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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2009-10-17 東京一周デッチアゲ俳句紀行 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第69回)

「小林香菜、東京一周俳句十番勝負」の続き。
今回は日本武道館から。
氷川きよしのコンサートに群がるご婦人の群れを横目に一句・・・と思いきや、氷川きよしの似顔絵を描く小林。 例によってぜんぜん似ていない。

移動して東京駅へ。 こんなトコで俳句が詠めるかとゴネる小林宗匠。
赤レンガを詠み込んだのは良かったが、「赤毛のレン」がどうしたこうした。 まぁ、これが小林。

赤毛のアンのテーマソングが歌える(フジテレビ「世界名作劇場」のものを指すと思われる)と言い出す小林。 歌いだしてみれば「アルプスの少女ハイジ」の歌、しかもうろ覚え。

躁鬱の波が激しい小林だが、躁の波が来ているようだ。こう言う時の小林は面白い。 現場は大変だと思うが。

さらに東京タワーへ移動。 本年度の東京タワーイメージガールである梅田彩佳の後釜を狙う野望を詠み込む小林。 あの破滅的なDJっぷりを現場で見た者としては、見たいような見たくないような・・・。

次回まで続く東京一周吟行。 10/22更新予定とのこと。
小林の即物的且つ場当たり的且つ投げやり的デッチアゲ俳句はワニブックスモバイルにてご確認を。

_ AKB48 3チーム制を送る

先日行われたチーム対抗運動会は、現3チーム制の終焉を彩る葬送イベントだったように思われてならない。

AKB48の歴史は、好きだった何かが終わり、新しい何かが始まる事の繰り返しであった。

それは「あなたとクリスマスイブ」の早すぎるお蔵入りに始まり、第一次ユニット改変、「会いたかった」公演に於けるユニットコーナーの金太郎飴化と続き、デフスターとの契約終了による過去楽曲お蔵入り、研究生大粛清etc...

デフスター時代が「過去」だとすると、それ以前は「大過去」となった。
戸島や中西やコマタニが辞めたのが「さきの大戦」だとすると、星野が辞めたのがノモンハン事件、折井が辞めたのが上海事変、宇佐美が辞めたのなんざ尼港事件みたいなもので、当時の衝撃たるやかなりの物であったが、もはや当時を知る人の方が少ない。

「歴史に真実は無い、あるのは解釈だけだ」とニーチェは書いている。
メンバーがAKB48劇場から去っていく場合、(突発的な何かが無ければ)「卒業」の美名で彩られて、形だけでも祝福されて来たが、辞めるに到った理由はひとそれぞれであり、それがどこまで当人の意思であったかは窺い知れない。

棺蓋って評価定まると言うが、辞めて一年を経て漸く連中が辞めたことの「意味」が定まった様な気がしている。
「意味」さえ定まれば、漂っていた魂も浮かばれる。

幸いなことに私は、好きだったメンバーに殉じて劇場を去れなどど言うトンチキを知己に持たなかったので、時として「宇佐美難民」呼ばわりされたり「一体誰のファンなんですか」と野暮なことを訊かれたりしつつも、こうして劇場周辺をうろうろしている事が出来た。
然し乍ら、劇場周辺をうろうろするだけでも結構な労力と資金力が求められるようになって、それすらままならなくなりつつある。

昨年の件が先にあったので、今般のチーム解体劇もそれなりに落ち着いて眺めることが出来た。

落ち着いたと書きつつも、こうして纏まらない文章を纏まらないまま書き連ねている訳であるが、纏まらないまま筆を置き、献花の代わりにこの一文を捧げて葬送の辞とする。

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2009-10-12 ぬばたまの・・・ [長年日記]

_ DJ Tomoaki's Radio Show!(9/24)

下書きを放置していたのを思い出したので追記。

AKB48に入った切っ掛け。
戸島は三通テキトーに出したうち、一番先に合格通知が来たから。 あとの二つはアイドルではないとのことだが、例によって詳細には触れず。
成田は塾に行こうと家を出たら、家の前でスカウトされたそうな。
大手プロダクションのオーディションで最終選考まで残った事からの線だと思うが、これは初耳。

ババ抜きをして、ババを引いた人が質問に答えるコーナーへ。
何故か戸島に当たる率が高く、戸島の無駄に江戸前な(埼玉県民だけれど、それはさておき)気っ風の良い受け答えが多く見られた。
「AKB48でやらされた一番厭な仕事は何?」との設問に、「無いし、有っても言えない」「今更三年間の記憶を汚したくない」ってんで、自ら罰ゲームの青汁を呷る戸島。
恥らったり困ったりする図を見たい向きには物足りなかったかも知れないが、この夢の無さ加減が戸島の持ち味なのでである。
私は大いに満足した。

番組に送られたメールは、空いた時間に纏めて埋め草的に紹介。
慌しい中で読まれるので、認識されたい向きにはメールを送る際にはきちんと記名しておくことをお勧めする。

「戸島さんの生存が確認出来てよかったです」と言うメールに

「おうっ! 生きとるヨ!!」

と答える戸島が戸島らしくて良かった。

お仕舞いまで居ると終電になってしまうので、放送の終了とともに離脱。 オマケの収録とプレゼントの抽選があったらしい。

_ 戸島花の黒髪を惜しむの記

9/4に休止したブログがほぼ一と月ぶりに再開されたのはめでたいのだけれど、再開した途端に黒くした髪が黒すぎるってんで染め直して明るくしてしまう記事が載った。

「髪の色は明るいほうが似合う」それはそうかもしれないが、それは大学生としての戸島花についての話であって、役者としての戸島花を考えると、来た仕事によってどうにでも化けられる余地を残しておくべきであるのと、戸島花としての独自性を保つためにも、髪の色は暗めにしておいたほうが良いように私は思う。

まぁお洒落をしたい年頃なのは判るが、求められる自分ってのを頭に置いて行動していただきたい。
(追記)戸島のブログで確認したら、明るくしたとは言っても十分黒かった。
一と安心。

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2009-10-10 Lysistrata [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第68回)

この連載も回を重ねて68回。 今回から久しぶりの外ロケにて
「小林香菜、東京一周俳句十番勝負」
の巻。

この連載で笹公人先生に手ほどきを受けた短歌が暫く小林の「特技」になっていた訳だが、長くて面倒になったのか、三十一文字から下の七七を削って何時の間にやら「俳句」に変わっていた。
俳句と言ってもそこは小林。 無季定型なので広義の「俳句」になる。

初手は国会議事堂前から。
国会議事堂って何だか知ってますか?と問われ、小林先生答へて曰く
「大人の会議をするところですよね」
小林にとっての「大人」とは・・・とつらつら考えるうちに大堀の顔が浮かび、アリストファネスの「女の平和」とか「女の議会」的なものを想像。
そんな国会中継なら見たい。

続いてNHKへ。 そう言へば小林も年に一度の国民的歌謡ショーであるところの紅白歌合戦に出演したことがあった。
まぁ、私のような非国民は縁なき衆生でありますが。

さらに109の前へ。
場違いなピンクのセーラー服衣装を好奇の目と言うより、あからさまな蔑みの目で見て通り過ぎていく群集にどんより落ち込んで行く小林に救いの神。
「キャー、香菜ちゃんですか!? かわい〜!!」
仕込ではない通りすがりの婦女子にちやほやされて復活。 ご満悦の小林。

敢えて引用しなかった小林のホトトギス曲解系即物的写生俳句はワニブックスモバイルでご確認を。

何故か小林が歌いまくると言う次回更新は10/15予定とのこと。

_ 唐破風

最近、SKE48の松下唯が面白い。
ブログの自画撮りの写真も良い味なのだけれど、声の仕事をした「闘真伝」のCM撮影風景の写真がツボだった。
一緒に出演している佐藤亜美菜のコッテリした顔と並ぶと如何にも地味なのだけれど、自分に魔法を掛けて可愛く見せる努力をしている。
で、まぁ、アップになった写真の口元。 上唇がアヒル口を通り越して唐破風みたようになっている。
どこかで見たような・・・と思ったら、戸島がよくこんな顔をしていた。
私はこう言う顔も好きらしい。

_ 中西里菜、成田梨紗 事務所移籍

成田は、役者が多く所属するオフィス斬へ移籍。 本来の役者志望に舵を切った選択。
中西は業務提携と言う形で名前が載っていたプラチカ(戸島の所属事務所)へ完全移籍。
次の展開を待ちたい。

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# まつむら [明日の夜からザーカイと約束した、阿佐谷北の墓参りに行きますか?]


2009-10-01 豪華三本立てにてお送り [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第65回)

芝居も無事終わり、連載も再開。
新展開の前に初舞台の感想を聞いて行く。
勝ては官軍的な小林が、例によって小面憎いまでに自信たっぷりな総括。

本読みの初日はまるで声が出ておらず、マネージャーN氏は土下座して帰ろうかと思ったとか、なかなか共演者と打ち解けなかったとか、小林の負の部分が出た序盤から、芝居を芝居として成立させなければならない共演者やスタッフが小林に色々教えたりしているうちに打ち解けて、初日までにはチームとしての体裁にはなったらしい。
「5まわりくらい」大きく成長したと胸を張る小林。

チームKの5th公演もそうだったらしいが、小林の特質として「何とかする力」と言うのがある。
物覚えは悪いが反復に反復を重ねて期日までにはモノにする。 「愚公山を移す」を地で行く粘り強さ。

小林の晴れやかな顔ってのも久しぶりに見たような気がする。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第66回)

いよいよ連載再開。 「小林アイドル学入門超初級編」と銘打って、小林にアイドルがアイドルだった時代のアイドルを講義。

先ずは山口百恵から。
清純なだけではないアイドルと言うのは画期的だった訳だが、「陰のある個性」に話が進むと

「私、この時代だったら売れたかも!!」

いきなり雲行きが怪しくなる。 確実に、何か勘違いしている。

「だって私、影ならいくらでもありますよ〜!!! 影武者ですよ〜(嬉)!!!!」

日陰者としての自覚はあるらしい。 日陰と言っても、涅槃で待たれる方ではない。

松田聖子の髪型が「サザエさんみたいだ」とのたまう小林。 自らアイドルとしての虚像を演じるタイプの松田聖子とは友達になれそうも無いと無駄に正直な小林。 こういう小林は好きだ。

ここから何故か小林家家訓みたいな話しになり、さらには「中学時代はどうすれば強くなれるか!?」ばかり考えていたとか、小林のどうかしているエピソードへ。
惜しい切れ場だが、今週は此処まで。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第67回)

前回の「中学時代はどうすれば強くなれるか!?」ばかり考えていた話について。 小林バカ一代。

具体的にやっていたことは

「テニスの素振りはしてました。

それだけだったと言う、如何にも小林らしいオチが付いてアイドル学講座の続きへ。

広末涼子について熱くそして暑く語る編集氏だが。例によって気の無い小林。
それでも此処までの三人の中では広末が一番だと小林。 やはりキャラクター作っちゃイカンと。
自分が楽をしたいからであるような気もするが、小林が作り込んだキャラクターを演じおおせられる筈も無く、この結論はこの結論で良いのかもしれない。
編集氏が徒労感に苛まれつつ今週は此処まで。
次回更新は10/8予定との事。

_ 小林の写真

この連載のありがたいのは、小林の飾らない表情を収めた写真が多数見られること。
この三週も良い写真が並んでいる。

襟ぐりの大きく開いたシャツを着ているのだけれど、小林なので危うさは欠片も無いのが面白い。

例の茶番の直後の大凹み期はようやく脱したようで、脳天気と言うか晴れやかと言うか、小林らしさが戻ってきた。

_ 墨田ペトリ堂文庫の100冊計画

文庫カバー話の続き。 引き続き考えてみた

板野友美 → 「金色夜叉」尾崎紅葉
ダイヤモンドに目が眩み・・・。

倉持明日香 → 「ふたりのロッテ」エーリッヒ・ケストナー
いや、ロッテなので。

高田彩奈 → 「寛政力士伝 阿武松緑之助」
「畜生! まんまの仇!!」

板野は「変身」とか「のらくろ上等兵」なんてのも考えたが、「金色夜叉」がピタリ嵌った。

梅田彩佳 → 「赤い靴」ハンス・クリスチャン・アンデルセン
松原夏海 → 「サンドリヨン」シャルル・ペロー
小嶋陽菜 → 「毛皮を着たヴィーナス」ザッヘル・マゾッホ
村中聡美 →「モンテ・クリスト伯」アレクサンドル・デュマ


2009-09-29 墨田ペトリ堂文庫の100冊 [長年日記]

_ 文庫カバーについての一考察

太田プロの三人が文庫カバーのモデルになったのは何月だったか、前田が太宰の「人間失格」、大島が漱石の「坊ちゃん」、小野が堀辰雄の「風立ちぬ」。
今度はホリプロの三人が揃って太宰の作品のカバーのモデルになるそうな。

板野 → 「斜陽」
河西 → 「ヴィヨンの妻」
宮崎 → 「パンドラの匣」

穿った見方かもしれないが、福々しい宮崎が「パンドラの匣」とか、何と無く起用のされ方に底意を感じる。

この「底意」がツボだったので、私も考えてみた。
考えては見たが、友人の考えた

峯岸みなみ → 「氷の涯」夢野久作

これ以上のものは考え付かなかった。 峯岸で破滅したい。

小原春香 → 「城」フランツ・カフカ
乱暴に要約すると、理不尽に盥回しにされる話。

高橋みなみ → 「オリバー・ツイスト」チャールズ・ディケンズ
乱暴に要約すると、艱難辛苦は報われるという話。

佐藤亜美菜 → 「ヴァルドマアル氏の病症の真相 」エドガー・アラン・ポー
乱暴に要約すると、とろけかかった人の話。 最初期の佐藤亜美菜の印象から。

渡辺麻友 →「堤中納言物語」
乱暴に要約すると、通底する「ゆるやかな狂気」

片山陽加 → 「二十四の瞳」壺井栄
乱暴に要約すると、昭和。

大堀恵 → 「新ジュスティーヌ」ドナシアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド
乱暴に要約すると、延々酷い目に遭い続ける話。

以下、本人のイメージから

平嶋夏海 → 「潮騒」三島由紀夫
森紗雪 → 「地下鉄のザジ」レーモン・クノー
佐藤由加里 → 「びんぼう自慢」古今亭志ん生
大江朝美 → 「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ
戸島花 → 「日本橋」泉鏡花
小林香菜 → 「にんじん」ジュール・ルナール
浦野一美 → 「砂の女」安部公房
篠田麻里子 → 「この人を見よ」フリードリヒ・ニーチェ
高井つき奈 → 「風の又三郎」宮沢賢治
秋元才加 → 「火星の女(『少女地獄』より)」夢野久作
河西智美 → 「何んでもない(『少女地獄』より)」夢野久作
増田有華 → 「殺人リレー(『少女地獄』より)」夢野久作
奥真奈美 → 「痴人の愛」谷崎潤一郎
菊地あやか → 「五番町夕霧楼」水上勉

_ 大島優子

大島で考えると「春琴抄」とか、「死の棘」とか、「智恵子抄」とか。
役者馬鹿としての大島を、私は見たいらしい。

_ そんなこんなで

太宰の「女生徒」を読み返して、井上とか野口とかを思い出す。

おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか? もう、ふたたびお目にかかりません。


2009-09-27 ひとみん [長年日記]

_ DJ Tomoaki's Radio Show!(9/24)

コマタニが不定期でアシスタントを務める下北沢のコミュニティFMに、戸島と成田がゲストで出るってんで、仕事帰りに下北沢。
様子が判らないので早めに行って見た。 前回この街に来たのはバニラビーンズとアイラミツキを見に来たクラブイベントであり、さんざ迷った記憶があったのだけれど、果たして今回も迷った。 駅前をうろうろして、漸く現場へ。

ファーストキッチンの店の横にあるオープンテラスなるものでは断続的に公開放送が行われており、それを遠巻きに見ながら客が立っていて良いスペースを瀬踏み。

19:50頃にマネージャーに伴われて成田が現場入り。 さらに19:55頃、戸島とコマタニが連れ立ってやって来た。
口を尖んがらかせて、心持ち顔を前に出し気味にして喋りながら歩いてくる戸島が相変わらず戸島らしかった。

20:20を廻った頃、前の番組が終わる頃合に気の早い客が場所取りに動き始めたのでなし崩し的に場所取りが始まる。 番組が始まる頃には最前列には古株がズラリ。
劇場と同じく、下手側最前列が狎れあいゾーン。

本日のアシスタントDJ→コマタニ、本日のゲスト→戸島・成田・・・と言う位置づけで、コマタニは出ずっぱり。 戸島と成田はゲストコーナーのみの出演。
まぁゲストコーナーが2/3を占める。

20:50頃から前説と客弄り。 番組開始から5分ほどはDJの大蔵ともあき氏とコマタニのからみ。
一曲目に掛かったAKB48の新曲「RIVER」は、「花と散れ」とか「月見草」とかに似ていると聞いていたのでどんな駄曲かと思っていたが、危惧した程ではなかった。
コマタニの「アイドル好き」を掘り下げる話。 今の一推しは「日テレジェニックの」小池唯。 「トマパイの」とは言わない。

どれくらい知っているのかと言う事で「古今東西」、お題は「アイドルユニット」。
AKB48やアイドリング!!!大手から始まり、徐々に細かい部分へ。 コマタニの口から「Negicco」とか「DIGICCO」と言う単語が出て驚く。 でも「Feam」とか「わたあめ」とか「姫」とか、そう言うことは言わない。

20:30頃、ゲスト呼び込み。 この番組でのコマタニの愛称である「ひとみん」に反応する戸島。
「ひとみん!?」笑ってしまってコマタニにむくれられて謝るが、その後も「ひとみん」と呼ばれるのを聞く度に口の端が上がる。
戸島は終始コマタニ呼ばわり、時折ひいちゃん。

(つづく)

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2009-09-25 とりあへず小根多 [長年日記]

_ 戸島花のドクターグリップ4+1

コマタニが不定期にアシスタントを務めているコミュニティFMの公開番組に成田と戸島が出るというので、仕事帰りに下北沢まで行ってきた。
番組そのものについては別項にて。

進行表に書き込む為の筆記具を、それぞれ持っていたのだけれど、戸島が手にしていたのがパイロットのドクターグリップ。 多分私物なのだろうと思うが、軸色はオレンジで多機能ペンタイプの「ドクターグリップ4+1」(型番:BKHDF-1SR-O)だと思われる。
書くときはしっかり握って立て気味に。 書かないときは机に転がしておくか、手に持ったままノールックペン廻し。
学校での話は殆どしないし、勉強も出来ないげな事しか言わないのだけれど、無くて七癖。
ペン廻しの癖が付いているということは、筆記具を持って机に向かう習慣は付いていると言うことであり、只のネズミではないなぁ・・・と改めて思った。


2009-09-15 [長年日記]

_ 小林香菜 舞台出演

9月8日から11日まで、「SHINKA〜心華〜」Episode2 と言う芝居に小林香菜が出演。
私は手元不如意で回避したが、観に行った友人曰く、出番は少ない乍ら良い役を貰っていて、長い台詞もちゃんと演じられていたとのこと。

映画出演に続いてこの芝居。 色々な可能性を試してもらえるのは有り難い。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第64回)

前述の通り、芝居が入って取材が間に合わず、今回も未使用写真のお蔵出しで間繋ぎ。

一枚目。 軽く両手を握って顎の下にあてたグラビアポーズ。
こういう格好をさせると、可愛く見えなくもない。

二枚目。 グラビア企画の頃の写真。
爪に描かれているのは版権物の猫の図柄のような気がするが、多分気の所為だろう。
うまい棒のキャラクターが断じてドラえもんでは無いように。

三枚目。 両手でハートマークを作って見せる小林の図。
今より痩せている様な気もするが、これも多分気の所為だろう。

四枚目。 「連載企画でやりたい事」を描かせたら『石川五右衛門 これから釜茹での図』みたいになった絵を見せる小林。 小林画伯によると「料理」らしい。

五枚目。 「では、どう言う料理をしたいのか?」で書かせた絵。
背骨の曲がったハマチで海洋汚染を糾弾みたいな死んだ魚の図だが、小林画伯曰く「ムニエル」とのこと。

六枚目。 何かの拍子に間違って撮れた美少女風写真。 写真だけ見れば儚げ。

七枚目。 未発表水着写真。 ピンクのビキニで踏ん反り返る小林の図。

八枚目。 取材で使ったチュッパチャプスを八本持ってご機嫌なチュッパー(※「暴徒」と言う意味ではなく、「チュッパチャプス偏愛家」くらいの意味で)小林。

作り笑いではなく、本人が心から嬉しい楽しい時の笑顔は実に良いのだけれど、これは小林の美点でもあり、欠点でもある。

担当編集者やカメラマンとの慣れ具合や相性、現場の雰囲気がもろに写真に出てしまう。
こういう仕事をしていれば、殺伐とした現場や段取りの悪いスタッフに当たることもまま有る訳で、そう言う時にも小林の「らしさ」が出せるようになって頂きたい。


2009-09-08 OGネタで押す火曜 [長年日記]

_ 中西里菜を忘れない

中西と大江と戸島は Yahoo!ファンクラブ と言う有料コンテンツの中でブログを書いており、内容は一部(・・・と言うか大部分)公開されているのだけれど(※訂正:大江は非公開)、動画やら何やらを見るためには有料会員になる必要がある。
戸島がこれを始めたときに色々やってみたのだけれど、クレジットカード等と言う物には縁の無い私のような Lumpenproletariat は、口座振替で登録するしか無くて、しかも口座番号を入力するだけでは足りず通帳に記載されている最後の文字列を入力しなければならないと来た。

家の者に通帳の在り処を尋ねると
「何をするつもりだ」
まぁ説明するのも面倒なのでそのまま沙汰止みになって今日に至っている。

無駄な前置きが長くなったが、中西が書いているブログを覗いたら、また中西らしい泣かせる一節が目に留まった。
あまりにも切ないので一部引用

りなネ…

時々不安になる

みんな里菜の事
忘れていくのかなあって。

里菜がいた事も

忘れていくのかなあって。

里菜って弱いなあって
思う。

みんなに会いたいな


いにしえの東八郎のギャグに「忘れたいのに思い出せない」と言うのがある。 細かいことは忘却のかなたになりつつあるが、楽しかった思い出そのものは消えない。
今が全く楽しくない訳ではないが、「中西里菜にだまされ隊」とか「戸島花にコクり隊」とか「渡邊志穂は機関車トーマスに似ている」とか「折井あゆみは『細うで繁盛記』」とか馬鹿なことを言っては、帰りに引っ掛かったうどん屋で閉店までオダをあげていたあの頃が一番楽しかったのは確かだ。
連中がまだ、「クラスメイト」を歌っていた頃の話。

中西の文体は、感情をグラグラ揺さぶることがまま有るので、帰宅して独りにならないと怖くて読めない。

_ 戸島花 ブログ休止

話のついでなので触れておく。
「頭がぐるぐる中で、楽しいブログが書けそうにない」とのことで、しばらく休止。
とんでもない時間に更新したり、律儀に休止の告知をしたり、なんとも戸島らしくあるので、落ち着いたら再開していただきたい。

_ 星野みちる活動再開

9/8付けのブログにて、10/20にライブ出演決定との事。

このエントリーで久しぶりに酔っ払ったなんて事を書いているが、昔はAKB48でも二十歳過ぎた連中は酒飲んだ話なんざ当たり前のようにしていた。 唐揚げがポチャッと落ちて、醤油がピチャッと跳ねて耳に入った話とか。
何時からだろう、そんな話も出来なくなったのは。

_ レスなど

配信開始以降は「出銭ランド」という固有名詞すら出せない。
売れる事と引き換えに色々なものが失われていきます。
星野が酒の話を出来なくなったのは、「会いたかった」公演あたりからだったような気がします。
風呂上りにアイスを食べたとかなんとか話す星野に「おいおい違うだろう」とざわめく客席なんて図が。

本日のツッコミ(全10件) [ツッコミを入れる]

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2009-09-06 寝て曜日 [長年日記]

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(後半グラビアページ) その1

封入トレーディグカード一覧の佐藤亜美菜が凄い。 三段五列でド真ん中に有る訳だが、この位置に置かれても何ら違和感が無い。
ページを繰るとプレゼント用のサイン入りポラ(チェキなのでポラと呼ぶのも的外れなのだが、そこはそれとして)一覧。
写真に何かしら書き込むのも仕事の一つとなっているAKB48SKE48の連中は余白を上手く使っている。
一番字が太くて大きいのがSKE48の桑原みずき。 実に「らしい」出来。

柏木由紀 (photo=shota iizuka)
メイクも衣装も作りこんだカラフルなグラビアで5ページ8カット。
4ページ目の写真の表情が珍しく良いのだけれど、些か被写界深度が足りない。 5ページ目も面白い表情なのだけれど、前ピン。
この辺りはカメラマンの腕だけでなく、編集者のコマ選びの眼力に係る部分なので、もう少し何とかしていただきたい。

峯岸みなみ (photo=kentaro atsuchi)
水着と着衣で5ページ8カット。
無駄にふてぶてしい感じが出てしまったり、踏ん付けられた蛙みたいな顔で写っていたり、こと写真映りに関してはよろしくない峯岸だが、今回はほぼハズレ無し。
2ページ目3ページ目は特に峯岸みなみの良さが出ているように思う。
5ページ目だけは多少 enfant terrible な感じだが、過剰ではない。

SKE48 (photo=tomoki qwajima)
1ページあたり4人ずつ、4ページ使って五十音順に並べたメンバー紹介的グラビア。
メイクが一寸いただけない。 明治時代の調色写真のような不自然な色合い。 頬が紅くなりすぎている。
これで野暮ったくなってしまったのが小野晴香、桑原みずき、松井玲奈、平田璃香子、松下唯あたり。
上手く嵌ったのが大矢真那、新海里奈、高田志織、中西優香あたり。
松井珠理奈は綺麗に撮れているが、綺麗に撮れ過ぎている。
手書きのキャッチフレーズ的なものが添えられているのだけれど、中西優香の「男子系女子」の書体が「仁義なき戦い 」めいて面白い。
高田志織の標高は高いが裾野も広い富士山のような鼻は、正面から撮ると丁度良く写る。
小野晴香は髪をアップにすると、色の白さが凶と出て実物より膨張して写ってしまう。 実物はもう少しすっきりしている。

桜庭ななみ (photo=yoshiro koga)
ドラマの撮影風景と、その合間に撮ったような写真で3ページ8カット。
ささっと撮ったような写真だが、素材の良さで上手く纏まっている。
これはもう貶しようがない。

成海璃子 (photo=kazunori fujimoto)
3ページ4カット。 2ページ目の上段の写真が良い。
インタビューでは相変わらずの役者馬鹿(良い意味で)。 微笑ましい。
「可愛ければ良い」と言う向きには、こう言う何を考えているのか判り難い表情の写真は受け入れられ難いと思うし、アイドルグラビアとしては良くないのかもしれないが、UTBに掲載される成海璃子の写真は、いつも純粋に写真として面白い。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(後半グラビアページ) その2

夏垣佳奈 (photo=tomoki qwajima)
水着で2ページ2カット。
可も無く不可も無く。

小池唯 (photo=takao tounoki)
2ページ6カット。
小池唯のプロフィールからTomato n' Pineの「ト」の字も無くなっている。
公式サイトも六月で止まっているので、まぁそういう事なのだろう。
表情の変化に乏しいが、整ってはいる。

少女団地 vol8(山谷花純) (photo=tetsuya arai)
撮るほうも撮られるほうも、上手い。
煽って撮っているのか、レタッチで弄ったのか、視点の誘導が一枚目は絶妙。 二枚目はやりすぎ。
二枚目は団地はどうでも良くなって、モデルに持って行かれているのだけれど、そこまでさせる力が山谷花純に有るのだと思う。

川口春奈  (photo=azunori fujimoto)
4ページ使って次号の表紙が決まっている川口春奈に100の質問。 その周りに小さい写真が26枚。
判型の大きさを活かした割付け。 質問の周りに写真を散りばめている。
珍しく歳相応の可愛らしさの出た写真。 質問の答えがどうかしていて面白い。

矢島舞美写真館 vol.4 「旅恋」 (photo=toshihiko imamura)
たっぷり10ページ。 水着と着衣で18カット。
週刊プレイボーイ増刊のAKB48ヤッツケ写真集の仕事は凡庸でがっかりしたのだけれど、この写真は今村敏彦らしい仕事。
浜辺でのカットは逆光で柔らかい表情を出し、順光を逆手に取り敢て眩しがらせて表情に変化を付けている。
「被写体を綺麗に見せるんじゃなくて、被写体を綺麗にしなくては、綺麗な写真なんて撮れやしない。」と言われたことがある。 このグラビアの矢島舞美は実に綺麗に、写真の中で生きている。

_ 佐藤亜美菜再評価

今般のシングルで佐藤亜美菜が選抜入りした理由について、「他チームのアンダーにも出て頑張っている」てな理由付けがなされていたりするのだけれど、そう言う理由で投票されるなら中西優香(もしくは鈴木菜絵とか冨田麻友、居ないけれど)に成ってしかるべきなので、誰にとも無く腹を立てていたのだけれど、UTBのインタビューを読んで目から鱗が落ちた。
他チームのアンダーに出るようになった経緯を語っているのだけれど、

女優や歌手になる為のステップではなく、AKB48が好きで入った

しかしメディア露出では貢献出来ない

その分公演で頑張ろう

アンダーの居ないポジションを練習する

スタッフに頼んで出して貰う


これなら何かしらご褒美が有っても良いかな・・・と。
確か駒谷だったか、「佐藤亜美菜はイイ奴」みたいなことを書いていたことがあったが、漸く納得が行った。

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# Wewfjpqr [この間も俊太郎の詩をお http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5..]


2009-09-05 椿事 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第62回)

透視実験の続きから。
二回目はまるで当たらず。 色気を出して当てに行くと逆に当たらなくなるものなのである。

「霊が見える」と言い出す小林。 増田にAKBで三番目に霊が見えると言われたそうなのであるが、三番目の小林より一番と二番が気になる。

またまたお話変わって机の上に指を開いて置いた手の指と指の間にサインペンをカツカツ突き立てて、これを握手会の最中にやり続ければ自分のファン以外も並んでくれて物凄い人気に!!・・・ってどちらの手も握手できない訳だが、これを語る小林の顔は久しぶりに素っ頓狂な良い笑顔。
嬉々として度胸試しを続ける小林だが、よく見るとサインペンが指にガツガツ当たっていたとのこと。

先々の展開が見えないまま、次回更新は9/3とのこと。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第63回)

編集氏が煮詰まって一回休み。
ネタが無いので未使用写真をお蔵出し。

先ず、「ルービーックキューブを弄る小林の図」。
こんなもの何が楽しいんだろうってな顔が正直で良い。

続いて「電池でプロペラの付いたモーターを回すの図」。
火力発電所での座学ではこの世の終わりみたいな顔だったが、こういうおもちゃを持たせると途端に輝く。

「はぎんこども宇宙館の主のお猫さまと記念写真の図」。
これも座学でこども宇宙館の人を困惑させた前後の写真。 良い顔。

「ルービックキューブを捻くる小林の手元」
手元のアップだけで顔は無いのだけれど、無気力な感じが持ち方から伝わってくる。 色彩は綺麗なので、なんとなウィーン分離派的な感じ。

「はまぎんこども宇宙館にて、まるで理解できない座学に思考停止して乾いた笑みを浮かべる小林の図」。
上っ面だけの笑顔。 これは去年のものだが、最近この手の表情が多いような気がする。

「まんだらのコスプレ館でまったく楽しそうでない小林の図」。
まぁまったく興味が無いであろうことは容易に想像できる。

「ルービックキューブを持たされたもののやる気のかけらも無い仏頂面の図」。
この正直さかプラスに働くと良いのだが。

最後に「『よし!わかった!!』の図」。
「よし!わかった!!」の瞬間がついに来なかったのでお蔵入りになったと言う曰くつきの写真。

我々読者も小林がますます判らなくなりつつ、連載開始から一年が過ぎた。

そろそろ新展開がありそうだが、小林が舞台出演と言う椿事でどうなるか流動的な次回更新は9/10予定との事。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(前半グラビアページ) その1

AKB48(秋元才加、大島優子、多田愛佳、北原里英、佐藤亜美菜、前田敦子、宮崎美穂、渡辺麻友) (photo=tomoki qwajima)
AKB48が初の巻頭グラビアと表紙。 件の茶番の結果を踏まえつつも痒いところに手の届いた人選。
見開き横並びの集合で始まり、最後に1ページの集合。 間に1ページずつ個々の写真が並ぶ構成。
横並びの集合写真は風を使って動きを出している。紋切り型の笑顔が多い渡辺が珍しく人間的な表情。

前田敦子
前田敦子の強みは、素の表情でカメラの前に立てることだと思う。
これが出来ない人が意外に多い。
何を考えているのかわかりにくい表情は、見る者の想像力を掻き立てるし、素材そのものの良さも伝わる。
肩紐のたるみと、胸元に覗く陰影が大人になりかけの前田の立ち位置を象徴。

北原里英
引っ掛かるところの少ない北原にチューブトップを着せると言うのが良い。 無難な衣装でも危うさが出てくる。
珍しく口元の緊張していない写真だが、これがコンスタントに出せれば良さはもっと伝わる。

渡辺麻友
いつもの決め顔だが、振り向かせた角度と仰ぎ見る構図で新鮮な感じに。

宮崎美穂
寄って撮っているのでピントの深度は浅いのだけれど、唇の縦の線に合っているのとボケがなだらかなので視点の中心に来る左目を際立たせつつ、全体も上手く見せている。

大島優子
白い台の上で膝を抱えて座らせて、身体の線を出さずに表情で見せる写真。
自由にやらせるより、何かしら縛りが入ったほうが大島は良い仕事をするように思う。
これも良い写真。 最近見た大島の写真の中では出色。 こう言う大島は好きだ。
足の指を見ると、あれだけ激しく動いても大きな怪我をしない理由が判る。
秋元や戸島と同じ、地面を掴む指。

多田愛佳
指を突っ込みたくなる見事な笑窪が特徴的な多田だが、口を開き気味にした笑窪の無い笑顔。
これも新鮮で面白い。

秋元才加
カッコイイに振りすぎて怖い顔の多い秋元だが、この写真は髪型の所為かそこまでは言っておらず、整った顔立ちが上手く出ている。
私の嗜好としては、もう少し柔らかいほうが好きなのだけれど、本人の見せたい自分というのがそちらの方向ならまぁ仕方が無い。

佐藤亜美菜
佐藤亜美菜史上最も可愛らしい写真・・・ではないかと思われる。
表情も良いのだけれど、だいたい上手く撮れなくて隠されてしまうか膨張感が悪く強調されてしまう二の腕が、白さと柔らかい質感を生かして撮って貰えている。
インタビュー部分が興味深いのだけれど、それは別項にて。

最後に表紙と同じ衣装で集合。
この写真はいつもの顔。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(切ない話 二題)

中西里菜
表紙をめくると目次がある。
ここに記載されているページが雑誌の本文。 それ以外は記事に見えても広告だったりする。

後ろからページを繰っていくと、久住小春の写真集の広告と向かい合わせで中西里菜の浴衣の写真。
プロフィールが載っていて、ファンレターの送り先も書いてあるのだけれど、これも記事に偽装した広告。 一寸切ない。

高井つき奈
後半クラピアページは封入トレーディングカード一覧とプレゼントポラ一覧から始まる。

ぎっしり書き込んでいる連中が多いSKE48の中で、高井つき奈だけあっさりと

これからも
応援よろしく
おねがいします。


撮影時期を考えると発表する前だったのかもしれないし、あとだったのかもしれない。
いずれにしても、一寸切ない。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(前半グラビアページ) その2

真野恵里菜 (photo=yoskihisa marutani)
丸谷嘉長で9ページ11カット。
生々しさが厭味になることもある丸谷嘉長にモデルが負けていない。
負けていないというより、寧ろ勝っている。
その場にあるもので絵を組み立てて行く桑島智輝のあとに被写体を泳がせて撮る丸谷嘉長と言うのも面白いが、真野恵里菜も活き活きと泳いでいる。
2ページ目の水溜りを飛び越える写真は、カルティエ=ブレッソン以来良く使われる構図だが、ぶった切り方が面白い。
5ページ目の、横顔のアップが秀逸。 一見アウトフォーカスに見えるが、頬の水滴が18才3カ月の真野恵里菜の今を象徴している。

小池里奈 (photo=tatsuo watanabe)
9ページ14カット。
明るい浜辺で撮ったニコパチが中心で表情が画一的。 アップで明らかに前ピンの写真があるのはいただけない。
カメラマンは名前ではなく、腕で選んでいただきたい。

嗣永桃子 (photo=akihito saijo)
発売中の写真集の未使用カットで5ページ9カット。
こちらもニコパチ多めで、口の開き方がほぼ同じ笑顔が5カットあるのだけれど、全て違う顔になっているのが恐ろしい。 「嗣永プロ」と呼ばれるだけの事はある。

萩原舞 (photo=yoshinobu nemoto)
4ページ7カット。
屋内の写真が中心で、外で撮った写真も光が柔らかく、全体的に自然な表情。
2ページ目の、静と動で4カット並べた割付けが上手い。

武井咲 (photo=tanaka)
7ページ7カット。
6ページ目の床に伏した横顔の写真が良い。 綺麗に見える角度が広い顔。
左右非対称だが、心持ち斜めから撮るとそれが良いアクセントになる。 特に左側を手前にして撮ると映える。
眩しいと表情がきつくなる傾向があるようだが、これはメイクの所為でもあるようだ。

2009-09-04 [長年日記]

_ 第四回 桂文字助独演会(8/30)

「饅頭こわい」文字ら
「寛政力士伝より『越ノ海』」文字助
<中入り>
「寄合酒」文字助

「越ノ海」
笑い所は少ない噺だが、緩急をつけてダレさせない。
談志的な理詰めで再構築した噺より、腕で聞かせるこう言う噺の方が、 私は好きだ。
良し悪しではなく、好き嫌いのはなし。

「寄合酒」
こう言う食い物を粗末にする噺はあまり好きではなく、下手な人が演ると帰りたくなるくらいなのだけれど、すっとぼけた味の方が勝って、それなりに楽しく。

どこでどうなるかわかっている噺なので、三脚の位置取りをきっちり決めて、上手に振った時に正面になるように、ギリで全身が入る位に厳しくフレームを切って、縦位置でみっちり撮影。

買ってから四半世紀になんなんとするマイネッテの三脚は、ヤワヤワなので撮りながらたわみを利用して構図を補正。

_ 今日の一枚


「鬼だぞォ〜!!」
「寄合酒」文字助

今日のカメラは

コンタックスRTS II
+ノフレクサー240mm/f4.5

ニコン FM-2
+70-200mm/f4

ニコン D-70
+フジノン250mm/f5.6
+70-200mm/f4

フイルムはコダックのトライエックス。
デジカメの感度は1600

途中からは上手横から三脚据え撮りでデジカメをガリガリまわしてみた。
やはり調子は悪く、要修理な感じではあるが、なだめたりすかしたりしつつ撮影。

_ 購入グラビア日誌

大堀恵(Sabra 10月号)
ビキニその他で7ページ8カット。
4ページ目の見返りの写真が良い。 この奥二重が大堀の表情を妖艶ならしむるので、一重で写っている他の写真は一寸味気無い。

激しく動く商売なので仕方が無いのだけれど、手首から先が「働く手」になっており、ポージングによっては血管の浮き出方が怖い。 その辺りはうまく処理して目立たないように撮っているが、ネイルの色が目を惹くのでどうしてもそちらに視点が行ってしまう。
グラビアをやるなら、何処に視点を持っていくのか、ネイルの色遣いにも拘って欲しい。

正面からのカットは表情が単調なのだけれど、見返りの写真を含め、横からのカットは大堀の持ち味が出ている。 
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2009-08-29 [長年日記]

_ 【宣伝】桂文字助独演会

立川談志の総領弟子だが、元々は先々代三升家小勝の弟子。
八代目文楽の孫弟子にあたります。

前回の独演会の写真はこのへんに。

文字助師がみっちり二席演る会ってのもここくらいなので、お手隙の方もそうでない方も是非。

以下、告知。

『第四回 桂文字助独演会』
出演:桂文字助(二席)
(開口一番:桂文字ら)
日時:09年8月30日(日)
開演:19時00分(開場:18時30分)
会場:両国・お江戸両国亭 (本所警察署並び)
料金:3300円(予約・前売:300円引き)

★談志一門の総領弟子、桂文字助の独演会。伝説の男の伝説の高座をたっぷりお楽しみ下さい。
予約・問合:
090−5995−1289(倉庫の二階)
souko-no-nikai@docomo.ne.jp

倉庫の二階ホームページ(「倉庫の二階」で検索可能)
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=souko_no_nikai


2009-08-25 分析 [長年日記]

_ AKB48 チームK公演(8/24 カフェ観覧)

アップトゥボーイの(・・・と言うかオマケの)購入を頼まれたのもあって劇場へ。
写真交換会やら大堀生誕やらで今夜も無茶な混み様。 冷房からは強い風が吹いているが、人が多過ぎてまるで効いていない。

梅田と河西が休演。 研究生から内田が代演。

例によって冒頭の小芝居は全く聞き取れず、文字通りの聾桟敷。 何時の間にか一曲目が始まっていた。
小芝居からの微妙な空気を引き摺って、一曲目は淡々と。 二曲目から漸く盛り上がり始める。

今日は音量調整があったお蔭でMCも含めてほぼ聞き取る事ができた。 客の方も昨日の今日で心配だった向きも多かったと見えて、先日よりは静かだった。

自己紹介で移籍の件に触れるものは無く。 しかし客の多くは知っている訳で、モニターを見つめる客も聞き耳を立てる感じ。 気が付くと大堀が居ない。

お題はコンサートでのハプニングとかなんとか。
内田がチームKの楽屋に入るとターザンみたいな人が居たと言う話。 「アーアア〜♪」と胴間声で古典的なボケを挟む当事者の秋元。
インフルエンザでコンサートに出られなかった奥。 「家から応援してました。」
「ほんとにぃ〜?」と訝しむ宮澤が楽しい。

エンドロール(大島、野呂、松原、宮澤)
梅田パートに宮澤。
矢張りチグハグな感じ。 宮澤からは合わせようとする意思を感じるが、残りの三人は盛り込みすぎて肝心なところで揃わない。
独り善がりの意地の張り合いみたいなダンスバトルを見せられても、客はおいてけ堀を喰らうばかり。 難度の高い事を演っているのだろうが、見世物としての質は低い。
この曲に限らず、大島優子は単位時間内に出来る事を何でも芝居仕立てに盛り込んで行く足し算の芸。 全体曲でも基本的に同じなので、群集に埋没する事は無いが、逆に言うと群集にはなれない。 芝居の幅が狭まっているような気がする。

わがままな流れ星(小野、小林)
小野のキラキラパワーは、ちゃんと出ていた。
これからも出ると思う。 少し安心した。
小林はまだまだもっさりした感じだが、大きく動けてはいた。 まぁ及第点。

愛の色(奥、大堀、近野、増田、宮澤)
一曲挟んで宮澤が再登場。 大堀が居たかどうかは記憶があやふや。

抱きしめられたら(大島☆、倉持、佐藤(N))
大島の盛り込む芸を目の前でやられると、大抵引き摺られてペースを乱すのだけれど、佐藤(N)はぶれない。 戸島に通ずる「刈り込んだ芸」。

虫のバラード(秋元)
劇場の外に居ても生声で聞こえるような迫力。 曲は嫌いなのだけれど、聴き込んでしまう。

内田、大島、野呂、松原で間繋ぎ。
野呂が始めて移籍の件に触れる。 湿っぽくさせない話術。
流れで内田の昇格話。 発表の時は心配になるくらい震えていたとか、楽屋で鏡を見ながら笑っていたとか。
弄られても「念願のチームKに入れたので・・・」と喜ぶ内田が微笑ましい。

後半全体曲の近野。 綺麗な動き。

間繋ぎでは面白いものか見られた。
内田の頭のてっぺんより、秋元の顎の先のほうが高い位置にある。
小林のコンサートこぼれ話。 身長よりはるかに高く上がるセリの上でリハーサル中、恐がっているとスタッフに「やめる?」と訊かれて、そっちの方が怖いので小野に判断を丸投げしたとのこと。
歌の中で小野が殴るような所作があり、それを狭いセリの上でどこまでよろけるか計算するのが大変だったと言う話を聞いて、初日の精彩を欠いた原因を知る。
何か心配事が有ると、あからさまに態度に出る。

九時を廻ってから大堀の生誕イベント。
今回は文句無く。 良かった。

前回が私にとっては最悪に近い公演だったのでどうなるかと思ったが、エンドロールを除いては良い公演だったと思う。

_ 今日も備忘録的に分析

研究生について考えてみた。
叩き台用。

_ 研究生出身者分布

チームA
大家志津香 倉持明日香 中田ちさと
指原莉乃
高城亜樹
岩佐美咲 鈴木まりや 前田亜美

チームK
藤江れいな
内田眞由美 小原春香 中塚智実 仁藤萌乃
野中美郷
菊地あやか 松井咲子

チームB
佐藤亜美菜
石田晴香 北原里英 近野莉菜 宮崎美穂
小森美果 佐藤すみれ 鈴木紫帆里

・・・4期  ・・・5期
・・・6期  ・・・7期


チームAは4期中心、チームKとチームBは5期中心。
チームKは身体能力の平均値が上がりすぎたので、実質的に7期からは松井だけ。

_ 研究生出身者分布(所属別)

チームA
高城亜樹 中田ちさと
倉持明日香
指原莉乃
岩佐美咲 大家志津香 鈴木まりや 前田亜美

チームK
藤江れいな
小原春香 中塚智実 仁藤萌乃
内田眞由美 菊地あやか 野中美郷 松井咲子

チームB
北原里英 佐藤亜美菜 宮崎美穂
近野莉菜
石田晴香 小森美果 佐藤すみれ 鈴木紫帆里

・・・チームA  ・・・チームK
・・・チームB  ・・・チーム研究生


チームKからAとBへ移動、チームBからAとKへ。 この辺りは総入れ替えの観。
北原と石田は、初舞台がチームB公演であり、長く渡辺と多田のアンダーを務めていたので、違和感は無い。

_ レスなど

「逆上がり」公演全篇通しての感想としても当て嵌まるんですが、「夏まゆみ的」では無いな・・・と。、
嘗ては定期的に駄目出しに来る夏まゆみの統制と、メンバーの自己主張の鬩ぎあいのようなところが有って、河西あたりの本来の振り付けから逸脱した部分は矯められ、小林あたりの出来てない部分は直されて、公演の統一感のようなものが醸されていた訳です。
それが必ずしも良かったとは思わないし、夏まゆみがPA席で見ている日のつまらなさ加減たるや泣きたくなるくらいだった訳ですが、ここまで統一感が無いとあの頃が懐かしく思い出されます。

醤油豚骨のラーメン屋がはまりがちな陥穽として、スープを濃くして魚粉を入れて味を複雑化すると、飽和した旨味が単純化して魚肉ソーセージの味になってしまうってのがあります。
連中のやっている事も同じで、盛り込みすぎて却って詰まらない。

相手を活かさないと、自分も活きない。 あれは殺し合いです。
現代美術的な意味合いに於いての「ハプニング」として見れば価値はあるかもしれないけれど、Showとしては無価値だと私は考えます。

_ チーム再編成発表の手法について

相変わらず人を踏みつけにするようなやり方ではあり、人倫にもとると言えばもとるのだけれど、大衆宣伝の定石は押さえているから、合目的的ではあると言える。

ゲッベルスは「伯林奪取」の中でこう書いている。

ベルリンは魚が水を必要とするように、センセーションを必要としている。 この町はそれで生きているのだ。 そのことを認識しない政治的プロパガンダは、的をはずすだろう。

私を含めて逆撫でされた感情の影響下でこうしてこの件について書いている訳で、秋元の狙い通り見た者聞いた者に深く印象を刻むことには成功している。

戸賀崎氏は、言いっ放しで居なくなってしまう事によって、判りやすい悪役になる事に成功した。 この辺りの役割分担も上手い。

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# rockbottom [エンドロールについてはバトルになってもいいんじゃないの? この曲はあの四人の自己主張が原動力になってるわけだから....]


2009-08-24 構造改革 [長年日記]

_ AKB48 チーム再編

公式ブログではまだ発表が無いが、本日の武道館コンサート夜公演にて、チーム再編の発表があったとのこと。
とりあへず備忘録的にまとめておく。 実施時期などは公式発表待ち。
赤・・・「言い訳Maybe」選抜メディア組
青・・・「言い訳Maybe」選抜
緑・・・アンダーガールズ
☆・・・キャプテン

チームA 17人
小嶋陽菜 篠田麻里子 高橋みなみ☆ 前田敦子 高城亜樹 中田ちさと  (Aより)
倉持明日香 松原夏海  (Kより)
多田愛佳 片山陽加 指原莉乃 仲川遥香 仲谷明香 (Bより)
岩佐美咲 大家志津香 鈴木まりや 前田亜美 (研究生より昇格)

チームK 17人
板野友美 峯岸みなみ 藤江れいな  (Aより)
秋元才加☆ 大島優子 小野恵令奈 宮澤佐江 梅田彩佳  (Kより)
米沢瑠美 小原春香 田名部生来 中塚智実 仁藤萌乃  (Bより)
内田眞由美 菊地あやか 野中美郷 松井咲子 (研究生より昇格)

チームB 16人
佐藤亜美菜 北原里英 宮崎美穂  (Aより)
河西智美 増田有華 奥真奈美 小林香菜 佐藤夏希 近野莉菜  (Kより)
柏木由紀☆ 渡辺麻友 平嶋夏海  (Bより)
石田晴香 小森美果 佐藤すみれ 鈴木紫帆里 (研究生より昇格)
8/24追記

_ 事務所勢力図

A・・・尾木4、サムデイ1、太田1、イトカン 1
K・・・office48 3、太田2、ホリ1、尾木1
B・・・office48 3、ホリ2、尾木2、ナベ1、イトカン1

office48は≒AKSと考えても良さそう。
チーム別ユニットになっていた尾木は、数字以上に分けた感がある。

「チームA ≒ 一軍」的な世間一般というかよく知らない人々の先入観を変えるためにも、これくらいやって然るべきではあった。
遅きに失したとは思うが、タイミングとしては「今」だったのだろう。

_ 研究生大量昇格

とりあへず研究生降格人事が無かったのでホッとした。 何故ホッとしたのかは推し量っていただくとして、大家をはじめとした研究生の昇格は喜ばしい。
これまでは既存チームの欠けた部分に嵌め込む形での昇格が多かったが、バランスが崩れすぎた現状では研究生の昇格も構造改革の一環として行なわざるを得なかったのだと思う。

チームAは当たりのキツそうな古参が居るので大変な事もあると思うが、大家は生命力があるし、高橋みなみと松原と倉持がいるので何とかなるだろう。

チームKは動けない小林と奥が抜けたところにAとBから動けるのが大量に入ってきて、野中あたりは大変だと思うが、理不尽な苛めなどは無い(そんなことをしたら秋元にトイレに流されてしまう)と思うので頑張っていただきたい。
内田は解体されても骨格は残ったチームKに、ほぼ希望通り入れた。 チームKの内田は見たい。
菊地も諸般の事情を鑑みたり動きの質を考えたりするとKだし、かつて「テキトーズ」で棒組だった米沢もいるので順当。 ただし、テキトーにやりすぎるとトイレに流されてしまうので程ほどに。
松井は碌に見ていないのだけれど、背格好と動きの質から考えてKだろうと思う。

小森はコワイ人が居ない環境で、このままノホホンと育って欲しい。
石田は良い所に入った。 北原と石田はBから始まった訳で、落としどころとしては良いと思う。

小原がBに入ったときのような、泥縄式トコロテン人事にならなかった事は評価したい。

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2009-08-22 Ebony And Ivory [長年日記]

_ AKB48 日本武道館コンサート

なにやら長いタイトルがあったが、割愛。
田安門をくぐると、物販の列が出来ている。

良く考えなくても開演までに買えない様な気がするのだけれど、思い出よりモノなのだろうか。

NHKホールやJCBホールと比べると、流石に入場の整理は出来ていて、すんなり入場。
一階のファミリー席でのんびり観たが、アリーナ中央に大き目の出舞台が有るおかげで思ったより近く見える。
ただしこれは選抜メンバーの話であって、最後列付近に居るSKE48の連中とか内田とか、もう少し前の方ではあるが群集に埋没しがちな小林などを眼で追うと、矢張り遠い。

各席には織り込みチラシの入ったビニール袋があり、柏木の写真集、小野のトレカ、大堀のエッセイ、コンサートの模様を独占配信するWOWWOWの加入チラシ、AKB48モバイルの勧誘チラシ、サルオバサン祭りのチラシ。
さらに、読売新聞特別版が8種類のうち一つ入っているのだけれど、これがまた良い出来。
新聞なので紙質は悪いが、写真としては良い。 私の席には表が前田で裏が高橋のもの。 開くと右が篠田で左が小野、全部開くと高橋みなみの巨大ポスター。
この高橋みなみがプレイボーイ別冊の水着グラビアのしょっぱい表情が嘘のような、実に良い表情。 状況設定でスイッチが入るタイプなのかな…となんとなく思った。

開演予定時間を10分ほど過ぎた頃に影アナ。 担当は野呂。
余計なことを盛り込みすぎる何時もの芸風は鼻に付いたし、そもそも長すぎるのだが、ちゃんと名乗らずに「前田敦子でした」とやったのは良かった。

そんな中、関係者席に秋元康が入ってきた。 誰も石を投げない。

客電が落ちたり点いたり、また落ちたりやっぱり点いたり混乱しつつオーバーチュアで開演。

インフルエンザでチームKの奥と倉持、チームBの多田と小原、研究生の石田と佐藤(す)が休演。 リハーサルを体調不良でこなせなかった増田も休演。

渚のCHERRY
篠田(黄色・前田)、秋元(増山)・野呂(峯岸)・大堀(平嶋)
手元のメモには「ジエットストリームアタック」と書いてある。
篠田の歌がもろにボーカロイド。 下手なりの味というものを完全に否定した人工的で表情の無い歌声。
ここまでして糊塗する意味がわからない。
間奏部分の下克上コーナーは野呂。 まぁ切れた動きではあった。

Blue rose
小野(大堀)、松井珠(秋元)、高橋(増田)、渡辺(宮澤)
渡辺がマイクスタンドを蹴り損ねた以外は良く出来ていた。
高橋みなみは全篇を通じて良かった。

雨の動物園
前田(ゾウ)、小嶋(キリン)、柏木(シマウマ)、宮崎(ラクダ)、峯岸(ペンギン)、板野(ライオン)、佐藤由(パンダ)、河西(サル)
選抜常連にやられても、オリジナルのごった煮感が出ない。
他の曲でやりたい事をやらせて貰っているからか、着ぐるみ衣装でも機嫌よく歌い踊る板野。

虫のバラード
高橋みなみ(秋元)
本日の見せ場の一つ。
高橋みなみは何公演かこなして歌い込まないと歌いこなせない印象があったが、この曲は実によく歌いこなしていた。
マイクスタンドをぶっ倒したり、へたり込んだりする部分も気合十分で、小柄な高橋が大きく見えた。

ハート型ウイルス
宮澤(大島麻衣)、大島(小嶋)、佐藤(N)(川崎)
遠慮会釈無い大島を真ん中にして、脇に廻った佐藤(N)が良い仕事。
北風と太陽。

君はペガサス
松井玲奈(旧秋元)、矢神(旧宮澤)、森(旧佐藤(N))、高井(旧野呂)
松井玲奈+旧ウィンブルドン。 人選も上手いし、任に合った割り振りの妙。
前世で写真屋でも殺したんじゃないかと思うくらい絶望的に写真写りの悪い松井玲奈だが、動いているところを生で見ると実物の良さに圧倒される。
旧ウィンブルドンの三人もよく付いて行っていて、オリジナルとはまるで別物だが見応えのあるものになっていた。

ウィンブルドンへ連れて行って
藤江(黄色、旧森)、宮崎(ピンク、旧高井)、小野(青、旧矢神)
そのウィンブルドン。
出来る人間を集めてやっているので、よく出来てはいる。
ただ、特異な個性を集めて出来上がっていたオリジナルの面白味は無い。

となりのバナナ
指原(小野・奥)、仁藤(河西・小林)
これもどうかしている連中がやっていたからこその面白みは無い。 よく出来てはいる。
指原は立ち位置がまだ半分客。 嫌いではないのだけれど、舞台の上に立ったら「向こう側」の人であって欲しい。 突き抜けられない原因が奈辺にあるのか、考えたほうが良い。
仁藤は何に出ても破綻しないのだけれど、オリジナルを超える何かも見えて来ない。 多少ソツ有っても良いのでは無いか。

愛しきナターシャ
近野(指原)、秋元(片山)、佐藤(N)(田名部)
毛皮が妙に似合う秋元。 マイクスタンドを持って暴れるさまは天下一品。
佐藤(N)はここでも脇に廻っての仕事なのだけれど、地味な割に印象には残る。

エンドロール
峯岸、松井珠理奈、板野、桑原
今日のもう一つの見物。 大島優子の居る本家より良かったのには、流石に驚いた。
合わせる時間はあまり無かったのではないかと思うが、揃うべき所は揃い、各自の個性もしっかりと。
一生懸命なSKE48の二人と(特に「寄らば斬るぞ」的な気合の漲る桑原とは)対照的に、さらりと凄いことをやる板野峯岸。
板野の軽味が重くなりがちな曲の中で救いになっている。

ツンデレ
浦野、渡辺、中塚
オリジナルを殆ど観ていないので括弧内表記は無し。
スモークの煙の向こうでホログラムのような渡辺。 フライングスコッツマン並みに正確な動き。

残念少女
北原、前田、高城
こちらも括弧内表記は無し。
スッポンで奈落から登場する趣向。 スッポンの使用はこの曲だけだったが、結構な勢いで「ポンッ」と出てくる。
歌舞伎では、スッポンからは人間以外のものが出てくるのであるが、そこから無表情な前田と顔面相似形の高城と北原が出てきたのは面白かった。
前田が役者の顔。

黒い天使
片山(高城)、柏木(前田)、仲谷(藤江)
片山のマイクの持ち方。 口との距離と向きを一定に保ち続けている。
仲谷は気合が入り過ぎたのか少々怖いくらいの表情。
柏木は真ん中に居ることに説得力がある。

口移しのチョコレート
河西☆、野呂、大堀
河西と大堀のバランスは取れているが、野呂だけ浮き上がっている。 今回の野呂は妙に出番が多いのだけれど、悪目立ちする場面が目に付いた。
こういう曲を演らせると、流石の河西。 分かりやすい蟲惑。 分かっていても騙される。

わがままな流れ星
篠田(小野)、小嶋(小林)
この曲でもボーカロイドな篠田。 こうまでして糊塗する意味はあるのだろうか。
セリが自棄糞に(2mくらい)上がった状態で平然と歌って踊っているのに驚く。 これも見物だった。

おしべとめしべと夜の蝶々
大島麻衣(大堀)、藤江(河西)
所謂「きんぴらごぼう会」の二人。 グラビアの仕事が増えた大島が黒々と、抜けるように白い藤江との対比の妙。 Ebony And Ivory
本家よりあっさりとしていたが、大島の歌が聴けたのは良かった。 流石の安定感。

飛べないアゲハチョウ
出舞台の部分にズラリ。 増田休演で柏木。
大人びた曲の中で平嶋がしっくり来ていて感心。
片山と米沢の攻めの姿勢。 華のある柏木が入っても突出させない。

ゲンナリするダレ場を挟んでSDN48。

Black boy
ゲンナリするダレ場からの流れで始まり、第一印象としては最悪。 曲は右の耳から左の耳へ抜けてしまい、さしたる印象も無く。
TPDっぽいような話を聞いていたが、ベイキャニオンズみたいな感じ。
切羽詰った感じの無い佐藤(由)が救い。

強き者よ
チャイムはLOVE SONG

口直しにSKE48。 「強き者よ」は出口や松下の使い方が上手い。 選抜云々の話でかまびすしいが、「誰を」より「どう」使うかが問題。
「手をつなぎながら」を持ってくるかと思ったが「初日」と被るからか「チャイムはLOVE SONG」を持ってきた。
見納めとなる高井つき奈を注視。 表情が間断なく刻々と変わる。 これは惜しい。

初日
Two years later

盛り返す流れでチームBが2曲。
研究生から鈴木(紫)と内田、チームAから北原。
思えば北原も始まりはチームBでの渡辺のアンダーからだった。
内田が良い。 気が付けばオペラグラスでロックオン。

気になる転校生
最終ベルが鳴る

「気になる転校生」で、あの頃は良かった的な感慨に浸る。
漸く出てきた小林は、コンサートではおなじみの蜘蛛の巣が引っ絡まったようなラメラメな髪型。 動きがもっさりと重くてぞろっぺいで、おまけに小さい。 群集に埋没したまま終わった。

JK眠り姫
青春の稲妻

青春の稲妻のソロダンスは峯岸。 良いものを観た。

ノースリーブスの三人に前田板野で間繋ぎ。
ノースリーブスの落ちの無いコントに素でつまらなそうな顔をしてしまい、小嶋に「アイドルじゃない顔してるよ!」と言われて我に返る前田。

ロマンス、イラネ
BINGO!
大声ダイヤモンド
10年桜

徐々に人が増える。 増えると影の薄い連中はどんどん人波に紛れて埋没していく。
そんな中に小林がいたのが悲しかった。
転がる石のSKE48の横に、苔むした小林。 もう一度転がっていただきたい。
オペラグラスで最後列に居た連中を眺めている間に、前のほうに居た連中は出舞台に来ており、気が付いたら本編は終わってチャフが撒かれていた。

言い訳Maybe
会いたかった
ひこうき雲

選抜メンバーの「言い訳Maybe」からアンコール。 休演の倉持と多田の位置に仁藤と片山。

選抜で迎えたコンサートを休演の止むなきに至った倉持はさぞかし無念であろうと思う。
クラさんに「体調管理が甘い」とバッサリやられているであろう事を想像するだに不憫。
とりあへず、しょうが紅茶を。

色んな連中が入れ替わり立ち代わり前のほうに出てくるが、小林は最後まで馬群に沈んだまま。

松井玲奈の顔色がコンサートの進行とともに白くなり、目が小さくなっていったが、最後の方は幽鬼のような表情。

高井つき奈をじっくり観てみる。 それと気付くのが遅きに失した感はあるが、切れ目無く変わり続け、Pretty と Cute と Funny の間を彷徨う表情が面白い。

終演 → 手繋ぎ挨拶。
手を振りながら舞台から去っていくメンバーの中で、一番最後まで舞台に残って客席にお辞儀をしたり手を振ったりしていたのは小林だった。
最後の最後に小林の小林らしい良さを確認できたのは収穫と言うか、救いだった。

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2009-08-20 週プレ DESTROY [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第61回)

今回も晴れて自由の身になった編集氏による「香菜ちゃんの人気者でGOGO!企画」。
前回の人見知り話から続く展開。

ファンの方からの「趣味をはっきり決めて欲しい」と言う要望に、「特技はある」と豪語する小林。 眉に唾をつけながら読み進める。

小林の「特技」とは『俳句』。 短歌で始まったはずが何時の間にか川柳になり、ついに俳句。
ぜんぜん作ってないと鋭くツッコむ編集氏に「でも作れます。もう作れます。今作れます」・・・と蕎麦屋の出前でも最近は恥ずかしくて言わないような見得を切る。
で、せっつかれて作ったのが

こんなにも 責められるのは ひどいだろ

・・・川柳にもなっていない。
他に何か無いのかと言われて悩む小林の図。
みんな悩んで大きくなった。

別のファンの方からの、小林には超能力が有る筈だから調査して欲しい」と言う依頼に、編集部に何故か常備されているホンモノのESPカードを使って早速実験大会。

俺様ちゃんの超能力はこんなんじゃねぇ、ホンモノなのだ・・・と例によってホラなのか本気なのか誇大妄想なのかわからない事を言い出す小林。
小林の超能力とは「人が思っていることを感じ取ることができます。」
それが一番欠けているのではないかと至極もっともな疑義を呈する編集氏に実例を挙げる小林。

「握手会のときとかに、"この人(私から)推し変えしそうだな〜"と思ったら、やっぱりその後推し変えしてたりとか……。」

なのに何の対策も講じないのが小林らしい。

ESPカードの方はと言えば、一回目の成功率は六割。 これはイケると踏んだのか、揃えられるまでやるといきなりやる気を出すのも小林らしい。
久しぶりに見る根拠の無い自信の空中楼閣の上で得意げににやける小林の図。 空のお城に棲んでいてこそ小林。

漸くトンネルを抜けたようなそうでないような感じでは有るが、小林の超能力の有無を突き詰める次回更新は8/27予定との事。

_ 週プレ DESTROY

週刊プレイボーイ特別編集 AKB48スペシャルムック「AKB48総選挙!水着サプライズ発表」
・・・と言う、無駄に長いタイトルのムック本が出たので買ってきた。
「AKB48初の水着写真集」と銘打っているが、既に篠田麻里子の水着展開は終了していると言う皮肉。

撮り卸しのほぼ水着グラビアは前半のみ。
例の愁嘆場の地獄絵図のレポート記事や、AKB48冠番組出演者の暴露座談会…のようなもの、康インタビューと、読み物が続く。
スピートワゴン小沢一敬の「2003年に中日の川崎憲次郎がオールスターに選ばれたときのことを思い出すね。」との一と言に唸る。
康インタビューは、インタビュアーの稚拙さが却って秋元康のペテン師としての大きさを描き出している。 まだ枯れていなかったので安心したというか何と言うか。

カップリング曲を歌う連中の座談会的なものの写真が酷い。 ストロボの使い方が素人以下。
劇場の光源を生かした見開きの集合写真は色味はともかくとして(ともかくとしてはいけないのだけれどそれはさておき)良くも悪くも「らしい」表情を捉えている。
松井玲奈だけ「よその人」的な疎外された空気の中に居るのだけれど、それが却って存在を浮かび上がらせている。
選挙ポスターずらり、PV撮影風景のあと、過去撮影分からの使い回しグラビアとSKE48の各チーム及び研究生の集合写真、そしてオフショット。

SKE48の集合写真もまたヒドイ出来。 「殿方充が居る!!」と思ったら、中西優香だったり、「高田彩奈の生霊が!!」と思ったら高田志織だったり。
せめて実物並みに撮っていただきたい。

随所に見られるヤッツケ仕事感と、抱えているライターの層の薄さにゲンナリ。
プレイボーイも小峯の頃は仮令ヤッツケでもそうは感じさせない仕事をしていたように思うのだけれど、メンバー名鑑のキャプションが使いまわしだったり、色校もヘッタクレも無かったり、良いのは紙だけだった。
そう言えば小峯、スハゲティは食べられるようにになっただろうか?

グラビアそのものについては、日を改めて。

2009-08-17 幻想 [長年日記]

_ AKB48 チームK公演(8/14 カフェ観覧)補遺

見終えてから何か引っ掛かるものが有り、それが何か考えているうちに劇場内で起こっていた事について幾つか知ることとなり、漸く気になっていた何かが判ってきたので、今更乍ら追記。

もやもやしたもののを書き出してみる。

・何故、一曲目が始まるまで時間が掛かったのか
・何故、いつも同じセットリストなのに全曲終わったら九時を廻っていたのか
・何故、宮澤の生誕イベントが中学生メンバーの出られない九時を過ぎてから始まったのか

一曲目が始まるのが遅かったのは、怪談仕立ての寸劇の混乱を収拾するのに時間が掛かったためだが、最後に宮澤の生誕イベントが有る日にわざわざ収拾のつかなくなる事をすると言うのがまず判らない。
河西は何曲か出て来られなかったと言うし、小林も「わがままな流れ星」の仕舞いのところの掛け合いで片山に揶揄されて声を上ずらせていたが、これは動揺を引きずっていたことを示している。
大堀も擦り傷で済んだ(事になっている)からまだ良いが、もっと大きな怪我をしていてもおかしくない。
暗がりでパニックを起こしたらどうなるのか考えなかったのだろうか。

泣き出してしまった者・動揺した者、平常心で一曲目に入れたとは思えない。
気力で舞台に立っている者、泣き出すと収拾がつかない者、極度の怖がり、怪我人etc...、そこにこの演出。
誰が筋書きを書いたのか知らないが、この小芝居は公演の質を著しく下げた。
盛り上げようとする意図が仮に有ったとしても、経過や結果は免罪されない。
パニックを起こしたり、怪我をすることまでは想定できなかったとしても、怪談仕立てにすれば或る程度混乱し、収拾に時間が掛かる事は判る筈だ。
それすら判らないのであれば、この業界から足を洗った方が良い。

そして九時を廻った。
そこに居るべきメンバーを欠く形で公演が進行するというのは良いことではない。 楽日などは仕方が無いにしても、通常公演でこうした事が繰り返されているのもプロとして如何なものかと思う。
ましてやメンバーの誕生日を祝う段になって、である。

見終えた時は、宮澤の誕生日を祝う温かい空気に浸って居た為に感じなかった違和感が時が経つにつれて大きくなり、その違和感について考えているうちに公演の後味としては2006年8月2日に次いで悪い、今年に限って言えば最悪なものとなった。

こと「公演の質」に関しては、高い水準で安定していると思っていたチームKの公演が、ほぼ全員揃った状態でこうなってしまったのが残念でならない。
高い水準で安定していると思っていたのが幻想であったのかそうでないのか、武道館のコンサート以降になってしまうが、確かめに行こうと思っている。

公演のバランスについても気になることは有るのだけれど、それはまた機会があれば。

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2009-08-14 杞憂 [長年日記]

_ AKB48 チームK公演(カフェ観覧)

盆暮れは東京タワーのNight View DJもお休み。 全員出る日でもあり、仕事帰りに秋葉原へ。

7時を廻った頃8階に上がると、丁度開演するところに間に合った。
宮澤生誕とお盆休みが重なって無茶な込み様。
売店の扉の前からエスカレーター乗り場まで、ぐるりとロープを張ってスタッフ用の通路を確保してあって、その内側がモニター観覧スペースになっている。
便宜上「観覧」と書いたが、実際は観覧している人の方が少なく、殆どの人は「屯している」と表現した方が良い感じ。
常に喋っていて、歌が始まると少し静かになり、MCになるとまた喋り始める。
これは歌を聴いているから喋らないのではなく、単に喋る声が聞き取り辛いから。
座って語らえる場所なら他に幾らもある訳で、何をしにここに来ているのか全く理解出来ない。
生誕蔡の華やいだ雰囲気を味わいに来ているのかもいしれないが、それにしても煩く、五月蝿い。

昔馴染みの「前はカフェの子に言って音量上げてもらったりしたんだけどねー」てな感じの昔語りを聞いて、そうやって音量が上がったところに血相変えて飛んで来た三島無玄がカフェっ娘怒鳴りつけて泣かした上に音量ゼロにしてしまった事があったのを思い出した。
三島氏、元気だろうか?。

開演はしたものの、始まりの小芝居は怪談仕立てだったらしく、暗転したまま進行。 結局何が何やら判らぬまま一曲目。
河西智美らしき、聞き覚えのある声の悲鳴だけが耳に残った。

チームKが全員揃う事に成っていた訳だが、小野が体調不良で休演。 奥と小林も一部出演。
成瀬の居なくなった穴に研究生の石田、小野の穴にチームBの片山、小林が出ない部分には研究生の鈴木まりや。
片山と石田はモニターでも判別できたが、鈴木まりやは結局最後まで何処に居るのか判らずに終わった。

モニターで見ていると、石田と近野だけ動きが違う。 なんと言うか、若い。 昔の秋元のような、角の取れていない動き。
石田は荒っぽい位なのだけれど、その分目を惹く。

大島は、チームKのメンバーが殆どで安心してやりたい事をやりたいようにやれる「攻めの日」らしく、こってりした仕事。
全体曲でも、モニターに映るところに居る限りに於いては常にそれと判別できる。
振り付けの一つ一つに乗せる情報量が桁違いに多い。

前半の全体曲が終わって自己紹介。 スピーカーの音量そのものは、喋っている内容を聞き取れるくらいの大きさではあるのだけけど、その辺でくっ喋っている莫迦が多いので何を言ってやがるんだか丸で聴き取れない。
奥の声が大人びていた。 もう中学二年生か・・・。

「昨日野球を見に行ったんですけど、ミスター・ロッテと呼ばれた有藤(道世)さんと写真を撮りました。」と嬉しそうに話す倉持。 (この辺りは気合で聞き取った。)
ロッテが勝ったマリンスタジアムの西武戦だと思われるが、球場で撮ったのか有賀藤(海浜幕張駅前のプレナ幕張にある有藤経営のお好み焼き屋)で撮ったのかは不明。
この若さでミスター・ロッテが初芝清ではなく有藤道世であるところに、ご父君の薫陶が窺い知れる。

エンドロール(梅田、大島、松原、野呂)
梅田と並んで踊る大島が奇妙。
動きに切れが有るのは梅田であり、それと並ぶと大島は少しもっさりした感じがしないでも無いのだけれど、動きの一つ一つに情念がたっぷり盛られていて、上手く書けないがとんでもない事をさらりと演っている。
凄いのは、判る。 しかしそれを上手く説明する言葉を私は持たないし、大島の意図を100%汲み取って見ているとも思えない。

梅田も松原も野呂も、水準以上の仕事はしているのだけれど、ここに大島が入ると持って行かれてしまう。
逆に言うと梅田と松原と野呂がしっかりしているからこそ、大島もここまでやれるのだと思う。 もしここに研究生が入っていたら、大島は全体のバランスを取りに行くだろう。

わがままな流れ星(片山、小林)
のっけから怪談仕立ての小芝居で泣かされてどうなるかと思ったが、ユニット曲までには立ち直ったようで、きっちり仕事をしていた。
急に呼ばれたらしい片山もソツなく。 チームBでの片山ではあまり見られない可愛らしい歌と振りだが、さまになっている。

愛の色(石田、奥、大堀、近野、増田、宮澤)
これだけ濃い面子の中に入ると、余程頑張らない限り埋没してしまう。 近野と石田の気合の入りようが尋常でないのも理解出来る。
この中で自分を出して行くのも大変だと思うが、この「チームK」と言う環境の中で演れる事の魅力は、それに勝るのだろう。

抱きしめられたら(河西、佐藤、倉持)
自分を可愛らしく見せる技術にかけてはAKB48でも屈指の河西を真ん中にして、脇に廻った佐藤夏希の動きが面白い。
敢えて楷書の動きにする事によって、河西を殺さずに自らの存在感を出している。 良い仕事。

虫のバラード(秋元)
秋元の声が生きる音域で作られていて、余計な振り付けも無いから、秋元も歌に集中出来るし、歌に説得力が出てくる。
秋元の声が大きくて相手の話が聴き取れないからと言うのもあると思うが、この曲の間は無作法な客のお喋りも已んだ。

エンドロールの四人の間繋ぎのあと、後半全体曲。
片山は全体曲でもチームK的な動きで、上手く溶け込んでいる。 急に呼ばれたり大変な事も有ると思うが、それも含めて良い経験を積めていると思う。
小芝居その他で押しに押して、全曲終わる頃には九時を廻っており、中学生抜きで宮澤の生誕イベント。
今日の宮澤は言葉に詰まる事も呂律が怪しくなる事も無く、自分の言葉で起承転結の有る話をしていた。
明るく手繋ぎ挨拶で〆。

梅田の休演と出演の情報が錯綜し、チームK全員を無理繰り揃えようとした感じもあって、幾ばくかの「悪い予感」を抱えて見に行ったのだけれど、今日のところは杞憂に終わった。

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2009-08-13 明日はどっちだ [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第60回)

前回の続き。 本復した編集氏による「香菜ちゃんブレイク大作戦的なもの」の第2回。

極度の人見知りが小林のコミュニケーション能力の低さに繋がっている訳であるが、それを言い訳にしちゃいかんという事で、編集氏と対話を試みるものの、無知蒙昧な割に手前ぇの田圃にだけ水を引きたがる小林とスノッブな編集氏とはまるで対話が成立せず。
まぁそれも面白くは有る訳だが毎度そんな「頓珍漢なコバヤシさんで街は大騒ぎの巻」でも仕方が無い。

人見知りを治してコミュニケーションスキルを上げるべくいろんな人と対談するとか・・・と半ば絶望しつつ提議する編集氏に対し「ぜんぜん大丈夫ですよ!かかって来いっ!!!」と小林。 なぜかやる前から対決姿勢。
勝負は腹が減るからパン持ち込んで持久戦的な「小林的対談論」でオチはついて次週に続く。

人見知りなんざ大した問題では無い。 無駄に馴れ々々しいより、人見知りである方が寧ろ付き合い易かったりもする。
しかし小林が仮に人見知りを言い訳にしているのであれば、それは大きな問題だ。
過去の先生方との関わり方を思い返しても、上手く噛み合ったのは向こうから小林に興味をもって近づいてくれたり、途中から小林で遊び始めたり、小林の特異性から何かを引き出そうとした場合だけであって、小林の側から先生の何かを引き出すような事はついに無かった。

何と無く、小林の尻に火が付きかけているような気がしてきたので今回は厳しいようなそうでないような感じで。
これで覚醒するか、背負った薪に火が付いてカチカチ山になるか、「明日はどっちだ?」な次回更新は8/20予定との事。

_ 立ち読みで済ませられなかったグラビア日記

毎週AKB48絡みのグラビアが載ると言う事態に、薄ら寒い感じすらするが、とりあへずコンビニエンスストアで現物確認。
今週も、買わざるを得ない。

_ 柏木由紀@週刊プレイボーイ

載りますよ的な告知が本人ブログであったので、帰宅途中で確認 → サルベージ。
撮影が長野博文とあって、全篇青みがかった色合い。 髪の毛の質感などにデジカメっぽい粗さも見えるが、雑誌のグラビアページにリバーサルを使う方がもはや珍しいのかもしれない。

柏木の立ち姿はあまり綺麗ではないのだけれど、切り取り方が巧い。 膝上で切るとすっきりして見える。
2ページ目の、ベッドに横たわった写真が秀逸 。 身体の線が綺麗に出ている。
水着の写真より、上に一枚羽織った写真の方が、表情が柔らかい。 柏木の擦れていない部分が上手く写真に捉えられている。
長野博文の上手さは、色作りより、このあたりの感情の揺らぎを写真に掬い取るところに有るのではないかと思う。

_ 宮澤佐江@週刊プレイボーイ

柏木のグラビアを確認しようと手に取り、後ろからページを繰っていたら宮澤のグラビアの最後の写真に出食わした。 この一枚で購入決定。 この号の全グラビアの写真の中でも、この写真が一番凄い。
宮澤佐江の、モデルとしての可能性を感じる一枚。

暮れに掃除をした際に捨てずに残した雑誌の中に、一昨年の夏の週刊プレイボーイが有る。 その中でも、扱いは小さくとも宮澤の写真が一番良く撮れていた。

この号でも柏木の5Pに比べて3P、しかも柏木の後のページと扱いはよろしくないし、眩しいと写真にならないのに安易に南国に設定したロケーションも良くないし、飛び跳ねると脹脛に見事なシシャモが現れるような(良く言えば)アスリート体形も興をそそる物では無いのだけれど、引き込まれる憂い顔の妙。

この一枚をより良い状態で見られるだけでも、8/20に発売される宮澤の写真集は買いだと思う。

9/5には、福家書店(新宿サブナード店)にてイベントもあるようなので、接客業としてのアイドルが好きな方面も是非。

_ お詫び

また宮澤の名前を間違えてしまいました。 お詫びして訂正いたします。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# 佐江ファン [前も一度ツッコミ入れさせて頂いたのですが・・・ 宮澤佐枝、ではなく、宮澤佐江です・・・]

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2009-08-07 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第59回)

病み上がりの編集氏が半死半生でお届けする「小林人気向上企画」の続き。

オリオールズの上原の顔真似した(←してません、でも似ている)小林。 「来なかったらどうしよう?」と心配していたらしいアンケートがドーンと集まり、喜ぶ小林だが、集まったアンケートは小林の握手会における愛想の無さとか、公演にいて目線が来ないとか、客の怨嗟の声がズラリ。

今は違います!!と小林。 ここから聞くも涙のセルフ自己啓発話が・・・。

兎に角、小林の「変わろう!!」と言う意思を買おうと言う事で「そこまでしなくても・・・」と言うツッコミは無しで見守る方向で今週はここまで。
微妙な希望を感じつつ具体的な話に入りそうな次回更新は8/13予定とのこと。

「よのなか入門」では、引き続き小林を元気付けるための新企画を募集中。

1. 小林香菜のファンを増やす必殺の方法
2. あなたが小林香菜にやって欲しいこと

以上2点を書いて

kobakana@wani.co.jp (※スパム除けに @ を全角にしてあります、実際に送る際は半角に直してください)

まで是非。


2009-08-06 買いました [長年日記]

_ 立ち読みで済ませられなかったグラビア日記

とりあへずコンビニエンスストアで立ち読み。
週刊プレイボーイは少年ジャンプの焼き直しの漫画をはじめとして対象精神年齢の低い読むに値しないページが多過ぎて指名買い出来なくなって久しく、グラビアも余計なキャプションが多いのでよくよく吟味しないと買ってから後悔する。
今回はSKE48のグラビアが良かったので買ってみた。
金340円也

_ SKE48@週刊プレイボーイ(松井珠理奈、松井玲奈、高井つき奈、矢神久美)

SKE48から四人。 大人し目乍ら水着グラビアの体裁。
見開き2Pは、四人並んで曇天のプールサイドに腰掛けて水をばしゃばしゃやるの図。 松井玲奈は顔色が悪く、表情も硬い。 松井珠理奈と矢神久美はそれなりに。 高井つき奈は笑いすぎて可愛くないに振れた表情。
続いて松井J+R、高井+矢神で1Pずつ。 更に制服立ちポーズの四人並び1Pで〆。

寒すぎるのか、松井玲奈は目に力が無く、目の下にも隈。 湿気で髪の毛がペタリとなりすぎて、額が出すぎた感じもしつつ。

松井珠理奈は安定して綺麗。 もう少し歳相応な部分が出ると、良さが伝わりやすいのだけれど、なかなかグラビアでは出てこない。

矢神は表情の変化に乏しい恨みはあるが、ハズレ写真は無く、何処から切っても可愛らしく写っている。 大当たりは出ないが、常に水準以上の結果は出してくれる。 こう言う「計算できる」奴が居ると、計算しにくい飛び道具も生きてくる。

その「飛び道具」の高井は見開きの写真こそクシャリとゆがんでいるが、それ以外は珍しく素材の良さが引き出されている。 今村敏彦が良い仕事。
高井の雑誌媒体での露出も一先ずお仕舞いになる訳だが、こう言うのを見てしまうと矢張り惜しい。

松井玲奈と並んだときの松井珠理奈の位置取りが面白い。 並んでいるようで居て、常に松井玲奈の肩の後ろに廻っている。 この辺りの奥ゆかしさとか、ふとした時に出る歳相応のあどけなさが上手く写真に出れば、もっと広く受けるのではないかと思う。

松井玲奈は生気に乏しく、表情も冴えないのだけれど、二人で並んも四人で並んでも、常に後ろに回りこまれて一番前に立つ格好になっている。
これが「細うで繁盛記」的なけなげさを醸していて、松井玲奈の印象としては悪くない。

「水着」と銘打ってはいるが、出ているのは腹くらい。 松井珠理奈に至っては臍すらだにも見せていない訳で、編集部の要求する「水着グラビア」をピタゴラス側が上手くいなしてページを分捕ったような駆け引きを感じる。 このしたたかさがAKSにも欲しい。


2009-07-31 盆踊り [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:梅田彩佳)

SKE48の高井つき奈が8月一杯と言う話を見に行った友人から昨晩のうちに聞いてはいたが、メンバーのブログにちょぼちょぼそのあたりの話が載りだすと、どうにも飲まずにはやっていられなくなり、買い物ついでに成城石井でグロールシュとステラアルトワの缶を購入。
増上寺の境内では盆踊り。 近隣に大きなホテルが有るので、外国人観光客も見よう見まねで踊りの輪に入っていた。

いつもより遅めに展望台へ。 夏休み本番とあってか、展望台内にも自棄糞に人が多く、子供が佃煮にするくらいうじゃうじゃ。
劇団四季のジャングル大帝を見てきた男児がライオンのお面を被っておどけていたり、ネズミの耳を付けた幼女がうろうろしていたり、祝祭ムード。 浴衣女子も多い。
そんな光景を肴に窓際で聞こし召しつつ開演待ち。

ほぼ定時に始まったんじゃなかったかと思う。

梅田は喋る仕事が板についてきた。 安心して見ていられる。
マイクが口に近すぎて声がこもりがちなのは難だが、それだけマイクと口との距離と角度に気をつけているということでも有る。

明けたんだか明けてないんだか判然としない梅雨に掛けて、そうめんのつゆは濃い目が好きか薄目が好きか、薬味は何を…なんて感じの、どこぞの酔っ払いが書いたリクエストに添えられた質問が読まれたが、濃いつゆにたっふりつけて食べるのが好きなのだそうな。 薬味はねぎ以外思いつかないと言いつつ、
「アレが好きです!チューブに入ってる緑色の奴!!」
柚子胡椒を持ち歩いていて、味噌汁でもうどんでも何にでも入れるとのこと。 梅田豆知識。

休みを利用して東京に遊びに来た人からのリクエストに添えられた、勢い込んで東京に遊びに来た感じのメッセージに共感する梅田。
東京で暮らすようになっても、その頃の気持ちが残っているのだろうか。 すれていないし、くすんでもいない、柔らかそうでいて芯がしっかりしていてぶれないところも、梅田の美点なのだと思う。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、オレンジジュース。
「オレンジジュース、好きなので。」
梅田豆知識。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第58回)

担当編集氏急病とのことで、まさかの休載。
次回更新は、8/7予定との事。

「よのなか入門」では、引き続き小林を元気付けるための新企画を募集中。

1. 小林香菜のファンを増やす必殺の方法
2. あなたが小林香菜にやって欲しいこと

以上2点を書いて

kobakana@wani.co.jp (※スパム除けに @ を全角にしてあります、実際に送る際は半角に直してください)

まで是非。

_ 高井つき奈

小林ですら高校に進学出来て、卒業も夢ではないという時代に、学業を択んだ高井。
行ける高校には行けても、行きたい高校へは行けない、行けたとしても卒業出来ないと言う事なのだろう。

とりあへず、中学生が書いたとは思えない透徹した視点で書かれた高井ブログの当該記事を読んでいただきたい。
そのあとで高井の件に触れている他のメンバーのブログを読むと、さらに切ない。

美味い酒にならないのは判っていても、とりあへず飲まずには居られない。
では私も、もう一杯。


2009-07-27 盆と正月 [長年日記]

_ AKB48 チームK公演(おやつ ※7/26)

昨日に続いて私的初日。 盆と正月が一遍に来た。 西田和昭は来ない。
キャンセル待ちだったが何とか抽選枠内でチケットは買えた。 抽選入場の籤運は可も無く不可も無く、昨日と全く同じ席に座る。

影アナは秋元。 定型文のうちは抑制された声で静かに読んでいたが、読み終えて自分の言葉で喋りだした途端に声のトーンが上がり、バリバリ音が割れる割れる。 これぞ秋元。

河西、倉持、佐藤、松原の小芝居から始まり、中原中也の「汚れつちまつた悲しみに」の朗読に移り、曲が始まる。
芝居の発声(もしくはそれに近いもの)が出来ているのが、この日は増田と秋元くらいしかおらず、客が沸く度に台詞が聞こえなくなるのが難。
芝居そのものは上手く作ってあったので、惜しい。

大島、奥、小野、大堀、野呂、宮澤が休演。 チームBから片山、研究生から石田、岩佐、鈴木、野中、松井が代演。

片山は昨日とは髪型から動きから全て変えてチームK仕様にして来ており、全体曲とユニット曲でも違う色を出していた。 良い仕事。
研究生は石田が安定して良く、岩佐も良い動き。
野中が少々危うい感じだったが、松原が細かくフォローしていた。

今日も何やら落し物を見つけて、動きの中で拾う小林。 拾いマスターの面目躍如。
落ちていたのは秋元のカチューシャ。 「秋元才加、21歳初落し物だね!」と小林。
序盤は表情も動きも硬かったが、このあたりから本来の小林らしい明るさが出てきていた。

佐藤が一人コント的な小芝居を入れ込んだ自己紹介。 佐藤の仕込む根多は無駄な部分を刈り込んできちんと練っているので、客を引っ張り込んで笑わせる。

エンドロール(梅田、倉持、増田、松原)
ヘッドセットマイクで激しく踊りながら歌う一曲。
休演が出てもこう言う曲が成り立つのもチームKならでは。
梅田は枝葉の処理が上手くて華やか。 松原は幹がしっかりしている。 四方柾の美しさ。

わがままな流れ星(片山、小林)
小林らしい、コミカルな曲。 小林は常に宛書きで良い曲を貰っている。
片山は曲に(・・・と言うか小林にと言うか)合わせて、きっちり歌いつつコミカルな部分を出していた。

愛の色(石田、鈴木、近野、増田、松井、松原)
増田と松原で対になるってのも久し振りに見た様な気がするが、松原が自信を持って演っているので、押し出しの強い増田に負けず良いバランス。
近野はチームKの色に染まりつつ、自分の色も出せていた。 チームKの精神のリレーは、上手く行っているようだ。

抱きしめられたら(☆河西、佐藤、倉持)
横並びの曲が多い中、珍しくセンターのはっきりした曲。
キャプテンマークをつけた河西は相変わらずあざといまでの「可愛い自分」を演出。 出来るだけ冷静に観ようと思っているのだけれど、河西を直視すると自分を見失いかけるくらい良く出來た自己演出。 シャッポを脱ぐ。
河西が盛り込む芸風だとすると、佐藤は刈り込む芸風。 動きに無駄が無い。

虫のバラード(秋元)
秋元がソロで歌い上げるロッカバラード。 好きな曲ではないが、秋元の任には合っている。
AKB48でソロの曲と言うと、引き込む星野、魅せる大島だったが、秋元は「聴かせる」。

秋元は帽子を落としたまま捌けて行き、間繋ぎに出てきた梅田・近野・松原が片付けていた。

後半の片山。 押したり引いたりの加減が面白い。

刈り込んで無駄を省いた動きの佐藤の横に来ると、岩佐の動きに無駄な枝葉が多いのが判るが、今はこれで良いのだと思う。
中西優香がそうであったように、立場が人を変えていくのだと思う。 まだ落ち着かなくて良い。

曲そのものピンと来なかったのだけれど、見応えのある良い公演だった。
曲そのものに聴かせる力が少ないので、ユニットの全てが弁当幕に成り兼ねない危うさを孕んでいるのだけれど、力技で見せている。
誠にチームKらしい公演だった。

研究生にとっては、客観的に見て損得だけで考えたらチームAに昇格するのが一番得なのだけれど、そこを敢えてチームKに昇格したいと言はしめるだけの物は確かに有る。
この腕っこきの中で揉まれる経験は、必ずプラスに成ると思う。
現に近野は、以前見たときより格段に良くなっていた。

_ 研究生雑感

相当難易度の高い事を要求されている筈なのだけれど、岩佐と鈴木の表情や動きからは「ここに出られる喜び」が感じられた。
色々有って、本人達に関係無いところで7期の印象が悪かったのだけれど、この二人で認識が改まった。
よくやっているし、よく出来ている。


2009-07-25 Poupee de cire poupee de son [長年日記]

_ AKB48 チームB公演(おやつ)

何時以来だか憶えていないくらい久しぶりのAKB48。 チームBの私的初日が漸くやって来た。

入場時の籤運は相変わらずで、まぁ何とか椅子には座れる程度。
初会なので全体が見渡せる場所へ。 裏ぁ返す機会があれば前のほうで見たいし、馴染みン成れば下手で前のほうへ行きたい。 仲谷がとても良い。

今日は名古屋のイベントに借り出された連中その他がズラリ休演(浦野、多田、柏木、佐伯、指原、中塚、渡辺)。 代わりに研究生が大挙出演(今井、岩佐、内田、大家、小森、野中、前田、三木)。
研究生とチームBが一緒くたに見られる、一粒で二度美味しい「アーモンドグリコ」公演だった。

AKB48旗揚げメンバー…平嶋
チームBオリジナルメンバー…片山、田名部、仲川、仲谷、米沢
研究生→チームB…小原(5期)、仁藤(5期)
研究生4期…大家
研究生5期…内田
研究生6期…野中
研究生7期…小森、前田、岩佐
研究生8期…今井、三木

平嶋や仲川が研究生公演にも出演していることもあってか、このメンバーなりの纏りは有り、チームAで感じたような新旧メンバーの噛み合わない感じも、キャリアの差から来るバランスの悪さも感じなかった。 8期以外は。
8期はさすがにまだ硬い。 間繋ぎでの三木の nihilistic な受け答えも気になった。 渡辺茉莉絵と似た匂いがした。

明日以降に追記しますが、納得して3000円払える公演。
「スタートラインがばらばらだからこその見応え」が出せていたと思う。 眼福。

_ AKB48 チームB公演(おやつ) 続

影アナは仲谷。 ユニットコーナーでの代演を仄めかしつつ、滑舌良く。

アイドルの夜明け
ド真ん中で見たことの無い人がバトンを振り回している。 よくよく見たら岩佐、良い仕事。
分け目を付けて額の一部を見せた仲谷を初めて見たが、眉に出る表情が見えるのは良い。
仲川が女の子として可愛くなっている。 これはもっと評価されて良いと思う。
ざっと見渡して、誰も劣化していなかったので安心した。 片山も、もっと松井棒化しているかと思ったが、そこまでは行っておらず、上手く歳を重ねている。

みなさんもご一緒に
ここからワッと舞台上の人数が増える。 研究生でも限られた人数しか一曲目には出てこないが、その数人のレベルが高いので、二曲目でちょっと雑然としてくる。
チームBらしいな・・・と思ったのは、位置取りがあやふやな研究生の動線がずれたときに、チームKのようにぎりぎりで見切ってかわす、もしくは当たってでも筋を通すのではなく、自分から早めに避けてかわすところ。
入れ替わりが激しかった昨年来の経験が生きている。
研究生もこれに甘えては不味いのだけれど、研究生が入りやすい環境ではあると思う。

春一番が吹く頃
研究生は居ない連中(主に中核メンバー)の穴埋めで出てくる訳で、こんな日は気が付くと舞台中央に研究生がズラリ。
8期以外はそれなりに動けていて、あからさまな格落ち感は無いが、それでも動きが緩から急に移るところで古株との差が出る。
大家、内田、岩佐あたりは遜色無いのだけれど、他の7期8期は片山や田名部あたりの細身で動きの切れるのと並ぶと、少し遅れたり動きが小さく簡略化されていたりする事があった。

拳の正義
内田や大家は、一生懸命とゆとりのバランスが良く、見ていて清々しい。
曲の終わりで、すっと暗くなったところで平嶋を見たら、斜めに差し込む光で腹筋の陰影が見えた。 これは腹式呼吸が出来ているという事でもあるし、動く身体が出来ているという事でもある。
平嶋は激しく動いても表情が常に舞台に立つ人のそれで有り続けているし、客席を満遍なく見渡してもいる。
それが媚を売る方向に向いていないのも好感が持てた。

四曲終わって自己紹介。
小森は雑誌などで見てもピンと来なかったが、実物は良い。
どんな状況でも、自分の時間が流れる空気を半径1mに漂わせている。 なんと言うか、「空のお城に住んでいる」

田名部が小森と野球観戦に行く話しをしていたが、田名部は虎チーム、小森はコアラチームのファンである事を公言。
コアラチームシンパが公になったのは、SKE48の山下と大矢に続いて三人目。
赤チームを応援している物好きが居たら、私も無条件で(たとえそれが板野だったとしても)肩入れするのだが、まぁ居ないであろう。

夏の目標として「休みの日には仲谷を外に連れ出して真っ黒にする」と豪語する米沢が楽しい。 腹の中は白いままでお願いしたい。

残念少女(☆仁藤、三木、内田)
口移しのチョコレート(☆仲谷、平嶋、岩佐)
片思いの対角線(☆仁藤、米沢、小森)
天国野郎(☆大家、仲川、仲谷、小原)
愛しきナターシャ(☆米沢、片山、田名部)
仲谷も米沢も、「何とかする+α」で、代演以上のものを見せてくれた。
特に仲谷は曲ごとに違った色を出せていて、ともすれば器用貧乏な便利屋みたいな扱いにされがちだった頃から比べると、一と皮も二た皮も向けていた。 良い。
「天国野郎」は、大家→メイド、仲川→板前、仲谷→つなぎ、小原→制服だったのだけれど、仲川の板前が無駄に似合っていた。
仲川は持ち前の明るさからか、罰ゲームみたいな服を着せられても悲惨な感じがしないのが良い。
大家が正統派になっていて驚く。 4期から生き残って来たのに今更乍ら納得。

ユニットが終わって、米沢が掃けて、片山と田名部で間繋ぎ。
片山が意図せずに牧歌的な発言をすると、客席からは呟くような「昭和だ」「昭和、昭和」。
そのたびにムキになって否定する片山が楽しい。

女子高生はやめられない
好きと言えば良かった
そばかすのキス
タンポポの決心
仲谷と片山が並んだときの、微妙な振りの解釈の違いが面白い。 この揃い過ぎないところが、AKB48の面白さだと私は考えている。
仲川は終始楽しそうではありつつ、笑わないで居るべきところではもっともらしい顔で歌い踊っている。 これも進歩。
ジュブナイルSF小説でよく見られた、地球より引力の強い星に暮らす人間の描写を髣髴とさせる体形の内田だが、ターンした際に横から見ると、前後方向には括れたウエストなのが解かる。

客の分母が増えて薄くなったと言われるが、屑常連も希釈されたようで、アンコール発動のヘゲモニーの取り合い馴れ合いなどが無くなる等、プラスの方向にも働いているようだ。
自然発生的にアンコールの拍手が始まる。

B Stars
横須賀カーブ
アリガトウ
研究生にとっては一番慣れたセットリストであり、研究生公演に仲川や平嶋などの取っ付きやすい連中が出ている事もあってか、キャリアも能力もバラバラな割に、細かく見ていけば粗は有るが、纏まった公演になっていた。
面子だけ見れば飛車角落ちであるのに公演として満足できるものが提供出来ていたのは褒めてよいと思う。

_ 小森美果

舞台上何処に居てもそれとわかる何かを漂わせている。
前田敦子と同じく、一回で憶えられる解かりやすさが、運営に重用される理由なのだと思う。

_ 内田眞由美

「天国野郎」のバックダンサーとしてでランドセル背負って出てきたのだけれど、身長は合っているものの、その他がまったく合っておらず、コントのようで面白かった。
上が支えた現状で、正規メンバーに昇格するのも、ましてや希望するチームに昇格するってのも中々難しいとは思うのだけれど、他の誰とも被らないキャラクターではあるし、きっちり歌って踊れてもいるので、何か切っ掛けがれば上に上がる事は出来ると思うし、上に上がっても埋没せずに何かを出していけると思う。

_ 岩佐美咲

こと動きに関しては、7期では出色。
内田、平嶋と並んだところを、同じ公演を見ていた友人は「ジェットストリーム・アタックみたいだ」と評していたが、重心が低くて地を這うような素早い動き。
バトントワリングなども、顔が必死すぎるのはさておき、切れの有る動きで力まずソツなく。
AKB48では報われにくいキャラクターでは有るが、使える。 仲谷のように「使える+α」を出していければ、やせてもらえる事の幅も拡がっていくと思う。
7期以降の研究生に関しては、見た目重視であるように感じていたが、岩佐に関しては能力値も判断材料に入っていたのだと思う。

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2009-07-23 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第57回)

今週もKKi「小林の人気向上委員会」。 清く!正しく!!美しく!!!
人と打ち解けるのに時間は掛かるが、打ち解ければ優しい。 それが初対面での印象の悪さに繋がっていると言うことで、小林の立てた握手会に於ける対客戦略を訊いて行く。
客との会話の糸口を探る小林は、定型質問を取っ掛かりにする事を考え付いたようだ。

どこから来たか訊く → 劇場まで何分掛かるか訊く

まぁなんと言うか、何とかしようという意欲は感じられるし、実行に移したことは評価して良いと思う。

綺麗には撮れているが、私が見たいのはこんな小林ではない。
カメラマンの腕が悪い訳でも、編集氏の話の持って行き方が悪い訳でも、勿論小林が悪い訳でもないのだけれど、虚無寄りの絶望が顔に出ている。

もともと躁と鬱の大きな波の間をたゆたって生きている小林なので、フランス行きで躁の波のてっぺんまで行けばあとは落ちて行くだけなのは解かっていたけれど、まったく以って間の悪すぎる今回の結果であった。

投票権は有った(らしい)ものの、「祭りそのものがちゃんちゃらおかしい」ってんで何もしなかった訳だが、こんな事になるなら厭でも馬鹿らしくても投票してやれば良かったかななんて思ったりしても後の祭り。

「よのなか入門」では、小林を元気付けるための新企画を募集中。

1. 小林香菜のファンを増やす必殺の方法
2. あなたが小林香菜にやって欲しいこと

以上2点を書いて

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まで是非。

次回更新は7/30予定とのこと。


2009-07-19 良い話と悪い話 [長年日記]

_ 星野みちる活動停止

15日に更新されたブログの「みなさまへ」と題されたエントリにて

18日のライブで皆さんにお伝えしなきゃいけない事があります。

時間ありましたら
出来るだけ
ライブ来て下さい。

(・〓・)みちるより


まぁあまり明るい知らせでは無さそうではあったのだけれど、しばらく活動停止で事務所も辞めるとのこと。
19日付のありがとうございましたと言うエントリにて、活動停止のお知らせ。

事務所も辞めるとなると、ブログもどうなるんだか判らないが、星野らしいやり方で定期的に更新されていただけに惜しい。

ブログの話ではなくて、星野の歌について書くべきでは有るのだけれど、どうにも考えが纏まらない。
これで歌を止めてしまうわけではないようなので、兎に角待ちたいと思う。

_ 梅田彩佳の立ち位置

東京タワーのイメージガールが梅田彩佳に変わって直ぐの頃、Night View DJを一緒に見た友人と帰り道で「イメージガールとしての自覚」について話した事がある。

折井あゆみは、東京タワーの展望台内にいる全ての客に向けて、つまりステージ前に「目当て」で来ている客だけでなく、東京タワーに偶々来て展望台内のどこかで「聞いている」客にも、聞いて判るように話しており、原稿に目を通している時間以外、曲が掛かっている間はステージの前を通路として横切る客にも笑顔を振りまいていた。

然るにその頃の梅田はステージの前で見ている「目当て」の客だけを相手に喋っていて、通りすがる客に目をやる余裕が無い。
友人曰く「イメージガールとしての自覚が足りない 」。
私は足りないのは認めつつ、それは育って行く物だと思っていたのだけれど、数ヶ月経った今に至っても、その兆しは見られない。
喋り手としての能力値は上がってきているだけに、惜しい。

折井の場合は直接的に介入してくる客が殆ど居なかったのに対して、梅田に付いてきた客の殆どがAKB48劇場そのままに直接的な介入をしてくると言う違いは有り、客としての対象を広く捉え難いとは思うのだけれど、イメージガールとして成すべき事は何であるか、そろそろ考えた方が良い。

自分目当てで来ている客、その日偶々東京タワーに来ていた客、どちらも対象であり等価な「客」なのだけれど、目に見える物である前者に比重を置きすぎているように感じられる。

東京タワーに人を呼び、また来てくれるように楽しい時間を提供するのが、イメージガールとしての梅田のDJに求められている仕事なのであると私は思う。

_ ブログ考 5

大堀恵 大堀恵の「受粉計画」
パソコンから見ると膨大な量の告知の下に最新エントリが有り、少々見づらくはあるのだけれど、大堀の意気込みが具現化したものと考えると微笑ましくもある。
大堀は誤字や誤表記もあり、文章そのものは上手くないのだけれど、ブログの根多の見つけ方とその処理が実に上手い。 「見せる」ブログ。
モバイルメールも続けながら、違った切り口でブログも更新するってのは大変だと思うのだけれど、誰もが見られる場所で情報を発信しつづけると言う事には、「知ってもらえる」と言う大きなメリットが有る。
モバイルメールくらいしか情報発信の手段を持たないメンバー・研究生を根多として取り上げてくれるのも嬉しい。

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2009-07-18 [長年日記]

_ ブログ考 4

現役よりOGのブログの方が、私には面白い。
これは日々の断片を積み上げたブログより、日記に近い書き方をしているからだと思う。

_ 駒谷仁美 ひよこのひいちゃん

コンスタントに更新していて、文章も写真も駒谷らしい味が出ている。
温度は低いが冷た過ぎず、読んでいて心地良い。
あの駒谷が、こんなにちゃんと文章を書けるとは思わなかった。

_ 戸島花 戸島花Yahoo!ファンクラブ

宵っ張りの戸島らしく、明け方の更新もある。
漢字を知らない訳ではないが、敢えて平仮名で書いたような文章なのも戸島らしいし、質問コーナーをやっても答えたくない質問はキッパリ拒否するのも戸島らしい。
兎に角、戸島らしさは出ている。

_ 星野みちる ちるちるの青い鳥ぶろぐ

精力的且つ脱力的に更新。
日めくり絵手紙のような日記。


2009-07-17 睡眠収入反比例 [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:梅田彩佳)


夏至を過ぎたとは言え、まだまだ日は長い。
夕映えに東京タワー。

先週は風邪で休んだ梅田が二週間ぶりに復帰。5分押しでスタート。
少々鼻声の気味だったが、声を張ったときに偶に咳き込むくらいで、大過無く。

読み間違えて「こんなことも有ります、病み上がりなので!」と事あるごとに病み上がりを強調。 そうは言いつつも喋りは安定していて、定型文も語るが如く読めるようになってきた。

ゲストは首都高速道路株式会社から増根泰さん。 首都高に関する3択クイズをミズノ氏が出題し、増根さんが解説して行く。
結局一問しか当らない梅田。
ゲストの喋りが上手かったので、梅田はほぼ聞き役。 もう少し突っ込んでも良かった。

リクエストで夏の予定を訊かれた梅田。 花火大会と海には行きたい、・・・と熱く語りつつ、「でも何も決めてないです」

梅田からの一曲は、今日の今頃劇場公演で生誕蔡をやっているであろうチームKの佐藤夏希へEXILEの「Happy Birthday」。
この曲は、歯を抜く機会があったのだけれど、その時に有線で掛かっていたので、聴くと歯が痛くなる・・・と梅田。
虫歯ではない歯を抜くのは非常に痛いと聞く。 況してやあの頑健そうな歯を抜いたのだから、さぞかし痛かったであろうと思う。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「アイスミルクは飲んで来た」「病み上がりなので、自分に優しく」ってんで、ホットミルク。
「温かい≒優しい」なのだと思う。 今日もあっという間にデリバリー。

進行表へのペン入れも、曲が掛かっている間の下読みも、しっかりやっていたが、そこにちょっかいを出す客がいて呆れた。 梅田は惑わされずに仕事をしていたので実害は無かったが、何時に無く客民度の低い日だった。(これについてはまた)

執拗に手を振って反応を求める客をチラリと横目に見て、軽く唇を噛みつつ困ったようにミズノ氏を見る梅田が切ない。

梅田は原稿そのままに読むのではなく、自分なりのリズムでオカズを入れて読めるようになってきた。
ミズノ氏との掛け合いでも、以前より話を膨らませられるようになってきており、客の質と反比例して梅田の仕事の質は確実に向上している。

_ 何に用が有るのか

去年の折井も客筋の悪さには泣けて来るくらいだったし、実際私も泣きを見たのだけれど、あれは一極集中であった分、まだ救われていた。
今年は梅田がレギュラー、代打で秋元・増田・小林とチームKの連中が出てきているのだけれど、軒並み折井以上に客筋が悪く、今日はその極大日だった。

曲が掛かっている間はまだしも、梅田が喋ってようが何してようがお構い無しに新参古参の別無く高声でくっ喋ってゲラゲラ笑っている。
それでいて梅田に手を振って反応を求めてみたり、梅田のトチりに大声で突っ込みを入れてみたり。 AKB48劇場そのままの無作法が持ち込まれている。

この手の輩は梅田そのものには用が有っても梅田の仕事はどうでも良く(いや梅田に限らず増田にしても小林にしてもだが)、対象にアイドルの接客業の側面しか求めていない。
AKB48が「そう言う客」向けの営業に血道を上げてきた結果、「そう言う客」しか残らなかった。
残らなかったというか、「そう言う客」を作ってしまった。

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# マサ [平成21年11月27日東京タワーに行って来た。 客筋の悪さは変わっていない。 梅田彩佳は曲がかかっている間は ペン入..]


2009-07-16 何が彼女をそうさせたか [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第56回)

今回は真面目に。 小林の来し方行く末について考える。

まず、今の心境を絵に描いて貰う。
画用紙の真ん中に小さく自分(・・・らしきもの)を描く小林。
曰く、「すべてをリセットして1からやり直すという意味です!!」

そして、撰ばれし30人に入れなかった小林の脳内で開かれた緊急会議の詳細が語られていく。 小林は何時に無く神妙な面持ち。
花のモン・パリで浮かれ気分、己惚れのぼせて得意顔だったのが遠い昔のように憔悴した小林が痛々しい。 あれも努めて明るく振舞っていたのではないかと思わせる、沈鬱と言うより虚無に近い表情。

内容をかいつまむと
・選抜のコたちはみんな細かったからダイエットをはじめた
・写真写りが悪い

で、最終的な結論としては
・人に優しく
小林が正しい漢字を綺麗に書けてしまうのは、「死に至る病」としての絶望の深さによるものなのか、それとも以前教えてもらった書道が思わぬところで生きて来たのか。

小林の「人に優しく」と言うのは、心を開くまでに時間が掛かり、それがぶっきらぼうで冷たい感じを相手に与えるのを何とかしたいということであるが、これは握手会で客に与える印象が悪い等、アイドルの接客業の部分に係る瑣末な問題ではなく、先日の東京タワーでもそうであったように「やる気が無い」「出来ない」"ように"見えてしまう第一印象の悪さを何とかする方向で考えて頂きたい。

小林が寧ろ優しいと言うのは、他のメンバーのブログ等で語られている通りなのであるが、それは或る程度打ち解けてから先の話であり、その"打ち解けるまで"が問題なのだと思う。

もはや勉強しているばやいではないと言うことで、この連載も小林を世界的大スターにする方向へ大転換。
さらにコアに突っ込む次回更新は7/23予定・・・とのこと。

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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1999|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2000|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2001|01|02|03|04|05|06|07|08|11|
2002|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
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