっかりしているのにグスグズになってしまっている人、いつも通りしっかりしている人、しっかりしようとしている人、いつもどおりヘラヘラしている人、文字通りの「十人十色」。
そんな中、各自強調していたのは「ここからがスタートだ」と言うこと。
「メジャーになる」「売れる」ということは、幸せばかりを齎すものではないのだけれど、売れないと出来ないこともある。
とりあへずは、この先の展開に期待したい。
泣くまいとする森詩織の、眉をへの字にした顔が、矢鱈酸っぱい梅干を口に入れてしまって吐き出さずに我慢している子供のようで、可笑しくも可愛らしかった。
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待望久しかった girls! の新刊が漸く出・・・るには出たが、少々期待外れ。
アライテツヤの作風の変化なのか、体調が悪かったのか、やる気が無かったのか、ピントも構図も雑なものが多い。
Not yet
ローラー作戦で各誌のグラビアを席捲した Not yet が表紙と巻頭グラビア、そして裏表紙も Not yet の広告。 15ページ(うち1ページは高倉文紀のコラム)15カット見開き1箇所、。 撮影はアライテツヤ。
紋切り型の顔見世グラビア。 この号の中では些か浮いた感じ。
写真としての面白味は薄いが、インタビューでの4人4様の Not yet の捉え方は面白い(特に大島)。 この人にとっては、総ての仕事が等価値なのだろう。
高倉文紀のコラムは、AKB48の本体とユニットの違いについて書かれているのだけれど、これが的を射た文章。
AKB48は、銀河系(天の川)のようなグループだ。 とても美しく、全体がひとつになって、魅力を形成している。 だけど、見えやすいのは、明るく光っている星だけで、これから輝こうとしている新しい星を見るためには、倍率が高い望遠鏡が必要になる。
それに対して、ユニットは、銀河の中にある星座のような存在で、ひとつひとつの星(メンバー)の魅力が、よりはっきりとわかる。
3月のワンマンが地震の余波で中止のやむなきに至り、ほぼ二た月振りのワンマンフライト。
会場はCDの販促イベントで既にお馴染みの Mt.RAINIER HALL 。
一階の喧騒を避けて二階へ。 坐って観る事が出来たので、のんびり観覧。
何曲か続けて演って、間つなぎで息を整えてまた何曲か演る構成。 間つなぎの一番長い部分は個人コーナーと称する余興。 クルーそれぞれの人となりを知った上で無いと楽しみ辛い内向きの演目が並ぶので、初めて来たお客さんにはどう感じられたか不安もあるのだけれど、ある程度知った上なら楽しめるものにはなっていた。
その最たるものが槙田・玉井のk-popダンスコーナー。 スカートの裾さえ生き物の如く自在に操る天才肌の玉井杏奈を向こうに廻して理詰めで単位時間内の動きを凝縮した秀才の槙田。 対比の妙。
この二人とは趣の異なる、増井みおの情念を迸らせたダンスも面白い。
激しく歌って踊る分、間つなぎは長めなのだけれど、持ち物検査であったり、お題トークであったり、趣向を凝らして飽きさせない工夫はしていた。
安斉奈緒美と藤本有紀美の誕生日直近フライトと言う事で、一部の終わりに生誕企画。 本人たちは至極喜んでいたので結果としては良かったが、生誕祭実行委員会なるものが切り回すのはAKB48の悪影響だと矢張り思う。
藤本有紀美は実母からの手紙。 こちらも感動的でありつつ、笑いどころもある良いものであったが、圧巻は安斉奈緒美の方。
こちらも実母からの手紙という設定でそれらしく始まったが、後半無闇矢鱈に竹中夏海を賛美する内容になり、ナンダコリャと思ったらその竹中先生が母親に成り済まして書いたものであった。
<参考>
安斉奈緒美ブログ 2011-04-18 02:31:00 「ありがとうありがとうありがとう!」
竹中夏海ブログ April 18, 2011 「愛をこめて」
そしてプレゼントを持って本人登場。 さらりとコメントして、程の良いところで風のように去っていった。 弁えている。
地震やら何やらで一と月から空いてしまったが、クルーとパッセンジャー双方の飢餓感が良い方向に働いて、充実したフライトになったと思う。
惜しむらくは入退場時や物販、アトラクションの際のスタッフの手際がスコブル悪い事であるが、人を人とも思わない同業他社と比べれば、まぁ我慢できるレベルにはある。
Mt.RAINIER HALL は立地も音響や照明の設備も良く、椅子もゆったりしているし飲み物も適価。 箱の大きさも頃合。
この先売れてしまうとこの規模では廻せなくなってしまうと思うが、今のぱすぽ☆を楽しむには実に良い環境。
次回のフライトにも期待が膨らむ。
ぱすぽ☆ワンマンのマチネとソワレの間に無料ライブ。
二階はぱすぽ☆クルーをはじめとした関係者席となっており、一般客は一階のみ。
前回の初台ドアーズではドリンク代のみ徴収されたが、今回は完全無料。 それもあってか隙間はありつつも八割方埋まっていたように思う。
直前にみっちり深夜練習を重ねた成果なのか、前回感じたちぐはぐで散漫な感じは薄らぎ、新規加入であったり出演機会が少なかったりするメンバー以外は動きも揃って来て漸くグループとしての纏まりが出てきた。
全体的に底上げされた分、和泉テルミの華やかな動きも遊離せず、グループの一部としてしっくり。
村上瑠美奈と湊あかねが歌で引っ張り、和泉テルミ・青山玲子あたりが華やかに動く。 この辺りがこのグループの見所なのだと思うが、その脇を確かな動きで固めているのが松本ルナ。 (松本"だけ"では無いのだけれど、それはさておき)
pre-diaは、特殊な場合を除いて出演する人数の上限が12人で固定されており、出たり出なかったりするメンバーが何人か出てくる。
この「何人か」の出たり出なかったりする部分が、全体の中で動きが遊離してしまったり、そうならないようにする必死さが表情に出すぎてしまったり、そもそもあやふやであったりするのだけれど、全体的に底上げされた事によって、前述の「ちぐはぐで散漫な感じ」は然程気にならなくなってきた。
今回は既存の3曲に加えて、新曲がお披露目。 ゆったりした「君みたいに」と、激しい「Dream of love」
持ち歌が5曲になった事で、ライブとしての体裁が整い、自己紹介も簡潔に。
湊あかねは、髪型と髪色を少し変えたようで、落ち着きが出ており、その所為か歌う表情にもゆとりが出たように思う。
松本ルナは、壊れる要素の少ない衣装になった事もあってか、終始表情も良く、そつの無い堅実な動きで脇を固めていた。
脚が長くて重心が高い分、一寸したブレが目立ってしまうところはあるが、その分華がある。
もう少し柔らかさが出ると、より舞台映えする。
pre-dia にしてもぱすぽ☆にしても、その時々のメンバーの技倆に応じて、振り付けやフォーメーション、役割分担にも細かな修正が施されている。 個々人の頑張りが目に見える形で評価されるので、舞台映えしてくれば、それに応じた役割が与えられるのではないかと思う。
視野の隅のほうで只ならぬ気配を感じてそちらに目をやると、たいてい和泉テルミが何かやっている。 表情から仕草から、総てに華がある。
下世話ではあるが下品ではない pre-dia の美点が、内向きのだらだらした喋りで間延びしなくなった分、より良く出たミニライブであったと思う。
戸島を些か買い被り過ぎていたようだ。
こんなことを宣うようでは、もうお仕舞いである。
遊びで芝居をやるなら、芸事で食っていくのは諦めた方が良い。
単刀直入に申し上げると
辞めっちまえ
と言う事。
二十歳過ぎてお芝居ごっこたぁ、聞いて呆れる。
>けいさん
これは芝居に限らずですが、モラルの問題です。
送り手側が客になってはいけないし、それを公言するのは更に良くない。
そう言う事が許されてしまう温い現場に身を置く戸島の不幸(ニコニコ生放送も温かった)でもありますが、自分に厳しくない戸島なんざ、私は見たくありません。
前回の芝居も、劇団側の自己満足が見るに堪えない酷い物だったのですが、そこでの戸島の仕事振りは褒めるに値するものでした。 今回はその自己満足が度を過ぎており、観劇そのものを見送ったので、芝居の出来については伝聞でしか知りませんし評する資格も無いのですが、観てきた知己の評は危惧した通りでした。 点が辛い。
余技として芝居をやるならこれでも良い(良かぁ無いが許容はされる)のですが、芝居を生業とするなら自覚が足りないと言わざるを得ない。
知己の観劇評で頭を抱えたのは、立ち姿が汚いと言う事。
これはニコニコ生放送でも垣間見られた事なのだけれど、鈍り切って基礎体力が無くなっているので、気を抜いたり疲れたりすると踵重心になってしまい、膝頭が開いて腰が前に出て肩が後ろに引っ込み、猫背気味になって顎が出て、歴史の教科書にある人類の進化の過程を表す図で言うとクロマニョン人の手前くらいの立ち姿になってしまう。
これが何時まで経っても直らないという事は、それを指摘してくれる人が周りに居ないか、本人に自覚が無いか、その両方か。
髪を染めるにしても、役作りと普段の生活と天秤にかけて中途半端な色にしてしまっている。 これも回りに指摘してくれる人が居ないのか、もはやそんな声には耳を傾けないのか。
何れにしても、甘い。
隔月刊アイドルグラビア誌アップトゥボーイの隔月増刊号の一冊目。 限りなく月刊化に近いのだけれど、そうは言ってはならぬ事情があるらしい。
モノクロ文字物ページが無い代わりにポスターが付く。 片面だが、紙と印刷は良い。
Not yet(大島優子、北原里英、指原莉乃、横山由依)
表紙と巻頭グラビア10ページ7カット、うち見開き3箇所。 前述のポスターもNot yet。 撮影は桑島智輝。
集合で見開き、あとは一人2ページずつ。 大島優子と北原里英は見開きで1カット、指原莉乃と横山由依は2カット。 隙間にインタビューが入るのだけれど、訳知り相手なので余計な説明無しで簡潔に要点が話されている。
大島優子は久し振りにタチの悪い大島。 大島優子の仕事は(・・・と言っても私はテレビを見ないし、劇場公演もとんとご無沙汰、コンサートはチケットを押さえるのを諦めたので、目に入るのはグラビアばかりなのだけれどそれはさておき)重箱の隅を突付こうにも粗が無い。 全く以って実にタチが悪い。
大島には、ユニット内のバランスなど考えず、好き放題やって良いと思う。 大島が遣りたい放題やる事が、付き合わされる他の三人には良い修行になる。
横山にとっては、全部持っていってしまう大島優子と棒組にされるのは遣り甲斐以前に気の重さが先に立つかもしれないが、こんな機会はなかなか無い。
矢島舞美
7ページ7カット、撮影は細居幸次郎。
スタジオ撮影なのだけれど、ライト弱目で柔らかく光を廻し、感度を高めに設定してざらついた質感の写真に。
3ページ目4ページ目が良い。 動きはあるが音の無い写真。
足立梨花
7ページ6カット、撮影は佐藤裕之。
この春高校を卒業した足立梨花の、現役最後の制服・・・と水着。
学校と思しき屋内でセーラー服と白ビキニ、最後に屋外で私服衣装1カット。
シャッターチャンスとピントの両方をきっちり押さえた佳品。 被写界深度の浅いカットも、ピントを合わせた位置にきっちり意味がある。
以前は肝心なところで詰めの甘さが目立つ事の多かった佐藤裕之だが、最近は実に質の高い仕事をしている。
3ページ目は、一寸残酷な撮り方ではあるが、体形の粗を魅力に転化、昇華させている。
川口春奈
6ページ6カット、撮影は藤本和典。
水色、黄色、ピンクのバックで見開き2ページずつ、衣装もそれに合わせて2カット。
照明をばっちり当てて撮った、私の好みではない写真なのだけれど、良く撮れてはいる。
4カット目の、目線を外したカットは、構図も表情も面白い。
松井玲奈
7ページ6カット、撮影は桑島智輝。
ステージ映えはするのだけれど、グラビアとなると白くて細い以外の部分をなかなか引き出して貰えない松井玲奈だが、今回はそこから先の部分を存分に引き出して貰えている。
3カット目4カット目、特に3カット目が素晴らしい。
冷たさと温かさ、神と悪魔、二律背反する何かかが同居するような、捉えどころの無い魅力が写真に現れている。 眼福。
梅田彩佳
5ページ5カット、撮影は桑島智輝。
苦労人の梅田、初のソログラビア。
公演数が減ってしまっている・・・と言うより無きに等しい中、これだけ締った身体を保てているのは褒めて良い。
表情も柔らかく、初めてにしては良い出来。
秦佐和子
5ページ6カット、撮影は佐藤裕之。
研究生時代から、その清楚な容姿と、極度に謙虚なキャラクターと、ジュディ・アボットが書き送る日課の手紙のような読み出のあるブログでカルトな人気を博していた秦佐和子が、満を持しての登場。
前半3ページは(本来的な意味に於ける)文化住宅で4カット、こちらは洋装で。 後半2ページは、夕暮れの林の中の廃線に和装で佇む2カット。
和服と小物が現代的に過ぎる。 この下駄はいただけない。
大正・・・とは言わないが、もう少し落ち着いた物にしていただきたかったし、着付けもだらしない。 ロケーションは良いだけに勿体無い。
洋装の4カットは、見る者の想像を喚起せしめる佳品。
大き目のワイシャツと、心持ちきつめの淡いピンクのカーディガンと、紺のロングスカート。
ただサイズを合わせそこなっただけなのかも知れないが、親戚からいただいたお下がりの、良いものだけれど少しサイズが合わない服。 そんな淡いノスタルジーを感じさせる。
前述の通りで、着物に関しては文句の二つ三つ言いたくなるが、夕暮れの廃線に佇む図そのものは悪くない。
ここまで凝ったグラビアを作り出せるのは、商業誌としてはUTBくらい(商業同人誌としては girls! があるが)。 良いものを見た。
市川美織
5ページ8カット、撮影は桑島智輝。
存在そのものが虚構めいたところの有る市川美織の、虚構めいた部分を強調。
絵に描いたようなナボコフ的ロリータに、ルイス・キャロル好みの衣装を着せた好事家殺しのグラビア。 これを見て何人か悶死していてもおかしくない。
少女期特有の、可憐さの裏側の残酷さを垣間見せるような、何か企む表情も良い。
即物的な表現では表せない、仄めかしの美。
峯岸会談 vol.2
2ページ見開きで大きく1カット、隙間に対談。 撮影は栗山秀作。
ゲストは高橋みなみ。 攻めに回る峯岸と、翻弄され続ける高橋みなみ。
高橋みなみについて暑苦しく語る峯岸が楽しい。 そしてこの対談の空気感まで写し取った栗山の写真も良い。
コラム置き場に
・チャリティ同人誌のお知らせ
をアップロード。
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東京タワーイメージガールになった小林香菜の初仕事。 TOKYO FM にて、毎週土曜日の夜 20:00〜20:30 の30分番組。
小林を支えるアシスタントの柴田聡さんは、かつて「AKB48のよんぱちアフター」と言うAKB48初のレギュラー番組を担当されていた方。 無駄に人見知りの激しい小林には有り難い助っ人。
小林曰く「緊張はしていないケド、テンパッてます。」 下読みと駄目出しはあったらしく、全くの棒読みにはなっていなかったが、たどたどしさに冷や汗。
受け答えが「はい」ばかりなのが気になったが、慣れてくればまた変わるだろう。 変ると信じたい。
とまれ、一生懸命喋ってはいたし、知っている人とのラジオと言うことで、小林らしさもある程度は出ていたと思う。
「AKB48のよんぱちアフター」の正式表記が判らなかったので調べていたら、AKB48公式ブログの告知記事を掘り当てた。
あれから5年・・・。 レギュラーは増えたが、中身は薄く。
3/18分の 電撃ゲームス vol.18 に加筆しました。
アイドル専門誌より、ゲーム雑誌の方が寧ろアイドルに優しいのではないだろうか。
良質のグラビア。
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