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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2010-03-27 雨の新横浜 [長年日記]

_ AKB48 横浜アリーナ公演(ソワレ)

行きの電車の中でも、時間潰しの喫茶店でも、入場待ちの行列でも、未就業年齢と思しき客が殆ど。
年寄りばかりだった頃とはまた違った種類の無作法が多く見られた。

何とか入場して二階席へ。 遠い。

18:07 頃、漸く影アナ。 担当は前田。
「すみやかなご移動を」と読むべきところを「すこやかなご移動を」と読み違えたり、声を裏返らせたり。
横の友人と「らしいねぇ」と苦笑。

18:14 頃、例のオーバーチュアで開演。 明転するとステージに電動バイクが並んでいて、マジすか学園チーム ホルモンの連中が乗り込んで舞台中央へ。

練炭火鉢でホルモンを焼いて食いながらの小芝居でスタート。
この連中を狂言回しにして主要キャストが出てくる構成。 だらだらした小芝居が、大島優子が出て来ただけでドキュメントに変る。

テレビ東京系列の、見られない地域のほうが多い番組を見ていないと何が何やら判らない構成なのは如何なものかとは思うが、地球上何処に居てもネット環境さえしっかりしていれば文明の利器を使って(画質は悪いものの)視聴は出来て筋は追える訳で、県域免許にしがみついた既存の放送システムを足蹴にする秋元一流の悪戯なのかもしれない。

マジすかロックンロール
寸劇で10分から引っ張っての一曲目。
準備期間が短いところへ持ってきて三公演別演出などと言う無茶をやった皺寄せでてんでバラバラな動き。
松井珠理奈が一人きっちり歌って踊っており、周りのあやふやな動きが浮かび上がる。
普段は手を抜くことの無い連中が出来ていないと言う事は、そう言う事なのだろう。

僕の太陽
スカート、ひらり

後ろの方で踊る浦野一美を注視。 この人の歌い踊るAKB48も見納めか。

間繋ぎの喋りを挟んで「マジすか学園」で演じたキャラクターで歌うAKB48楽曲メドレー。

鏡の中のジャンヌ・ダルク
(チーム ホルモン:仁藤萌乃、高城亜樹、指原莉乃、北原里英、小森美果)
ドラマのキャラクターそのままで歌うと指原の眉は /\ こうなる訳だが、曲にあわせると \/ こうなる。
自分の持ち歌だけに(そしてさんざ苦労しただけに)曲を大事にしたようだ。
小森美果の動きが面白い。下手糞でも雑でもなく、丁寧に踊っているのだけれど、動き出しと動き終わりのタイミングが独特。

Confession
(ラッパッパ一年:仲谷明香、田名部生来、米沢瑠美、片山陽加)
これは見物だった。 動けて歌える連中なので、キャラクターがどうでもきちんと客前に出して恥ずかしくないものにしていた。

春が来るまで
(歌舞伎シスターズ:倉持明日香、河西智美)
これも良かった。 基本に忠実な倉持と、応用する河西。
今日も河西は最適解。
指先爪先どころか、髪の毛の先まで神経が通っているかのような河西の繊細な動きに感嘆。

初恋泥棒
(山椒姉妹:奥真奈美、宮崎美穂、多田愛佳)
宮崎が情感の篭った動きをしていて驚く。
体操のような情緒に欠けた動きをする印象のあった奥真奈美も、指先まで使って踊っていたので驚いた。

ハート型ウイルス
(秋元才加、宮澤佐江、渡辺麻友)
秋元才加の可愛らしい動きというのも久し振りに見たが、こういう芸当も出来るのだという事を、運営側にも客にも記憶しておいていただきたい。

ごめんね ジュエル
(峯岸みなみ、松井珠理奈、高橋みなみ、小野恵令奈)
こうして四人並ぶと、小野の立ち位置の地盤沈下が可視的に。
わらわらと出てきたバックダンサーの中に指原。
自分が真ん中に居るときより楽しそうに見えるのが指原らしい。

クラスメイト
(ラッパッパ四天王:柏木由紀、松井玲奈、小嶋陽菜、板野友美)
演出とは言え、酷い。
戸島花のファンとしても知られる松井玲奈。 戸島パートをやらせてもらう代わりに、役柄に合わせてケタケタ笑いながら歌わなければならない。
戸島が一番思い入れがあると語っていた曲をぶち壊す役回りを担わされる悲劇。

てもでもの涙
(大島優子、篠田麻里子)
篠田は以前にもやった事が有る訳だが、それにしても忙しい二人がここまで合わせたのは流石。

禁じられた2人
(前田敦子、なちゅ)
オリジナルを見たことが無い連中が殆どだろうから、客の多くは笑って見ていたが、私にとっては今日一番の不愉快な演目。
誰かが大切にしているものを踏み躙ったりぶち壊したりして喜ぶ秋元康の悪癖を象徴した一曲。
メンバーもスタッフも面と向かって刃向かう事は無いし、客はチョロいし、あしらい易い一丁噛み野郎は向こうから寄って来るし、さぞかしやりやすいであろう。

アッカンベー橋
(渡り廊下走り隊:平嶋夏海、多田愛佳、渡辺麻友、仲川遥香、菊地あやか)
四角いセリの上に渡り廊下走り隊の面々、周りを囲んだ連中が踊って廻る趣向。
病人メイクのまま踊る大島優子を見て、名画「死霊の盆踊り」を思い出した。

此処までが「マジすか学園」からみの演目。
見るべき物も無くは無かったが、ほぼ余興レベル。
これで七千円とは太い。

「青空片想い」
「バンジー宣言」

SKE48から選抜組で二曲。 口直しには十分だが、二曲では物足りない。
松井珠理奈が出来すぎていたり、桑原みずきが突出して激しかったり、けして揃った動きではないが、そこには統一した意思のようなものがあり、バラバラな感じはしない。

夢を死なせるわけにいかない
何でも無くしたそうで、今回のコンサートは髪の毛にラメの入らない小林。
ラメ無しでも凛とした輝きを放ち出していたようで、思ったより簡単に見つけることが出来た。

RUN RUN RUN
ひまわり組も1stは楽しかった。 あまり好きな曲ではなかったが、今聴くと懐かしく楽しい。

孤独なランナー
お仕着せの「お色気」が鼻に付く。
浦野、大堀、小原。 出てくる連中は悪くないのだけれど、楽曲と演出が好きになれない。
個別紹介はなしで、とりあへず二期生なるものの顔見世。
こないだ入ったばかりの手束までが一期の括りになっていたので驚いた。

浦野一美がAKB48最初期の客がメンバーの数より少なかった頃の話をしていたが、客の反応は薄め。 まぁ、信じられないであろう。
こうしてSDNを代表して話している浦野を見て、軸足がこちらへ移っている(移さざるを得ない)のを改めて感じた。

君のことが好きだから
指原がアイドルモードできちんと歌って踊っていた。 器用な奴だ。

ロマンス、イラネ
小林香菜が出ていると、ちゃんと踊れているか粗捜しをしてしまうのだけれど、しっかり歌って踊れていた。

言い訳Maybe
例の茶番の忌まわしき思い出と共にある曲。 金を払って聴きたくはない。
浦野一美と松井珠理奈が並んで踊っていた。
軽やかで丁寧な浦野と、激しいが丁寧な松井珠理奈。 対照的な動きだが、どちらも良い。

RIVER
予め吹き込まれ、宛がわれた掛け声を嬉々として叫ぶ群衆の薄気味悪さ。
踊らされている自覚も無く、疑問も持たず感じない連中が会場に犇いていることを改めて感じた。

会いたかった
会場を見回すと、ファミリー席なのに立ち上がって踊り狂っている客が多い。
係員が注意したり指導したりしている様子も無く、完全に放置。
飲酒は成人であれば法に触れず、酔って騒いで周りに迷惑を掛けさえしなければ誰も困らない。
携帯電話のカメラで写真を撮っても、あれだけの距離が離れていれば碌な写真は撮れないし、それで誰が困るわけでもない。
実際に迷惑を蒙る客が居るよう行為は放置して、飲酒盗撮の密告を奨励して悦に入っているようでは、この先もっと見辛くなるだろう。

閑話休題、舞台の上の話。
客席近くまで来た石田晴香が、その辺りの客を撫で切り皆殺しにていた。
白兵戦に強い。

涙サプライズ!
10年桜
大声ダイヤモンド

私にはどうでも良い曲が続くシングルコレクション。
大声ダイヤモンドあたりでSKE48の連中が前のほうへ。
なんと言うか、一回のステージに賭ける切実さが違う。
桜の栞で本編終了。

アンコール前の暗転。 例によって無駄に凝った映像素材が流されて、第二回AKB48総選挙の告知。
客があっけにとられているうちに明転。

出てきた前田敦子が戸惑いながら「アンコールありがとうございます」と宣っていたが、だれもアンコールなどしていなかった。
アンコールが無かったらそこで公演を打ち切る運営が、アンコールなど起きようも無い演出をし、そのまま公演を続ける矛盾。

「なんだか知らない曲」
ベストアルバムには入るのだそうな。 さてはて。

BINGO!
ひこうき雲

動揺を隠せず、心此処に有らずと言った感じのメンバーも散見される中、表情を少し歪ませながらも何時も通りの峯岸みなみを見付けて少し安心。

高橋みなみが仕切って総括をしている最中に、劇場支配人戸賀崎氏が音も無く登場。
高橋の話を遮ってAKS所属メンバーの移籍を発表。 移籍と聞き、眉を顰めて怪訝な顔をする秋元才加が怖い。
手違いで名前を呼ばれなかったメンバーが泣き崩れるような愁嘆場にはならなかったが、米沢の行く事務所を間違えて発表したり、声が掛かったと言うだけで本人にも知らせておらず正式契約には至っていなかったり、相変わらずの不手際。
総選挙の動揺を引き摺って終わるよりはまだマシではあったが、後味は悪い。

最後にくったぐたのマジすかロックンロールで締まらない終演。
矢神久美がバカ面で楽しそうに歌って踊っているのが救いだった。

名残惜しそうに最後にはけて行ったのは浦野。
AKB48の楽曲を歌うこの人を大きな会場で見るのもこれが最後か。

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2010-03-26 悲痛なる感激 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 16号

岡本玲
非常に面白いグラビア。
整った顔立ちではありつつ、飛び抜けた感じはなく、歯並びも良くない(そこが人工的でなくて良いわけなのだが)。
背は高からず低からず、体型も太ってはいないがどちらかというと貧相。 パーツそのものを見て行くと誉めるところは少ないのだけれど、いざ写真に撮られてみると、なんだかとてつもなく可愛らしくなる。
特に着衣の写真でそれが顕著で、表情から身のこなしから全てが実体以上。
水着の写真が有ったほうが雑誌としては売りやすいのだと思うが、それが蛇足であるようにすら思える。

チームYJの沼
北原と指原の漫画話。 ヤングジャンプ連載の漫画を北原は熱く、指原はぬるく語る。 休憩中の雑談からの文字起こしだそうだが、読み物として面白く仕上がっている。
北原里英は漫画を語らせても正統派。 きちんと広く深く読み込んでいる。 指原莉乃は漫画も好きなものだけを拾い読み。
斬られ役でいいからGANTSに出せと編集氏に持ち掛ける指原。 どうかしているが、このどうかしているダメさ加減が素晴らしい。
まったく碌な死に方はしないと思うが、このどうかしている加減の尋常でないところが指原の味なのだと思う。

渡り廊下走り隊
写真集からのグラビアを3ページ6カット。 集合で1ページ、四分割でピンの写真、最後に中川のバストアップの写真で〆。 さりげなくチームYJの仲川を推す構成。
菊地加入前の仕事なので四人。
似たような選り抜きグラビアが方々に載っているので、これについては別項にて。

_ 週刊プレイボーイ 13号

例によってブレイクヒストリーなる読み物が酷い。
気が向いたらコラムにでも。

巻中グラビアにSKE48からセカンドシングル選抜の連中。
巻末に渡り廊下走り隊。

SKE48
セカンドシングル「青空片想い」の選抜組でのグラビア。
撮影は例によって今村敏彦で、8ページ32カット。
今村らしい写真も見られるが、いかんせんロケーションが悪い。
編集後記でも軽く触れられているが、草原で撮る予定が前日の荒天で雪原に。
そこに水着で放り出された連中は、無理して笑ってはいるものの顔面蒼白。
松井玲奈に到っては半死半生の体。
元気そうなのは夏にしか風邪を引かないであろう矢神久美のみ。

8ページだったらスタジオ撮影分だけでも埋められたと思うし、上がりを見ればそちらの方が遥かに良い訳で、編集者のディレクションミスが足を引っ張っている。

これで屋外撮影分が光や空気感や背景を生かしていれば話は別だが、小間切れのクローズアップが多くて背景もヘッタクレも無い。
それでも上辺だけではない笑顔を絶やさないSKE48の面々の仕事振りは誉めてよいし、楽しく撮影する雰囲気を出せる今村も、その点では流石。
上がりに拘わってカリカリするカメラマンだとこうは行かなかったろうと思う。

屋内撮影分は実に良く撮れてい。 光を柔らかく回しているので、強い光に弱い松井玲奈の表情も生きている。
3ページ目までは見応えのある写真。 それが屋外撮影分を使った見開きの寒々しい写真で台無しに。
小さめの写真を屋内屋外取り混ぜて散りばめたページになると、屋内の良く撮れた写真と屋外の悲惨な状況下での写真の出来の差は歴然。
寒空であろうが雪原であろうが、そこに必然性が欠片でもあれば救いも有るのだけれど、青空の下の草原でやろうとしたそのままを寒空の下の雪原で演繹しようとしただけで、そこには必然性も救いも無い。
この編集者の無為無策がもたらした悲惨な状況下での連中の頑張りが、女子挺身隊的な「悲痛なる感激」を生んでおり、偶然の産物ではあるが見応えのあるグラビアが生まれている。

渡り廊下走り隊
例の写真集からのグラビア。 5ページ8カット。
平嶋のメイクが濃すぎる。 矯め過ぎて持ち味を殺してしまっている。
平嶋はその朴とつとしたところが持ち味なので、塗りたくって派手な顔に仕立てれば映えると言うものでもない。
その持ち味を生かすためには多田や渡辺とは違った方向からやらなければならない筈なのに、同じような扱い。
宿場女郎ではないのだから、派手に塗りたくれば良いと言うものでもない。
Girl next door を地で行く現実感溢れる平嶋の周りに現実感の希薄な他の連中が居る訳で、その中心を魅力的なものに見せないと、他の三人の持つ美点も引き立たない。

_ 週刊ヤングジャンプ17号

220ページからの見開きで、菊地あやかのインタビューとグラビア。
インタビューは、渡り廊下加入にまつわる話、解雇されてから復帰に到るまで、復帰以降以降の研究生としての日々、最後にこの一年半を振り返っての総括の四部構成。1ページと1/4のスペース乍ら、内容は濃い。

先日の他誌での御披露目グラビアに添えられたインタビューでは判らなかった多田と渡辺の反応が記されていて、漸く腑に落ちた。
渡り廊下以外のメンバーの反応であるとか、もっと知りたい部分はあるが、限られたスペースで良くまとめたとは思う。
AKB48とヤングジャンプの関わりは、神保町決戦以降のものであり、他誌に比べて長いとは言えないが、深いところまで掘り下げている。
付き合いの長さに胡座をかいた読むに堪えない記事を目にする事も多い中、貴重な2ページ。

この一年有半を振り返っての総括の中で菊地は、失ったものは確かに大きいし遠回りだったけれど、そこでしか得られないものもあったかも知れないと語っているが、まさしくその通りで、以前とは比べ物にならない強い輝きを放てるようになったと、私は思う。

順風満帆と言っても過言では無かった解雇前と比べると、復帰して以降は「復帰」とは言いつつも扱いは研究生であり、公演に出られても不定期で且つ代役かバックダンサー。 恵まれていたとは言い難い。
しかし劇場公演では勿論、大きな会場でのコンサートでも、後ろで踊っていてる連中の中に頭抜けたのを見つけて顔を確認すると菊地あやかで有ったことは一度ならずあり、何度唸らされたか知れない。
口さがない連中にはこの先も色々と言われ続けるとは思うが、背負った十字架の大きさと重さを自覚している菊地ならやっていけると思う。
良いインタビューだった。

グラビアの方はバストアップの一枚もの。
撮影はいつもの門嶋淳矢でも栗山秀作でもなく、桑島智輝。
柔らかく回した光の中、菊地の憂い顔の美しさを上手く切りとっている。

制服風のいでたち、ブラウスのボタンを二つ目まで外し、横からの風に軽く靡いた髪が頬に掛かり、口の端を少し歪めた、何か言いたげであるような、敢えて黙して語らぬような、様々な感情が入り混じった表情。
撮るも撮ったり撮られるも撮られたり、喜びと悲しみ、恍惚と不安、希望と絶望が一枚に凝縮された一枚。
順風満帆なままであったら、この表情は出せなかったであろうと思う。

菊地あやかは解雇されることで大きなものを失ったが、遠回りをすることでより多くの何かを得て戻って来た。

"J'ai l'extase et j'ai la terreur d'etre choisi." (Paul Verlaine: Sagesse II - IV - VIII)

_ コラム更新

コラム置き場に

    AKB48「総選挙」なるものの欺瞞
    日の当たらないところにも歴史はあるをアップロード。


2010-03-14 覆水 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ15号

チームYJの花
二号続けて倉持明日香の、水着もあるグラビア。 撮影は門嶋淳矢。 1ページずつではあるが、写真の質は高い。
グラビアと文字物が両輪となっているプレイボーイに対して、グラビアはオマケでしかないヤングジャンプでは企画ページの紙幅も取り難く、探しても見つけ辛い位置に載る事も多いのだけれど、グラビアにしても読み物にしても毎度よく練られており、見応え読み応えはある。

前週は倉持の口癖に因んでケロケロした牧歌的なグラビア。 今週は打って変わって大人の色気で勝負。
言はぬが花の諸々があっただけに多少の心配は有ったのだけれど、徒に劣情を催せしむるような低俗なものにはなっておらず、綺麗に撮って貰えていたので安心した。

色気で勝負するグラビアと言へど、只々布地の面積を減らせば良いと言うものではなく、敢えて肌を見せずに仄めかすことによって見る者の想像力を喚起させた方が、見る者に与える印象が強くなる事もある。 いやはや、凄いものを見た。

倉持と言へば「臍」なのだけれど、臍の見せ方も上手い。 1ページで終わらせるには惜しい出来だが、携帯サイトでは別カットも見られる。
今のところ衣装は2パターンのみだが、追加も有りそう。

チームYJの沼
先日のツイッター話で1ページ。
これについてはコラムとして別項にて。

篠田麻里子
13号に載った篠田のグラビアが好評だったようで、小さめなものがズラリと並ぶアンコールグラビア、4ページ22カット。 撮影は Takeo DEC. 。

屋外で撮ったカットは、矢張り眩しげな表情が目立つが、屋内もしくは日陰・木陰で撮った分に関しては、柔らかく多彩な表情。
決め顔・決めポーズの大きい写真より、オフショットに近い小さめの写真に良いものが多い。 3ページ目下段の、スプーンを横咥えにした写真が良い味。

_ 週刊プレイボーイ12号

巻頭グラビアの戸田恵梨香が良い。 丸谷嘉長にしては生々しさ薄めなのだけれど、隙が無い。
モノクロの写真は色を抜いた擬似白黒写真なのだけれど、この手のものにしては良い色合い。
珍しく文字が邪魔にならない構成になっている。

板野友美&河西智美
仮面ライダーWに女子高生情報屋クイーン&エリザベス役で出演中の板野と河西の水着もあるグラビア。 8ページ12カット。 撮影は Takeo DEC. 。

最近の例に違わず板野が質の高い仕事ぶり。 白い薄物を羽織った序盤は物憂げに、中盤から後半の水着になると笑顔が増えて行く構成。
中盤からの小道具付き水着は定番化し過ぎている感はあるが、それ以外の衣装は似通っていつつそれぞれに合わせて微妙に異なっており、流石の出来。
写真も衣装もロケーションも良く、これでキャプションさえ邪魔にならなければ申し分無いのだけれど、言わずもがなの文字列と下卑た文体のインタビューで画竜点睛を欠く惜しいグラビア。

板野はカット毎に異なった表情。 口の開き方が変ると八重歯の見え方が変り、顔や身体のカメラとの向き合い方でも変化をつけているので、表現の幅が広い。
河西は表情の種類では板野と大差ないし、見せ方も下手ではないのだけれど、表情以外の部分で板野より切れるカードが少なく、その分単調な印象。

写真はカメラが切り取るものなのだけれど、カメラの向こう側にカメラマンの意識が有り、その意識が捉えた光景がフィルムの上に表現されて写真となる。
板野は理屈ではなく、経験(もしくは勘)によってそれを知っている。 だから何処を見ているのか判らない写真は少なく、何処を向いているのか判りにくい写真も、意識の向かう方向は推し量れる。

板野を此処まで褒めるのは癪なのだけれど、生憎貶すところが無い。

高城亜樹
長野博文の撮影で5ページ9カット。 長野らしい淡い色調のグラビア。
高城が頭で考えてとったポーズと表情は詰まらないが、泳がせて撮ったと思われるカットは生き生きとしていて表情の種類も多い。
頭の上にティッシュペーパーの箱を乗せたカットが良い。 バランスを取ることに意識を持っていかれたシングルタスクな高城が、写真を撮られていることも忘れたように悪戯っぽい表情。
撮り方としては動物写真に近いが、高城亜樹の生態を考えると納得。

渡り廊下走り隊
教室っぽいセットで制服風衣装。 新加入の菊地あやかのお披露目グラビア。
例によって今村敏彦の無駄遣いな3ページ。 写真としての面白味は無い。
無邪気に喜ぶ仲川、当たり障り無い多田と渡辺、気を遣う平嶋。
元の鞘と言えば元の鞘だが、覆水を無理繰り盆に返したような新加入でもあり、多少の空々しさはあるが、先ずは菊地あやかの本格復帰を喜びたい。

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2010-03-08 前半 [長年日記]

_ 雑誌レビュー UTB 4月号(1)

この号から微妙にレイアウト変更。 カメラマンのクレジットが日本語表記になり、フォントも大きくなった。
これまでは写真を見て「おっ!」と思っても横文字表記では検索してもカメラマンについての情報に辿り付けないことがまま有り(すぐに出てくるのは Takeo Dec.くらい)、一時期のとんがった雑誌作りだった頃は実に困った。

メイクやスタイリストに関してはこれまで通り横文字表記なので、バランスは悪く多少品下がった印象はあるものの、便利にはなっている。
ここのところ毎号のように載っていた長野博文の写真が無い。 食傷気味ではあったが、無ければ無いで寂しい。

AKB48(前田敦子、松井珠里奈、渡辺麻友、板野友美、小嶋陽菜)
表紙+巻頭グラビア。 見開きで集合、それぞれで1ページずつ、最後に集合で1ページの8ページ7カット。 撮影は細居幸次郎
集合での板野の撮られ方が上手い。 特に表紙の写真が良い。
天地開闢以来、どちらかと言わなくても嫌いだったのだけれど、最近目にする映像における板野友美は動画静止画問わず質の高い仕事をしている。

前田敦子は定石通りの撮り方(髪の分け目の方向から)で、面白みには欠けるが表情の変化は楽しめる。

渡辺麻友は珍しくカットごとの表情に差異があり、生き物である事が確認できた。

小嶋陽菜は例によってカットごとの出来不出来が激しく、気の抜けた表情もあるが、決めるべきところは決めている。 唇の青海苔黒子が消えていることから見てルージュは厚塗り。

松井珠里奈は表情の大人っぽさと、撮られ慣れていないポーズの隙の齟齬が面白い。
カメラの位置が低い時の顔の向きが少々拙いのだけれど、この人は造作が整いすぎているので、多少の隙は有った方が親しみは持てる。

板野友美は集合で撮った写真の立ち方、身体の捻り方、表情の作り方、全てにおいて一頭地を抜く仕事振り。
他の四人がカメラの方向を向いているのに対して、板野はレンズの向こう側を見ており、下から見上げるように撮られてもうまく顎を引いて隙の無いポージング。
それでいて構えたところは無く、どんな写真でも正体を現さない大島優子とは対象的。
「お耳がピョンピョン」などと無邪気に言っていた頃の可憐さは無いが、歳相応の可愛らしさは出せている。

インタビュー部分も訳知りが書いているので頓珍漢な質問は無く、メンバーも余計な説明をしなくて良い分突っ込んだ話をしている。 板野の演技についての話が興味深い。

桜庭ななみ
桑島智輝の撮影で6ページ12カット。
屋外で夕方から夜に掛けて撮られたものらしく、刻々と明るさと色温度が変化する中で色味にバラつきが出てしまっているが、日が暮れてからと駅のコンコースで撮った人工光源下での写真はピタリと決まっている。
ライトアップされた街の燈りで撮った最後の2ページが、桜庭ななみの柔らかい表情もあいまって味わい深い。

足立梨花
熊谷貫の撮影で6ページ7カット。
屋外で撮った爽やかな色調の前半と、屋内で撮った生々しい色調の後半で構成。
前半は良いのだけれど、後半は少々生々しさ過多。 よくよく見ると、メイクをしていない部分の肌や布地の質感は綺麗に出ている。 どうやら茶色い床や壁に反射した光とファンデーションが喧嘩をしてしまっているようだ。
そのあたりをさっ引いて見ると、良い写真。

柏木由紀・高城亜樹
門嶋淳矢の撮影で、7ページ7カット。
柏木は下瞼が上がった、眩しいのを我慢して目を開いた表情。 それでも不細工にはならないのは流石。
高城は同じ条件でも自然に目を開いている。 撮られ慣れていない所為か、顔の向きはまちまちなのだけれど、そこが面白い。
正面を切るより多少傾いだ方が印象は良いし、右手前になっても左手前になっても破綻はしないので、上手く使い分けると表情に幅が出ると思う。
隙の無い柏木と隙だらけの高城。

ベッキー・クルーエル
桑嶋智輝の撮影。 スタジオでの撮影なので安定した出来。 こう言う箱庭写真はやはり巧い。
造作は整っているが基本的に素人なので、作った表情は単調だが、動かして撮る事によって切り取る角度を変えており、それを上手く散りばめることで見られるものにしている。

藤原令子
デビューを控えたまだ何者でもない少女の「今」を捉えた、4ページ6カットの抜擢グラビア。 先入観無く見られて新鮮。
2ページ目は肖像写真の王道。 唇の縦の線にピントが合っており、光量も深度も頃合。 「写真って良いなぁ・・・」と思える佳品。
こう言う着衣グラビアは若者受けしないと思うが、今後も載せていただきたい。

鈴木愛理、菅谷梨沙子、矢島舞美、嗣永桃子、真野恵里菜
「スクール・デイズ」と題して、ハロープロジェクトから今年卒業と言う節目の年を迎える五人で卒業アルバム的なグラビア。
前半のスタジオ撮影部分は根本好伸、後半のロケ部分は佐藤浩之。
スタジオ撮影は記念撮影的な紋切り型写真で面白みは薄いが、後半は五人五様、上手く撮ってもらえている。
前号に載った写真集からのカットが酷かった菅谷梨沙子もそれなりに。
それにしても嗣永桃子は実体以上の何かが写りこんでおり、何だか良く判らない可愛らしさ。


中盤のモノクロ読み物ページは後回しにして後半グラビアへ。

後半カラーページは封入トレカとプレゼントチェキの一覧から。
封入トレカのハロプロ五人組は卒業アルバムの個人写真然としたものなのだけれど、こうした規定演技になると嗣永桃子の強さが際立つ。
私の買ったものにはCセットが入っていたが、小嶋陽菜が久々に当たり写真。

プレゼントチェキでも嗣永桃子は人智を超えた写真映りの良さ。 神掛かっている。

_ 雑誌レビュー UTB 4月号(2)

プレゼントチェキでは、AKB9期研究生の営業巧者ぶりが目立つ。 目立つというか、鼻に付く。
対象的なのはSKE48の桑原みずきで、こちらは書きこむ面積と文字量は多いものの、内容は真っ向勝負で清々しい。
北乃きいはサインを入れただけの淡白な物。 大物感が漂う。

北原里英
全て大きめの写真で構成した5ページ5カット。
風に躍る髪が夕陽に映えて美しい1ページ目から、水着も有る3カットを経て、〆は夕映えのハレーションも美しい屋外での写真。
ぽってりした魅惑の唇も艶めかしい。
一瞬が一瞬ではない、無限の時間が詰まったような1カット目が秀逸。 このグラビアに通底するのはこの「無限の時間」。 自己過少評価の人 北原里英 の心境の変化が窺えるインタビュー部分も興味深い。
表情からポーズまでガチガチだったこの雑誌での初グラビアから考えると長足の進歩だが、もっと凄い表情は出せるように思う。 まぁ、水着で自然な表情ってのも却って不自然ではあるのだけれど。

AKB48(竹内美宥、石黒貴己、島田晴香、島崎遥香)
AKB48 9期研究生から四人で3ページ5カットの顔見世グラビア。 1ページに二人ずつ、集合でさらに1ページ。
プレゼントチェキでの営業熱心なところを見てからなので、単品で見ればどうと言うことも無い写真でも、何故か鼻に付く。
媚以外に売るものが無いのも判らないではないが、それだけではこの先食って行けない訳で、AKB48になることが自己目的化してしまっている危うさを改めて感じた。 研究生セレクションの後、この中の何人が残れるだろう。
研究生のまま辞めて、表立った活動が出来ているのが鈴木菜絵とだけであると言う現実。
手馴れた感じの表情が並ぶ中、ぎこちない笑顔の島田が一服の清涼剤。
島崎は抜擢もむべなる哉、ただ突っ立っているだけでも目を惹く。

SKE48(松井玲奈、桑原みずき、高柳明音、平松可奈子)
SKE48のチームSとチームKIIから、今春高校を卒業する面子を集めて5ページ5カット。
撮影は週刊プレイボーイでよくAKB48を撮っている飯塚昌太。
プレイボーイで目にする写真が詰まらないのは編集者のディレクションが悪い所為ではないかと考えていたのだけれど、この人のレタッチの癖に起因する部分もあるようだ。 押絵のような奥行きの無さ。
床の白とバックのグレーで極端に輪郭の出方が違う。 弄り過ぎて濁った色合いもいただけない。
ただ、松井玲奈の表情に関しては実に上手く捉えられていて、本人の自画撮り以外では初めてその素材の良さが引き出された写真を見た。

森田美位子
藤本和典で2ページ。
ナベプロ主催オーディションのグランプリということで、押し込んだのかな・・・とも思ったが、流石に素材は良い。
写真の方はと言えば、初々しいの表情と、何と言うか涙ぐましいまでの自己補整を心掛けたポージングが微笑ましく、良い味。
インタビュー部分がどうかしていて面白い。 このキャラクターは掘り下げると無限の鉱脈が出て来そう。
87年2月生まれと言う事で、さほど若くは無いのだけれど、童顔なのと前述の通り初々しいのとで、実年齢より若く見える。

松田芙由香
Talented Beauty と題して、さまざまなジャンルからキラりと光る才能をお届けするらしい新連載の一回目。ミュージカル「アニー」にダフィー役で出演すると言う松田芙由香を寺坂Johny! の撮影で2ページ。
94年生まれなのに、アニーの子供キャストの中では最年長とのこと。 いい笑顔。

団地少女 Vol.11
アライテツヤの連載グラビアも11回目。 今回は「初めてメイクをしてもらった」と語る11歳、葵わかな。
少女と言うより幼女と言う感じでは有るがそれはさておき、この連載には珍しく動きの有る写真もありつつ、斜めに入り組んだ線を上手く使った2ページ。
判りやすい中に判りにくさが同居した2カット。 眼福。

川口春奈
藤本和典の撮影。 ストロボを上手く使った4ページ7カット。
シャッターを開けたままライトを使って光跡を描かせてから、ストロボをドカンと一発炊いてモデルを写しこんでみたり、寄れるだけ寄ってリングストロボを当ててみたり、手の込んだ写真。
技巧だけが先走っておらず、川口春奈も楽しそうなので上手くまとまっている。

北乃きい
桑島智輝の撮影。CDデビューにあたってのグラビアとあって、それらしく音楽スタジオで楽器やアンプを使った4ページ4カット。
桑島智輝は人工光源の下でその場に有るものを組み合わせて撮らせた写真に妙味がある。
照明を抑えたスタジオの中でギターやアンプを道具立てにすることで、役者属性のモデルに上手くスイッチを入れている。

スマイレージ
細居幸次郎の撮影で4ページ4カット。
全員が黒髪ストレートのロングヘアで、素人には見分けが付きにくいが、四人が四人とも平均以上の造作で且つその傾向がそれぞれに違うので、よくよく見れば見分けは付く。
現場派のAKB48客が流れたのがももいろクローバーだとすると、書斎派のAKB48客が入れ込んでいる(少なくとも私の周囲では)のがスマイレージ。
私の琴線には触れないが、身の回りの隠居連中が軒並み転ぶのは頷ける9人四様の可愛らしさ。

矢島舞美写真館 vol.6
隔月刊誌の6回目。 休載した号もあるので、季節は一回り以上。
根本好伸の撮影で8ページ10カット。 見開き1箇所。
曇天と言えど、雪原ともなると眩しげな表情にもなったりしているが、衣装からメイクからきっちり練られているので、写真としては見応えのあるものに仕上がっている。
特に2カット目3カット目が味わい深い。
矢島舞美は目線を外して意識のみをカメラに向けた写真が良い。
前半グラビアで顕著だったような、化学調味料を利かせ過ぎて平板になってしまうハロプロの手法が嫌いなのだけれど、矢島舞美のこの連載企画には、毎度唸らされる。

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2010-02-26 荒井く〜ん!! [長年日記]

_ 「はい!もしもし、大塚薬局ですが」ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010にて上映

久しぶりに小林香菜についての明るい話題など。
例によって公式ブログ等での告知は無いが、小林が主要なキャストで出演している映画「はい!もしもし、大塚薬局ですが」が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010のオフシアターコンペティション部門にノミネート。

完全版にて上映される(された)。
以下、「はい!もしもし、大塚薬局ですが」公式ブログより引用

<ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010>

■「はい!もしもし、大塚薬局ですが」上映スケジュール 2月26日 (金)13:30 会場:ゆばりホテルシューパロ/嶺水の間 2月28日 (日)14:30 会場:アディーレ会館ゆうばり/シネサロン
※オフシアター・コンペティション部門のDプログラムにて上映されます。
チケット等映画祭についての詳しい情報は、下記公式HPをご覧ください↓ ■ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010公式HP http://yubarifanta.com/index_pc.php/
■ゆうばり国際ファンタスティック映画祭スケジュール http://yubarifanta.com/2010/chirashi_0123-c.pdf/


さらに、スカパーにてサテライト上映。

<ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010サテライト上映>

■「はい!もしもし、大塚薬局ですが」放映日 ◇スカパー! (スカチャン173) 2/26(金)21:05-22:00 2/27(土)22:00-22:55 ◇スカパー!e2 (スカチャン804) 2/26(金)21:05-22:00 2/27(土)26:00-26:55
スカパー!での放映について、詳しくはこちらをご覧下さい↓ ■ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010サテライト上映 http://www.sukachan.com/movie/special/yubari/


「はい!もしもし、大塚薬局ですが」公式サイトでは、予告編やメイキング映像、スチルなども見ることが出来る。
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2010-02-25 よもやの水着展開 [長年日記]

_ コラム更新

コラム置き場に

    忘れられた日本人「宇佐美難民」
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_ 週刊ヤングジャンプ No.12

AKB48(前田敦子、松井珠理奈、渡辺麻友、小嶋陽菜、大島優子、板野友美、島崎遥香)
表紙+9ページ。 集合のみ水着(もしくは水着っぽい薄着)、 WORLD GIRLS POP ICON HISTRY!!! と題してなりきりコスプレグラビア。

前田敦子・・・ツィッギー
松井珠理奈、渡辺麻友・・・ピンクレディー
小嶋陽菜・・・松田聖子
大島優子・・・アヴリル・ラヴィーン
板野友美・・・レディー・ガガ
島崎遥香・・・AKB48

ジャンルー・シーフのポートフォリオで見たような感じではなく、服を見せるファッション写真っぽい感じで前田のツィッギー。 前田でも太く見えるくらい現物が細いのだけれど、衣装やアクセサリーの造形や色味で60年代を表現。 感情を顕にせず、無機質な表情でカメラの前に立てる前田敦子ならではのツィッギー。
ヤングジャンプの携帯サイトでアザーカットが見られるのだけれど、こちらでは感情の乗った写真も見られる。

松井珠理奈と渡辺麻友のピンクレディーは垢抜けすぎているが、こちらも衣装の雰囲気は出ている。 松井珠理奈が歳相応な可愛らしさを覗かせているのが珍しい。

小嶋陽菜の松田聖子は、小嶋陽菜の造形美が自然すぎて元ネタの造られた感じは無い。 小嶋の表情は生きており、写真としてはなかなか。 良い笑顔。

大島優子のアヴリル・ラヴィーンは、強くて悪そうな感じが上手く出ている。 演じる対象があると表情が生きてくるように思う。 大島優子を演じる大島優子より、そうではない誰かを演じる大島優子の方が、私には面白い。 自然である不自然さが無いからだと思う。

板野友美のレディー・ガガは、良く出来ている。 AKB48の中では、こと写真を撮られる技術に関しては、板野友美が一番なのではないだろうか。 目と唇を際立たせるメイクも効果的。

9期研究生の島崎がAKB48。 撮られ慣れた連中に混じると表情は硬いが、プレイボーイのグラビアに較べると、その素材の新鮮さは伝わる。

撮影は桑島智輝。 その場に有るものを組み上げていく写真では、足し算以上の結果を出してくる。

共同印刷の所為なのか、そもそも四色機では出せないのか、印刷だと赤味が強く出てしまっているが、携帯サイトの写真だと白が綺麗に出ており、元の写真の良さを味わえる。

チームYJ(北原里英、仲川遥香、菊地あやか、峯岸みなみ、指原莉乃、倉持明日香、河西智美)
神保町決戦の企画グラビアが7ページ。
特攻服の様式美を生かして、憂いのある表情を主に笑顔も取り混ぜつつ。
白水着の上から巻いた包帯でサラシの雰囲気を出しているのだけれど、倉持だけ巻いた包帯が三次元に負けてしまっているのが凄い。

ただ睨む・凄むのてはなく、そこに何某かの感情を加味することで、良い表情を引き出せている。 指原が良い顔。

撮影者としては桑島智輝と飯塚昌太の名前が併記されているのだけれど、同じ衣装とメイクでも撮り方がまるで違うので容易に判別できる。
撮り方と言うか、表情とポーズの付け方に関するディレクションの違いなので、これはカメラマンの仕事の範疇の外側にまつわるものかもしれない。

このグラビアも印刷では赤味が強すぎる。 写真を味わうなら携帯サイトへ。 これで315円なら安い。

_ 純情堕天使

それぞれに二つ名が付いているのだけれど、これも巧い。
特に菊地の「純情堕天使」には唸らされた。

_ 週刊ヤングジャンプ No.13

篠田麻里子
表紙+巻頭グラビア7ページ。 撮影は Takeo Dec.
昨年出した、下世話な話だが実用性皆無の観賞用写真集を出しても商売になる売り上げを記録し、例の「水着写真集」を謳うムックでも水着に近い薄着で済ませており、もはや水着グラビアなんぞやらないと思っていた篠田が、少なめ乍ら水着"も"あるグラビア。 これだけで驚き。
屋外で撮ったカットは、始めの3ページは光が強すぎて無理に目を開けた表情、4ページ目からは屋内と屋外でも日が傾いてから逆光で撮った写真。 先へ進むほど表情が生きてくる。
篠田の造形美がよく出ているのは4ページ目、生きた表情としては7ページ目が良い。

AKB48がらみでは感心することの多いヤングジャンプのグラビアで唯一気になるのは印刷があまりよろしくない事。 色が偏ったり濁ってしまったり、紙も薄い。
まぁ、漫画が主でグラビアはオマケな訳で、これは仕方が無い。 その分、携帯サイトの写真は充実していて、サイズは小さいながら色は綺麗。
携帯サイトに掲載されている分でも、やはり屋外で撮った写真は眩しそうな表情が目立つ。 私は表情が生きない状況で写真を撮ることに意味が有るとは思えないのだけれど、そう言う写真を求める向きも多いのだろう。

ハマレ! チームYJの沼
倉持明日香のプロレス話。 倉持的プロレス事始と小橋建太の素晴らしさについて熱く、そして暑く。
倉持の熱さ(暑さ)が出ているのは、他の選手についてはフルネームで話しているのに、小橋については「小橋さん」で通しているところ。 編集氏も釣り込まれてか注釈無しなのが面白い。
倉持が逆水平で決めポーズの写真。 これがまたサマになっている・・・のだけれど、私の買った奴は妙に印刷が薄い(おのれ!共同印刷め!!)。
指原にしても倉持にしても「ホンモノ」なので、インタビューする側にもそれなりの知識が要求されるのだけれど、そのあたりもしっかりしており、いつも見つけ辛いところに掲載されているモノクロページ乍ら、読み応えはある。

_ 小林香菜 よのなか入門 Vol.83

暫く休載だったが、ネタ切れと担当編集氏の体力の限界とのことで、いきなり最終回。
よくぞここまで続いたと思うし、そもそもこんな無謀な企画が通った事すら奇蹟に近い訳で、担当編集氏には改めて感謝申し上げたい。

これまでの連載をUTBの誌面から振り返る小林。 やはり目が行くのは体重の増減がもろに出る自分の顔。
いきなり最終回という事もあってか、言動は何時も通り乍ら流石に表情は冴えない。 新チームBではMCを頑張りたいと語る表情は、無理に作ったようでありつつも、とりあへず笑顔。
チームBの新公演が始まったら、とりあへずその「MC」なるものを見に行こうと思う。

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2010-02-24 三日目は月曜日 [長年日記]

_ コラム更新

コラム置き場に

    三日目は月曜日
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_ 週刊プレイボーイ No.10

今週も仕方なしに購入。

前田敦子
表紙+巻頭グラビア8ページ。 撮影は Takeo Dec. 、キャプションを秋元康が書いている。
Takeo Dec. は前田が可愛らしく見えやすい定石の角度に拘らず、さまざまな角度からさまざまな前田の表情を捉えており、光の強すぎる浜辺と言う悪条件の中でも写真にして来ている。
秋元の付けるキャプションは挑戦的でありつつも的は外しておらず、苦味は感じつつも笑って読めた。

1ページ目の割付けは良い。 見開きもあるし、ページ構成にある程度の工夫は見られるが、顔の向きが殆ど同じだったり、素材を生かす工夫が足りない。

マジすか学園人物相関図
巻中グラビアページの終わりに1ページ。 オマケで千社札風ステッカーが付いてくる。
前田の役柄の説明に、いつもは介護士を目指すマジメな生徒だが、「マジ」という言葉を聞くと最強に! ・・・とあるが、眼鏡を外すと最強の間違いであろう。
番組公式サイトにあるキャスト紹介の中で、甲本雅裕扮する前田の父親について

「敦子の父。 娘同様、メガネを外すと最強。」

との記述がある。

チームPB
神保町決戦企画のグラビア。 5ページ。
同様のグラビアが掲載されたヤングジャンプでは撮影者として桑島智輝と飯塚昌太の名前が併記されているのだけれど、プレイボーイでは飯塚昌太の名のみが記されている。 これはどう言う事なのか。
メンバーそれぞれに二つ名が付けられ、特攻服の左腕に刺繍が入っているのだけれど、この二つ名に曲が無い。 
写真はと言えば、凄むばかりで憂いの無い凶相。 何がどうでもとりあへず絵になる柏木以外は、その魅力の欠片くらいしか引き出されていない。 一番の貧乏籤は仁藤。
衣装良し、モデルも佳し、カメラマンも下手ではない。 しかし哀しいかな、船頭がオタンコナス。


2010-02-21 不戦敗 [長年日記]

_ 指原莉乃の「アイドル5 7 5」

先程、Team_YJ のツイッターに指原莉乃。
みなさんでアイドル5・7・5しましょうとなり、指原も二句。
その1
その2

「らしい」二句だった。

_ チームK 千秋楽

同じチーム解体を伴うものでも、ひまわり組開始にあたっての千秋楽とはまた意味合いの違う千秋楽。

「千秋楽は別アドレスで募集だったよなぁ・・・」と思っていたら、そんなのは昔の話で、メール抽選のみになった現在では通常公演と同じ方式なのであった。
そんな訳で気が付いたときは後の祭り。 三公演とも当選者とキャンセル待ち該当者のみ八階へ上がれる入場規制が掛かる騒ぎ。 昨今の喧騒では感傷に浸るような気分にもなりにくい訳で、これはこれで良かったのかもしれない・・・と思うことにする。

ゆくての道
ばらばらとなり
月 しののめに
青いばかり

(「ゆくての道」 立原道造)


2010-02-18 買う買う木曜日 [長年日記]

_ CDショップにて

店員:「"Type:B" ですがよろしいですか?」

大きなお世話だ。

_ 「桜の栞」購入

実はAKB48のシングルを買ったのはこれ以来。
収録された曲を聴きたくて買ったのは「夕陽を見ているか?」以来。

私は握手会と言うものが苦手で、握手の引換券としてのCDは買わないし、そもそもここ何枚かのシングルは聴きたいと思うような曲ではなかった。

帰宅してすぐ iTunesにブチ込んで、「Choose me!」をリピート中。 河西智美は歌う曲ごとに最適解を導き出して来るが、この曲でも上手く歌いこなしている。 それを生かすミックス。

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2010-02-16 [長年日記]

_ AKB48ソートをやってみた

最近はすっかり書斎派に逆戻り。
劇場に通えなくなって嗜好がどう変化したのか。

01位:平嶋夏海 ↑
02位:前田敦子 ↑↑
03位:峯岸みなみ ↑
04位:小林香菜
05位:宮澤佐江 ↑
06位:高橋みなみ
07位:内田眞由美
08位:河西智美 ↑
09位:北原里英 ↑
10位:板野友美 ↑↑

11位:指原莉乃 ↑
12位:倉持明日香 ↑
13位:近野莉菜 ↑
14位:片山陽加
15位:小嶋陽菜
16位:秋元才加
17位:奥真奈美
18位:柏木由紀
19位:仲谷明香
19位:米沢瑠美

21位:佐藤亜美菜
21位:藤江れいな
23位:石田晴香
24位:菊地あやか ↑
25位:佐藤夏希
26位:田名部生来
27位:大堀恵
28位:仲川遥香 ↑
29位:梅田彩佳

30位:佐藤由加理 ↑
31位:増田有華
32位:藤本紗羅
33位:小森美果 ↑
34位:岩佐美咲
35位:大家志津香
36位:大島優子
36位:小野恵令奈
36位:渡辺麻友
39位:仁藤萌乃

40位:小原春香
41位:松原夏海
42位:多田愛佳
43位:浦野一美
44位:中塚智実
45位:松井咲子
46位:中田ちさと
46位:佐藤すみれ
46位:野中美郷
49位:高城亜樹
50位:篠田麻里子


この順番に隙というわけではなく、漠然とした好感度の集合として見て頂きたい。
横に「 ↑」を付けたのは最近印象の良い連中。 「↑↑」が付いているのはスコブル印象の良い人。

前田と板野は「マジすか学園」での仕事振りが良かった。 特に板野は科白さえなければ百点の演技。
前田は牧歌的なブログ(たとえばこんな)が楽しい。
平嶋もブログが楽しい。 読むとなんとなく安心できる。
小林は目立った動きは無いものの、どうも気になるのでこの位置から下がらない。
チームYJの連中は総じて好印象。 他の仕事で目にしても、良い仕事をしている。

篠田が50位なのは「過剰品質」の一語に尽きる。 嫌いなわけではない。

_ 週刊ヤングジャンプ 11号

ひらけ! チームYJの花 (北原里英)
目次を見て慎重にページを繰らないと見つけられない1ページグラビア。
北原里英の趣味に合わせてコスプレ七変化。

可愛いにも程が有ると噂に高いベッキー・クルーエル、香港No.1アイドルと冠の付いたクリッシー・チャウと並んでも何ら遜色無いビジュアルレベルの高さ。
扮するキャラクターに合わせて表情を変えるその成り切り振りが尋常ではなく、1ページに押し込むのは勿体無い。
ここで使われなかったアザーカットはYJの携帯サイトで見る事が出来るのだけれど、こちらも出来が良い。
前回掲載分の峯岸の書き初めも良かった

連載は基本的にモノクロ1ページカラー1ページなのだけれど、そこに納まらない写真やエピソードは携帯サイトで、そこにも収められないオフショットや裏話はツイッターで…と、可能な限り素材を生かし切ろうとする意思が感じられる。

売れてから群がるメディアはAKB48の売れている部分にしか用が無い事が多く、毎週のように巻頭グラビアを飾っても面子はいつも変り栄えせず、その中に毛色の変わったのを紛れ込ませるだけでも一と苦労だと言うのに、毛色の変わったのだけ集めて連載一本やろうと言う気概を私は買いたい。
ツイッターでは企画の経緯まで語られているので、興味の有る方は一読されたい。

河西と峯岸は別として、残りの連中はそれなりに人気はありつつもシングルの選抜には入れない閉塞感のようなものは有るのではないかと思う。
この企画が始まってから気をつけてみていると言うのもあるが、それぞれ仕事に対する意識が高くなっているように感じられる。
この企画は一つ切っ掛けさえあれば一軍半くらいのところでお茶を挽いている連中にも化ける可能性は充分有ると言う事を示している。

_ 雑誌レビュー UTB 2月号(4)

だらだら書いていたら細切れになってしまった。
とりあへずリンクを貼っておく。

雑誌レビュー UTB 2月号(1)
雑誌レビュー UTB 2月号(2)
雑誌レビュー UTB 2月号(3)

AKB48(菊地あやか、佐藤すみれ、小森美果、前田亜美)(photo=kazunori fujimoto)
「ト・キ・メ・ク・チ・カ・ラ」と題して、新公演から正規メンバーへの昇格が決まっている七期研究生から四人。
この中に菊地あやかが居るのが感慨深い。 「みんなといるときは、いつも笑っていられた」と語る菊地。 「一からはいあがり中」に涙。 今後も大人の事情に翻弄される事がままあるとは思うが、これならやって行けるのではないかと思う。
早々と事務所移籍が決まった佐藤すみれも特徴が強く出すぎる事もある前田亜美も上手く撮って貰えているし、小森美果も珍しくその素材の良さが引き出された写真になっている。
気心の知れた仲間と一緒と言う事もあってか、それぞれの良い表情が引き出されている。

SKE48 チームKII(photo=yoshiro koga)
4ページにチームKIIの15人の全身写真を並べて押し込んである。 井口が巨大なので、横に並んだ赤枝と石田が頭一つ小さいのが面白い。
顔見世グラビアだが、上手く撮って貰えている。 まだまだ撮られる仕事は少ないと思うが、こうしてチームで括っての撮影だと安心できる所為か表情も生きてくる。

桜庭ななみ (photo=kentaro atsuchi)
3ページ5カット。
屋外ながら光線が柔らかい条件で撮っているので、然程眩しい顔にはならず。 2ページ目右上の写真が良い。
身体の線が出ないチュニックだと、自然に視点が顔に行く訳なのだけれど、ここで表情が冴えないと写真にならない。
目を開ける事に一定の意識が持っていかれている写真とそうでない自然な表情の写真とが混在しているが、後者に良いものが何カットか有り、それで辛うじて救われている。

川口春奈(photo=kojiro hosoi)
3ページ6カット。
夜の街で撮ると言うのも、この手の雑誌では珍しいのではないかと思うが、上手く行っている。
クラスの男子と上手く話せないと語るインタビュー部分と、大人びた表情をする写真との落差が激しい。
特に3ページ目は恐ろしいくらいの表情。
脳内で何がどう繋がったのか判らないが、学内自治で悪い事ばかりしていた頃、学友に「やり口はロベスピエールで顔はダントン。 死に方は多分マラー」と言われたのを思い出した。
こんなシャルロット・コルデーになら、刺されても本望。

団地少女 Vol.10 工藤綾乃
アライテツヤの連載グラビアも10回目。 今号も2ページ。
高度成長期の建築様式ながら、改築を重ねるうちに原型を留めなくなってしまっている異形の団地の花壇とも菜園ともつかない中庭での2ページ2カット。
串刺しとか首切りとか、人物写真を撮る際の禁忌を考えると撮りにくい背景だと思うのだけれど、そこはそれ上手く処理して撮っている。
素で立った1カット目と、閉じる口に少し力の入った緊張気味の2カット目の対比。

Mizca (photo=nobuyuki seki)
はて、どこかで見たような・・・と思ったら、元は光岡昌美だった人。 音楽の方向性をガラリ変えるにあたって、心機一転名前も変えたとの事。
写真は面白味の無い2カットだが、インタビューは興味深い。

Wアンナ(photo=kentaro atsuchi)
同じ事務所の二人がテレビの企画でやっているユニットで2ページ13カット。
漫才協会に入ったりはしないだろうから問題は無いのだろうが、ある程度演芸を齧っていればこの名前にはしないだろう。
笑い顔が美しい中川。 呵々大笑しても破綻しない。

村上友梨(photo=kazunori fujimoto)
可もなく不可もなく2ページ5カット。
水着グラビアだが、表情に重きを置いた構成。
2ページ目中央の写真は良い。
脈絡の無さそうな話をなんとか纏めてインタビュー風に仕立てたライターが良い腕。

S/mileage(photo=osamu fujimaru)
2ページ8カット。
ハロプロエッグからの新ユニット。 これで「スマイレージ」と読ませる。 流石に無理があったのか、現在は片仮名表記のスマイレージに変わっている。
ハロプロの前例に違わず、インテリジェンスの欠片も無い妙ちきりんな命名をするのも寺田らしいといえばらしいが、そこが私は嫌い。
とは言え派生ユニットを幾つも繰り出して来つつ、メンバーの面相のレベルは高く保てるところにハロプロの底力を感じる。
私の琴線には全く触れないが、知己が熱を上げるのは判る。 ハズレの無い四人。

真野恵里菜(photo=yoshihisa marutani)
最新写真集からの9ページ10カット。
丸谷嘉長らしい生々しい写真なのだけれど、身体つきが大人びた分その生々しさがマイナスに振れている。
昨年最も期待はずれだったCDは、真野恵里菜の「FRIENDS」だったのだけれど、ステロタイプのつんく♂唱法に矯正されてしまって、本来持っていた良さが掻き消されてしまっていた。
そう言う感じは写真からも滲み出ていて、いただけない。
それでも4、5、6ページ目には捨て難い表情もある。 この時期に丸谷嘉長に撮らせたのがそもそもの間違いだったのではないか。
菅谷梨沙子を沢渡朔に撮らせて見たり、わざわざ持ち味を殺すような人選をするのが謎。

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2010-02-15 順番が前後する月曜 [長年日記]

_ コラム更新

コラム置き場に

    ヤッツケ仕事
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_ 週刊プレイボーイ No.9

買わないで貶すってのも如何なものかと思ったので、とりあへず購入。

AKB48 遠距離ポスター
オマケポスターは4種類。 Type A は表が今週の表紙の面子で、裏が柏木。 Type K は表が宮澤で、裏が高城。 Type B は表が宮崎で裏が前田亜美。 Type 48 は表が多田で裏が仁藤。
私の買ったものには Type 48 が入っていた。
Type B は表が団子で裏が串みたいな感じで面白い。 宮崎の身体の線を消すポージングマジックが涙を誘う。

AKB48 (前田敦子、小嶋陽菜、大島優子、板野友美、松井珠理奈、渡辺麻友、島崎遥香)
表紙+11ページ。 撮影は今村敏彦。
表紙と前半3ページは集合、間にピンの写真が挟まり、後半の2ページは細かい写真を集めた構成。
なるほど衣装は凄い。 統一感はありつつ、各自にあわせて作ってある。 これは、良い。

肝心の写真はと言うと、営業用の表情ばかりで面白味は無い。 どうして良いかわからずとりあへず笑ってみた島崎だけが生の表情。 小嶋のピンの写真が酷い。
あからさまなレタッチも興醒め、写真の横に臭いキャプションを添える旧態依然とした誌面構成にも幻滅。 裂かれた誌面の割に内容は薄い。 今村敏彦の無駄遣い。
編集者の腕より、編集方針の問題なのではないかと思う。

どうして良いかわからない島崎が入ると、如何に他の連中が撮られ慣れていて、且つやるべき仕事をしているかが分かる。 これだけが収穫。

AKB48 ブレイク・ヒストリー
「創成期から見つめてきた週プレだから書ける、衝撃のエピソードの数々・・・。 いま初めて語られる国民的アイドルグループの成長秘話。」
・・・とあり、眉に唾して読み始める。

聞き書き中心なので、語られた内容そのものは概ね正しいのでは無いかと思うが、証言と証言を付き合わせる手間を掛けていないので、ライターの思い込みや事実誤認も目立つ。 読み物としては価値があるが、単行本化されてこれが正史にされてしまうのは怖い。 

例えばオープンから2週間経ってから始めてのファンレターが来たことになっているが、その頃にはほぼ全てのメンバーにファンレターは届いていたはずだ。 当時のメンバーで最後に「はじめてのファンレター」を受け取った佐藤由加理宛てのファンレターを「クリスマスなのでプレゼントもつけてみました」と話しながら友人がカフェでペンを走らせるのを目の前で見ていた私の記憶がまちがっているの"かも"しれないが。

初めて代役が入った経緯についても、映画の撮影で休演が相次いだ事についての説明がスッコ抜けている等々、兎に角、総じて雑。 チームAの客とチームKの客がいがみ合ってたなんてのも一部のはねっかえりの事を全体に当て嵌めてみたり、今日の晩飯に何を食べたのかはもう憶えていないが、昔のことなら幾らでも憶えている死に損ないの客ほど腹の立つ読み物。 正誤表や注釈をつけると面白いかもしれない。

週刊誌の連載読み物としてはこの程度で十分なのかもしれないが、ここまで胸を張れるような仕事ではない。
味噌汁で面ぁ洗って出直して頂きたい。 もしくは豆腐の角に頭ぶつけるか。 10点。

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2010-02-08 [長年日記]

_ 細切れ更新

下書きは幾つかあるのだけれど、纏める気力と時間が無い。
断片だけでも並べてみる。

_ マジすか学園

まったく期待しておらず、そもそも私の部屋にはテレビが無い(居間には有る)ので見ないことにしていたのだけれど、知己が熱く語りだしたので見てみることにした。
なるほどこれは凄い。

秋元の手になるものの通例に違わず、内容は薄っぺらなのだが、構成は流石に上手い。
それぞれの役が本人のキャラクターに合わせて設定されているので、棒読みでも噛みまくりでも判っていればそれなりに絵になる。
大島は別格として、前田が良かった。

_ この人この一曲

AXのランキングは大人の事情の腐臭がしすぎて憤るのを通り越して哂うしかない。
そんな訳でランクにもれた曲の思い出など。

佐藤由加理の「帰郷」
まぁ世間的には駄作と言われていて、実際そうなのだけれど、佐藤由加理に限ってははまっていた。
ゆるい曲に合わせてニコニコとヘラヘラの中間くらいの表情でたゆたいながらカクカクと動く様は、見ていて和んだ。

_ コラム更新

コラム置き場に

    過剰
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2010-01-24 例の細切れ更新 [長年日記]

_ 雑誌レビュー UTB 2月号(3)

河西智美 (photo=masashi hashimoto)
5ページ5カット。
5カット中4カットは目線の来ている写真なのだけれど、唯一目線の来ていない写真が1ページ目に使われており、これが凄い。 仕草で語らせる写真。
この一枚で5ページ分の価値は有る。
河西智美が舞台で発する凄みを上手く写真に切り取れたものをあまり見たことが無いのだけれど、これはその数少ない一枚。

ノースリーブス (photo=osamu fujimaru)
PV撮影時にインタビューしつつパパッと撮った感じの3ページ17カット。
何時の間にか三人の並びが変っているような気がしないでもないがそれはさておき。 インタビュー部分での峯岸が良い仕事。 それを踏まえて写真を見ると、当たり外れは相変わらず激しいものの、当たりの表情には充実感のようなものがそこはかとなく。
立ち位置としては三番手な感じではあるが、峯岸あってのユニットなのだと改めて感じた。
素材の良さで救われているが、小嶋に気の抜けた表情が多いのは一寸気になった。
高橋みなみは、あらゆる意味で高橋みなみらしい写真。
高橋は情けなく、小嶋は間抜けに、峯岸は不細工に。 ハズレの表情が三人三様なのも面白い。

3B junior 発 次世代型アイドルユニット大研究!!
部数が安定してきたからか、巻中モノクロページに読ませる記事が復活。 今回は村山義典の筆による、ももいろクローバーを軸にしたスターダスト芸能3部の束物アイドル特集。
また思惑先行なのではないかと眉に唾を付けて読み始めたが、今回はそこまで露骨ではなく、客目線で書かれている事もあって提灯記事を超えたものになっており、暑苦しくも爽やかな読み物。
ももクロのメンバー入れ替わりに係る書きにくい部分は、年表として事実は記載しつつ本文では詳述しないのも上手い。
「!」を多用し語尾に変化を付けない軽くて単調な文体を差し引いても、読み応えはある。
世の中選択肢は多いほど良いので、ハロプロ、AKB48に続く束モノ第三極として、スターダスト系にも何とか売れていただきたい。

封入トレカ・プレゼントポラ一覧
後半カラーページは封入トレカとプレゼントポラの一覧から。
封入トレーディングカードは、五枚組が三種類。
私の買ったものに入っていたのはCセット。 殆ど劇場で見たことの無い佐藤すみれや前田亜美が誌面を飾り、トレーディングカードにもなっているのを見て、しばし感慨に耽る。 当たったような外れたような、複雑な気分。
以前なら現場で会った知己にばら撒けば済んだのだけれど、さしあたってそんな予定も無い。

トレーディングカードは、グラビアの出来が一枚に凝縮して現れる訳だが、鈴木愛理と矢島舞美のものの出来が、矢張り飛び抜けて良い。
AKB48では、峯岸と菊地が良く撮れている。

プレゼントポラは、ももいろクローバーの連中のポラへの書き込み慣れが目を引く。
客に媚びない自由人の奥真奈美を除いたAKB48勢と共に、直接的接客に長けていることが窺い知れる。

AKB48 (倉持明日香、奥真奈美、渡辺麻友、大島優子) (photo=tomoki qwajima)
BREAK THROUGH AKB48 と題して、正規メンバーから四人。
桑島智輝の作り込んだ写真が吉と出て、見応えのある6ページ6カット。
始めと終わりに集合が一枚、間に一人1ページ1カットずつ。

大島優子が只の役者で無いのは、こうして「大島優子」として写真に撮られても役者の顔でカメラの前に立てるところにある。
カメラの前で大島優子を演じているのか大島優子として素でカメラの前に立っているのか判然としないが、四人並んだ中で一人だけ別次元の仕事をしている。 それでいながらパッと見には浮き上がっておらず、違和感が無い。
私が見たいのは、大島のこうした地味だが底の知れない凄み。 このあたりについては別項にて。

渡辺麻友は例の決め顔。 撮られる角度以外、殆ど同じ表情。 質としては悪くないが、面白味には欠ける。

奥真奈美は飽食が可視的にならない服装であれば、圧倒的な美形感で突っ立っているだけでも写真になる。

倉持明日香は、カメラを直視した写真こそモノになっているが、どこを向いて良いか分からない写真では表情に隙が有りすぎる。 こうして並ぶと一人だけ素材を活かしきれていない。

ラーメン屋に譬えると

渡辺麻友 ・・・ 一蘭
大島優子 ・・・ 青葉
奥真奈美 ・・・ 春木屋
倉持明日香 ・・・ 源来軒

源来軒は混み具合と親爺の気分と体調で味が変動するが、私は好きだ。 青葉は中野にしか店が無くて、研究と称してしょっちゅう店を休んでいた頃の青葉。
春木屋は素材が価格に跳ね返ったお高い感じ。 一蘭は高級な即席麺と考えれば旨いが、面白味は無い。
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2010-01-18 [長年日記]

_ 雑誌レビュー UTB 2月号(2)

朝倉あき (photo=kouki nishida)
写真集より5ページ5カット。
私好みの曇天写真。 柔らかく回る光を使い、良い表情を引き出している。
インタビュー部分で本人も語っているように、役者属性の人は役柄ではない自分を撮られる事が苦手な人が多い(戸島花がグラビアの仕事をしない理由はそのあたりにも有るのではないかと私は考えている。 以上余談。)のだけれど、どうしてよいか判らなくなってぎこちない笑顔をつくってしまったりすることもなく、西田幸樹も朝倉あきも上手く撮り撮られている。
3ページ目と4ページ目が秀逸。

小島藤子 (photo=tatsuo watanabe)
こちらも写真集から5ページ13カット。
上手いけれど詰まらない写真だと思って(これは良否ではなく好悪での話)撮影者を確認したら渡辺達生だった。
好きではないが金の取れる写真では有る。 一枚で語り切れる写真。
水着部分は蛇足なのではないかと思える程、街撮部分の表情が良い(どうしても「撮られている感」は抜けないが)のだけれど、水着が無いと写真集としては商売になりにくいのだろう。

水着で人前に立つと言うのがそもそも非日常的な事なので、そこで自然な表情が出来るのがそもそも不自然であると言えなくも無いが、それをあたかも自然であるかのように見せるのがグラビアのモデルの(そしてカメラマンの)仕事なのだと私は考えるのだけれど、このグラビアの水着の写真の表情は押し並べて画一的で、判り易さ故に世間一般での受けは良いのであろうが、目線もしくは意識が全てこちらを向いた紋切り型の写真ばかりなのが私には息苦しく、反面物足りなさも感じる。

私の好みはさておき、良く出来てはいる。
良く出来てはいるが、こう言った一ツ橋グループ的な写真をワニブックスが使う事に意味が有るのかは疑問。

_ 更新

コラム置き場に

    ウルトラバロック

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# マサ [ウルトラバロックについて なんか・・・かなり厳しい意見ですね。 私がK公演を観たのは2回だけです。1回目の時は、梅田..]

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2010-01-11 明けましておめでとうございます [長年日記]

_ 年頭の辞

明けましておめでとうございます。
・・・と、誰にともなく。

今に始まった事ではありませんが、どう言う人が読んでいるのか良く判らない状態で今年もだらだらと書いていこうと思っている次第。

今年も面白いと思う人・読みたいと思う人"だけ"に読んでいただければ幸いです。
無理をして読む程の意味も価値も有りはしません。

_ 私的AKB48四周年

二百回の例の奴を使わないまま師走を迎えてしまい、慌てて空いた日に行使すべく算段したのだけれど、窓口へ行っても電話をしても枠が埋まっていて、気が付いたら大晦日。
結局劇場には入らず仕舞いで年を越した。

私的四周年は二十三日だったのだけれど、さてはて何をしていたやら思い出せない。

身銭を切って観たAKB48絡みのものは、現役では梅田のNight View DJ (身銭と言ってもエレベーター代だけだが)、OGでは折井の出た芝居が最後。
劇場に入ったのはノースリーブスのイベントが最後。
あれが昨年のAKB48仕舞いとなった。

_ 小林香菜 よのなか入門Vol.79

前回に引き続き、小林の明日はどっちだ編。
バカを売りにしたキャラクターは、もう長続きしないのではないか、とサビアン先生。
コミュニケーションを示す星がキツイ角度にあるので、軽く言ったつもりの一と言が強く受け取られてしまったり。
(事実 冗談で言った一と言で秋元才加を泣かせてしまった事もあった)
ポロッと言った一と言がその場の空気を乱したりして、そこを面白がられたりするのだろうけれど、それは本来の小林の良さではなく、一時的なものである・・・と。

いつになく神妙な小林の図。

「こうしなければならない」「受けなければならない」と自縄自縛で本来の良さである女の子らしい温かさ優しさが前面に出て来ない。

困惑する小林の図。

占星術は本人を取り巻く状況を見るものなので、本人が本当はどうしたいのかを見るためにタロットカードが登場。
小林の今の気持ちは、これ以上どう頑張れば良いのか、方向性が分からなくなっている感じ。
ちょっと疲れている・・・と。

深く同意する小林の図

「そうなんですよ! だから資格を!!」
と小林。
人の役に立ちたい気持ちも強いが、芸能人の星だから今はそちらを頑張って、有名になってからボランティア的に・・・とサビアン先生。

さらに「棒の10」が出て「2011〜2013くらいまで迷走する」ってんで小林がドツボにはまってサア大変なところで次回へ。
どじょうが出てきてコンニチハな次回更新は12/31予定

_ 小林香菜 よのなか入門Vol.80

諸般の事情で一回休み。
また来年。

_ 小林香菜 よのなか入門Vol.81

一週空いて、占い編も完結。
これまでの経過をまとめると・・・

・芸能人向けではある
・クリエイター受けする
・歌はラブバラード
・胸は強調した方が良い
・ギャル系より森ガール系
・おバカキャラはそろそろ卒業

・2011〜2013くらいまで迷走

迷走期にしっかり踏んばる事が大切。  親しい人にしか見せていない優しい暖かい部分を仕事の場でもっと出して行くこと。 「この人だ!!」と言う出会いが有った時にはしっかり自分をアピールすること。
さすれば本来の人気者の星が存分に生かされるであろう。

・・・との御託宣。
天気晴朗なれど波高し、波頭の彼方にはバルチック艦隊ってな感じではあるが、地道に迷走すれば未来は仄かに明るい。

湯豆腐や いのちのはての うすあかり   万太郎

_ 雑誌レビュー UTB 2月号

矢島舞美×鈴木愛理 (photo by hiroyuki sato)
髪をバッサリ切った矢島舞美と、親父も頑張っている鈴木愛理で表紙+巻頭。 10ページ10カット。

木漏れ日のあたる林の中と柔らかく光の回る屋内で撮った、優しい表情で押すグラビア。
横や斜めからの光を上手く使っており、柔らかい表情を引き出したり、躯体の線を浮かび上がらせたり。

見開きの最初のページではシャボン玉を小道具に使っているのだけれど、これが実は大変で、シャボン玉をそれと判らせるためには輪郭を出すための被写界深度と流れすぎないようにするためのシャッタースピード、シャボン玉を流すためにブロアーを使う場合はその強さと距離、色々考えてテストをしないと写真にならない。

相方が居る安心感からか、二人とも単独グラビアの時より表情が柔らかく、笑顔も多い。
肌の露出面積は小さいので、刺激を求める若い人には物足りないかもしれないが、柔らかい表情を生かした良質のグラビア。

柏木由紀 (photo by tomoki quwajima)
天使と悪魔に扮しての9ページ9カット。
見開きが二箇所ある贅沢な配置はこの雑誌ならでは。
配置や構図は良く、綺麗には撮れているが、照明の光量に負けて柏木の下まぶたが競り上がってしまい、表情は良くない。
柏木が前田のように自分の可愛らしい表情を抽出してカメラの前に出す術に長けていれば違った出来になったと思うが、その辺りの手練手管がまだ欠けているので、どうしても現物以下の写真が多くなってしまう。
天使の格好より悪魔の格好の方がしっくり来るのは、柏木のキャラクターがそれに近い所為もあるが、黒い衣装の方が目を自然に開きやすいからでもあるように思う。

荒井萌 (photo by hirofumi nagano)
長野博文らしい色と表情で8ページ10カット。
何をどう撮っても長野の色に染めてしまうが、素材の味は生きている。 あまり強い光を使わず、柔らかい光の中で撮った淡い色合いの写真の中で、被写体となる女の子そのものが放つ光が写っているような、そんな写真。
デジタルで撮った写真は、その場に有る物自体しか写らず、その場の空気とか雰囲気とかそのあたりの情報がすっこ抜けてしまう事がまま有るのだけれど、長野博文は上手く掬い上げている。
身の回りのポートレート屋には、「どこにもピントが合ってねぇ!!」と評判が悪いのだけれど、そもそも厳密にピントが来ている必要が無い写真なのだと思う。
物自体より、物自体を取り巻く空気や時間や温度までひっくるめてその場に有るもろもろを写し取る。 ノイエザッハリッヒカイトを現代に援用しているように、私には感じられる。
見ると写真が撮りたくなる写真。 

_ 更新

コラム置き場に

    2009年を振り返る

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_ 取り急ぎレスなど

>マサさん
一人ひとりの動きを見ていると灰汁は強いにしても悪くない、手を抜いてやっているとも思わないのですが、それが四つ並んだときのバラバラさ加減が私には不快なのです。
曲がダメなのかとも思ったのですが、武道館のコンサートで峯岸・板野・松井珠理奈・桑原みずきで演った時の四人四様ながら調和の取れたのを観たときに、如何にバラバラであったかを改めて確認したわけです。
これについては書ければまた書きます。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

# マサ [おめでとうございます。 2009年を振り返るでエンドロールについて書かれてましたが、私はAKBでもこういうことが出来..]

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2009-12-26 路地の町 下北沢 [長年日記]

_ 海冥の城 白の姫君(マチネ)

昨年から「いやぁー、良いっスよ、折井」と知己には話して来つつ、実際に芝居を観に行ったことは無かったのだけれど、手持ち現金と時間にゆとりが出来たので下北沢の北沢タウンホールにて折井あゆみの出演する芝居を観覧。
駅から迷いに迷って遅参し、開演後十分少々経ってからの入場となったが、折井の最初の出番には間に合った。

予備知識無しで、どんな劇団なのかも知らずに観たのだけれど、思いの外しっかりした芝居だった。

大道具・小道具から衣装に到るまで簡素でありつつ、脚本が練れていて、演出もしっかりしているので気にならない。 気にならないと言うか、芝居に引き込まれるうちに気にならなくなった。

序盤は端役のような位置に居る役者が、話が進むにつれて存在感を増して行き、芝居を引っ張って行く。
折井も始めはとらえどころの無い役なのだけれど、次第にその役柄がはっきりして来る。

張られた伏線は上手く処理され、処理しきれない部分も無いではないが、山場への話の持って行き方とその処理(「腑に落ちる筋立て」)が上手いので、伏線が伏線として残るモヤモヤは無く、観終えた後はスッキリ。
目当てで観に行った役者は褒められても芝居そのものの論評は避けたくなるような芝居もある中、支払った代価に見合う質の芝居だったと思う。 明日まで。

参考リンク:『海冥の城 白の姫君』特設サイト

_ 折井あゆみの演技

折井は主役ではないが物語の鍵を握る重要な役どころ。 パンフレットでも客演扱いで上段に写真が有り、役も予想より大きかった。

舞台専門の役者と較べると声が細いが聞き取りにくいほどではなく、通る声。
芝居の中で描かれる以前の部分での懊悩を抱えつつもそれを隠して振舞わねばならぬ難役。 演じ切れていたかどうかは別として、役柄の人格を見るものに理解させるだけの芝居は出来ていた。

また、直前に映像作品の仕事が幾つか入っていたようで、発声から科白の間の取り方から動きや表情の出し方まで、色々と求められるものが違って切り替えも大変だったのではないかと思うが、目立ったトチリも無く、及第点は差し上げられる演技だった。

_ その他雑感

大友さゆりの芝居が良かった。 上手くは無いが一生懸命なのが役柄に嵌っていた。
中村康介の殺陣。 しっかり斬り下げて止められるし、斬り下げてから斬り上げる動作が上手い。 ストロボで誤魔化さずにスローモーションで斬るシーンに驚嘆。
終演後にロビーと客席で役者と客が歓談する時間があったようだ(私は帰宅)。

_ やるせない話

SKE48の山下もえ。
普段は筆不精であまりブログも更新しなかった山下が、活動終了間際に遺言の如く怒涛の更新。
メンバーに宛てた文章など、読み応えのある内容だったのだけれど、日付が変ると同時に全て消された。


2009-12-19 Happy Xmas [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:梅田彩佳 12/18)

例年、盆暮れ正月は休止になるので、今週が年内最後の Night View DJ。
残業やら何やらで職場を離脱するのが遅くなり、浜松町の駅に着いたのは七時半過ぎ。 丁度『東京タワー クリスマス・ライトダウンストーリー』が始まったところ。
通常は午前零時に消えるライトアップが、期間中は七時半に一旦消され、八時までの間にまぁいろいろあって再び点燈する光のショーが毎夜展開。
詳しくはこちらで。

タワーの下に辿り着くと、見上げてうっとりするカップルの群れ。 掻き分けてエレベーターへ。
そんなこんなで無茶な混み様。 チケット売り場もエレベーターも、長蛇の列。 事前に割引入場券を買っておいたからエレベーターには乗れたが、空手で着ていたら何時に展望台に上がれたやら。

エレベーターが大展望台に着くと、間歇的に人波がイベントスペースを通り過ぎていくのだけれど、子供(特に女児)は梅田彩佳に興味津々。
これが浮かれた小林香菜なら「AKB48だよ〜」とやるところだが、梅田なのでそういうことはしない。
梅田は人柄は良いのだけれど、過ぎ行く人に愛想を振り撒くような事は、不得手なのかそこまで思い至らないのか判らないが、あまりしない。
逆に弁えない客が曲の掛かっている時間に話し掛けたりすると、下読みやペン入れもそこそこに律儀に対応してしまったりする。
この辺りは本末転倒なのではないかと思えなくも無いが、器用ではないが誠実な梅田の人の良さに付け込む客の側に、より問題がある。

梅田は今年を振り返って「これ迄で一番充実した年だった」と語っていたが、東京タワーと D-1 のイメージガールになった事で、劇場外での仕事が増えた年であった。
金曜はこの Night View DJ。 土日には不定期で D-1 の仕事が入り、東京タワー絡みではFMで番組も持ったりイベントがあれば出たり。 傍から見ていても可也充実した年だったのではないかと思う。
今年得たものを、来年再来年そのまた先へと活かして行っていただきたい。

番組の最後に一年を振り返って、「東京タワーのイメージガールに決まってから、あっという間の八ヶ月だった」・・・と梅田。
初めの頃から較べると、喋る技術は格段に進歩したとミズノ氏も話していたが、梅田なりの味を殺さずに上手くなった事に意味がある。
梅田彩佳の面白さは、落ち着いた低い声とお茶目な言動の乖離にあるのだけれど、艶のある声を生かした落ち着いた話し方が出来るようになった分、お茶目さが際立つようになった。
例えばこの日の誕生花や誕生日の有名人についてミズノ氏が話していた時のこと。

ミズノ:「今日誕生日なのは、女優の小雪さん」
梅田:「わぁ、大好きなんですよ! ・・・ケーキ食べよっ!!」


大好きなのは分かるが、そこからケーキを食べることに意識が向かうのが面白い訳だが、この時の声のトーンや語り口の変化がまた面白い。

八時頃に駆け込みで書いたリクエストは時間切れで読まれなかったが、ミズノ氏の選曲表にあったらしい Happy Xmas (War Is Over) は掛かったので満足。
終演後に始まったガッツキ大会を横目に帰宅。

A merry merry Christmas

And a happy New Year

Let's hope it's a good one

Without any fear

_ レスなど

>マサさん
うるさいうるさくないで言うと、折井や中西が代打でやった時の方が酷かったのですが、あの時は「盛り上げようとする意識」が場に存在しました。
然るに現在は寧ろ逆で、イベントの成否は顧慮されず、「如何に効率よくガッツケるか」と言う意識のみが存在します。
それと折井は「雨女」ではなく、「低気圧ガール」と言うことになっていますので念の為。

>シャイニングおじさんさん
知恵を絞ってリクエストを書く人の人口比率の低下が著しいので、ホームページからでも出していただければ幸いです。
ミズノ氏の選曲は相変わらず絶妙。 これだけでも見る価値聴く価値はあります。

_ 小林香菜 よのなか入門 vol.77

今回から新企画、占い編。
小林香菜のアイドルとしての将来を占うのは、西洋占星術の北原サビアン先生。

難しい話をされると脳みそが拒絶反応を示す小林。 西洋占星術に関するレクチュアで、早くも遠ーい所へ行きかける。 シオシオの顔もまた楽しい。

先ずは基本的な星回り。

    目立つことが得意な人の星
    OLとか一般事務職を目指してはダメ(周りが迷惑する)
当たっていて欲しい。 小林を部下には持ちたくない。

「本当に芸能人の星だから、しばらくはこの仕事を頑張ったほうが良い」と心強いお言葉。 ただ、自分から周りを押しのけてまでは上がっていこうとするタイプではない・・・とも。

一般受けはしないけれど、アーティストとかクリエイターとか、発信力のある一部の人にはウケるらしい。
モデルに多い星で、押切もえに似た星回りとのこと。
それは(以下30文字削除)。
最初のドンヨリ顔が嘘のように上機嫌な小林の図、で、次回へ。

_ 小林香菜 よのなか入門 vol.78

今週も占い。 前回の「もっと自分を出した方が良い」「同性にウケる」と言われてご満悦なところから。

星だけ見たらモデルらしいのだけれど、ヴィジュアルで売り出す際に重要なポイントが「胸」。
無い袖は触れないと困惑する小林の図。 具が少ない分は補整下着とか科学の力で補え・・・と現実的なサビアン先生。 私個人の嗜好で言わせていただくが、大規模な土木工事だけは無しでお願いしたい。
あぁ、それで押切もえが引き合いに・・・。

カニ座で金星。 あたたかさ・包み込むようなイメージなので胸が重要になるそうなのだけれど、そこはナントカ尻で代用していただきたい。

    方向性としては、今流行ってるもので言うと「森ガール」
    歌も向いている。 特にラブバラード。
自己防衛本能が邪魔をするのか、例の人見知りで本来持っている女の子らしい温かな部分が出ていないのが問題。 これがもっと出れば、いろいろ変わってくるそうだ。
全くソノトーリ!!

天然でおバカなキャラクターはもう止めた方が良い・・・と爆弾発言が出たところで、惜しい切れ場だが今週は此処まで。
次回更新は12/24とのこと。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

# マサ [低気圧ガールということは雨女よりレベルが上ということですか? 終演後のガッツキは、いつもあったわけですね。スタッフが..]

# @香菜 [何の資格かわからないけど、資格くらいは取っておいても良いのでは?と思いますが…。]

# viagra [ http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5021837.ht..]

# Xsacbufd [ http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5021837.ht..]


2009-12-11 雨の東京タワー [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:梅田彩佳)

久し振りの東京タワーは、雨。
特別展望台の上あたり、地上250m見当を雲が流れて行く。 思えば昨年の Night View DJ は雨が多かった。

クリスマスイルミネーション点灯期間だが、本格的な雨とあって人出は少なめ。 円高の所為か、外国からのお客様はちらほら居る程度で、殆どはカップルか家族連れ。
そんな訳でリクエストコーナーの前を通りすがる人も少なく、そもそも梅田目当てで来たと思われる向きも書かないのでリクエストを書いて行く人はまばら。 こういう日はミズノ氏の選曲で掛かる曲が多いので、これはこれで良い。

七時半を廻った頃、スタート。 短い丈のスカートだったのに、膝掛けが用意されていないのは頂けない。 すぐに出しては来たが、今年はこの辺り後手に回る事が多い。

先日、暗室でプリントをしている時にラジオを点けたら、ちょうど梅田の番組。 喋りが格段に上手くなっていたので来てみた訳だが、喋りそのものはなるほど長足の進歩。 引き出しが増えて、リクエストの内容に合わせて話を広げられる様になっていたし、ミズノ氏との息も合ってきて、曲の切れ目でスッと話に入れるようになっていた。
ただ、リクエストカードや進行表にペンを入れている時間以外は、所在無げに座っていて、見られている意識が希薄なのは気になった。 これは仕事中の梅田になにかとちょっかいを出す客の方にも大いに責任がある訳だが。

J-WAVE で、「東京タワー短歌」を募集中とのことで、梅田とミズノ氏も自作を披露・・・するはずが、梅田は下七七を付け忘れて五七五のみ

見上げると 十六夜月と 東京タワー

月の満ち欠けは一年中絶え間なく続くが、「月」が秋の季語なので、季語としての「十六夜」も仲秋の名月の翌日の月を指す。 なので秋の句とするべきか、川柳と取っておくべきか。

ミズノ氏は三首。 そのうちの一種がなかなか。

ファインダー ピントを合わせたクリスマス 君の心と東京タワー


カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナー。
梅:「ダージリンティーって、紅茶ですか?」
ミ:「なんだそりゃ!?」

なんて会話もありつつ(紅茶は飲めないのだそうな)、頼んだのは
「ミルク! あったかいので!!」
今日も音速デリバリー。 そう言えば、折井あゆみもホットミルクが好きで、よく頼んでいた。 以上、懐旧談。

梅田もだいぶ垢抜けて喋りも上手くなり、梅田だけ見て聞いている分には楽しい。
しかし、それをぶち壊しする喧騒の中に一時間半から身を置かねばならず、至近距離にスピーカーがあるのに聞き耳を立てなければならないのが遣り切れない。

_ 更新

コラム置き場に

    村中聡美を惜しむ
    AKB48原理主義を排す
    地上150mの地獄絵図
の3本をアップロード。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# マサ [うるさかったですか・・・残念です。 折井さんは雨女だったみたいです。 お台場ファイティーンゲストの時に自ら語ってま..]

# シャイニングおじさん [お久しぶりです♪ ミズノさんのDJがまた聞きたいですね♪梅ちゃんにも頑張ってほしいですね 最近タワーが恋しいです]

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2009-12-07 ポニョ [長年日記]

_ 小林香菜 よのなか入門 vol.76

スケジュールを押さえようとしたら既に小林はオーストラリアの空の下。
そんな訳で今週は一回休み。
次回は12/10更新とのこと。
小林に仕事が来たことに感謝しよう(←よかったさがし)

_ 週刊ヤングジャンプ 53号

ハマれ!チームYJの沼 第5回
連中が撮影の合間にデッチアゲた学園ドラマ「百合ケ丘女学院」についての聞き取り調査。
ポニョ(仲川遥香)の立ち位置が美味しい。

ひらけ!チームYJの花
隔週連載の1ページグラビア。 3回目はポニョ(仲川遥香)。
ホンモノの男子小学生も裸足で逃げ出すストレートな悪童ぶりで知られる「永遠の小学五年生(男子)」仲川遥香を、見た目だけでも大人っぽくしようとスタッフ総動員で知恵を絞るの巻。

「ミニワンピ+ロングブーツで ちょい悪ギャル風」と「タイトスカートを黒系でシメて 激モテキャリア☆」の二本立て。
顔立ちそのものは整っているので、もっともらしい顔で黙って立っていれば、それらしく見えない事も無い。
体形に「デッコマヒッコマ」(c)木村伊兵衛 が無いので、服は少々浮き気味。
それでも桑島智輝がその場に有るものを生かして上手く撮っており、仲川の子供っぽい内面を封じる事で写真としては纏まっている。
本日のツッコミ(全9件) [ツッコミを入れる]

# ピーナッツ ["永遠の小5"…? "永遠の末っ子"…? いずれにせよ、はるごんから、目が離せません。]

# @香菜 [久々にヒットでした。香菜写メ。 ネ申テレビの指原のヲタ芸講座はスゴかったです。]

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2009-12-02 村中・・・ [長年日記]

_ レスなど

@香菜さん
煙とナントカ理論に鑑みれば、むしろ喜ぶのではないかと思われなくもありませんが、小心者でもあるので、どちらに転ぶかは神のみぞ知る。
マサさん
近いうちに様子を見に行ってみます。

_ 研究生セレクション審査と言う茶番

すぐ落とすならはじめから選ばなければ良いのだ。

本日のツッコミ(全10件) [ツッコミを入れる]

# @香菜 [おっしゃる通りだと思います。 実際ステージに上げてみないとわからないことはあるでしょうが、一度合格させた以上、教育、..]

# マサ [うるさかったのは梅ちゃん生誕祭の打ち合わせをしていたらしい。ブログを書いている人がいた。コメントで注意を促したら、努..]

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2009-11-29 流星 [長年日記]

_ ノースリーブス「キスの流星」発売記念特別公演〜丸ごとno3b!!

7階で検問。 抽選券を持っていないと8階に上がれないようになっている。
トイレ前の廊下で、しばしリハーサルの音を聞く。 高橋みなみの歌唱に以前より余裕が出てきており、声量を上手く操れていたのが印象に残った。

抽選は最悪で最終巡入場ながら、上手椅子席はスカスカで、中央部がギリギリ見られそうな席を見繕って着席。 果たして2/3は見える(上手側に立った一人だけは柱で見切れる)席だった。
当たったけれど来なかった(来られなかった)連中も居たと見えて、入場総数は200人凸凹。 立ち見でも通常公演よりはよく見えたのではないかと思われる。 
3人しか居ない場合どう進行するかを考えて、抽選で幸運に恵まれた人間は最前列や中央ブロックの前のほうに、そうでもなかった人間のうち安全策を採ったものは中央ブロックの椅子席に。 見るより見られたい向きは立ち見最前列へ。 この辺りまでは理解できる。
しかし、どう考えても柱の内側で進行するであろうイベントで、そこが全く見えないであろう位置に座り(もしくは立ち)、イベントが始まってから狼狽する連中が居たのは理解に苦しむ。 何処に座れば(立てば)どの辺りまで見えるのか習熟するだけの経験を劇場で積めなかった客が多かったのかもしれない。 思えば友人知人顔見知りまで含めても、通り名まで知っている客は五指に満たなかった。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

陰アナは峯岸。 相変わらず舌っ足らずだが、噛まずに読めてはいた。 定型文を読み終えてから高橋と小嶋も一言ずつ。

いつものオーバーチュアの後、明転して「Relax!」の衣装で登場。
一曲目は「Relax!」。 この曲でCDを出してからもう一年。 久しぶりに人前で歌ったらしく、三人とも多少緊張の面持ち。
歌の最中と喋らなければならないときは明るい表情だが、時折疲れた表情が小嶋の表情をかすめる。
朝っぱらから新幹線で移動して仙台で握手会。 立ちっぱなしで握手してとんぼ返りしてリハーサル重ねて普段演らない曲を浚って本番。 仙台の握手会から廻した客が疲労困憊していた位だから、本人たちはそれにも増して疲れていただろうと思われるが、歌っている間喋っている間はそんなそぶりも見せないのには感心した。

二曲目は「タネ」。 この曲になると小嶋陽菜の表情もほぐれてくる。
高橋みなみのキレのある動き、小嶋陽菜のやわらかい動き、峯岸みなみの滑らかな動き、三人三様の長所がうまく調和した、良いユニットだと思う。
三人が主演したドラマの劇中曲(諸般の事情でオケ無し)を無伴奏で歌ったり、私物プレゼント抽選会が有ったりしつつ、「キスの流星」のPV上映へ。
その間に「キスの流星」の衣装に着替えて、PV明けに生歌を披露。 これが実に良かった。

これまでの2枚のシングルとは違い掛け合いの台詞は無く、歌とダンスで見せる聞かせる曲なのだけれと、難度の上がった振り付けも上手くこなしているし、歌(特に峯岸の)も上手くなっている。 この曲に限らず、どの曲でも峯岸みなみのソロパートはちゃんと「歌」になっていた。
声量はあるものの、それを上手く操れず、一曲歌いこなせるようになるまで時間の掛かっていた高橋みなみが、普段歌っていない曲も含めてきっちり歌いこなせていたのも瞠目に値するし、柱の陰から出てきた瞬間に場が華やぐ小嶋の存在感にも感心。 峯岸みなみもシームレスで有りつつ、メリハリは利いた艶かしい動き。

最後に「この三人で初めて歌った曲」として「純愛のクレッシェンド」を歌って〆。

退場時にハイタッチ会。 こそこそとハイタッチをして帰宅。
こと歌に関しては、予想よりしっかりしており、見応えのあるイベントであった。

_ コラム的雑文置き場

こちらが落ちている間に仮移転先として開設したはてなダイアリーが宙浮いてしまったので、コラム的雑文置き場として使っていくことにした。

二面楚歌 断章

コラム的雑文を二本アップロード。


2009-11-28 あとは言えない 二人は若い [長年日記]

_ 小林香菜 よのなか入門 vol.75

小林ダイエット企画も大詰め。
家の前の道をひたすら往復して真っ直ぐ歩き続けるフォレスト・ガンプ式散歩ダイエットで、とりあへず頑張っていることは判ったところから。

お菓子もチョコレートもしっかり我慢している・・・のだけれど、タイヤキが物凄く食べたくなることが有り、どうしても我慢が出来なくなった時、そのタイヤキ一個を昼ごはんにして乗り切ることを思いつく小林。 しかし・・・

ボクシングダイエット → ケガしたら嫌
ダンス → ダンスが上手くなると自分だと認識されなくなる

・・・と大変そうなことは屁理屈を捏ねて回避、何キロ痩せると言う目標も言明しない。
仕舞いには「いつ死ぬか判らないのだから、食べたいときに食べたいものを食べたほうが良いのではないか」などと言い出す始末。

最終的には
「-10キロやせたい」
何時までにとは書かないのが小林らしい。 「愚公山を移す」を地で行く小林なら、孫の代までには10キロくらい痩せられるであろう。

ネタ切れらしいのが心配ではあるが、次回は12/3更新予定とのこと。

_ 週刊ヤングジャンプ 51号

ハマれ!チームYJの沼 第4回
河西智美の「チユウ語」について掘り下げる。
「チユウ」の意味について訊ねると「チユウはチユウです」。 おはようと言われたらチユウ、何が食べたいか聞かれたらチユウ。 チユウと呼べばチユウと答える、山のこだまの嬉しさよ。
相手に汲み取ってもらうことでコミュニケーションを成立させる他力本願な言語である訳なのであるが、訳知り相手だとそれでやって行けると言うのが恐ろしい。

ここでは「チユウ隊」と称しているが、そもそもの始まりは小林香菜と結成した「チユウ会同盟」であった。 私の書きっぱなしの雑文では何処に書いたか判らず、他所を当たったらメモリスト氏のところに記述があった。
2007年の1/20に結成されたらしく、その頃既に他のメンバーは辟易しつつあったことが見て取れる。
楽屋で疲れているところに小林と河西がチユウチユウ言っていたら、さぞかし怒りの葡萄は大きく実ったことであろう。

.yutakanoにも一件あった。 あの頃は楽しかったなぁ・・・。

閑話休題。 「チユウ語」は幼児語に似て幼児語にあらず、先ずは語尾に付けることから始めろとのお達しであったチユウ。

ひらけ!チームYJの花
隔週掲載の巻末1ページグラビアに河西智美のチユウグラビア。
河西智美の魔性のチユウがチユウチユウにチユウ。

_ 週刊ヤングジャンプ 52号

ハマれ!チームYJの沼 第5回
一部の好事家には「GOEMONの娘」として知られる仲川遥香について掘り下げる。
インタビューしても実の有る話は聞きだせず、渡り廊下走り隊の面子に話を聞くも
「お菓子ばかり食べている」
「おなかがすくとすぐに『マック行きたい!』」
「泊まりのロケで『くまちゃんのぬいぐるみ忘れた!』(驚)」
等々、コドモエピソードしか出てこない。

このあたりの「仲川遥香、ちょっとなさけない話」も併読されたい。

そんな仲川遥香を見た目だけでも大人にしようと言うことで、次回の「ひらけ!チームYJの花」は仲川遥香の大人グラビアとのこと。

_ レスなど

編集の人も気付いていないような気がします。 私も突っ込まれて初めて気が付きました。
この連載はシオシオになったり得意満面だったり、刻々変わる小林の写真がまた面白いのですが、これ書いたスケッチブック掲げた写真がまた良い味でした。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# okipon [「-10キロやせたい」…つまり、10キロ太りたいってことですよね。自分の意図とは全く逆のことを意味していることに気付..]

# @香菜 [某テレビの企画でスカイダイビングやるみたいですけど、香菜って高いところ大丈夫でしたっけ? 泣き叫ぶようなのは見たくな..]

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2009-11-20 Trinity [長年日記]

_ Don't trust over fifty.

リンクを貼り損ねていたので再掲、

'00年代初頭はアイドルが歌わない時代とか寝言は寝てから言ってください

_ 小林香菜 よのなか入門 vol.74

先週からのダイエット企画の続き。 久々に小林の小林っぷりを堪能できた。
もつ鍋ダイエット(もつ鍋なのにもつを殆ど食べないダイエットらしい。 効果は不明)以外に何かやっているか聞かれた小林。
「歩いてます!」
この間も一時間半歩いたそうなのだが、それは「家の周りを一時間半」ではなく、「家からまっすぐ一時間半」
一回でも曲がると道に迷ってしまうので、家からひたすらまっすぐ歩いて、戻って家の前を通り過ぎてまた歩く。 これならどうやっても道には迷わない。
で、小林。 今何キロあるのか知らない(量っていない)らしい。 現在の膨張の極致を数字で見しまうとあまりのことにやる気をなくしてどうでもよくなってしまうので、多少痩せた実感が出てから量る・・・と。
オタンコナスなようで居て、自分のオタンコナスさ加減はきっちり把握しているのが面白い。

小林そのものは汲めども尽きぬ珍談奇譚の泉なのだけれど、上手く汲んでやらないと面白味が伝わらない。
このあたりがテレビ向けではないところなのだけれど、逆に乱暴に消費されにくくもある訳で、アイドルヲタ属性の表層的な部分だけをテレビ屋に面白可笑しく取り上げられてしまっている指原莉乃と較べれば幸せなのかも知れない。

そもそもチームK公演が少ない上にチケットはさっぱり当たらず、オンデマンドでも不規則発言はカットされてしまい、そもそもそんなものを見られる環境にも無ければ割ける可処分所得も無い私にとって、小林の小林っぷりが確実に見られるのはこの連載だけなので、何とか続いていただきたい。
さらにおかしなことになりそうな次回更新は11/26予定との事。

_ 指原莉乃の三位一体

アイドルであり、アイドルファンであり、「いわゆる普通の17才」である指原莉乃は、自分が崇め奉るところのものであるアイドルに自分がなってしまって、アイドルである事とアイドルファンである事、アイドルファンである事と「いわゆる普通の17才」である事との折り合いを上手く付けられておらず、キェルケゴール的な意味合いでの「絶望」を内包しているように思えるのだけれど、昨今のテレビでの取り上げられ方は「珍しい生き物」としてのアイドルファン的な部分の表層だけを掬い取られているようで、実に勿体無い。

指原の面白さの本質は、もっと深いところにある。
ドロドロした澱のようなアイドル時評みたいなものを書かせると面白いと思う。


2009-11-18 Don't trust over fifty!! [長年日記]

_ サエキけんぞうを信じるな!!

週刊プレイボーイ47号の巻頭付録の小冊子「リアル系アイドル40組91人 スター誕生!!」に載ったサエキけんぞうのインタビューらしきもの(こちら参照のこと)が酷い。
いやそもそもこの冊子のデッチアゲっぷりが酷くて、その中ではまだまともな部類に入るのだけれど。

00年代の初頭はアイドルが歌わない時代だったのだとしたら、私が見てきたのは何だったのだろう?
サエキけんぞうにアイドル楽曲の仕事が来なかった時代ではあったのかも知れないが。

_ 週刊プレイボーイ47号

チームPBページ
今週は多田愛佳をピックアップ。
チームPBに入ることが決まった日に秋元康に「チームPBが勝ちます !」と勝利宣言のメールを打ったとか、チームYJのグラビアはみんな顔がテカっていたからグラビアはチームPBの勝ちだとか、 Les Enfants Terribles としての多田愛佳の側面がこの雑誌にしては上手く引き出せている。

チームPBシアター No.1
巻末にチームPBの1ページグラビア。
仁藤萌乃、多田愛佳、前田亜美が臍出しメイド服だがお盆で臍を隠すという無意味なポージングで登場。
今回は飯塚昌太が良い仕事。
自画撮りと撮られた写真との落差が激しい、ともすればアホロートルのような顔になってしまう仁藤萌乃が珍しくちゃんと写っている。
お盆を前で抱えることによって、その長い手足に視点を誘導し、前田亜美のトランプの兵隊のような体形の粗を隠すのも上手い。
多田愛佳は、毎度隙が無い。

_ 週刊ヤングジャンプ 50号

ハマれ!チームYJの沼 第3回
今回は指原莉乃のアイドルヲタ人生を白日の下に。
ハロプロからAKB48に転び(よりによって佐藤由加理に食いつくと言うのが渋い)、果てはAKB48の「中の人」になってしまうと言う流転の人生のあれやこれやが指原の口から語られる訳だが、話が濃すぎて用語解説が付く始末。

文明の利器を使って視聴した指原の「ヲタ芸」はヌルいものであったが、指原の語るアイドル話は暑苦しくて濃厚。 葦原将軍のような格好で福岡のAKB48コンサートを観るくだりなどは胸焼けがするくらい。 まったくどうかしている。
大分から女子中学生が観に行ける現場が限られている事、そもそも可処分所得も行動の自由も限られている事を考えれば、最大限現場には出ていたのだと思うし、そこでしていた行動も常軌を逸しており、「最強アイドルヲタ☆アイドル」と二つ名が付くのも頷ける。
将に「病膏肓」。 故人曰く、愚を療するに藥無し。

_ 週刊プレイボーイ48号

チームPBページ
今週は仁藤萌乃と前田亜美。
仁藤はギリギリ当たりの表情。 哺乳類には見える。
前田亜美は印刷の悪いモノクロページだと顔の印象で全体が掻き消される。
「チームYJで誰が強いか」。 仁藤は先週の多田愛佳と同じく河西智美の名を挙げるが、前田亜美は指原莉乃。 訝しむ仁藤。
「"普通の人とは違う何か"がある」と前田亜美。 確かに狂気を孕んではいる。

小嶋陽菜
写真集未収録カットで4ページ。
3ページ目と4ページ目はハイライトがスッコ抜けてデジカメの厭な色が出てしまっているが、はじめの3カットはそれなりに。
やはり使用されなかった写真にはそれなりに理由があり、一寸落ちる。
それでも小嶋陽菜の美形感で見られるものにはなっているのには驚嘆。
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2009-11-16 捕まえるのが遅すぎた [長年日記]

_ 小林香菜 よのなか入門 vol.73

何時の間にかぽっちゃりした・・・と言うかもっさりした小林に、そろそろ何とかしていただこうと言う事でダイエット企画始動。

小林ポッチャリ期の始まりは、昨年テレビの収録中に重度の捻挫をして暫く安静にしなければならなかった事から。
あれで筋肉が落ちてしまい、代謝量が減ったので食べた分が即脂肪になってしまうようになった由。

で、ダイエットを頭の片隅には置きつつ放置してきた結果が現在のもっさり体形。 それをマネージャー、衣装さん、スタッフetc...に指摘され漸く文字通り重い腰を上げて痩せるべく決断。
客は定着率が悪くて、そもそも痩せていた頃を知らないのでそう言う事は指摘されないらしい。

とりあへず、ダイエットに効果のありそうな食品を摂取させてみる。 まずは豆乳から。
紅茶味の美味しい豆乳しか飲んだことが無いと抜かす甘ったれた根性を叩き直すべく、敢えてハードコアな豆々しい豆乳をあてがう編集氏。
この辺りのしょっぱい顔の小林が楽しい。 この辺りと言うか、今回はしょっぱい顔の写真が目白押し。 眼福。

豆乳は豆腐みたいで飲めない、キャベツはドレッシングが無いと喰えない、コンニャクは生臭くて喰えない・・・で敢え無くギブアップ。

シオシオのパーで続く次回更新は11/14とのこと。

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2009-11-09 風は指原に吹いている [長年日記]

_ 小林香菜 よのなか入門 vol.72

今週も時事ネタで引っ張る展開。 写真を見せてその話題で語る小林。

「加藤清史郎くん」
流石に知っていた。
おこずかいは一日80円と言う話に、それはテレビ的なアレだろう・・・と実も蓋も無いお言葉。

「インフルエンザ
小森美果がインフルエンザに罹った日に一緒に居たがうつらなかったらしく、小林曰く「病は気から」。
ナントカは風邪引かないの方ではないかと誰しもが思っていることだろう。

「農ギャル」
中学校の時、学校の周りは田圃だらけで、体育の時間によく人を落としていたと目を輝かせて語る小林。 良い笑顔。

「八ッ場ダム」
「ダム=あの水を貯めるデカいやつ」と言うことを初めて知る小林。 また一つ賢くなってしまった。
この場面のすっとぼけた表情が実に良いのだけれど、これが初めての現場で出せないものか・・・。

次回更新は11/12予定とのこと。

_ 週刊プレイボーイ 46号

川崎希
撮影は矢西誠二。 3ページ目の下の段の二枚が、我々の良く知る川崎なのだけれど、1ページ目の出来が凄い。
こう言う引きの強い凄い表情をたまにする。

小嶋陽菜
撮影は熊谷貫。 写真集の宣伝絡みのセンターグラビア8ページ。 4ページ目、5ページ目が良い。
これまでは小嶋陽菜の素材としての良さやその造形美を活かし切れていないグラビアが多かったが、今回の写真集は凄そう。
下唇の青海苔みたいなほくろの有無でその時々のメイクの濃さが分かるのが面白い。

チームPBページ
今週は宮澤佐江をピックアップ。
訳知りには少々物足りないのではないかと思うが、宮澤佐江の人となりは伝わる。
携帯サイトとの連動記事なので、そちらまで見ればもう少し深いのかもしれない。

2009 冬のコンビニ勝負おでん
呼んで字の如く、この冬の各コンビニの新作おでんの食べ較べ記事。 ここに何故か「コンビニおでん評論家」の肩書きで指原莉乃。
表紙には「AKB48が選ぶ『新作コンビニ勝負おでん』」と書いてあるが、目次と記事タイトルは「おでん大好きアイドル・AKB48 指原莉乃ちゃんと選ぶ 2009 冬のコンビニ勝負おでん」となっている。
「AKR47(赤穂浪士)が・・・」と書いてあって、記事を読むと出ているのが寺坂吉右衛門 だけだったような、微妙なガッカリ感。
おでんを頬張る指原の写真についたキャプションに「新作おでんのあまりのおいしさに驚くさっしー。 評価するのを忘れて食べまくってました」とある通り、評論家としての仕事はほとんどしていない。
大小合わせて5枚使ってある写真は串おでんを持った決めポーズが2カット、食べている写真が3カット。
食べている写真は相好を崩した・・・と言うか、締まりの無い表情。 決めポーズもニヤけた感じで、しかもおでん串を持った右手の小指が微妙に立っている。
旨そうな・・・と言うより、一食浮いた喜びが滲み出たような多幸感に溢れた良い表情で、写真としては面白い。
おでんの旨さが写真から伝わると言う点に於いては、良い仕事している。

_ 週刊ヤングジャンプ 49号

AKB48(ピンナップ)
先週は表が前田敦子、裏がチームYJだったが、今週は表が小嶋陽菜と大島優子、裏に松井珠理奈と渡辺麻友。
大きいのと小さいのを上手く組み合わせて配置もポーズも良く、表情も引き出している。
内面から出てくるものより、造形美で見せる写真なのだけれど、大島の表情だけ異質。
見る側(私)の先入観も大いに有るとは思うのだけれど、大島優子の写真はこちらが見透かされているようで怖い。

ハマれ!チームYJの沼 第二回
今週は小嶋陽菜の巻中グラビアの隣りと言う好位置。 ここなら目当ての客以外も読んでくれそう。

ボケ・・・河西智美
大ボケ・・・仲川遥香
ツッコミ・・・峯岸みなみ
フォロー・・・北原里英
見守る係・・・菊地あやか
統括・・・倉持明日香
斬られ役・・・指原莉乃

役割分担も決まってきた感じで楽しい読み物になってきた。
妄想学園ドラマ百合ケ丘女学院とか、面白い方向に話が転がりつつある。

小嶋陽菜
プレイボーイとは別カットで写真集がらみのグラビアを3ページ。
2ページ目の笑わない写真が良い。 歯見せ笑いは表情がまだせ画一的になりがちなのだけれど、笑わないものは表情の種類も多く、写真としての引きも強い。

指原莉乃
小嶋陽菜のグラビアのあとにオマケグラビア1ページ。
衣装を着て決めポーズで立つ写真の周りに、法被に鉢巻でいはゆる「ヲタ芸」なるものに興ずる写真が5カット。

自虐的ナルチシズムの発露としてのヲタ芸写真の指原は、八の字垂れ眉で百年の恋も一遍に冷めるような情けない顔。 この情けない顔と、お仕事モードのキリリとした顔とのギャップが指原の持ち味なのかもしれない。

文明の利器を使って見てみたが、居住地の制約もあって現場叩き上げではなく、見聞きしたものの猿真似に過ぎない指原莉乃のヲタ芸は表層的で、ボードプレイのレス乞食ぶりが見事な他は、速いだけで腰の入っていないロマンスや方向の定まらないケチャ、無駄な動きの多い推しジャンプetc...突っ込みどころは多いのだけれど、そもそもヲタ芸などと言う物は「芸」と呼ぶのも憚られる自己満足と自己顕示の傍迷惑な発露に過ぎず、出来たところで自慢にも何もならない類のものではあるから、出来ていないからと言って責めるほどの事でもないが、胸を張ってやらない方が良いとは思う。 ケチャを語るならダッシュケチャ、背面ケチャ、クレーンケチャくらいは鼻糞ほじりながらでも出来るようになってからにしていただきたい。

指原の病の深さは、「ヲタ芸」なるものが最早や応援と言う行為からはみ出してそれ自体が自己目的化した物である事を理解している点に有り、「推しは変えるものではなく増やすもの」という発言からも判るように、その辺りの凡百のヌルいアイドルファンには及びも付かない深みに達していると言える。

劇場で散見される素人の中には、MIXを応援する行為の一環であると取り違えてステージに向かって叫んでいるオタンコナスが居たりするが、あんな物ぁ擦れっ枯らしの客が内輪で盛り上がるためにやるものなのであって、客席後方で時として舞台に背を向けて円陣を組んで地面に向かって叫ぶものなのである。 以上、八つ当たり。

「どっちも本気のアイドルヲタ☆アイドル」と有るが、指原の本気ぶりは良く判った。
「≠応援」であり「≒荒らし」であるヲタ芸と、その受け手であるアイドルとの折り合いをどう付けるのかは難しいところだが、売りにはなると思うので上手く立ち回っていただきたい。
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2009-11-05 不安定 [長年日記]

_ 言い訳とお知らせ

十年来お世話になっている tdiary と言うシステム。
いはゆる「ブログ」なるものが流行る前からある枯れたシステムで、使いやすくは無いけれど文中に勝手にリンクを貼るような余計なおせっかいは焼かないし、広告も出ない。

気に入って使ってはいるのだけれど、時々その、落ちる。
今回も何の前触れも無く(トラブルと言う物はたいていそうだが)繋がらなくなり、気がついたら復旧していた。
今回のサーバーダウンは何時もより長く、原因もわからなかったので泡を食って転居用のブログシステムを借りてそちらで更新してしまった。

二面楚歌 仮移転

あちらはあちらで使いにくい部分もあり、どちらを使うかはまだ思案中。

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2009-10-27 [長年日記]

_ レスなど

>@香菜さん
小林が入っていないのは残念ですが、あの七人は曲がりなりにも「有望株」として選出されているわけで、むしろ「無謀株」である小林はなじまないという判断なのかもしれません。
小林を入れたとして「では誰を抜く?」ってのもまた難しい話であります。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

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2009-10-25 一周して今いちばんPOOR! [長年日記]

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 12月号」前半グラビア

表紙と巻頭は川口春奈。 グラビアは足立梨花、桜庭ななみ、志田未来、水沢奈子、森田涼花。
AKB48からは前田、大島が単独で、束で小嶋峯岸北原河西、渡り廊下走り隊、SKE48からは単独で松井玲奈、アライテツヤの連載グラビアにKIIの向田茉夏。
ハロプロ方面は菅谷梨沙子、萩原舞、矢島舞美。
AKB48がらみの多さに一驚。

川口春奈 (photo=kazunori fujimoto)
表紙+9ページ20カット。
横須賀辺りと思しき海辺の町でのグラビア。 表紙は前ピンだが、表情が良いのでこのコマで正解。
屋内での静的な画と、屋外での動的な画を取り混ぜて衣装も3パターン。
3ページ目の割付が秀逸。 川口春奈の現在と未来を感じさせる9コマ。
14歳なりの現在を感じさせるあどけない表情と、大人びた表情が混在。

大島優子 (photo=masafumi nakamura)
最新写真集から9ページ13カット。
夢の有る川口春奈のあとに現実感たっぷりの大島優子。
作り込んだ表情から呆けたような表情まで取り揃えて良い仕事はしているが、カメラの前に素の表情で立っても尻尾は掴ませないと言うか正体は現さないと言うか、大島優子らしい喰えないグラビア。
尻尾が九本くらい有りそうだなぁ・・・と思ったら、栃木県出身だった。
見えない壁の向こうから漂って来る虚無の匂いと言うか何と言うか、空恐ろしい何かを感じる。

足立梨花 (photo=hirofumi nagano)
9ページ8カット。
こってりしたザッハートルテのような大島優子のグラビアの後に、水菓子のような作風の長野博文による足立梨花。
薄いメイクでも見開きのアップに耐える若さ。
何でも出来る大島優子に出来ない事・出せない味があるとしたら、この「素人臭さ」だと思う。
どうして良いか解からないが故の戸惑いであったり、口元で笑って目で泣いた表情であったり、足立梨花の「今」を切り取った写真。

菅谷梨沙子 (photo=hajime sawatari)
最新写真集から5ページ10カット。
良くも悪くも沢渡朔らしい写真。
この仕事を始めるのが早すぎたが故の出涸らし感と辛うじて残った少女時代の残滓。
沢渡朔の生々しい作風が菅谷梨沙子の「現在」を残酷に描き出している。
1ページ目のようにそれが吉と出た写真は綺麗に撮れている。

萩原舞 (photo=yoshinobu nemoto)
こちらも最新写真集からの4ページ7カット。
菅谷梨沙子とは学年にして一つしか違わないのだけれど、童顔と言うことも有ってか、こちらはもっと若く見える。
表情の種類が少ないのが瑕だが、歳相応の可愛らしさは出ている。

桜庭ななみ (photo=kentaro atsuchi)
9ページ11カット。
スイートスポットの広い顔。 上下左右何処から撮っても絵になる。
透明感がありつつも不透明な芯のようなものもあり、骨太でありつつ繊細。 美しき二律背反。
標高は高いが裾野も広いコニーデ式の鼻が顔に立体感を出していて、富嶽三十六景のように鼻が写りこむだけで絵として纏まる。

_ 後半グラビアページ

後半グラビアページは封入トレカ一覧とプレゼントポラ一覧から。
トレカは元のグラビアの出来不出来が一枚に凝縮されていて、前田敦子、桜庭ななみ、松井玲奈は一枚で語り切れる説得力。
プレゼントポラ慣れしたAKB48勢が色とりどりのペンで隙間なく書き込んでいる中、前田敦子だけが黒ペンであっさりと。
サインだけで済ませずにウサギのイラストを入れるところが前田なりの誠意なのだと思う。

AKB48 (photo=wakana ono)
次のシングルの選抜組から河西智美、小嶋陽菜、北原里英、峯岸みなみ。
統一した意匠でありつつ一寸ずつ色柄や髪のアレンジで変化が付けられており、すっとぼけた小嶋、生真面目な北原、淫猥な河西、素直ではないが嘘もつかない峯岸、それぞれの味は出ている。
全体的に前ピンで、撮影技術としては拙劣なのだけれど、表情は引き出せており、衣装とロケーションとライティングにも救われて良い写真になっている。
薄手で目の詰んだタートルネックのセーターと、タイツっぽいニーハイ。 秋物でも夢の有る衣装。
読み物としても良く出来ていて、表層的な話の多い一般誌と較べると話の深みが違い、それぞれからそれぞれらしい話を引き出している。
北原はニューヨークで現地のファンに高城亜樹と間違えられたとのこと。 
確かに似ているのだけれど見分けるポイントは有る。
ぼーっとしていてシュモクザメに似ているのが高城亜樹、ぽわんとしていてウナギイヌに似ているのが北原里英。

前田敦子 (photo=hirofumi nagano)
4ページ8カット。
決まった角度から撮らないと破綻することも多い前田なのであるが、定石を外した角度から撮っても前田の良さを引き出せるのが長野博文の強みか。
撮られている事を意識させない撮影手法と柔らかい光が、前田敦子の素材としての良さを引き出している。
今回のグラビアはハズレカットが無い。

渡り廊下走り隊 (photo=kentaro atsuchi)
3ページだが14カット。 インタビューも長め。
仲川遥香をオチに使う書き手の人の悪さが良い味。
敢えて注文を付けると、平嶋夏海の写真映りが悪すぎる。 もう少し可愛く撮ってあげていただきたい。

松井玲奈 (photo=tetsuya arai)
誰がどう撮っても円山応挙が描いたような感じになってしまっていた松井玲奈が、私の知る限りにおいてはブログの自画撮り以外では初めて生気の有る写真になっている。 アライテツヤの起こした奇蹟。
松井玲奈は本来ぱっちりした二重瞼なのだけれど光に弱く、一寸光が強いとすぐ一重になってしまい、それだけで生命力が半減。 曇天下で水着にしたりするととんでもない事になる。
今回のグラビアでも一枚目二枚目は日中シンクロのストロボが近い所為か瞼に緊張が見られるが、少し離れて撮った三枚目が秀逸。
松井玲奈は実在した。

志田未来 (photo=kazunori fujimoto)
ドラマで「小公女」を演る志田未来。 その辺りを絡めたインタビューと3ページ6カット。
ドラマさながらに私生活でもファンを僭称する人非人に酷い目に遭わされた事が有る訳だが、カメラを直視した1カット目から勁健さが伝わる。

水沢奈子 (photo=tomoki qwajima)
3ページ6カット。 2カット目が秀逸。
曇天と高層ビルの反射で鈍色になった光を上手く使い、薄いが適切なピント。 その場にあるものの活かし方が上手い。

小林さり (photo=kojiro hosoi)
歯見せ笑いで押す2ページ4カット。
面白味は薄いが隙の無い表情。 カメラ慣れし過ぎた感じ。 もう少し変化が欲しい。

小林涼子 (photo=naoki asakura)
1stフォトブックからの2ページ10カット。
一寸ハイキーに過ぎて好きな色では無いのだけれど、小林涼子の表情自体は良い。
ただ、全てが撮られることを意識して構えた写真なのはいただけない。

少女団地 vol.9(向田茉夏) (photo=tetsuya arai)
同じ日に同じ場所で撮った松井玲奈とはガラリ撮り方を変えて2ページ2カット。
表情はまだ硬いのだけれど、下手な小細工をせずにカメラの前に素で立てているのは好感が持てる。
半玉マニア方面の琴線には触れそうな写真。

森田涼花(photo=kouki nishida)
最新写真集から、柔らかい光で柔らかい表情を引き出した2ページ11カット。
11カット全てハズレ無し。 この写真集は買いだと思う。
表情もさることながら、斜めからの光で身体の線を浮かび上がらせる撮り方も上手い。

矢島舞美写真館 vol.5 「Maimi Days」 (photo=tomoki qwajima)
桑島智輝らしい美しき虚構で構成された9ページ12カット。
セットや小道具に凝りつつも白ホリ。 その白い空間を独白風の文字列で埋めて行く。
2カット目の歯磨き写真が素晴らしい。

_ 小林香菜のよのなか入門 vol.9 「東京一周俳句十番?勝負」編

UTB本誌連載分も9回目。 渋谷と東大で落ち込んだりしつつも全般的には躁の波の上で踊っており、小林の持ち味であるどうかしている可笑し味が出ている。
これが持続してくれれば良いのだけれど、そろそろ鬱周期に入りそうな気がして不安でならない。
モバイルサイト掲載分には載っていないオタンコナス譚もあるので、併せて一読されたい。

_ 週刊プレイボーイ 44号

巻頭に選抜メンバーのグラビア、巻末にチームPBのグラビアの豪華二本立て。

AKB48(前田敦子、小嶋陽菜、大島優子、渡辺麻友、松井珠理奈) (photo=toshihiko imamura)
集合と個別と取り混ぜて10ページ。
例の看板に偽り有りな「水着写真集」ではらしくない仕事っぷりだった今村敏彦だったが、今回は「らしい」仕事。
ハズレ写真が多い前田敦子を撮って一枚もハズレが無い。
老け過ぎた感じになりやすい松井珠理奈も、仕事をしすぎるきらいのある大島優子も、画一的な表情になりがちな渡辺麻友も、間歇的に気の抜けた顔をする小嶋陽菜も、全て可愛らしく或いは美しく撮れている。
前田敦子の顔が舞楽の蘭陵王のお面のように写ってしまうのは顔を構成するパーツが中央に寄っていて且つ正面を向いている為に可愛く見える角度が狭い事に起因するのだけれど、このグラビアでは可愛く見える当たりの角度を外さずに撮っていて、しかもその中で変化も付けている。
「何で前田敦子がエースなんですか?」と訊かれる事があるのだけれど、このグラビアを見れば納得していただけると思う。

AKB48 チームPB(柏木由紀、宮澤佐江、宮崎美穂、多田愛佳、仁藤萌乃、前田亜美、高城亜樹) (photo=shouta iizuka)
既に一定の人気を集めている連中を集めているので面白味には欠けるが、体脂肪過少な宮澤佐江と体脂肪過多な宮崎美穂の組み合わせと、柏木・高城・前田(亜)の胴長三人組が見所。
飯塚昌太の写真はハイキーに過ぎるように思えるが、宮崎美穂を太く見えないように撮っているのは上手い。

_ 週刊ヤングジャンプ 47号

こちらも巻頭に選抜メンバーのグラビア、巻末にチームYJのグラビアの豪華二本立て。

AKB48(前田敦子、小嶋陽菜、大島優子、渡辺麻友、松井珠理奈) (photo=tomoki qwajima)
こちらは桑島智輝の撮影。 同じ面子ながら今村敏彦とは全く違う切り口。
今村敏彦が内側から出て来るものを生かす撮り方だとすると、桑島智輝はそこにある物を最大限生かす撮り方。
この5人の造形としての美しさが出ている。

AKB48 チームYJ(北原里英、峯岸みなみ、河西智美、仲川遥香、菊地あやか、倉持明日香、指原莉乃) (photo=shyusaku kuriyama)
揃いの制服風衣装と個別水着で7ページ。
色気過多な峯岸・河西、色気過少な仲川・指原、中庸な北原、色気について言及しにくい菊地・倉持。
初期チームBでよく低レベルな罵り合いをしていた仲川と菊地、奇禍で抜けた菊地の後釜に入った指原、指原を玩具にしていた仲川。
良い子代表の北原と悪い子代表の河西。 しっかり者代表の峯岸とうっかり者代表の仲川。 ぽよんとした腹で胡麻の溜まっていそうな臍の仲川とするっと括れた腹で縦長の綺麗な臍の倉持。 突っ込み属性の峯岸と突っ込まれ放題の指原。
この辺りの相関関係も面白い。

水着も仲川と菊地がセパレート、指原と北原と河西がホルターネックのビキニ、峯岸が寄せ上げビキニ、倉持のみケレン味の無い三角ビキニ。

見開きで先ず北原、峯岸、河西の三人。
右ページにスタイルは悪くないが色気は少なめな北原。 左ページに妙に色っぽい河西と峯岸。
同じ色気でも、片や放出する河西、こなた漂わせる峯岸。

ページを繰ると、右ページに仲川と菊地、左ページに倉持と指原。
同じセパレート乍ら、すらりと菊地、ドーンと仲川。
補正する必要の無い倉持と、補正しようにも補正するための原資がそもそも無い指原。

一と際薄っぺらい体形で且つ立ち方も踵重心で下手糞な指原は水着ではいやはやなんともだが、着衣では締まった表情でぎりぎり及第点。 打率は低いがやるときはやる指原が何処まで化けるかが勝負の鍵になるのではないかと思う。

赤みの強い生々しい色合いの写真は評価の分かれるところだと思うが、ハイキーに過ぎる生気の乏しいチームPBのグラビアと較べると、顔のつやを出し過ぎているようではありつつも生き物としての強さが感じられて良いと私は思う。
水着慣れしていない事もあってか、着衣の写真の方が各自の持ち味が出ており、1ページ目の集合写真は特に良い。

指原はこれで化けるのではないかと思う。 根拠は無い。

_ 一周して今いちばんPOOR!

平嶋夏海の「なっちゃんだけがPURE!」・・・から幾星霜、菊地あやかの「一周して今いちばんPURE!」はこれに匹敵するキャッチフレーズだと思う。
「なっちゃんだけがPURE!」の対句として「わんこ☆ちゃんだけがPOOR!」と言うのがあったが、「一周して今いちばんPOOR!」は私がいただくことにする。
年の瀬を象徴する川柳として

貧乏の棒も次第に太くなり振り回されぬ年の暮れかな

と言うのがあるが、年の瀬まで二た月を残して早くも貧乏の棒を持て余しつつある今日この頃である。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

# @香菜 [YJの方は顔がテカリすぎだと思ったのですが、なるほどそう言う見方もあるのですね。 今回の人選、非常に面白いのですが..]

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# Hpbidjhq [この間も俊太郎の詩をお http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5..]

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2009-10-22 独立愚連隊 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第70回)

今週も「小林香菜、東京一周俳句十番勝負」。
ホームグラウンドである秋葉原。 中央通りを隔てたドン・キホーテの向かい側で微笑む小林。
歩道の柵に腰掛けて、もっともらしい顔で句想に耽るの図。
方々で浮きまくっているこの企画の衣装ではあるが、おかしな格好の人も多い東京の中でもとりわけおかしな格好の人が多いこの街には、自然に溶け込んだ小林が即物的に一句。

そこからほんの数キロながら、まったく小林を受け入れない東大界隈へ。
まぁ本郷も三丁目の角のかねやすから北は御府内じゃないんで、田舎に来たと思って諦めていただきたい。
それにしてもあからさまに不機嫌な小林。
ここで何がはじけたのかオッペケペーなポーズでおどけ始める。 ここでまた即物的に一句。

まだ八箇所目だったが、時間切れと言うことで恵比寿駅前ワニブックスへ移動して即物的に一句。
即物的なのは相変わらずだが、比較的秀句なので引いておく。

れんさいの
おかげで私は
ここにいる


判りにくく例えると、蕎麦の喰い方が気に入らねぇてんで纏まりかけた結婚を反故にした中華五十番の孫みたいなプックプクの面相で、明日はどっちだ感ただよう小林の連載。 次回から新展開だけれどネタは無いらしくはありつつも10/29に更新予定とのこと。

_ 神保町決戦

集英社の青年向け週刊誌であるヤングジャンプと週刊プレイボーイがそれぞれメンバーを選んで抗争をおっ始めるってんで、買ってみた。

プレイボーイの方の面子は柏木由紀、宮澤佐江、宮崎美穂、多田愛佳、仁藤萌乃、前田亜美、高城亜樹の七名。 こちらはナルホド納得な顔ぶれ。 さながら少年探偵団。 大阪の陣に例えると徳川方。

しかしヤングジャンプの方の面子が(良い意味で)狂っている。 さながら独立愚連隊。 大阪の陣に例えると豊臣方。
ツボに嵌ったのであんまりやっちゃいけないのだけれど、ゴッソリ引用。

_ チームYJ プロフィール

北原里英
(nickname:きたりえ)
超絶さわやかNEWTYPE優等生
1991年6月24日生まれ。
愛知県出身。 身長157cm B73 W57 H82
研究生からスタートした新世代を代表するホープ。
似ていると言われる有名人はアンジェリーナ・ジョリーからウナギイヌまで。

峯岸みなみ
(nickname:みぃちゃん)
しっかり☆シットリ〓両面最強
1992年11月15日生まれ。
東京都出身。 B80 W60 H86
16歳ながらトーク&仕切り能力とダンス時の色っぽさはAKB随一。
似ていると言われる有名人は主にガチャピン。
(〓はハートマーク)

河西智美
(nickname:とも〜みちゃん)
キケン系SWEETエンジェル
1991年11月16日生まれ。
東京都出身。 B80 W59 H82.5
アニメ声とタレ目で全男性の80%を確実にオトす小悪魔完成形。
「チユウ」1単語で構成された謎の言語・チユウ語を操る。

仲川遥香
(nickname:はるごん)
一見悪ガキbut隠れBeauty
1992年2月10日生まれ。
東京都出身。 B80 W59 H84
渡り廊下走り隊で最年長だが、誰よりもしっかりしていない永遠の末っ子(やや男子)。
AKB48内で確実にいちばん暴れん坊。

菊地あやか
(nickname:あやりん)
一周して今いちばんPURE!
1993年6月30日生まれ。
東京都出身。 B74 W58 H82
チームBのエース格から人生いろいろあって研究生からのリスタート。
全身全霊のひたむきなダンスは見てるだけで泣かせる!!!

倉持明日香
(nickname:もっちぃ)
NOBLEオーラは傷つかない!
1989年9月11日生まれ。
神奈川県出身。 B82.5 W59 H85
人生いろいろあったけど、その実力と美しさは不変! スタイルの良さはAKBトップクラス。
プロレスヲタという意外な一面も。

指原莉乃
(nickname:さっしー)
史上初!アイドルグループ内ヲタ
1992年11月21日生まれ
大分県出身。 B73 W53 H82
並みのヲタよりアイドルに詳しく勝負時に弱いヘタレな性格で基本突っ込まれ放題。
頑張るダメな人たちの代表選手的アイドル。

_ 総評

菊地・倉持の「人生いろいろ組」を敢えて突っ込んだのが素晴らしい。
指原が例によって申し訳なさそうな顔で写っているのだけれど、変に澄ましているより指原らしくて良い。
黙っていれば可愛く見えなくも無い仲川。 黙っていれば。
倉持明日香の素晴らしい臍。
ただ突っ立っているだけで淫猥な河西。
収拾のつかなそうな面子の中に峯岸。 何とかしてくれそうな安心感。
緊張で顔が固まっていない北原は美しい。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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