今週も仕事帰りに芝大門。 すっかり日が長くなって、夕空に東京タワー。
なんだか熱心な折井あゆみファンみたいになって来た。 これで良いのだろうかと自問。 まぁ、良いのではないでしょうかと自答。
今夜は折井の入りが遅れて、5分押しでスタート。
今日の折井は水色の花柄のチュニックに白のパンツ。 胸元にはパールのネックレス。
ジメッとした陽気ながら髪は暴れておらず、舞台の本番に合わせて手入れをしたのだと思う。
目当ての客はいつもより多めだったが、マナーの悪さに些か閉口。 人として模造紙以下であると言う事は、即ち既に人間ではないと言う事を意味する。
それでも先週よりは平和、先週が酷過ぎた。
なぜアイドルファンの低劣な部分を占める客と言うのは、群れたがり馴れ合いたがる割に、タレントとは1対1になりたがるのだろうか?。
東京タワーホームページからのリクエストが浸透してきた所為か、現場でのリクエストは早々と締め切り。 今日は「結婚5周年です」とか「今夜プロポーズします」とか、Night View DJに合わせて記念日を祝おう、記念日にしようと言うリクエストが幾つも有り、折井も興奮気味。
それだけ東京タワーのイベントとして浸透していると言う事なのだろう。
折井は常に自分の言葉で喋れる状態にあるので、リクエストそのものもしっかり読めているし、それを元に話を膨らませたり、DJミズノ氏に振ったり、良い仕事。
ミズノ氏のターンテーブル捌きにも、キレが有った。
回を追う毎に良い放送に成って来ていると思う。 塔内のみのオンエアなのは実に勿体無い。
番組としても楽しいが、リクエストの多くを占める一般客からの「惚気リクエスト」の箸休めとしての「ふつおた」的スタンスのリクエストを書く作業も(選曲も含めて)私にとっては楽しい。 何と言うか、ハガキ職人の血が騒ぐ。
その日その時にあわせたネタを織り込みつつ、選曲に凝ってみる。
週末に父の日を控えて、父の日の思い出など。
お金を掛けないプレゼントとして、何年か続けて「ナントカ券」的なものをあげていたそうなのだけれど、折井(父)は直ぐ無くしてしまい、実質何もあげなかったような年が有ったなんて話を。
その「ナントカ券」の中には「肩叩き券」「腰揉み券」の他に「朝起こし券」が有ったと話していたが、そもそも折井本人が(以下略)
舞台で重ねた経験が生きてきていて、原稿は合間々々にしつかり読み込んでいるし、その時々の状況に合わせた振る舞いも出来ている。
何より声が変わった。 発声が良くなった所為か、噛まなくなったし、張らなくても通る声が出るようになっている。
客の質は落ちたが、折井の仕事の質は確実に上がっている。
今週末もメール抽選の籤運はサッパリで、土日とも3公演ずつのところ、11通送ってFC枠でのアタリが一つ、一般で絶望的な数字のキャンセル待ちが一つ。
そんな訳で土曜のチームK公演は見られず、日曜のチームBのソワレのみ観覧。 土日で4公演観られたのなんざ、今は昔。 もっとも4公演観た日にゃ財布がもちませんが。
あんなことが有った日なので、心なしかカフェの空気も重く。 いやはや、アイドル見るのも命がけ。
抽選入場はそれなりで、まぁなんとか全体を見渡せる場所を確保。
影アナは菊地。 妙に威勢が良いのは若くて元気なのか、もはや自棄糞なのか。
今日は足の怪我が尾を引く佐伯が一部休演するだけで、チームB全員が出演。 思えば松岡が怪我をしたり、佐伯が怪我をしたり、多田と渡辺が休んだり、全員揃ったのを見るのも久し振り。
松岡は休んでいる間に些か膨張したらしく、ウエストの位置が上がってスカートの裾から次の衣装がはみ出てしまっていた。 帝国陸軍ではないけれど、服に身体を合わせないと一寸不味い。 そもそも別注の井上の衣装には、こう言う事は起こらないようだ。
松岡は顔もぷくぷくしたようでは有ったが、相変わらず動きには切れがある。 井上は、顔だけはシャープになった印象。 早乙女の表情が良い。
自己紹介のお題は「男の人にカラオケで歌って欲しい曲」だか何だか。
「カラオケに行かないので答えられない」と仲川。 代わりに男の人が食べていて美味しそうに見えるものを、少し含羞みながら答える。
「ステーキです」
これに対して菊地が「ばーか」と茶々を入れ、仲川に反撃の隙を与えずに自分の自己紹介に入っていた。 このあたりの掛け合いも楽しい。
片山が「久保田利伸さんのMissingです」と言うや、「昭和だ」「昭和、昭和」と客席がざわつく。 「何でざわざわしてるんですか?」「・・・昭和?!」「昭和じゃないですよ、平成です!!」とむくれる片山。 このむくれ方がまた昭和。
浦野の自己紹介が「私に惚れたら上級者」に変わっていた。
その浦野。 「Y.M.C.A.」と言っていたが、「YOUNG MAN」ではなく「Y.M.C.A.」と言ったと言う事は、西城秀樹ではなくVillage Peopleだと言う事なのかと、顎が外れるくらい驚いたが、レイザーラモンHGを想定しての答えだったようだ。
「天使のしっぽ」
コドモとしての可愛らしさはそのままに、動きに巧さの出てきた多田が素晴らしい。
仲谷の眼鏡無しの顔のメイクと髪型にも、漸く落とし所が見えて来たようだ。
野口も髪型がすっきりした所為か、表情が明るくなったように感じられた。
「パジャマドライブ」
肩の力が適度に抜けた仲川の表情と動きにゆとりが出来た。 平嶋の動きは相変わらず高いレベルで安定しているし、渡辺の動きと表情も、可憐でありつつ煽情的。 良いバランス。
「純情主義」
今日はなんとなく生音率が高かったような気がした。 片山の歌は生で聴きたい。
似たような体形で、大きく激しく動く井上と松岡。 直線的に動いて止める剛の井上と、曲線的に動いて流して止める柔の松岡。
片山は手首から先の関節の可動範囲が広く、指先まで神経の行った動きが美しい。
バックダンサーで鈴木が入っていた。 相変わらず過不足無い良い動き。
挙動はだいぶ落ち着いて来たが、鈴木の横に来るとイシダさんは矢張り怪しい操り人形のような動き。
「てもでもの涙」
全ての曲に言える事だが、柏木の歌っている時の表情が、見違えて良くなっていた。
これまでは感情を込めると一様に下瞼が上がって険しい表情と言うか、凶相になっていたが、曲の世界観に合わせて演じるような表情の変化も見られたし、客席を睥睨して目で殺せるようになった。
佐伯は前髪が伸びすぎて眉が見えないので表情が判り難い。 髪で輪郭を作っていたが、少し小さく囲いすぎた印象。
怪我が治り切っては居ないようだったが、動きそのものに影響は見られず。
本当は相当痛いのではないかと思われる。 それを考えて、表情の変化が見えにくい髪形にしたのかも知れない。
「鏡の中のジャンヌ・ダルク」
田名部の動きが相変わらず綺麗。 溜めの作り方と衣装や髪の振り回し方が巧い。
米沢も米沢なりに、早乙女も早乙女なりに良い動き。 浦野も、昔は激しい動きの曲では如何にも「頑張っています!」と言う感じの動きだったが、激しい中にも優美な動きが盛り込まれていて、「キスはだめよ」の頃を思い起こさせた(あの曲は1stユニットが一番良かった)。
この曲は菊地も含めて五人五樣で動きの質が違うので、何処を見ても面白い。
曲が終わった後の間繋ぎMCでは、流石に息も絶え絶えと言う感じではあったが、5人で上手く繋いでいた
後半の全体曲は仲川がロッテンマイヤーさんみたいな眼鏡を着用。
田名部と井上が並ぶところがあるのだけれど、井上の動き出しのタイミングはズレなくなっていた。 但し所々井上的解釈で簡略化。
浦野の肩から入るミュージカル動きが美しい。
アンコール半ばのMC、「何か言いたい事ある人〜」で激しく反応する仲川。
自己紹介のお題を勝手に変えてしまった事を平謝り。
「バカな事を言ってしまってすいませんでした。」「ホントは良い子なんです。」「初めて来た人は誤解しないで下さい。」
他のメンバーがツッコミを入れようとすると、人差し指を口の前で立てて「しぃ〜!」
この陽気で一日三公演とあってか、平嶋ですらMCの段取りが飛んでしまったり、幾分くたびれているような印象を受ける部分も有ったが、周りが守り立てて何とか形にしていた。
「ダメだコリャ」と感じる部分も皆無。 実に楽しい公演であった。 チームBは、今が見頃だと思う。 全てが見所で、目が二つしかないのか恨めしい。
誰が見ても楽しいのはB、誰が見ても凄いのがK。
Kの新公演は多少予備知識が有ると楽しく観られるが、初見だと吃驚しただけで終ってしまうかもしれない。
その点Bはハードルが低くて、初見でも十分楽しめる。
終演後の挨拶のところ。 研究生のお辞儀がチームBの連中より短い。 少々浮かれすぎなのではないか。
お辞儀もそこそこに客に愛想を振り撒く光景が上手でも下手でも見られた。
客なんざ偉くもなんとも無いんで「頭下げろ」とかそう言う話ではなく、舞台に立つ者の最低限のエチケットとしての挨拶はきちんとした方が良いと言う事。
可愛いから許されて入るが、首を傾げながら首から上だけガクリと下げるようなのもいただけない。
レギュラーの折井あゆみが舞台の本番と重なりお休み。 代打で同じ事務所の中西里菜。
office48で飼っている面子で廻すだろうと思っていたが、当日はチームK公演。 チームK以外は中西しか居ないので、消去法でそうなるだろうと思っていたら、果たしてそうだった。
案内板には「今日は折井あゆみに代わり、中西里菜(Chocolove from AKB48)がお送りします」と書いてあった。
七時過ぎに現場に着くと、既に目当てで来ていると思われる客がステージ正面の窓際にズラリ。
中西がエレベーターで上がって来るや、亡者共は雪崩を打ってブース前に殺到。
スタッフが出てきて、「こちらは通路になりますので、いつものように窓際で御願いします。」と整列の御願い。
するてぇと恐れ入るどころか「いつも来ていないのでわからない」てんで後に下がらない剛の者が居て呆れた。
そこがどう言う決まりになっているかではなく、人としてどう振舞うかと言うモラルに係っている事柄であって、誰かに決めてもらわないとどう振舞ってよいかも判らないと言うのは実に情け無い。
「応援している」とか何とかそう言う輩はよく口にするけれど、その「応援」なるものが贔屓の引き倒しになる危険性を孕んでいる事を考えていただきたい。
我々が間抜け面提げて現場へ出向いたところで、それが応援になるのかどうかなんざ判りゃしないんで、せめて足を引っ張らないようにしたいし、して頂きたいと思う。
しかし、折井が最初に代打で出た時は、もう少し客の整理に力が入っていたと思う。 仕切りの悪さも混乱に拍車を掛けていた。
そう言う状況で、知己の中でも一番の厄介な客が、白いW-ZERO3を弄りながら上手に現れて、どうなってしまうのかと頭を抱えていたら、その「厄介な客」は厄介な客本人ではなく、よく似たマネージャーの野寺氏だった。
居るなら仕切れば良いのに。
そんな訳で中西里菜が登場すると、一旦下がった連中もじわりじわりと前ににじり出てきて、結局通路なんざ有って無きが如し。
仕事帰りと思しき、背広着た客が率先して塞いでやがるんだから始末が悪い。
中西が何か喋る度に、空気読めない客が拍手喝采。 レギュラーの折井がどう言う立ち位置でこの仕事をしているか考える脳みそがあったら振舞い方も変わると思うのだけれど、判らないのだからまぁ仕方が無い。 諺通りで「つける薬が無い」。
もっとも、古参の中西ファンの人々は遠巻きに見ているようであった。
一対一になりたがる客と、一歩退いて全体を俯瞰しようとする客。
折井あゆみをして「この国の将来が心配です」と嘆かせた、ナニがアレな、AKB48で今年二十歳になる世代の一人である中西。 開演前の影アナの原稿ですら噛んでいるようなのが、漢字で書かれた原稿なんぞ読めるのかと心配はしていたが、漢字どころかカタカナでつっかえていて、ハラハラドキドキ。 なにしろ「カフェ・ラ・トゥール」が読めない。
漢字も同様で、私も黒田ペトリ堂にされてしまったり。
本人も「カタカナと英語が最悪に弱い」と嘆いてはいた。
原稿通り読めないのは、見た目では判り辛かったが極度の緊張の所為でもあったようで、福山雅治を福原雅治と言い間違えてDJミズノ氏に指摘され、「私、今なんて言いました?!」てんで泡喰って言い直したらまた福原雅治だったり。
カフェ・ラ・トゥールに一品注文するコーナー。
「何が美味しいんですか?」と中西、「うーん、アイスクリームものが美味しいんですけど、食べてる場合じゃ無いですかね。」とミズノ氏。 確かに。
そんな訳で「・・・そうですね。 では、オトナな感じで・・・」とアイスコーヒーを注文。
やはり飲んでいる余裕は無かったらしく、アイスコーヒーは殆ど手付かずで残っていた。
中西は、初めから仕舞いまで緊張の面持ちで、喋れば噛みに噛んでいたし、横文字は殆ど正しく読めなかったけれど、その辺りを大幅に割り引いて見れば、与えられた仕事をきっちりこなそうとしている姿勢は見て取れたし、少ないながらも自分の言葉で喋れている部分では活き活きとした姿も垣間見る事は出来た。
曲間には、DJミズノ氏から原稿やリクエストカードの読み方について入念なレクチュアを受けていたが、中西の側にそれを咀嚼する余裕が有ったかどうか。 それでも最後のほうでは悪いなりに良くは成って来ていた。
中西の細いがよく通る透き通った声自体は耳に心地良く、ラジオ向きであり、原稿を下読みして読めない字や判らない単語を調べておいて、それを本番に生かせれば、二回目以降は良くなるのではないかと思う。
この先、こう言う仕事をやりたいのであれば、情報の引出しを多く持てるように見聞を広げて欲しい。
「どんな曲を歌う、どんな歌手なのか」と言う知識ではなく、「どう読むか」と言う基本的な情報が少なすぎるように見受けられた。 どんな歌手かなんて知らなくても、スラッと読めればそれらしく聴こえるものだ(折井はそうしている)。
三基あるエレベーターのうち、一基が更新中。 混み合う前に中西が退出するタイミングで離脱。
本領発揮とまでは行かなかったが、中西の凄さの片鱗くらいは見られたので、まぁ良かった。
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初日と二日目であわせて4公演。 FCと一般取り混ぜて7通予約メールを送ったが、当たったのは二日目のおやつ公演のみ。 あとはキャンセル待ちもヘッタクレも無く、かすりもしやがらない。
入場の方は籤運良く、三巡目入場。 初日を見た友人から「小林は上手によく来る」と聞いていたので、上手最前列へ。
引いて見られないので舞台中央から向こうで何が起きているのか判り辛くはあるが、叩いた手の音が生で聞こえる臨場感は最前列ならでは。
影アナは大島。 少々声が枯れ気味ではあり、「やむを得ず」のイントネーションがおかしかったりもしたが、さほど詰まらずに原稿を読めてはいた。
出だしは四曲続けて激しい全体曲。 装身具が外れ掛かった秋元がもぎ取って後ろに投げ捨てていたが、タイミングから投げる方向から落とす場所まで全てが的確。 人と人の隙間に飛礫のごとく。 ブラインドに当たって下にポトリ。
曲の終わりで動きに合わせてそれを拾う小林。
小林は後半の全体曲でも誰かが落とした何かを拾っていた。 この小林の「まわりを見られる余裕」が二日目から出ていることが、この公演の完成度の高さを象徴しているように思う。
今回のチームK公演は、ユニット曲に関しては休む人間の代役として研究生を使わず、チーム内で代役を立てる方針らしく、野呂と佐藤の代役の近野と大家は全体曲のみの出演。 ユニットコーナーで出番のない大家は、バックダンサーとしても出てきていた。
梅田も今日から一部出演で、何曲か研究生が代役で入っていたのだけれど、誰も紹介しないので、その姿勢の悪い猫背のSHIHOみたいな研究生は最後まで誰だか判らなかった。
(あとで友人に聞いたら、研究生の指原とのこと。)
ユニットコーナー一曲目は、社交ダンス見たようなドレスの成瀬・梅田と、男装の秋元と増田(この増田のやったパートは、本来は野呂の担当らしい。)
秋元と梅田、増田と成瀬で棒組になっての掛け合い。 途中から椅子が三つ出てきて、それを絡めて動く構成なのだけれど、これは少々消化不良の気味があった。
椅子を使いたいから椅子を出しただけで、+αが無い。 今は椅子の配置と扱いに意識が持って行かれてしまっているが、動きがこなれて椅子が自然に動くようになって来れば、また印象も変わると思う。
この三つの椅子は、次の曲でも使われて、曲の中で片付けられていく。
ユニット二曲目は、イントロが「悲しき片思い」(ヘレン・シャピロ!!)で始まり、途中「バケーション」(コニー・フランシス!!)になったり、オールディーズのガールポップをゴッタ煮にしようとしたら素材の味がそのまま出過ぎてしまったような怪曲。
人選が早野と小野と奥と言うのが泣かせる。 トランジスタグラマーとツルペタとバタ臭い子供と言う対比の妙。 ついに早野が生きる曲が出来た。
ゆったりしたブラウスに、サスペンダーで吊った半ズボン(敢えて「半ズボン」と書きたい)、体型が出ないようでいて、三人三様の微妙な差違が浮き出る。
国産美少女の完成形としての小野、活き人形の様な奥の息を呑む美形感、整った顔に不釣り合いなまでの早野の量感。 早野の夏が来た。
ユニット三曲目は、バックダンサーに研究生を従えて大島、宮澤、増田、倉持。
大島のバックに研究生を持ってくるってのも人の悪い構成で、私は好きだ。
大島はその日の出演者の調子とか、客の雰囲気とか、色々な要因によってその日のアクセルの踏み具合を変えてくるのだけれど、下剋上オーラを出して踊る中西や北原が後ろにいる所為か、今日の大島は鬼気迫る表情と動き。
色々な人と関わることで大島自身も変わってきたと思うのだけれど、それ以上に大島と関わることで周りが変わる。
このユニットで倉持が化けるのではないかとも期待してしまう。
宮澤は喋らせると訳の分からない事になってしまったりするが、少なくとも歌って踊っている間は実に良い表情と動き。
増田の破綻しなさ加減にもシャッポを脱ぐ。
研究生で目に付いたのは前述の中西と北原。 この二人は意識が前に前に出ているので自然に目に入る。
然し乍ら私が一番感心したのは鈴木。 バックダンサーとしての分を守りながらきっちり踊っている。
上手く使ってやって頂きたい。
四曲目は、大堀と河西の二人で「禁じられた2人」を突き詰めたようなエロ歌謡。
河西の衣装は「禁じられた2人」のそれを思わせるピンクのドレス。 それにエロ要素の装飾品が付く。
大堀は同じ様な形ながらよりエロ要素の強い紫のドレス。
歌もさることながら、大堀の情念過多のコッテリした科白廻しに唸る。 やり過ぎだからこそ許容できる物もある。
大堀の淫靡な動きも物凄いが、それを相手に一歩も引かない河西の受けの上手さも凄い。
ユニット曲最後は松原、小林、奥で「会員番号の歌」
奥のパートは本来佐藤夏希と聞いて納得。 佐藤の芸風はボケられるし突っ込める、歌えるし踊れる、シリアスな芝居も出来るし楽器も扱える一流の喜劇人のそれに近く、小林を上げたり下げたり泳がせたり沈めたりするには打ってつけの人選。
曲の後のMCも含めて、これは佐藤夏希で見たい。
後半も全体曲が続き、アンコールを挟んで更に三曲演って終演。
曲は前述のオールディーズごった煮とヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」のパクリと「メロスのように 2008」以外、全体を通して殆どピンと来ず、散漫な印象に終始した。
これまで初演でピンと来なかったものは、ひまわり2nd然り、チームA3rd然り、また見ようと言う気分に成らなかったのだけれど、今回はいつもと違っていて、何故かまた見たいと思った。
それは「最終ベルが鳴る」公演が、チームK、ひいてはAKB48と言う物へのレクイエムなのではないか、そんな気がした事と無関係ではない。
何かしらもの悲しい終末感のようなものが基調低音として響いているように思えてならなかった。
曲はピンと来ないのにまた見たくなる要因と、終末感についてはまた改めて。
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今週も仕事帰りに東京タワーに引っ掛かって帰る。
上げ潮のゴミのような人生。
なんだか熱心な折井あゆみファンみたいに成ってきた。
果たしてこれで良いのだろうか?。
今日の折井はこんな服装。
女子の服装に関しての知識が無いので上手く説明できないが、光沢のあるピンクのハンチングを被り、緩く巻いた髪を前に垂らして、袖口の窄まった半袖の白いブラウス。
下はオーバーオールみたいになっている薄茶色のホットパンツで生足祭り。
紺のニーハイソックスに白いヒール。
脚が細いのに改めて驚く。 まぁ脚だけではなく、全体的に細い訳ですが。
今回はこのイベントの250回記念という事で、リクエストをした人には東京タワーのマスコットであるノッポンのノートと栞をプレゼント。
そんな事もあってか、いつもよりリクエストは多め。
DJのミズノ氏がカメラマンである事が判明。 現在、箱根の彫刻の森美術館で写真展を開催中で、今年の東京タワーのカレンダーもミズノ氏の撮影との事。
カフェ・ラ・トゥールから一品注文するコーナーでは、白玉クリームあんみつを注文。 バニラと抹茶のアイスが乗っていて、非常に美味しいと折井さまもご満悦。
「元気が出る曲」として来ていたリクエストから、折井自身の「元気が出る曲」は何かと言う話になり、すぐには思い浮かばなかったようだったが、イベントの最後にAKB48の「桜の花びらたち」を挙げていた。
退出する折井に軽く会釈をして帰宅。
次の公演の準備期間にぶつかり、さし当たってお祝いのイベントも無さそうなのだけれど、チームKの小林香菜が誕生日を迎えた。
友人が「モバイルサイトの小林のフラッシュを待ち受けにすると幸せな気持ちになる。」と言うので、誕生日記念に私もそうしてみた。
「なんでこいつはこんなにバカ面なんだ!?」とも言っていたが、そう言う傾向のある顔ではあり、携帯を開くたびに色々な面白い顔の小林が出て来て、確かに幸せな気分にはなる。
振り付けが憶えきれなかったり、何かしらやらねばならない事が有ったりすると、ビクビクおどおどして悲惨な顔になってしまうこともあるし、誰か辞める人間が居たりすると公演の頭から仕舞いまで泣きっ放しでまるで役に立たなかったりするが、そう言った無駄なプレッシャーが無い時の小林は実に楽しそうな顔で、見ているものを幸せにする。
待ち受けフラッシュには、そんな顔が並んでいる。
根拠の無い自信に立脚した、空中楼閣のような小林の「ポジティブ」は、ちょっとした事で崩れ去ってしまい、めそめそと不安げにFCブログを綴ったりもするが、何時の間にか立ち直って太平楽を並べていたりもする。
さて、その小林、新公演のレッスンも佳境だと思うが、今頃どうしているだろうか。
昨日だか一昨日だかのチームB公演に、バックダンサーとして出ていたそうだ。
巷では高橋みなみのアンダーで登場した宮崎美穂と、今日も出てくるであろうイシダさんの話題で持ちきりだが、私には(バックダンサーとは言え)鈴木が出てきた事の方が重要である。
まぁ、腐らずやっていただきたい。
今週も仕事帰りに東京タワー。
エレベーターに乗ろうとしたら、係員が
「すいません、あちらへお回り下さい。」
丁度、折井とスタッフが展望台へ上って行くところだった。 芝居の稽古の所為か、入りは何時もより遅め。
今日も「目当て」で来ている客がちらほら。
定番となりつつある内巻きセミロングの髪は、湿度が高い所為か少々暴れ気味。
忙しい所為か頭頂部のプリン面積が拡大していたが、初日が迫ればまた手入れをしていくのだと思う。
水色と白のボーダーのブラウスの上に、チューブトップに袖が付いたような、肩口の大きく開いた白く細かい網目のセーター的なものを着て、下も白のミニスカート。
黒のニーハイソックスに白いハイヒール。
帰りは薄い焦げ茶色のスプリングコートを羽織っていた。
肩口の開いたニットは、肩に視点が行くので腕がより細く見える効果があるらしい。
イベントスペースのスピーカーや案内板の配置は、少しずつ手を加えているようで、展望台内に如何に上手く聴かせるか、工夫をしているようだ。
気温が低い割に冷房は強めで、ミニスカートだったことも有ってか、赤地に白水玉のひざ掛けを使用。
DJのミズノ氏との掛け合いで進行していくが、折井がよく喋る日だった。
京都の話題になると、鈴虫寺や地主神社について熱く語る折井に、ミズノ氏も少々引き気味。
折井のお奨めを一曲掛けるコーナーでは、昨年アテレコと歌の仕事をしたクレヨンしんちゃんの映画の主題歌を流していたが、映画のタイトルはぼかして話していたのが妙に可笑しかった。 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!」とは確かに言いにくい雰囲気ではある。
会場でのリクエスト開始時間を前倒しした所為か、リクエストは何時もより多かったようで、19:40過ぎにはリクエストコーナーを撤収していた。
会場からのリクエストは相変わらずベタだが、スタッフの選曲は実に趣味が良く、これだけでも聴きに行く価値はある。
20:30を廻ると、出銭ランドの花火が遠く東の空に上がる。
音の無い花火は、妙に寂しい。
会場を後にする折井を見送って帰宅。
なんだか熱心な折井ファンみたいになってきた。 これで良いのだろうか?。
怪我で休演していた松岡が9日の公演から復帰したとの事。
これで代演の鈴木はお役御免となった訳だ。 少し淋しい。
松岡が怪我で休演したのは二度目だったが、今回は代役のレッスンが事前になされていた事もあり、学校行事で出られない日が一日かそこら有ったくらいで、鈴木がきっちり松岡の穴を埋めていた。
松岡は勢い余ってすっ転ぶ事があるくらいの大胆な動きに妙味があり、それと較べると堅実な鈴木の動きは少々面白味に欠ける恨みはあったが、ソツ無く代役の任を果たしていた事は大いに褒められて然るべきだと、私は思う。
鈴木は可愛いと褒めるほど目立って可愛くは無く、可愛くないと貶すほど破滅的な容貌でもなく、ごく普通の10代女子では有ったが、舞台の上での立ち居振舞いは的を得ていて、使える・使えないの基準に照らすと、間違いなく前者に当て嵌まる得難い人材であった。
これがまた研究生として燻ってしまうかと思うと、なんとも勿体無い。
鈴木や中西など、「只の素人」ではない研究生や、身の回りのローボールヒッターの連中が枕を並べて討ち死にしたイシダさんのような「全部持ってちゃう只の素人」の研究生が入った事による緊張感の所為か、チームBの連中は全体的に底上げされて良い動きと表情になっているように思う。
或る日の友人との会話
「劇場支配人にブログで公然と手抜き批判されるとは、○○くんも大変ですねぇ。」
・・・と、その某嬢のファンの友人をからかってみた。
「いや、名指しじゃないし」と軽く否定した後、「『やる気が無い』んじゃないんだよ、緩急をつけていると言って欲しいね。」
ファンと言うのは、有り難いものですね。
図らずも知人と連番。 機械のトラブルとかで開場は遅れに遅れ、抽選が始まったのは七時過ぎ。
籤運はさっき使い果たしたらしく、二十巡近くの入場。 それでもなんとか下手ブロックの全体を見渡せる席にありついた。
影アナは早乙女で、七時二十分を過ぎて漸く開演。 導入部は端折って、小芝居は円陣の部分から。
田名部の動きが頭抜けて美しい。 動き出すとパッと華やぐ。
米沢は高い位置で左右に幅を持たせたポニーテール。 これは実に良かった。
ジュニアアイドル好きがよく口にする「14歳最強説」を裏付ける、渡辺の大人びた雰囲気と子供っぽさの微妙なバランス。
浦野の自由すぎる自己紹介と称したフリートークの後で、いつも遣りにくそうな早乙女の自己紹介。 それでも何とか自分の話に引き戻して〆ている。
早乙女にとっては良い経験になっていると思う。
気が付くと仲川が居ない。 部分出演とのこと。 鬼の霍乱。
「純情主義」でバックダンサーを務める研究生の中西の放つギラギラしたやる気が目を惹く。 「渚のCHERRY」でバックダンサーにされてしまったミネギシの放っていたそれに似た、下剋上オーラのようなものが中西からも出ている。
おやつ公演では終始笑みを浮かべていた「鏡の中のジャンヌ・ダルク」の米沢。 修正してきたのかマチネでは笑顔控えめ。
早乙女は動きに緩急を付けられるようになって来た。
海苔が張り付いたような仲谷の前髪、激しく動いて眉と額が見えた時の方が可愛い。
近視眼的な沿岸漁業から未来思考の栽培漁業へ転換した柏木の今後に期待。
研究生コーナーはかなり端折られてしまい、「名前→ありがとうございました」のみ。 客席はざわつくも、既に諦めムード。
以後、児童福祉法のタイムリミットと追っ掛けっこで進行。
時間切れ5分前でなんとか終演。
AKB48の厭なところは、戸島然り、佐藤(夏)然り、田名部然り、地道に努力して良い仕事をしている連中が中々報われないところであって、鈴木も松岡が復帰すれば「狡兎死して良狗烹らる」と成り兼ねない。
まァ煮られはしないにしても、良弓がお蔵入りと言う事は大いに有り得る。
報われる事が無いでもないので、腐らずやっていただきたい。
昨日、大阪の信長書店で行なわれたイベントに小林も出演。
以下、信長書店の告知より引用
秋元才加ちゃん&小林香菜ちゃん&宮澤佐江ちゃん(Chocolove from AKB48)
AKB48 ヴィジュアルブック発売記念TV公開収録
AKB48ヴィジュアルブック発売記念TV公開収録が大阪で信長書店で行われまーす!!今回、来店してくれるのはChocolove from AKB48の秋元才加ちゃんと小林香菜ちゃんと宮澤佐江ちゃんの三人。(以下略)
引用終わり
中西の間違いかと思ったら、ちゃんと小林が行ったらしい。
えーと、これは Chocolove from AKB48 に小林が加入と言う事なのか、中西のアンダーと言う事なのか、単なる間違いなのか、チームKの新公演でこの3人がユニットと言う事なのか、何なんでしょうか?
小林の口パクと言うのも、面白そうなので見てみたくは有りますが。
昨年の下北沢のクラブイベント以来音沙汰無しだったバニラビーンズが、メンバーが交代して再始動。
オフィシャルサイトも新しくなってブログも開設。
2nd Single「ニコラ」が5月21日に発売、レコ発イベントも5月25日に有るようです(詳細は未定)。
連休は秋葉原の電気街口でフライヤーを撒いているそうなので、見かけたら受け取ってあげてください。
大阪土産に皮だけの生八ツ橋を買って来て、
「あんこ入ってないんですケド!?!」
と狼狽える小林。
これは誰も勝てない。
今日も仕事帰りに東京タワー。 折井あゆみのDJイベントを観覧。
連休中という事も有ってか、観光客と思しき人々で賑わっていた。
大展望台にはカフェ・ラ・トゥールくらいしか座っていられる場所が無いので、1時間半から定点観測していると、同じ客がぐるぐる回遊しているのが判る。
食事を済ませてから上に上がると、七時二十分を廻った頃合。 折井は開始五分前くらいにブース入り。 今週から机の上に ONAIR ランプが付いて「らしく」なった。
マイクの横に置かれた口湿しのジュースの小瓶。 今日はラベルが剥かれていたが、小岩井 純水りんご と推測。 ラベルを剥いておくってのは、良い気配りだと思う。
今日の折井は袖と裾の拡がった白いブラウスに黒いレースのベストを羽織り、パールのネックレスを長めに。 下は細身のジーンズ。
例によってセミロングの髪は内巻きにして、肩から前に垂らしていた。
多少噛んだりトチッたりしていたが、曲間にスタッフと打ち合わせをしたり、リクエストカードに書かれた文章を修正したり、読み方を訊いたり、きちんと仕事をしようとする意思は感じられるので、ダレた感じはしない。
「読む」から「語る」に、「語る」から「喋る」に。 段々硬さが取れて、楽しい雰囲気を醸せるようになってきている。
折井と目が合って会釈され、「やべぇーよ、チョーカワイイーよ!!」と照れている丸刈り高校生なんて図もありつつ。
先週は無かった「カフェ・ラ・トゥールに一品注文するコーナー」では、ティーフロートを注文。 曲が掛かっている間、恐縮しながらソフトクリームを口に運ぶさまが微笑ましかった。
現場では流す曲のリクエストを受け付けている。
会場脇の机の上に、リクエスト用紙と掛けられる曲一覧の冊子が置かれており、名前とメッセージ、リクエストする曲の番号を記入して、リクエスト箱へ。
メッセージの文言に修正が入る事は有るが、基本的に全部読まれるようだ。
受付はイベント開始の七時半から八時十分頃までの短い時間なので、リクエストをされる方はお早めに会場へ。
また、東京タワーホームページの Night View DJ のところからもリクエストを送れる。 こちらの締め切りは前日まで。
当たり前と言えば当たり前だが、普通の人が普通にリクエストした曲が掛かるので、スタッフが用意した曲以外はベッタベタな選曲になりがちなのが難。 昨日はエグザイルが4回くらい掛かった。
辛い事と言えばそれくらいで、折井の顔を凝視するのが気まずければ夜景を見ていれば良い。
秋葉原方面は最早、仕事帰りにふらっと見に行ける場所では無くなってしまったので、来年の春までの期間限定ではあるが、こう言う気楽に楽しめるイベントは嬉しい。
昨年の春先に 小林さくら の代打でやった時にも見に行ったのだけれど、今年は折井あゆみ本人が東京タワーイメージガールと言うことで、レギュラーになって二回目の公開 DJ。
「目当て」で来ている客は去年より少ないが、ブース内外を見渡す余裕もあり、仕事振りとしては格段の進歩。
今日の折井は水色の花柄のチュニックに細身のジーンズ、胸元にはパールのネックレス。
相変わらず細いが、以前のような窶れ果てた感じは無く、手入れの行き届いたセミロングの髪をゆるく内巻きに。 化粧の乗りも良く、表情も明るい。
舞台で經驗を積んだ所為か、澄んだ声は以前よりよく通り、滑舌も良い。 マイクの使い方も上手くなっていた。
アシスタントのDJ氏との息もあっているが、 feature を「フューチャー」と読んでしまう未来派っぷりはご愛敬。 多少トチっても狼狽えないので、安心して見ていられる。
実際にはそんな事は無かったが、リクエストが少なそうな感じがしたので、私も一枚書いてみた。
自分のハンドルが折井の声で読まれるってのは、何となく面映い感じがしないでもなかったが、「池田模範堂」みたいに平板に読んでいただきたいところを「戦旗共産同」みたいなイントネーションで読まれてしまったので(どこの左翼だ)、思わず吹いてしまった。 お茶を飲みかける前で良かった。
イベントの性格上、選曲がベッタベタにベタなのが難と言えば難だが、折井の耳に心地よい声を聴きながら夜景を眺めるのも一興。
一時間半立ちっぱなしだが、寄りかかっていられるモノがあるので、どこかの劇場より格段に快適。 空気も良い
折井の仕事っぷりをのんびり観るには、良いイベント。
リクエストの締め切りが意外に早いので、リクエストをされたい向きはお早めにお出かけになる事をお奨めしておく。
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仕事帰りに広小路亭へ。
七時過ぎに辿り着くとほぼ満席、開口一番の松幸さんの「金の大黒」の半ば。 入り口のカーテンの陰で一席終わるのを待っていると、酔漢二人組がドヤドヤ入ろうとしたので頭ぃ来て、「一席終わったところで入るのがマナーですんで、少々お待ち下さい。」と制止。
止めたは良いが、
「便所どこだ」 → 「二階にございます。」
「ベンチねぇのか」 → 「そちらにございます」
五月蝿いことこの上なく、入る前に疲れた。
しかもみっちり演ってるから「金の大黒」が長い長い。
一席終わったところでするっと入場。
酔漢が後からついてきて横にドカリと座ったのには参った。
「金の大黒」立川松幸
「真田小僧」立川吉幸
「ねずみ」立川談幸
<中入り>
「湯屋番」立川吉幸
真田小僧はサゲまでみっちり。
真田小僧も湯屋番もあまり演らない噺で、吉幸さんを長く見ている人も「初めて聴いた」と言っていた。
談幸師匠の「ねずみ」も珍しいらしい。
湯屋番は古いクスグリが一と回りして面白かった。
例) 「滝だ滝だ滝だー♪ 滝だ滝だ滝だー♪ 滝だターキーダー♪」
クサいクスグリだが、一寸照れながらも遣り切ることで可笑し味が出てくる。
師匠の前って事で、幾分緊張して噛んだりもしていたが(あと早口でもあった)、温かい良いお客さんで、しっかりウケていた。
四月馬鹿の日に書くと嘘に埋もれてしまうので日付を変えてみる。
一昨年の四月一日は出勤日だったので、私のKチーム初見は四月二日。
最初の一と月の日記を読み返すと、直接的な表現は少ないながら否定的な感想が多い。
此の頃は小林の「みんなドコ見てるのかな〜?」に対して舞台上の面子が「香菜ちゃ〜ん」と返す予定調和とか、夏木ゆたかみたいな早口で上滑りした佐藤夏希の喋りが怖気が立つほど嫌いで、必死さがネットリと重苦しく伝わって来る大堀や見せ場の殆ど無い今井や上村を見ているのも辛く、梅田の八重歯が怖く、高田の自棄糞に蹴り上げてパンツ丸見えなのには目の遣り場に困り、小野や奥のコドモっぷりにも頭を抱えていた。
それでも通いつづけたのは、AKB48劇場に通い始めた12月からの3ヶ月餘で、積み重ねたステージの数だけ初期メンバーの連中が日々変わっていったように、Kチームの連中も日々変わっていくだろうし、Aチームは半月出遅れたけれど、今度は最初から追いかけられると言う期待からだったように思う。
Aチームの「会いたかった」公演が始まると、どこを切っても前田・高橋が出てくる金太郎飴みたいな構成と、戸島や星野や大江や浦野の冷蔵庫の餘り物みたいなソロパートも碌に無いような扱いにバカバカしくなり、尚且つそんな糞セットリストでも大入り満員と言う状況にも嫌気が差し、比較的気楽に見られるKチームに行く比率が増えた。
もう一つの理由としては、宇佐美が抜けた事であって、「宇佐美の抜けたAチームなんざ味の素無しで作ったすがきやのラーメン」てな気分でも有り。
(それは星野のふにゃらけた笑顔と、数少ない歌パートでの豹変した「歌うたいの顔」のギャップを見て変わっていくのだけれど、それはまた別の話。)
あれだけ嫌いだった小林も、「いや小林凄いって」と力説する友人の言に從って観ているうちにだんだん面白くなり、佐藤の喋りも過剰な必死さが薄らぐと共に寧ろ好ましいものになり、膨張を続けて蹴り足の低くなった高田のパンツも見えなくなり、昼には居た上村が夜公演で消えて二度と戻って来なかったり、KチームがチームKになったり、そうこうしている内に夏が来て秋が来て、飽きは来ず冬が来て、セットリストが新しくなるたびに楽しさは増していった。
チームKとしての新公演が楽しみだ。
チームAとチームKの混成で数ヶ月間公演が行なわれた結果、チーム内での序列が付き過ぎたきらいはあるが、その反面チーム間の序列は解消されたように思う。
眠いので今日は此処まで。
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「でもでもの涙」ではなく「てもでもの涙」らしい。
正式な表記が発表されたら、纏めて修正予定。
最近仲川が良い。
「パシャマドライブ」での、コートの翻し方が綺麗。
但し、パジャマのまま歯ブラシ横咥えにして近所の自動販売機まで行ったり、パジャマのまま便所サンダル突っかけて近所のコンビニまで行きそうなイメージ。
早乙女のもどかしい試行錯誤にも、出口が見えてきたような気がする。
# ◎◎みすと。 [「こんなに会いたく『ても』 こんなに好き『でも』」という歌詞なので『ても』『でも』の涙なのでしょうね。]
僥倖で昼夜当選、呆けてふらふらと秋葉原。
秋葉原に着いてから忘れ物をしたのに気付いて青くなり、ATMで金を下ろして残高に更に青くなりつつも、なんとかチケットを購入。
チケットを買う時間が分散したので、カフェはカフェとして機能していた。 座って時間潰し。
今日は「メディア収録」との事で、昼夜公演とも多田と渡辺が休み。 開演前に代役予想。
誰が出るかに依ってキャンセルの数が増減するので、キャンセル待ちの人々には切実な事であったりする。
「戸島あたり出ませんかねぇ、確実にヒマでしょう。」「あー、ヒマそうだよねぇ。」なんて話をしたり。
抽選入場の籤運は悪かったが、下手ブロック4列目通路際に空席が会ったので潜り込む。
自棄にゆったり座れると思ったら、真ん中辺の客が二人分占拠している。 常連の無法も酷い時は酷いが、一般客のモラルも知れたものであったりする。
オーバーチュアで幕が開き、ざわざわと小芝居から。 多田と渡辺が居ないということで
「知らない人が居る!!」
「誰ですか?」
「キタリエです。」
「イシダさんです。」
イシダさんなる者への期待が一気に高まる。
円陣を組んで「いつも、感謝。」「冷静に、丁寧に、正確に。 みんなの夢が叶いますように。」「AKB! チームB!!」
明転して一曲目「初日」。 とりあへずイシダさんを探す。
知らない顔は三人。 初めはメガネではなくなった仲谷と研究生二人の判別がつかなかったが、一人だけ動きが危なっかしいのが居て、これが「イシダさん」だろうと見当をつける。 自己紹介になると、果たしてそれが「イシダさん」であった。(メモには「プアマンズ えれぴょん」「挙動不審、好事家向き」と書いてある。)
この「イシダさん」。 実に危なっかしくて、隣の人の振り付けを見ながら踊ったり、足元のバミリを見ながら移動したり、それでも間違っていてぶつかりそうになったり、あっちへ引っ張られたり、こっちへ引っ張られたり。
チームBの連中がこの「イシダさん」にぶつからないのに唸る。 ぶつからないどころか、避けたり、位置を修正してやったり。
連中も伊達や酔狂で一年板の上にゃ居なかった。 おみそれしやした。
二曲目、三曲目と進む毎に「イシダさん」の挙動の怪しさは増して、自己紹介になる頃には忘我の境地と云った趣。 これは客の食いつきも良いだろう・・・と思っていたら、初物好きの連中がこぞって反応していた。
自己紹介では、田名部が「自分が家ではアウェーなんですが・・・」と話していたのが妙に可笑しかった。
多田の位置に「イシダさん」。
動きの激しい全体曲にくらべるとまだマシだが、実に危なっかしい。
仲谷と野口が安定しているので破綻無く終了。
渡辺の位置に「キタリエ」。
こちらはやるべきことは大体出来ていた。
渡辺に較べると華が無いが、これはまぁ仕方が無い。
平嶋は高いレベルで安定。
仲川に驚く。 仲川なのに指先まで神経の通った綺麗な動き。
ゲネでは後で踊る子供に目が行ってしまい、ちゃんと見ていなかったので、今日はねぎま隊の葱を中心に鑑賞。 赤葱の片山は体形は貧相ながら、動きと表情は堂々たるもので、歌唱も安定。 生歌率はもう少し上げて欲しいが、動きのある曲なので、これは仕方が無い。
頑なに腹を隠してきた井上は、久々の腹出し衣装。
この曲の良いところは歌にエフェクトを掛けすぎないところで、元根多になったであろう物に感じていた弄り過ぎて歌い手の個性を殺してしまっている様な居心地の悪さが無い。
柏木の隣に持ってきて吊り合いが取れるのは矢張り佐伯。 手足が細くて長い。 二人とも動きに独特のグルーヴがあるので、並べて踊らせると実に面白い。
三人の頃の dream を思わせる、スタンドマイクを立てて罰ゲームでやらされているかの様な変な動きの振り付けもサマになっている。
この曲の良いところは、スタンドマイク2本で始まるものの、スタンドからマイクを外して上手下手に移動して歌うところ。
これ迄の立ちマイクの曲ではセンターブロックに居ないと碌すっぽ見えなかったのが見事に改善された。
柱外通路から2席目あたりに座ると、ド真正面に來る。
最初から最後まで走り回っている上に、曲の後に間繋ぎMCをやらねばならない過酷なユニット。
ゲネを見た後には「フランス革命のパリ市民みたいな衣装」と書いたが、よくよく見ると軍服だった。
菊地の衣装の色使いが「よくわかった人」が使うそれで嬉しい。
アイパッチを着けて出て来て、舞台中央で外して地面に叩きつける浦野。 ちなみにアイパッチは、MCの最中にスタッフの人が拾いに來る。
「イシダ」さんは「僕の桜」だけの出演。 まぁ、客観的に見て無理そうではある。
「命の使い道」の一言科白は、平嶋で「おじさん、寂しいと思った事、有る?」 はい、懐が淋しいです。
「Two years later」「命の使い道」で暗く始まり、「キスして損しちゃった」で明るくなったところに間繋ぎMCが挟まり、「僕の桜」をしっとり歌い上げて本編終了。 この構成も良い。
曲中の人員配置とか、花道の使い方とか、しっかり練られた公演である事が見ていて良く判る。
「ワッショイB!」は、キタリエだけ歌詞に反映されていて、この曲は出ない「イシダさん」は多田のまま。
抽選入場の籤運は昼以上に悪く、空席はまばら。 思い切って下手お立ち台の舞台寄りへ。
ここは意外に死角が少なく、客席、PA、上手扉前の関係者観覧スペースまで見渡せる。 そのかわりメモを採ると目立つので、要点のみに留めた。
今日は下手側の本多芸能が良い仕事。 相手の目を見てモノを言える、長いものに巻かれないタイプ。 使える。
暴れ者の知己が最前列で例の如く頑張っていたのだけれど、彼が軍事境界線をはみ出す度に素早く対応。
「ほぉー、やるじゃねぇの」とニヤニヤ見ていたら私もギロリと睨まれた。 クワバラクワバラ。
上手扉前には、研究生の藤江ともう一人若い娘(中田だったらしい)。 秋元も来ていた。
腰骨の位置がはっきり出る衣装を着ると、佐伯の足の長いのが際立つ。 友人の言の如く、井上は水陸両用モビルスーツみたいに見える。
「イシダさん」はソワレも「イシダさん」だった。 仲川や小林の初めの頃もこんなもんではあった訳で、じきに慣れるだろう(むこうもこっちも)
自己紹介で「イシダさん」こと石田晴香が14歳であることが判明。 どよめく客席。 ちなみに「キタリエ」の北原里英は16歳。
「天使のしっぽ」
野口と仲谷は膝と腰を上手く使って尻尾を操っていた。
野口、中谷と較べると、「イシダさん」の尻尾の動きが弱い。 このあたりのたどたどしさも好事家向き。
アンダーが研究生で固定となると、A-2ndの時の峯岸のような、お茶を挽かされたメンバーの劇的な下剋上っぷりは見られない訳で、そのあたりは少し物足りなく思うが、こうして研究生と並ぶと、やっている事の質の高さで、脇にいても客の目を惹く事は出来ると思う。
「鏡の中のジャンヌ・ダルク」
アイパッチをして出てくる浦野。 元根多を考えてみた。
1. 丹下段平
2. タモリ
3. キャプテン・ハーロック
4. 鬼島軍曹
4. が一番近いか?。
意外に重い旗を支えきれずに倒れる事の多かった岩は重くなったようで、運ぶ役の早乙女が一寸辛そうだった。
聴く曲としての好みは「純情主義」と「でもでもの涙」だが、見るとなるとこの曲が一番楽しい。 見世物として、良く出来ている。
「命の使い道」
月蝕踊りで始まる。 最後は「大滅亡」で〆て欲しい。
一言科白は、米沢で
「おじさん、お金持ってる?」
持ってません。
米沢の猛獣遣いとしての腕が上がったお陰で、浦野はより自由に振舞えるようになり、今日も遣りたい放題。
それを米沢が上げたり下げたり、上手いこと料理。
そこに平嶋が加わるとさらに面白く。 三つ巴でノーガードの殴り合い。
実に面白い。
なんだか井上の動きが機敏になっていた。 まだ怪しい部分はあるが、一番きちんと動けているであろう田名部と並んで踊っても、然程違和感を感じなかった。
バックダンサーで出た研究生の大家志津香は、佐藤夏希を更に地味にしたような感じ。 手つなぎ挨拶で前に行き過ぎてつんのめっていて、初期の大江を思い出した。
緊張しすぎて女の子っぽくなっているが、本当はこんなキャラクターでは無いので、第一印象を決めるのはちょっと待って下さい・・・と息せき切って語るさまが微笑ましい。
田名部の動きが大きくて綺麗。 秋元才加のように成りたいと言っていたが、方向性としては正しいと思う。
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チームAの1stに有った「一曲目からのわくわく感」と、チームKの2nd、3rdに有った「あてがきの妙」etc...
メールが当たらないと中で観られないのだけれど、当たらなくてもとりあへずカフェの片隅に行って、音だけでも聴いてから死んだ方が良い。
正直なところ「そろそろ足の洗い時かな・・・」なんて思っていたりもしたのだけれど、こうなるとそれは無理だ。
頭から尻尾まであんこたっぷりで美味しくいただけるが、真ん中のユニットコーナーが特に美味しい。
一日の日記に書けなかった分を補足。
曲名は「仮」ですので、あしからず。
野口、◎多田、仲谷
太田貴子の「パジャマのままで」とか、松田聖子の「制服」を連想させる、キーボードのトレモロで始まるイントロで既に無条件降伏。 ポツダム宣言でも何でも、謹んで受諾する。
三人とも上手くはないのだけれど、多田の可愛らしく、あどけない声。 中谷と野口の不器用で拙いが、ひたむきで丁寧な歌唱。
加之 敵ハ新ニ凶悪ナ迄ニ可憐ナル衣装ヲ使用シテ 惨害ノ及フ所 眞ニ測ルヘカラサルニ至ル
動くと揺れる尻尾に、多くの客が悶死。
平嶋、◎渡辺、仲川
パジャマの上にコートを羽織ったような衣装で、タイトル通りパジャマのままでドライブに連れ出される歌なのだけれど、パジャマから先への展開を仄めかす歌詞は無く、軽いドキドキで済んでいる。
渡辺のいたいけな上にもいたいけな歌唱、平嶋の臆面も無い歌唱、おっかなびっくり歌う仲川。
渡辺 → カオリちゃん
平嶋 → 花沢さん
仲川 → カツオ
井上、◎片山、松岡
勝手に「ねぎま隊」と呼んでいる。 「井上、片山、松岡」と並ぶと「肉、葱、肉」
ボーカルにエフェクトを掛けた「Perfume みたいなの」を発注したら「Aira Mitsuki みたいな曲を歌う麻生真美子&キャプテンみたいなの」が出来てしまい、自棄糞で賑やかしに研究生を6人ブチ込んだような感じ。
比較的低くて張りのある、チェロの音色のような片山の声にピタリ合っていて、適度なビブラートも耳に心地よい。
柏木(ピンク)、佐伯(白)。 紅白でおめでたい。
「意外と可愛い声」の佐伯と、「意外と可愛くない声」の柏木。
メタルパーカッションが良い薬味になっている。
歌詞に紫陽花が出てくるので、少なくとも梅雨時迄はひっぱるのだろうと思うが、このセットリストなら一年でも通える。
◎菊地、米沢、田名部、浦野、早乙女
熱い上にも熱い、疾走感のある産業ロック。
動きが大きく、切れのある連中を集めてあるので、人数以上の迫力。 浦野の大仰な芝居掛かった動きも楽しい。
歌詞に「少女達よ、誰もがジャンヌ・ダルクに成れるんだ。」とあるが、ジャンヌ・ダルクになれるかどうかは別として、既にシャルロット・コルデーくらいの剣呑さはある。 こんなのになら刺されても良い。
他のライブと撮影会でスッカラカンになり、暗室に篭っているうちにチケット販売方法が変わり、列べは買える(可能性がある)時代はあっけなく終った。
訳の判らない応募期間とメールアドレスに惑わされつつメールを送るも、初日二日目のFC枠、玉砕。 一般枠、全滅。
うみゆかば、みずつくかばね、
やまゆかば、くさむすかばね、
あきもとの、へにこそしなめ、
かへりみはせじ
辛うじてゲネプロが当たった。
抽選入場の籤運はそれなり。 ガチャガチャの巡後入場券が使われないので、呼ばれたのが遅い割に空席は有った。
流石にセンターブロックは埋まっていて、下手ブロックの全体が見渡せる位置に着席。
その間もリハーサルは続いていて、(まさに「乙女のリハーサル」(さるさる))メンバーは仲川ですら真剣な表情で歌ったり踊ったり。 佐伯のまばたきしない顔が怖い。
下手側の隅で早乙女と柏木が教えあっていたり。
金髪でチリチリパーマの人がいて、「あぁ、浦野もついに此処まで来てしまったか・・・」と思ったら、それはダンスの先生だった。
リハーサル終了 → 幕閉まる → BGMかかる →しばし待つ → 暗転 →オーバーチュア。
幕が開くとガヤガヤ。 導入部は浦野仕切りの小芝居から。 開演前の舞台裏みたいな筋で所作があって、円陣組んで気合入れ → 一曲目。
センターに浦野。 苦節二年、ついに此処まで・・・。
曲中に「パーティー砲」がひさびさに作動。 紙テープが飛び出て懐かしさに涙。
「あの頃」の楽しさを思い出す。
全員道明寺を固めたようなビーズの塊状のアクセサリーをつけているのだけれど、浦野はティアラみたような奴を頭に載せている。 さすが、「ティアラ馬鹿一代」
浦野は動きまで若々しく。
仲川が段取り通り踊れていて驚く。 ちゃんと楽しそうな顔をしている。
他のメンバーはアトリエ・ヒノデの衣装だが、井上だけ田原町のチドリヤで別注したような、そんな感じの大判。
2曲目で半分捌けて着替え。 3曲目は夏までヤル気のワンピース(但し、浦野が着ると「アッパッパ」にしか見えない。 以上、余談。)。 残り半分も着替えに捌けて、途中から登場。
腹の出る衣装と出ない衣装に分かれるが、腹は出ているが腹は出ていない衣装の井上。 ambivalent。
田名部、白くて綺麗な腹。 途中、浦野と並ぶ。 白と黒の対比の妙。
4曲目になると、皆汗ダクダク。 ずっと激しいダンスが続く。 昔の仲川だと、この世の終わりのような顔をしていたと思うが、もうそんな事も無く。
目は生きていた。
自己紹介の起点は柏木。 適当な曲名をつけて遊ぼうと思っていたが、全て発表されてしまった。 つまらん。
悔しいのでテキトーに考えた仮タイトルで書いておく。
自己紹介で段取りが飛んで3回やり直した早乙女。 粘りに粘って最後は形にしていた。
段取りは飛ばないに越した事は無いが、「やり切る」姿勢は買える。
キャッチフレーズが「私のマシュマロ、食べますか?」になった井上。 脂肪分の融点が高く、まったりと口解けの悪そうなのを想像。
まったく褒めているようには見えないかもしれないが、井上に関しては面白くて注目して見ている。
これは凄い個性だと思う。
ユニット一曲目「しっぽのきもち(仮)」
アトリエ・ヒノデが空前の良い仕事。 尻尾の付いたチュチュみたいな衣装で野口、多田、仲谷。 あなたのリードで、島田も揺れる。 仲谷が動くと、しっぽも揺れる。
ユニット2曲目、「パジャマドライブ」 平嶋、渡辺、仲川。
誰だ「チームBの3rdは、全曲 Qlair のカバー」って言ったのは!!。 パジャマの上からコートを着たような衣装でドライブに連れ出されてドキドキってな感じの曲。
踊りながら入れ替わりで片山、松岡、井上。
途中から研究生がバックダンサーで登場。 捕まった宇宙人みたいに小さいのが居て、場内騒然。 おでこが光っているのがいて、よく見たら瓜屋だった。
立ちマイク2本で柏木と佐伯がウインクみたいなドリームみたいな曲。
曲の最後でバロムクロス。
更に入れ替わって菊地、米沢、田名部、浦野、早乙女で「少女革命ウテナ(仮)」
鷲のマークと「B」の字が入った三角旗を打ちたてる菊地。
今や最後の斗いに 勝利の旗はひらめかん
フランス革命のパリ市民みたいな衣装で、ワルシャワ勞働歌みたいな歌詞のついた熱い産業ロックを。
これは良い!!。
この面子で間繋ぎMC。
再び全体曲。 ブロームウントフォス Bv141 みたいな左右非対称の「邪魔をする制服」風衣装。 設計は多分リヒャルト・フォークト博士。
動きが激しく深刻な歌詞なので、久方振りの「三白眼の片山」が見られるのが嬉しい。
途中で渡辺の科白が入る。
「おじさん、何が欲しいの?」
一転して明るい曲になり、再びMC。
「AKBに入ってバカんなっちゃった子、多いよ。」
世知辛い・・・。
樫原伸彦先生の「同期の桜(仮)」で一旦〆。
アンコールの始まりで、さっきの研究生の一群が駆け込んできて騒然。
「コドモは下手に來る」(メモ)
新しい Palms&Labskie のティーシャツは襟ぐりが深く、屈むとドキドキする光景がそこここに。
「会員番号の歌(仮)」 → 「大好きなシャツ(仮)」で終演。
最後に「櫻のはなびらたち 2008」(どこが違うのか判らない)
兎に角、楽しい。 このセットリストなら始発で並ぶ苦労を厭わず通える・・・筈だったんだが、もうそんな時代は終った。
> IDOLNOTE
元根多が大伴家持の長歌の一部なんで、二番は無いんだけど、最後の部分が二種類あるらしい。
「ながにはしなじ」より「かへりみはせじ」のほうが潔いので、こっちにした訳です。
戦後の物資欠乏時代。 体調を崩した青木正児先生に、編集者が「米を食えば治りますよ」と言うと、先生一喝して曰く。
「バカモン!米ではない、米のエキッスが不足しておるのだ!!」
酒を届けさせたという。
そんなエピソードを思い出した。
(岩波文庫の「華国風味」か「酒の肴・ 抱樽酒話」に載っていたと思う。)
そうそう、不足しているのは「若い娘」ではないのだよ。
柏木と佐伯の曲以外は、エース格の衣装が少し凝った物になっていて、キャプテンマークが付いている。
野口、◎多田、仲谷
平嶋、◎渡辺、仲川
◎片山、松岡、井上
柏木(ピンク)、佐伯(白)
◎菊地、米沢、田名部、浦野、早乙女
抜擢人事としては片山と佐伯。 特に佐伯は名題下から名題への昇格と同時に、良い役も付いた。
エースはエースとして遇されているが、脇を固める連中もバックダンサーとして出てくる研究生以外はそれなりの位置と役割を貰っていて、あからさまな格差はついていない。
今日は米沢が良い仕事。
厭味にならない形で、暴走機関車の浦野を上手く制動。
ユニット曲では相変わらず地味な役割を担わされているが、喋るほうでは米沢の頭の良さが上手く機能している。
『落語とは、人間の業の肯定である。』と言ったのは立川談志だったが、チームBで「人間の業」と言うものを体現しているのが井上。
あんまり食べちゃいかんとは思うのだが、実に幸せそうに食べ物の話をする。 井上の欲の八割くらいは、食欲が占めているのではないか。
ぽっちゃりはしているが、ブクブクはしておらず(ここが佐藤亜美菜との違いなのだが、それはまた別の話)、古来「色の白いは七難隠す」と言うが、八難くらいは隠してくれそうな肌の白さと皮膚の薄さと木目の細かさ。 動いて上気するとほんのり桜色。
チームK発足当初は「ノロ・ハン・キンポー」などど呼ばれていた野呂は、顔から痩せていき、動きも流れず止まるようになったが、井上は寧ろ日を追う毎に膨張しており、動きも怪しくなって来ている。
あからさまに流れる事は無いが、慣性質量に負けて動きが遅れる事はまま有り、それを補うために先へ先へ喰った動きをするのだけれど、そこに更に感情を込めたオカズが入るので、実に不可思議な怪しい動き。
否定する向きもあるが、私は興味深く見ている。
井上は面白い。
# IDOLNOTE [長閑には死なじ は二番?でしたっけ?]
携帯からなので簡単に。
「桜のはなびらたち2008」販促イベントは、販売手法が反則のオソレアリとかで中止。
売り方も下司だが、それを買う客の方がもっと下司な訳で、さほど悪どい商売とも思えないんだが、「悪目立ち」した作用と反作用が気になる。
接客系イベントが殆ど無かったのも「今は昔し」で、昨今は「始めに接客ありき」。
それも客が望んだことなんだから仕方が無い。
テレ電以降の客なんてそんなもんだ。
ガチャガチャってのを喜々として売ってるのがどうかしている。
買う方が必死なのはまだわかるとしても、あれは商売としてどうなのか?
午后から初台へ。 ハウススタジオ貸しきりのこんなかんじの撮影会。
撮る人撮られる人に所謂「八階の客」がちらほら。
使用機材は
コンタックスRTSII
ペトリ28mm/f2.8(無銘だが、私の見立てではペトリ)
ペンタコン50mm/f1.8
ノボフレックス240mm/f4.5
ベセラー・トプコンRE−2
アンジェニュー28mm/f3.5
ライカD−III
ズマリット50mm/f1.5
マミヤM645
ビオメター120mm/f2.8
フジノン250mm/f5.6
ペトリ F1.8 (50mm/f1.8付き)
ニコンD−70+いつものシグマ
フィルムはストックのコニカミノルタパン100とTri-X。
それぞれのモデルと撮る人がビルの上から下まで好きなところで撮影するシステムのため、一度撮り始めると他のモデルさんのところへ行き難い(そもそもどこへ行ったかわからない)以外は運営上の難点も無く、快適に撮影。
やるのがもっと早くわかっていれば年末調整をとっておいたのだが・・・。
16日のライブの写真をアップロード。
KEEPERS "MANIA" Vol.2 〜聖バレンタイン・ライブ
カメラはニコンD−70+いつものシグマ。
今回は「ブレ上等」「芯のあるボケ」「雰囲気重視」で撮影。
撮っていても楽しいライブだった。
# Dwightsa [viagra review user <a href=http://dstvmediasales.com/site..]
所用で恵比寿にに着くのが遅くなり、開場後に中へ。 予約で一束から捌けたそうで、女子の姿もちらほら。
今回の出演者は「メイド縛り」と言うことらしく、現役だったり退役だったり予備役だったりするメイドな人々。
やる曲も様々で、私の琴線には触れたり触れなかったり。
触れなかった方面は割愛して触れた方面についてあれこれと。
混みそうだったのでカメラは少な目に。
ニコンD-70にいつものシグマを付けたのと、コンタックスRTSIIにプラナーだけ付けたのと二台で。
小芝居
インチキ臭い小芝居で開演。 この部分だけ撮影禁止。 良い意味でヒドく、センスのあるナンセンス。
身を捨ててウケを狙いに行く潔さ。
リゼル
出演者唯一の男子(ギター担当)とボーカル女子の二人組。 ボーカル女子は初舞台とのこと。
映画「NANA」がらみで何曲か。
緊張はしているようだったが、破綻するような場面はなく、丁寧に歌っていた。
久しぶりに「絵に描いたようなギター小僧」を見たが、これも楽しかった。
はるちれ
AKB48の曲がやりたいが為に組まれたユニット。 振り付けはほぼ本家に準拠。
病の深さが伺い知れる。
「禁じられた2人」は天音ハル(若い方)が大島優子パート、平地レイ(いつまでも謎に若い方)が河西智美パート。
こっち系の客はあまり居なかったと見えて「逆だろう!!」と言うツッコミは入らなかった(「歌声で合う方にした」との公式発表)。
平地レイがソロで歌った「バレンタインキッス」は、振りをきちんと憶えているどころか身体が曲に合わせて勝手に動いている感すら有り、まさに奇観。
「ガラスの I LOVE YOU」では本家並に「ブーン」と走り回り、くるくる回って「ひらり」。
中身が黒いのでチームBバージョンと勝手に断定。
DuOrange
物凄く歌が上手いと言う訳ではないのだけれど、耳に心地よい歌声。
高音担当の人は、スイートスポットは狭いのだけれど、ツボに填ると実に良い表情をするので、撮りにくいが撮っていて非常に楽しい。
Noisy
あの名曲「私の彼は石油王」をほぼ完璧なパラパラ付きで。
あとは「有名な曲をやります」ってんでネギ持って踊ったり。
THE KEEPERS
一応アイドルなのだが、レパートリーに客席に降りてきておひねりを貰って歩く曲が有る為、訳知り客は幕間に財布を出して小銭の準備。
今日はその曲はやらなかったが、客席後方のドアから客席を突っ切って入ってくる際にペヤングを配っていた。
謎だ。
主催興行とあって、カバーとオリジナル取り混ぜてみっちりと。
こちらが不勉強なのもあるが、カバーでも自家薬籠中の物にしているので区別が付かないと言うか違和感が無いと言うか。
日頃「体力が無い」と公言している割に動きは激しい上にも激しく、MCの度に水を飲んではいたが最後まで運動量は落ちず、ステージを広く使って動き回っていた。
激しく動いた後で息せき切っていても、二人の掛け合いの妙で間が切れない。
バレンタイン直近ライブとあって、終演後に出演者のチョコレート争奪大会。
客を宥めたり賺したり恫喝したりしながら円滑に進行するTHE KEEPERSがここでも良い仕事。
最後に物販があったが、壮絶に金が無いので、全回避して帰宅。
良いライブだった。
一年有半前の、もはや旧聞に属する出来事であり、昨日の書き方では何が何やら判らない人も多いと思うので、珍しく説明的に。
2006年8月2日 AKB48 チームA公演
この頃はアンコールが始まるのが遅く、まぁそれには桜の花吹雪を掃く為の「モップが通り過ぎた後」と言う目安がなくなってしまった事や、必然性の感じられない浴衣への着替えに矢鱈時間が掛かっていた事も影響はしていたのだけれど、公演の内容や質とは関係の無い所で客席にダレた空気が漂っていた。
そこで「盛り上げよう」と言う意図でキン肉マンの歌を唄い始めた客が居た訳なのだけれど、それが裏目に出て更にアンコールの始動が遅くなり、この日この時を迎えた。
この件に関する公式ブログの見解
唄った客の側の意図は別の所に有っても
「楽屋で着替えている時にアニメソングを聞いているメンバーの気持ちを考えて下さい。」
と書いた戸賀崎氏の言はずしりと重い。
アンコールする・しないは客の自由意志であるし、アンコールなぞ誰が始めても良いのだ。
誰かが「アンコール行くぞ!」と叫ぶ必要すら、そもそも無く、頃合を見計らって手を叩き始めれば良いのだ。 それだけの話だ。
現に馬鹿常連が下らない睨み合いをしているうちに拍手が始まり、焦った輩が上ずった声で慌てて「アンコール行くぞ!」なんて日もある。
「こう言うときはアニメソング歌えば良いんだよ」
これに対して何故私が腹を立てて居るのか、幾らかでも判っていただければ幸いであったりなかったり。
六時に掛けた目覚ましを、止めたことすら覚えていない。
気が付くと既に九時半になんなんとしており、泡喰って秋葉原へ。
雪だてぇのに四百人から並んでいて、その内の数十人は生写真の仕入れに来た転売を生業にするカーストの低い連中だとしても、思ったよりかなり多い人出。
なんとか抽選外なら入れる望みのあるキャンセル待ち券をいただく。
融け掛けたベタ雪が爪先から染みて来て、身体の末端から冷えてくる。
とりあへず喫茶店に避難。
抽選枠内は15枚出て、枠外もそれなりに詰め込んでいただけたので、とりあへず中では見られた。
立ち見も三列目ともなると、まぁ音が聞こえるだけ外よりはマシと言う感じになる。
特に前に立っている客でハズレを引くと、絶望的に前が見えないし、音も聞こえない。
今日はそんな「ハズレの日」だったが、公演そのものは楽しかった。
「嘆きのフィギュア」
仲谷と菊地が殆ど見えないので、渡辺中心に。
最初の頃の動きもぎこちなく、表情も硬かったのか嘘のようにしっかりした情緒のある動きになっているし、表情にも感情を乗せる余裕がある。
菊地のきびきびした動きにも以前のせっぱ詰まった悲壮感は無く、楽しそうにスタッカートを利かせて動いている。
「涙の湘南」
井上は、髪の毛で顔の輪郭を作る「夏川純式丸顔偽装法」を継続。 自棄糞にくるくる巻き捲った、ウルトラバロックな髪型が面白い。
浦野はすっきりさっぱりショートボブ。 これが一番良いのではないか?
柏木は小野恵令奈を意識したと思われる側頭部の高い位置で二つ縛りにした髪型。 本人としてはかなり気に入ったらしく、楽屋で鏡を見て惚けていたのを自己紹介のときに暴露されていた。
顔や身体付きの大人っぽさから、小野とはまるで別物にはなっていたが、良く似合ってはいた。
「会いたかった」
ダダタッと走り込んできたが、どうも少ない。 佐伯と松岡が学校行事の為にお休み。
以前、学校行事で公演を休んだ戸島花に「やる気がないなら辞めちまえ」的な手紙を送りつけた莫迦が居たが、学業と芸能の両立を志すことが惡である訳がないので、そういう雑音にはめげずに生きて行って頂きたい。
自己紹介
客の介入に翻弄されることもなく、話に詰まることもなく、居たたまれなくなるなる瞬間がまるで無かったので安心して見ていられた 。
片山陽加のキャッチフレーズがまた変わって「陽加17歳、まだ誰の物でもありません」。
ホリプロへのアピールか?
片山陽加の「懐かしのアイドルキャッチフレーズの巻」(略して「懐アイ」)、次回は「国民のおもちゃ 新発売」と予想。
雪の中来てくれた客に謝意を表する野口玲菜。
何故ここで雪の話を…と思ったら「どこのユキもKYだな。」とボソリ。
これが言いたかったらしい。
平嶋が前述の通り柏木の楽屋での痴態を暴露。 狼狽え、羞恥に身悶える柏木。
「渚のCHERRY」→「ガラスの I LOVE YOU」→「恋のPLAN」
チームAの時は「何だよミネギシが見えネーじゃねーか」「黄色邪魔〜」なんてヒソヒソ話が聞こえたりもしたものだが、…いやまぁメンバーを誹謗チユウ傷すると出入り禁止なので、そこは小声で。
チームBでは皆おとなしく「まゆゆ」を堪能している。
今日は後ろの三人に注目してみる。
以前は有った「ここで頑張らないと」と言う悲壮感が無く、のびのび踊っていて表情も明るく。
米沢の「下克上コーナー」も適度なギラギラ感と余裕の笑み。
平嶋くん、今日も良い仕事。 高いレベルで安定。
「恋のPLAN」に入るとしっくり来る浦野。 佐伯と松岡休みだった訳だが、どちらに入ったのかはよく判らない。 よく判らないが旧戸島ポジションではあった。
ブリッ娘喋りの片山の司会により、節分にちなんだお題で「外に出すなら何?、中に入れるなら何?」
何時の間にか浦野が主導権。 話の流れで野口玲菜「中で出したい」。
発言の意図とは別のところに反応して客席からかすかなざわめき。「やればできるこ」(例 サエコ)になってしまうので、言い回しにも気を付けた方が良い。
野口の言はんとしたのは「積極的な自分を『外に出』すのではなく、『中で出』したい。」と言うことだった。 この辺りの野口の厳密な言い回しへの拘りっぷりも面白い。
「背中から抱きしめて」→「リオの革命」→「JESUS」
髪型の所為か、柏木が際だって美しく。
「リオの革命」の英語科白部分は片山が担当。 発音は怪しいが実に楽しそう。
いつもとは逆に上手から出てきたので、はじめは誰だか判らなかった。
「だけど・・・」
まぁ、片山と浦野の出てくるところは見られたので。
今日休んだ人と組になっている野口と早乙女は完全生歌だったが、ボロを出さずにソロパートを歌いおおせていた。
「桜の花びらたち」
前が踊り始めると立ち見三列目ではどうにも成らない。 隙間から見えるところを見る。
騒ぐ芸風の客同士が牽制し合ってアンコールの発動が遅い。
「こう言うときはアニメソング歌えば良いんだよ」
なんて話し声すら聞こえる。
こういう人間の屑以下の連中が、立ち見最前列に陣取って騒いでいる訳だ。
「あの日」のこの舞台に立っていた平嶋や浦野を見ながら、そう言うことを言える訳だ。
他者への想像力の欠如した人間が、幅を利かせ過ぎているように思う。
(※この件に関しては、2/5分にて追記)
「未来の扉」→「AKB48」
二曲終わって、再び間繋ぎ。
仲谷主導で始まるが、呼吸が荒くて声も上擦っている上に顔色も悪い。
ここでも浦野がいつの間にか主導権を握るか…と思いきや、米沢が阻止。
渡邊志穂が辞めて以来、自由すぎる浦野に制動を掛けられるのは中学生の平嶋だけになってしまい、遣りたい放題の状態が続いていたが、今日の米沢は実に良い仕事で、嫌味にならないやりかたで浦野に制動を掛けて上手く仕切っていた。
しかし浦野は顔色が青いの通り越して白くなっている仲谷にチークを入れて顔色を良くしろ、さすればどこかの事務所が拾ってくれるであろう・・・とかテキトーな上にもテキトーな事を言って平嶋に窘められていた。 仲谷に対して何か含むところがあるのだろうか? いやまぁ、いろいろ有るたぁ思いますが、程々でお願いしたいものです。
着替えが終わった連中が出てきて
「スカート、ひらり」
柏木と片山を探したり、平嶋を探したり。
最後にもう一曲
「Dear my teacher」
初期AKB48の代表曲となると、私の中ではこの曲。 宇佐美パートを他の人が歌っても、反射的にムカッと来なくなってきたのに気付く。
チームKはチームAの幻影と戦い続けた感があったが、チームBは別の位相で動いている所為か、別物として落ち着いてみていられる。
終演後に今年も豆撒き。
さっき「こう言うときはアニメソング歌えば良いんだよ」と嘯いていた連中が、今度は柏木を恫喝していた。
豆を撒き終えて今度こそ終演かと思いきや、「福豆手渡し会をやります」。
福豆手渡しより生写真購入を取ってそそくさと出ていく客が結構居て驚く。
生写真を買いたい人たちは下りエスカレーターで退場。 福豆手渡しはエントランスの前のベンチの前に机を設えて。
柏木と片山はまったりとじゃれ合っていた。
井上が食べたそうに豆を見ていた。
歌番組収録、握手会、コマタニ病欠etc...
色々な要素が重なり、一公演だけの日曜だが、まぁなんとかなるだろうてんでゆるりと秋葉原。
八時半過ぎには160枚からの割り込み防止券が捌けたが、夕方になって蓋開けて見りゃキャンセルがそれなりに出て、九時くらいまでに來た人は、抽選枠内で見られたのではないかと思う。
しかし、寒い。
今日も夜のみの公演。
歌番組の収録があるので、所謂「選抜メンバー」が居ない公演。
研究生から倉持明日香、佐藤亜美菜、成瀬理沙、藤江れいな、中田ちさと、宮崎美穂の6人が出演。
チームK由来が大堀恵、奥真奈美、小林香菜、佐藤夏希、野呂佳代、早野薫、増田有華、松原夏海の8人。
川崎希と成田梨紗がチームA由来、(駒谷仁美は病欠)。
不用意な事を言わない倉持以外の研究生は実に楽しそうで、この面子で公演を成り立たせなければならない責任の重さを理解している古株との温度差が目立った公演だった。
研究生では倉持が頭抜けて良く、歌から振り付けから喋りまでソツ無くこなしている。
成瀬は粗いが思い切りの良い動きと、声の大きいのは買える。
藤江は齧歯類的な可愛らしさ。
体調不良ということで、駒谷が休みで、小林と佐藤(N)も一部出演で出たり入ったり。 こう言う逆境でのチームKの連中は、実に強い。
「ロマンス、イラネ」→「夢を死なせるわけにいかない」
「Let's get ''あと1センチ''」→「愛とプライド」
歌番組の収録で小嶋も戸島も居ない。 今日はこのポジションに松原。
今日は松原の「やる気」を見られたのが一番の収穫。
三曲目からの衣装に変わると、なんと言うか、壮観。
成田、早野、野呂の重戦車フォワード。 倉持の「百万ドルの臍」。 客を目で殺す大堀。 奥の奇跡的なまでの美形感。 多士済々。
三曲目からは小林と佐藤(N)が合流して一と安心。
自己紹介
11時の回の握手会に出られなかった小林は、その後の回で「寝坊だろう」と何度も言われたらしく、「AXのライブ以来、風邪で胃をやられて・・・」「私でも風邪引くんですよ」と、少々憤慨気味。 何となく表情が冴えないような気はした。
最後に川崎が〆の挨拶。
「今日はコマタニヒトミちゃんが体調不良の為、おやすみです。」
「そして、サトウユカリちゃんがメディア収録の為…、調子に乗ってます。」
客席からは大きなどよめきと鳴りやまぬ拍手。
戸惑う川崎を後から見守る野呂。
これも野呂の書いた筋書きだろうか。
「Bye Bye Bye」
早野、松原、宮崎。
一生懸命動きすぎて余裕の無い表情になりがちだった早野に大分余裕が出ていて、安心して見ていられる。
元々歌は余り得意でない松原は、声こそ細いものの音を大きく外す事も無く歌えていた。
振りに関しては良く出来ていたと思う。
些か緊張の面持ちの松原とは対照的に実に楽しそうな宮崎。
「初めてのジェリービーンズ」
佐藤(N)のギター捌きが上手い。 ネックの掴み方からして違う。
歌のほうも佐藤(N)が出色。
「となりのバナナ」
小林の顔色が冴えない。 体調の所為なのか、それとも何かまた心配の種を抱えて演っているのか。
奥の方は実に楽しそうに伸び伸びと。 なんだか物凄い勢いで出来上がりつつある。
間奏での小芝居は、アドリブと言う名の行き当たりばったりでは無く、きちんと仕込んできたもの。 小林もほぼ段取り通り出来ていたようだし、きっちり笑いも取れていた。
これが心配の種だったらしく、小芝居が終ると急に活き活きとした顔になる現金な小林。
小林の上手くない歌がたっぷり聴けるだけでも貴重な一曲。 CDになると、河西・小野組の歌になってしまうのだろうけれど、小林の歌の音源が私は欲しい。
「記憶のジレンマ」
研究生だらけの公演でも、見せられる質で客前に出せるのは、増田や野呂の安定した歌と動きが下支えしているからだと思う。 100km/h出せる車が100km/hで走るのと、150km/h出せる車が100km/hで走るのとでは、余裕がまるで違う。
「Confession」
いやまぁ、この曲は大堀に尽きる。
昨日の篠田や大島(優)も凄いと思ったが、あれが「よく出来ている」だとすると、大堀は「ホンモノ」。
振り付けから目配りからマイクスタンド捌きから、全てが「ホンモノ」。 これは凄い。
曲のあとに間繋ぎコーナー。
大堀主導で「最近身の回りで起きた珍現象」についての話をさせようとするが、佐藤(魚)が「チンゲンサイ?」と言った所から段取りがガラガラと崩壊。 「珍現象」を理解させるだけで一苦労。
最後はAXのカウントダウンライブでやらかした大堀の件に話が行ってしどろもどろで終了。
「森へ行こう」→「青春の稲妻」→「生きるって素晴らしい」
「森へ行こう」では、真ん中ではないが前列に小林が居る。 まわりと見比べても振り付けは安定してきており、小林なりに進歩しているのが見て取れる。
途中からささっと早野が合流。
「青春の稲妻」のソロダンスは増田。
昨日の峯岸のようなケレン味は無いが、きっちりと演って外さないのは増田らしい。
「ロマンス、イラネ」PV上映
今日出演している面子が誰も出ていないビデオが虚しく流れる。
「愛の毛布」
樫原伸彦のアレンジだと聞いただけで、なんとなく良い曲のような気がしてくるし、実際聴いていても幸せな気分になれる曲。
「ロックだよ、人生は・・・」→「50%」→挨拶→「ハートが風邪をひいた夜」
アンコールでは野呂が髪を結んで出て来た。 激しく動く曲だけに邪魔になるのだろうか。
曲が終ってメンバー各自から今日の感想と挨拶。
松原は
「今日はいつもと違うポジションをやらせてもらいましたが、自分では納得の行かない出来でした。」
今度チャンスがもらえたら、もっと頑張りたいと唇を噛み締めていた。 その意気や良し。
本人が言うほど酷い出来ではなかったと、私は思う
大堀も、「今日は体がなまっていました」と反省の弁。
野呂も佐藤(魚)が客を名指しにした件で、やんわり釘。
研究生はノー天気に楽しそうにしていたが、チームKあがりの連中は納得が行かない様子だったのが印象に残った。
昨日今日と、極端に出る面子の違う公演を見て思ったのは、昨日の公演が「出来上がったものを見る喜び」であるとすると、今日の公演は「出来上がっていくものを見る喜び」であると言うこと。
私が見たいのは、やはり後者なのだと思った。
今日は実に楽しかった。 朝っぱらから阿呆面提げて寒い中並んだ甲斐は有った。
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「ロマンス、イラネ」販促握手会の余波で、土日でも一日一公演の週末。
大女優の前田敦子さま以下オールスターキャストで、普段なら始発で行ってもチケットが買えないのだけれど、幸いメール抽選でアタリを引いたので夕方からゆるりと秋葉原。
ハンディのテレビカメラ回しながらウロウロしている輩が居たのだけれど、劇場からの説明は無し。
抽選入場の籤運はそれなりで、何とか全体を見渡せる椅子席は確保。 座れたのは良いが、立ち見最前列の下衆下民が遣りたい放題で鬱陶しい。 余りに酷いので掣肘を加えてみたが、逆に脅しを掛けて来る始末。
ひまわり組になって暫くはこの手のK由来のバカ常連も或る程度大人しくしていたが、最近はまたぞろ跋扈しているようで。
客席はともかく、ステージの上で起こっている事は実に楽しく、メモも採らずにじっくり堪能。 横にだぁーっと広がると、舞台中央だけでなく、其処此処に「テレビに出ている人」や「雑誌に載ってた人」。
誰が出ていたか書き出して見たら、研究生が2人入っていたが尾木プロ3人、ホリプロ3人、太田プロ3人、サムデイ1人。 売れてる連中が根こそぎ出ている。
前田が良く喋るので驚く。 オチのある面白い話をするので更に驚く。
以前は「前田が喋る日=秋元康が上手花道でニヤニヤ見ている日」だったが、友人の話だと最近は良く喋るらしい。
「前田が出る=チケットが買えない」と言う図式で、最早始発で並ぶ元気も無く、メール抽選の籤運も悪く、順後入場券を落札するやる気も資金力も無い我々には前田さまのご尊顔を拝し奉る機会そのものが無いので、こんなに喋るようになっていたとは、お釈迦様でも知らぬ仏のお富さんであった。
「何時頃からですかねぇ?」なんて話をしていたら、どうも太田プロ移籍辺りからではないか。 即ち、大島優子の影響ではないか、という事で話が落ち着いた。
前田は舞台上での立ち居振舞いも堂々として来ていて、振りを間違えそうになっても何食わぬ顔で周りを見て修正して、以前のように悲惨な表情にならないし、密集での動きでぶつかりそうになっても避けない(周りが避ける)し、求められている「顔」としての役割をきっちり果たしている。
此の辺りも、チームKがそうであったように大島優子の影響なのではないか、大島優子が使嗾しているのではないか、大島優子は前田の成長を北叟笑みながら後のほうで見ているのではないか、なんて話を友人としていた。
自己紹介MCで、今日も小嶋の表情が曇る。
嫌がられているのが理解できず、嫌がられている事を止められない老いの醜さ。
「ロマンス、イラネ」→「夢を死なせるわけにいかない」
「Let's get ''あと1センチ''」→「愛とプライド」
小嶋、前田。 大島(優)、高橋がド真ん中で始まる。 オールスターキャストの豪華さ。
気がつくと佐藤(由)が真ん中に居たり。 中西が休んでいなければ、ここは中西なのかな・・・とは思いつつ、真ん中に不遇を託っていた佐藤(由)が居るのは矢張り嬉しい。
佐藤(由)は佐藤(由)で役に適う働きはしていたと思う。
やる気が前面に出ない不思議なグルーヴはそのままに、振り付けの精度は上がって表情も良く。
篠田のガリガリっぷりにも驚く。 肩の骨が尖っている。
体脂肪を落としすぎなのではないか。 危うさすら感じる細さ。
その分、ウエストから肋骨にかけての線は非常に美しい。 美しいが危うい。
篠田とか高橋みなみに較べるとふくよかな感じのする大島(麻)あたりも、動くと皮下脂肪の下の筋肉が浮かび上がるので、太い訳では無いことが判る。
「Bye Bye Bye」
峯岸、小嶋、高橋の尾木プロ三人組。
前回は戸島で観たが、今回はその位置に小嶋。 これは良い配置だと思う。
ひまわり1stでは、小嶋と対になる佐藤(魚)では、失礼ながら明らかな格落ち感があったし、戸島と板野では時分の花としての「可憐さ」では板野だが、歌や振り付けそのものの妙味となると鎧袖一触、戸島だった。 要するに、差が有りすぎた。
戸島と小嶋では、文楽と志ん生くらいに遣っている事の方向性は違うが、質としては同格。 演り方の違いを見比べるのもまた、面白い。
未見だが、マンディアルグ風に言うと「白いエロス」昼の早野と、「黒いエロス」夜の峯岸が対になっているのもまた面白い。 尾木プロはもっと峯岸に仕事を取って、早野の出番を増やしていただきたい。
「初めてのジェリービーンズ」
佐藤(N)急病とのことで、急遽代役に奥。
歌はアレだが、振りのほうはそれなりに出来ていた、もっとも横が元々上手くは無い前田と、素人臭の残る藤江なので、その辺は割り引くとしても一日でよく遣ったと思う。
この曲でも前田に感心。
フェルナンデスの zo-3 とは言え、本物のギターとなればそれなりの重さはある訳で、前回観た藤江、佐藤(N)、成田の組では、ギター馴れした佐藤(N)以外はギターに振り回されてフラフラしながら踊っていたのだけれど、前田はギターのネックを立てて持って居やがったので、ギターの持ち方としては正しくないにしても、遠心力で振り回されたりはせずにきっちり踊れていた。
名横綱(と世間的にはどうでも私は思っている)大砲万右衛門のような「負けない相撲」を取れる前田を見直した一日。
<間繋ぎ>
曲が終ると、何故か尾木プロ3人組が再び出て来て間繋ぎ。
常に自由な小嶋と、それに便乗する峯岸と、少々戸惑い気味の高橋。
曲中にやった小ネタ、「握手会で流されるファンの人」を再現。
峯岸演じるファンの人を三島無玄ばりに強引に且つ全力で且つ真顔で流す小嶋が鬼気迫る怪演。
「となりのバナナ」
バックステージではかなり厄介そうだが、舞台の上の河西は実に良く出来ていて、歌から振りから隙が無く、あざといくらいに可愛らしく振舞う。
おつむの方はあまりよろしくないようだが、何故こう上手く動いているのかを友人と考察。
ステゴサウルスのように、身体の要所要所に神経の塊があって、脳の判断を待たずに脊髄反射で処理して動いているのではないかという仮説を立ててみた。
友人曰く「CPUを使わずに、ビデオカードで処理しているのではないか」とのこと。
小野がまた教科書通りの判り易い可憐さを体現。 こちらも猾い。
曲中の仕込み小芝居で「だるまさんがころんだ」をやろうとしたが見事に滑り、曲が終ってから責任のなすりあいをしながら引っ込んで行く小野と河西。
「記憶のジレンマ」
大島(麻)、佐藤(由)、増田、野呂。
野呂が盛大にエクステンションを付けてバッサバッサ振り回して踊る樣がなんとも可笑しい。
歌入りオケとは言え、この歌える面子に入ってボロが出ない佐藤(由)の進歩にも驚く。
大島(麻)と増田の歌は流石の出来。
身体は差ほどでは無いが、手首から左記の動きが妙に柔らかい佐藤(由)の不可思議な動きを堪能できた。
「Confession」篠田、大島(優)、成瀬、板野。
成瀬の動きを見ながら、秋元がここに入るとどうなるか想像してみる。 成瀬は秋元の動きを下敷きにしたような大きく激しい動き。 但し秋元だと、動きや表情にもう少し情緒が出る。
大島(優)のマイクスタンドを振り回す動きの切れの良さ。
髪をストレートに戻した篠田。 振り乱した時に映える。
曲のあとに間繋ぎコーナー。
野呂にpuffyの物真似をさせる篠田。 野呂は多分「楽屋の爆笑王」なのだと思う。
2分半の「MC向上委員会」は野呂。 話の展開は上手いがオチが弱い。
「森へ行こう」→「青春の稲妻」→「生きるって素晴らしい」
「青春の稲妻」に野郎の声が入るのは興醒めだが、それ以外は衣装も曲も好きな流れの三曲。
「青春の稲妻」のソロダンスは峯岸。
箍の外れたやりたい放題の峯岸のギラギラ感と、やり切った後の不敵な笑みが良い味。
小林のソロダンスは永遠に続くかのような絶望的な長さに感じたが、峯岸のそれは「あっと言う間」に終った。
ネクタイを結ぶ時間を少しでも稼ぐべく、「青春の稲妻」のアウトロがまだ続いているのに、決め顔のままでモゾモゾとポケットを探り出す前田が可笑しい。
「ロマンス、イラネ」PV上映
相変わらず画面の隅々を注視していないと秋元が映らず、イライラする。
「選抜入り」てんで喜んでは見たが、戸島の扱いもそんな感じ。
「Dear my teacher」のPVで意図的に消された駒谷を考えれば、映っているだけもマシだと考えるべきか。
「愛の毛布」
板野が白手袋を忘れていた。 黒いので余計に目立つ。
曲はさておき、良いアレンジだと思ったら、久々の樫原伸彦。 良い仕事。
「ロックだよ、人生は・・・」→「50%」
アンコールは実にドーデモイイ感じの勢いで押す曲。
曲はどうでも、舞台狭しと飛び回る樣は見応えが或る。
曲が終ってメンバー各自から今日の感想と挨拶。 ここで仕切り役の高橋みなみが、代打で「初めてのジェリービーンズ」に出た奥を下手から呼び込もうとするが、上手から出てきてしまう予期せぬオチが付いた。
何時の間にか高橋みなみより大きく育っていた奥。 この先どこまで大きくなるのだろうか。
「ハートが風邪をひいた夜」
余韻を持って家路につける、ライブのお仕舞いには持って来いの佳曲。
この曲の岡田実音であったり、「愛の毛布」の樫原伸彦であったり、初期の楽曲で良い仕事をしていた人たちを使って、また良い曲が出来ていく。
劇場を出たら、エスカレーターは規制退場をしていた。 これまで死人が出なかったのが不思議なくらいで、遅きに失した感は有るが、これは良い事だと思う。 続けていただきたい。
暮れに出た給料で都内某所の家賃と溜まっていた雑費叩っ込んで、「ザマ見やがれ」てんで良い気分で旅に出たツケが回ってきて、気が付いたら元も子もなくスッテンテン。
「まだある」と思っていた金は定期代だった。
月ずえに義理のある飲み会があるので、それ迄は秋葉原も落語もヘッタクレも無く、会社と家の間で行ったり来たりしている他無い。
どう転んでもドン・キホーテから逃れられないのか、北池袋のドン・キホーテ地下フードコートにて表題のライブを観覧。
池袋駅にかつてあったスナックランドみたいなものかと思っていたが、あそこまで爛れた空気ではなく、郊外のショッピングセンターの軽食コーナー…のようなもの。
音響トラブルらしくオケが出たり止まったりしていたが、少々押しつつもなし崩し的に開演。
ステージが有るわけではなく、フードコートの隅の区画をちょいと仕切ってスピーカーを設えてある。
マイク音量が強いバランスの悪さであったり、オケがぶつ切りにになってしまうヘッポコな機材であったり、条件としては大変な重馬場だったが、何が起きても狼狽えないのには感心した。
「目当て」で来ていると判る客は十人凸凹。 最初から最後までとは行かないが、フードコートに来た民間人も足を止めて観ていた。
一曲目に玉置成実を持ってきて二曲目三曲目はオリジナル。 あとは私の不勉強でオリジナルとカバーの区別が付かない。
完全生歌なのだけれど、とっちらかる様な場面は皆無。 オケが弱い(弱すぎる)ので、一寸でも音程を外すと耳についてしまう状況下にあってコレは凄い。
どう見ても動き易そうには見えない靴なのに、実に良く動く。 キレが有って、且つ華やか。
限りなくみかん箱に近い状況での無料ライブだったが、ロハで観るには明らかに過剰品質で、金が無い奴が言うのもナニだが、次回はきちんと金を払って観ようと思う。
終演後に物販があったが、今月は絶望的に金がないのでコソコソ退散。
帰りに異様な雰囲気のビルが隣りに有るのを見つけて、よく見たら音楽喫茶「銀河JOY」。 三橋一派の総本山がこんなところに有るとは。
どうりで荒野座のポスターが多い訳だ。
12/23が私的2周年だった。
遠方優先公演だったので回避して翌24日に早朝から並んでチケットを買ったのだけれど、寒風吹き荒ぶ中で5時間並ぶってのは年寄りのやるべき事ではなく、そのとき引いた風邪を未だに引き摺っており、おとついとうとう寝込んだ。
そんな訳で今日も回避。 メールも外れた。
昨年は1月にMVP入場。 権利そのものは前年の8月に取得していたが、生活が落ち着くのを待って行使。 今井が辞めるのを発表した日で、記念撮影はなんとなく気まずく。
2月は丸一と月観られず、3月もコンサートを2回観たくらい。
5月以降はBに行く事が多くなり、ひまわり組が3000円になって財政が厳しくなり、メールが当たっても朝から並んでもガチャガチャの入場権利モノ当たりのあとの入場になるのがバカらしくなり、徐々にやる気が失せ出した下半期だった。
9月に観たのを最後に12月まで小林を見られないのもバカバカしさに拍車を掛けた。
そんな中、10月の中頃にバニラビーンズを発見して仲間内で盛り上がり、石丸の新Aiai Music Carnivalに行ってみたが、ハロプロからキャナーリに流れてきた向きの琴線には触れなかったらしく、完全なアウェーで悲しくなる。 この頃から「本当に聴きたい音楽」について考え始める。
11月に「48現象」が漸く発売になり、何となく肩の荷を下ろした気分になる。
12月はB1回、ひまわり1回のみ。 漸くひまわり2ndを・・・と言うか小林を見られた。
12月は恵比寿のライブゲートでPlug-in ”S”、下北沢のSoftly! Nights Vol.6に出たバニラビーンズを観に行って、今更乍らライブハウスの居心地のよさを思い出す。
Plug-in ”S”は主催者も出演者のDuOrangeやTHE KEEPERSも、他に仕事を持ったいわば「兼業」の人たちなのだけれど、舞台に立つ上でのモラルや志は凡百の専業の人たちより明らかに上であり、秋葉原に張り付きすぎて視野狭窄に陥っていた事を思い知らされた。
「宇宙は我々の宇宙だけではなかった」
思えばここ数年で喰った米で一番旨かったのは、新潟の兼業農家の小林さんのお宅で食べた朝飯の銀シャリだった訳で、兼業か専業かで生産されるものの品質が決まる訳ではまったく無かった。
その数日後に下北沢で見たSoftly! Nights Vol.6も実に楽しかったが、バニラビーンズの送り手側の売る気の無さに呆れたり。
AKB48との付き合い方を考えながら暮れた年の瀬だった。
私はご存知の通りの非国民なので、大晦日の国民的歌番組は見ていない。
ガチャガチャに血道を上げる向きが狙う当たりのひとつにn順後入場券がある。
ガチャガチャをひたすら買って当たりを出す訳だが、ネットオークションやブローカー然とした客を介しての個人間取引と言う手も有る。 むしろそっちの方が手っ取り早い。
指定席ではないが、座りたい(もしくは立ちたい)位置に近い席に座れる訳で、劇場側がやるにやれなかった「金で良席が買える」仕組みが劇場が直接タッチしない形で出来上がり、廻っているのが面白い。
「機会の平等」を目指してメール抽選枠が設けられたり、抽選入場制度のより厳密な運用がなされている裏で、金がモノを言うn順後入場券市場が出来上がっているのに、劇場側も含めて誰も矛盾を感じていないようなのもまた面白い。
休日のソワレともなると、結構な人数が順後入場券で入場しており、比較的早く呼ばれても既にあらかた埋まっている日も有る。
「金で良席が買える」事自体は必要悪だから仕方が無いが、朝っぱらから並んでチケットを買うのは確実にバカバカしくなりつつある。
私のような扶養家族を抱えたルンペンプロレタリアートの可処分所得ではオークションでn順後入場券を購う余裕も無く(買う気も無いが)、休日の5時間をチケット購入に費やすのも無駄といえば無駄。
観たい日にはメール抽選に応募してみて、当たったら観る。
当たらないがどうしても観たい場合は並ぶ。
そのくらいに肩の力を抜かないと、生活そのものがどうにかなり兼ねない。
そんな訳で今日明日は回避。
ヒマなので新AKB48ソート簡易版をじっくりやってみたら恐ろしい事になった。
下のほうは差し障りがあるので、10位までの結果を書いてみる。
順位 名前
1 小林香菜
2 秋元才加
3 戸島花
4 奥真奈美
5 小嶋陽菜
6 大堀恵
7 佐藤由加理
8 宮澤佐江
9 片山陽加
10 渡辺麻友
10位から上は関心の高さにほぼ比例。
月旦を交えつつ短評。
10位の渡辺麻友。 可愛い顔に似合わず狂気を孕んだ思考が言葉の端々に出ていて面白い。
携帯の着信音がムスカ大佐、即ち寺田農の声だったり。
寺田農の声が着信音と言うだけでも相当どうかしている。 素晴らしい。
怪我から復帰した頃は折れそうに細かったが、適度に筋肉が付いて動きも良くなった。
9位の片山陽加。 古風な顔立ち、細くて出っ張ったり引っ込んだりしていない体形、合唱部然とした歌唱、時折見せる三白眼、間の抜けた喋りetc...平成生まれなのに昭和を体現。 素晴らしい。
8位の宮澤佐江。 最近グラビア露出が多いが、ボーイッシュに造り込まないときの憂い顔が実に良い。 モデル向きだと思う。
歌も聴けるように成ってきたし、振り付けに情感を出せるようになったのは大きい。
7位の佐藤由加理。 あれだけ殺伐とした中にあって、自分のペースを貫き通す強さ。
観ていると何かを吸い取られそうな不思議なグルーヴの妙。
大島優子も中西も凄いのだけれど、つい佐藤由加理を見てしまう。
6位の大堀恵。 肌露出担当者としての節制と、エロ担当者としての割り切りが凄い。
歌はまぁアレだが、動きは完璧に近い。
5位の小嶋陽菜。 兎に角圧倒的な、息を呑む美形感。
「頑張り」と言うものを全く感じさせない割に、歌とダンスの質は非常に高い。
バカなようでいて、哲学的示唆に富む、本質を突いた発言も面白い。
4位の奥真奈美。 最初に見たときは濃い顔のコドモに過ぎなかったが、なんだかひれ伏したくなるような物凄い美形のコドモに変わった。
プラグマティズムに立脚した合理的判断に基づく、小学生とは思えない発言も興味深い。
3位の戸島花。 激しい気性を理性で抑え込んだ回りくどくて不器用な感情表現が先ず面白い。
曲の世界観を咀嚼し切った完璧な演出の振り付けと、耳に絡みつく甘い歌声。
2位の秋元才加。 健全な精神が健全な肉体に宿った稀有な例。 歌も振り付けも完璧に近い。
感情や雰囲気に流されずにその場を纏め切る強さ。
1位の小林香菜。 どうかしている上にもどうかしている物凄い個性。
本もマンガも読めず、テレビも見ないので、情報の殆どを直接の見聞きに頼って仕入れている。
耳で聞いたまま書くのでハロウィンをハッローウィンと、苗場をナイバと表記したりする。 あばらかべっそんの八代目文楽みたいな・・・と書くと流石に褒めすぎだが、遅れてきた明治生まれと言うか、生きた化石と言うか。 兎に角、稀有な存在だと思う。
小林が一番上に来るとは思わなかった。 一寸驚いている。
10位以下には中西とか大江とか。
中位に来たのは可もなく不可もない連中。
最下位に近い数人は、可愛いだけで曲が無かったり、声が嫌いだったり。
良し悪しではなく、飽くまでも好き嫌いなのであしからず。
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始発で行って間に合わなかったら諦めて家ぃ帰って糞して寝ようと覚悟を決めて秋葉原。
年内最後の休日公演に耶蘇教のお祭りが重なり、五時半前には着いたんだが、何を期待してやがるんだかべら棒な人数が既に並んで居る。
夜は既に200番から出ているが、昼はまだ余裕があるってんで迷わず昼。 戸島、小林、大堀と来たら矢張り昼だろう。
劇場側のスタッフが名簿を作りながら整列させていたが、流石に此処までやれば割り込み難いらしく、替え玉と前後入れ替わったのが居たくらいで、あからさまな割り込みは無かった。
真っ暗なうちはさほど寒くなかったが、烏カァで夜が明けると風が出てきて急に冷え込む。
そんな中、5時間から並んで漸くチケットを入手。
昼飯に蕎麦手繰ったら急に眠気が出て、数十分仮眠。 何とか気持ちを立て直して劇場へ。
籤運は悪い上にも悪く、最終巡入場で立ち見三列目。まぁなんとか全体は見渡せるし、悪辣に幅を取って立つバカも居なかったので不快な出来事はほとんど無かった。
一曲目の歌い出しが戸島で嬉しくなる。 しかし戸島とか研究生の小原とか近野と言ったあたりは、何曲か出たり出なかったり。
三曲目と四曲目のヘソ出し衣装は、まさに倉持の為に有るようなもので、百万弗の臍を堪能。
微妙な年頃の峯岸は、骨格から肉付きから変わりつつあり、良いトルソ。
前半の全体曲は無駄に振り付けが忙しく、個々人に因っての出来不出来が激しいのが目に付く。 詰め込みすぎたダンスがインフレを起こしている。
高度な事をやろうとしているのだろうけれど、完成型の予想が付かないし、千秋楽迄に果たして完成するのかどうかも疑問。 サグラダファミリアみたいな永遠に未完成なものを見せて行くのだろうか。
四曲終わって自己紹介。
戸島が倉持のことを「クラモティーニ」と呼んでいたのが面白かった。
六曲目の「初めてのジェリービーンズ」では、ギター(フェルナンデスのZO-3)を小道具として使い、弾く真似をしながら踊ったりするのだけれど、佐藤(N)だけはギターに振り回されずに、むしろ振り回して踊れていて感心した。
「となりのバナナ」では、間奏部分で小林と小野の掛け合い漫才。
小林の予想外のボケに噴出す小野。
「Confession」は大堀の一人舞台の観。
スタンドマイクの扱いから振り乱した髪から何から、一人だけ本物。
「森へ行こう」からの三曲の衣装がドイツ的で、ツボに嵌った。 一曲ごとに着こなしを変える趣向も楽しい。
「青春の稲妻」の間奏部分のソロダンス担当が小林で驚倒。
明らかに段取りが飛んで真っ白に成り掛けていたが、何とか誤魔化してあかんべぇで終わらせていた。
飛んだ瞬間、周りで見ていたメンバーが一瞬身を乗り出したのは稀有な図だった。 いやはや貴重なものを観た。
間違えても転んでも自信満々に振舞う小林が、今日の前半のユニット曲では何時に無く萎縮した感じで、自信無さ気に間違えているのが目に付いて、心配しながら観ていたのだけれど、ソロダンスさえ終わってしまえば何時もの小林で、横にちゃんと踊っている小野あたりがくると全然違う動きだったりしても、小林は小林らしく自信満々に踊っていて安心した。
後半の全体曲はアンコール前も後も全く琴線に触れず、何となく観ているうちに終演。それなりに楽しくは有った。
曲として印象に残ったのは、秋元らしいベッタベタな造りの「ロマンス、イラネ」と、JAシーザーみたいに無駄に大袈裟な「森へ行こう」くらい。
振り付けやフォーメーションも面白味には掛けた感じで、忙しく動かしている割には効果が薄いのように感じた。
兎に角、これまでとは異質な感じ。
これまでも出ていた佐藤(魚)や成瀬や倉持は公式サイトにプロフィールが載っているし、藤江も公式サイトからのリンクは無いものの、スポニチの研究生ページにはプロフィールが載っている。
然し乍ら小原や近野に関してはスケジュールの出演者欄にいきなり名前が有る。
このあたりの好い加減さはどうも気になる。
モノクロページに今月もAKB48。
立ち読みで済まそうと思ったら戸島花が載っていたので買ってみる。
大島麻衣と篠田と三人で並んだ写真は、珍しく戸島が真ん中。
モノクロ見開き二ページの為に何故買ったかと言えば、「口角筋の弛んだ戸島花」と言うアルカイックでない希有な写真が載っていたってのもあるが、「この二年間で一番の思い出」として挙げていたのが最初期の担当ユニット曲であるところの「クラスメイト」。
帰宅してから熟読すべく購入。
篠田がミュージックステーション出演を、大島麻衣も「桜のはなびらたち」の全国キャンペーンを挙げている訳で、全て去年の夏以前の出来事なのだけれど、ユニット改編があったのが去年の2/19だから、「クラスメイト」をあの四人で演っていたのは最初期も最初期の話だ。
最近、劇場から足が遠のいている友人と昔語りをしていたら、「いまが楽しいと言っているのは、あの頃の楽しさを知らない人たちだと思う。」と話していたが、私も同じことを考えていた。
今の公演は衣装も豪華になり、オケの音も厚くなり、振り付けやフォーメーションもより複雑になったが、大切な何かを「あの頃」に置き去りにしてしまったような気がしている。
それが何なのかは、私にもわからない。
今日は日曜乍らAKB48劇場は「遠方優先」と「女性専用」。
遠方公演を遠方枠で先に入った手下から召し上げた席で観る近郊の連中の後ろから眺めるってのもバカバカしいので、今日も寝て曜日。
更にB.L.Tの生写真販売があるので、転売業者の醜い商談で爛れた空気になっているだろうし、不愉快な事は出来るだけ少なくしたい。
写真だけ売るだけでも良い商売にになると思うんだが、写真の売れる売れないより雑誌とのタイアップ企画であることに意味を見出しているのだと思うが、劇場内で起こっている事にまったく関心の無い客を劇場近辺に集めているという点に於いては成功しているのだろう。
FCブログの本人の書き込みによると、小林香菜の新しい綽名は「カナロン」に決定したとの事。
好きなお菓子であるところのマカロンから「ロン」をつけたようであるが…。
でも・・・このあだ名も、かぁち、かっちゃんみたいに消えちゃうのかなっ・・・・(゜゜チユウ)
少なくとも私は「かなろん」と言う表記はしないと思う。
ちなみにFCブログの他のメンバーにの記事に登場した際の小林の呼称は
12月分(22日更新分まで)
香菜 3回
小林香菜 2回
香菜ちゃん 2回
小林 2回
かな 2回
小林かな 1回
コバカナ 1回
かなちゆう
かあち 1回
11月分
コバ太郎 4回
かなチャン 3回
小林1回
かな 1回
カナ 1回
香菜 1回
小林香菜 1回
登場回数が多いのは篠田・奥あたり。 年下の奥は流石に小林呼ばわりはせず、「香菜ちゃん」もしくは「かなチャン」と表記
11月の「コバ太郎」は全て篠田。
増田の前でなにかやらかした時や、戸島や大堀にバッサリやられる時は小林表記になる事が多いようだ。
今後もバッサリやっていただきたい。
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ご本人様から許可が出たので、先日の Plug-in ”S” で撮った写真のうち、THE KEEPERS の写真をアップロード。
撮っていてここまで楽しいユニットは久し振り。
宇佐美ブログがライブドアブログからアメブロに移転。
宇佐美友紀オフィシャルブログ「ジュースでごはん」
書いている内容自体は変わらず。 プロフィールからして微苦笑を禁じ得ない宇佐美らしいもの。
高田のものらしきブログが発見された途端に荒らされて消滅したりもしたが、上村彩子のラジオ番組のブログが有ったりもする。
星野みちる公式ブログ「ちるちるの青い鳥ぶろぐ」
星野らしいと言えば実に星野らしい、一杯聞こし召してから寝しなに書いたような落書き付きブログ。
食事をした記事などに添付された写真には、取って付けたようにコーラが写り込んでいたり、「コーラです」と言い訳が書いて有ったりするのも微笑ましい。
読者の2/3は信じていないと思う。 コーラに見えて、キューバリバーだったりするのではないか。
折井あゆみオフィシャルブログ「折井あゆみの、目覚まし7コ愛用中…★」
OGブログの中では、一番安心して読める。
メガタマゴを完食したと言う記事を読んで、「そう言えば折井の口は割とでかかったな…。」と感傷にふけったり。
辞めてからもうすぐ一年になる。
今井優の〜I LOVE★ 優〜
今井らしく、愚直に読ませる内容のブログ。
卒論が出来上がりましたで添付された写真には「神仙道の研究」。 これも今井らしいといえば今井らしい。
事務所が決まったようだが、事務所サイトは無い模様。
渡邊志穂公式サイト
事務所サイトのプロフィールページがブログ風になっている。
何か吹っ切れたような明るさが有る。
宇佐美友紀オフィシャルブログ「ジュースでごはん」
良くも悪くも一番安心して読めないのが宇佐美のブログ。
一喜一憂しながら読んでいる。
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久々のバニラビーンズ。
10月の石丸ソフト2でのイベントに間違って出演した時に「12月にシモキタのイベントに出ます。」と言っていたが、その後まるで告知が無く、一言で下北と言っても広いので、佐井なのか脇野沢なのか大間なのかむつなのか気を揉んでいたら、直前になってシモキタはしもきたでも「下北沢」のイベントである事が発覚。
残業もそこそこに寿司詰めの井の頭線に揺られて下北沢へ。
Club QUEと言う地下二階の、きょうびは「クラブ」ってんですかね、ライブハウスみたようなハコ。
駆け込んだらCo.Suzukisei が盛り上がってきたところ。
このバンドからして当たり。 丁度こう言う音が聴きたかった。
で、Hazel Nuts ChocolateのDJタイムを挟んでいよいよバニラビーンズ。
「二曲しか持ち歌が無いのにどーするんですかねぇ?」
「カーディガンズでも歌うんじゃないでしょうか。」
「まさか…(苦笑)」
昨日あたりそんな事を話していたのだけれど、暗転してイントロが流れると「Carnival」。
一緒に観ていた知己と顔を見合わせて苦笑。
ここは反応すべきところだと思うのだが、客の反応は薄め。 しかし「Sick & Tired」じゃなくて良かった。
歌の方はと言えば、上手い下手を超越した心地よい音波兵器。
「あーいうぃーる ねーばのー (I will never know)」
「こーず ゆーうぃーる ねーばしょー (cause you will never show)」
「かーもーな らーみなー (come on and love me now)」
「かーもーな らーみなー (come on and love me now)」
片仮名読みの棒歌いだが、可愛いと言うだけで「凡て赦されている」。
MCでは、リーダーのレナ(キノコ担当、左側)が殆ど喋って、サブリーダーのリカ(外ハネ担当、右側)は「はい」「はい」とひたすら相槌。
外ハネさんは、歌っている最中もあらぬ方向を向いていたり、奇矯な客に目を丸くしてみたり。 ナスターシャ・キンスキーとかシェーン・バーキンの系譜。
「パンが無いならお菓子を食べればいいのに」なんて言いそうな佇まい。
キノコ担当は常に冷静。 一定の方向を見ながら全体を見渡している感じ。 なんとなく「ピチカートファイヴで二番目に人気のあるメンバー」を標榜していた小西を思い出す。
二曲目に知らない日本語の曲を挟んで、シングルの二曲でお仕舞い。
四曲も演ったという事、そのうち一曲が THE CARDIGANS だったってのが凄い。
10月のような無銭のアイドルイベントより、クラブでのこう言うイベントの方が来た客との親和性は格段に高いし、見ていても楽しいので、この手のイベントにはもっと出て頂きたい。
しかし、相変わらずレーベルの人たちが怪しい上にも妖しい。 「スカンジナビア・マフィア」と命名。
物販コーナーが有るのに、CDすら売ってない。
へなちょこ(Hazel Nuts Chocolate)目当てで来た女子が「可愛い〜!」と盛り上がっているのに…。
再びへなちょこのDJを挟んで Aira Mitsuki
Perfumeがカルピスだとすると森永コーラスみたいな、偽中田氏→擬似本番みたいな曲で始まり、見くびっていたらその辺は事務所のセンスらしく、MCを挟んで小山田とカヒミ・カリィ(…だったと思う)を続けて演ったりしていた。 どうかしている素晴らしい選曲。 一気に見直す。
嗚呼、FANCY FACE GROOVY NAME…。
この人はプレーゴ"95とか、9669とか6996とか、その辺の時代の小山田が好きなんじゃないかと思う。 私はその前が好きなんだが。
DAFT PUNKのライブを観に行ったら、ヘルメットの中身が本人なのか疑い始めたらライブに集中できなくなったとか、喋りもどうかしていて、結構面白かった。(問題は事務所だけ。)
80★PAN!(ハレパン)から来たと思われる客は、そんなトラットリア黄金期な選曲にもまったく反応せず、淡々とヲタヲタしく振舞っていた。
この人たちは Aira Mitsuki そのものが好きなのであって、 Aira Mitsuki がやろうとする音楽には、あまり興味が無いのだと思う。
で、とうとう Hazel Nuts Chocolate のライブ。
一人で機械弄って、一人で喋って、一人で歌う。
NHKの「きょうの料理」で一人で20分喋りっぱなし歌いっぱなしで料理を作る平野レミみたいな芸風。
狂気を暢気でくるんだような、楽しく鋭い曲の数々。
これは面白かった。
ここまで見て退散。
いや、実に愉快。 不愉快も皆無。
秋葉原で愉快と不愉快を天秤に掛けて微妙なバランスの中で一喜一憂しているより、不愉快の少ない現場へ行ったほうが精神衛生上良い…と言う事を思い知らされる12月となっている。
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