あまりに酷いので今週は購入見送り。 備忘録的に雑感など。
宮澤佐江
撮影は今村敏彦。 楽しく撮り撮られつつ生々しさも出す今村敏彦の「らしさ」は出たグラビアだが、水着にひん剥いときゃ良いだろ的な安直さが鼻に付く。
単調な表情と、体形の粗ばかり目立つ。 宮澤佐江から何も引き出していない。
AKB48から誰かしら載せときゃ売れるってのに寄り掛かった最低のグラビア。
bump.y
撮影は矢西誠二。 こちらも「水着がダメならせめて薄着に」と言う感じの、肌の面積さえ増やしときゃ色気が出ると考えている短絡的馬鹿の馬鹿さ加減が実に馬鹿々々しく出た馬鹿グラビア。
一人だとスイッチの入りにくい桜庭ななみだが、bump.yの桜庭ななみになると上手くスイッチが入るようで、表情は良い。 それだけが救い。
今週も酷でぇものであるが、熟読しないと書けないので仕方なく購入。 金をドブに捨てるってのはこういうのを言う。
指原莉乃
表紙と巻頭グラビア、6ページ16カット。 撮影は中山雅文。
壮大な罰ゲーム。 中山雅文らしい、技術的な粗は無いが何の面白味も無い無味乾燥な写真がズラリ。
16カットの中には見るべきものも無くは無いが、扱いは小さい。 編集者の審美眼の無さが詰まらなさに拍車を掛ける。
この編集者は指原の美点を引き出す努力をしておらず、そもそも美点が有る事にすら気付いていない。
大分くんだりまで泊り掛けでロケに出てこのザマたぁ、開いた口が塞がらない。
指原が身銭切らずに帰省出来たのがせめてもの救い。
小池里奈
6ページ10カット。 撮影は栗山秀作
指原莉乃と似たようなロケーションでの撮影なのに、この差は何なのだろう。
過不足無く商売用の自分をカメラの前に出せる小池里奈のモデルとしての技量もさることながら、カメラマンが被写体たるモデルから何を引き出そうとしているか、これに尽きる。
撮影技術そのものは中山雅文の方が上かもしれないが、写真を撮るのは栗山秀作の方が断然上手い。
AKB48(大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜)
巻中グラビアにAKB48から例の7人。
曽根将樹の撮った篠田麻里子と熊谷貫の撮った小嶋陽菜以外はまったくどうでも良い出来。
指原莉乃に付けさせたキャプションも蛇足。
新三郷ららぽーとのスカイカーデンステージにて、ぱすぽ☆ のライブを観覧。
先週のフライト(※ぱすぽ☆用語でライブの意)にて色々有ったらしく、今回から荷物による場所取りとコール(メンバーの名前含む)が禁止となり、酒盛りには自粛要請。 1回のフライトも短縮。
家族連れが主たる客層である商業施設なので、これは当然といえば当然。 TPOを弁えられない輩と言うのは何処にも居るもので、これが何を意味するのか理解できずに禁止事項は遵守しつつ別の迷惑を生み出している莫迦もちらほら。
フライトは短縮はされたが、その分凝縮感はあり、締まった印象。
二回目の始まる一時間程前に到着したが、目当てで来ていると思しき客は少な目。 これは近隣の商業施設でもアイドル系イベントが打たれていた為で、そこから流れて来た客が三々五々集まってそれなりの集客に。
何故か男性スタッフが美顔ローラーをコロコロやりながらうろうろしていたり、CD店のスタッフと称する女子が無駄に美形だったり、謎の多い現場。
客と見分けの付きにくいちゃらちゃらした格好のスタッフが多いのだけれど、見かけによらず仕事はしている。
先週より多めに設えられた椅子席の最前列は女子席、その前の砂被りにブルーシートが敷かれて子供席。 今週も飽きて帰ってしまうお子様は皆無で(親が迎えに来たりってのは有ったが)、楽しそうに見ていた。
相変わらず自分が知らないものを実態も知らないのに「自分は知らない」と言う理由だけで嘲笑するような愚民も見られたが、それなりに好意的に認知している民間人も居るようで「なんか衣装が変わったね」なんて声も。
スピーカーがショボいので、舞台正面で見ていないと音は良く聞こえないのだけれど、フォーメーションの切り替わっていく様を見ていたかったので二回下手側にて観覧。 歌はともかくとして喋りは丸で聞き取れず、少々ストレスは溜まるが、曲に浸りながら動きを見ているだけでも十二分に楽しい。
ぱすぽ☆の曲には聞き流せる心地よさと適度に耳と心に引っ掛かる訴求力が有り、打ち込み全盛の昨今にあってギター小僧が勢いで作ったような疾走感が嬉しい。
振り付けの先生が帯同しているのだけれど、しかめっ面で監視している訳でも脂下がって客として楽しんでいる訳でもなく、曲の間は真剣に動きを注視しているが、MCになると時折笑みがこぼれたり。 遠目から細かい表情は窺えないが、メンバーとのアイコンタクトで相互の信頼は看て取れる。
フォーメーションは細かくステップを踏みながらピラミッド型から円形に、更には二列になったりそれが回転したり、目まぐるしく変化しつつ、その中でメンバーの個性に合わせた小ネタを仕込んでいるので、何度観ても驚きが有り、飽きない。
明確な中心を置かないからこそ出来る自由度の高さ。
個々の振り付けも、それぞれの独自解釈を或る程度認めつつ、逸脱し過ぎないように〆るところは〆て揃えている。 この「矯め過ぎない」ところも良い。
二回目と三回目の間に知己と感想戦。 アイドルイベントにしても野球観戦にしても、楽しさの何割かはこれにある。 英気を養ってから三回目を観覧。
日が落ちてイルミネーションも点燈。 メンバーはいつものスカーフの代わりに白いビームサーベル型のペンライトを使用。 客も色とりどりのサイリウムやらペンライトやらを振り回す。
目の前でこれをやられると邪魔で仕方が無いのだけれど、遠くから見ている分には綺麗。
皓歯 歌い、
細腰 舞う。
況んや是れ青春 日将に暮れんとして、
桃花 乱れ落つること紅雨の如し。
李賀の「将進酒」のような光景。
# Dwightsa [kamagra use for women <a href=http://dstvmediasales.com/s..]
武蔵野線新三郷駅前のショッピングモール「ららぽーと」のスカイカーデンステージにて、 ぱすぽ☆ のライブを観覧。
新三郷駅と言えば、国鉄でも有数の「ふざけた駅」だった訳だが、上りホームと下りホームが500mくらい離れていた往時の面影は無く、普通の郊外の駅になっていた。
後楽園のラクーアと較べると規模は小さいが、周りの騒音が無い分ライブは集中して見られる。
のんびり移動していたら一回目のライブは終わってしまっており、握手会が始まったところ。 ステージ後方のベンチに座り、流しっぱなしになっている ぱすぽ☆ の曲に浸ってみる。
ぱすぽ☆ の曲は80年代産業ロックの香り漂うものが多く、心地よく聞き流せて適度に耳に引っ掛かる。 AKB48を含め、束モノアイドルでは奇を衒った曲が多い中、正攻法で押すやり方が清々しい。
若い人にどれだけ受けるかは判らないが、年寄りの耳には心地よい。
客席後方に立てられた看板が良かった。
小さなお子様にも大人気、ぱすぽ☆が今月もやってくる! みんなで応援しよう!!
表紙と巻頭グラビアにAKB48、ピンナップと「Biginner」のジャケットがオマケで付く。
AKB48のリレー連載は柏木由紀。
AKB48(板野友美、大島優子、小嶋陽菜、柏木由紀、前田敦子、渡辺麻友)
集合で1ページ、あとは個別で1ページ1カットずつ。 撮影は桑島智輝。
この人数でこのページ数だと、どうしても顔見世グラビアになってしまうが、それぞれ生きた表情で「らしく」撮って貰えているのが救い。
ゆきりんの The アイドルクエスト (第3回)
ゲストは真野恵里菜。 三回目にして初めて同世代のアイドルが登場。
これまでは対談相手に圧倒され気味であった感もある柏木だったが、今回は生き生きと。
共通の話題は
表紙と巻頭グラビアは℃-uteの鈴木愛理とAKB48の渡辺麻友。
200号記念とあって気合の入った造り。
鈴木愛理×渡辺麻友
表紙と巻頭グラビア、9ページ19カット、個別で1ページ1カットずつ、残りは全て二人で。 撮影は細居幸次郎。
衣装は3パターン。 表紙と読者プレゼント用ポストカードでも使われている歌衣装風のものをばっちり照明を当てた白ホリスタジオで、柔らかく光の廻るハウススタジオでの部屋着、木漏れ日の公園で白いワンピース。 流石に手間が掛かっている。
渡辺麻友の表情に人間らしい感情が乗っているのが珍しい。
鈴木愛理も同じ人類とは思えないくらい顔が小さいので、非現実的な渡辺麻友と並ぶとしっくりくる。
グラビア専業のアイドルとの違いとして、二人とも歌って踊ることを生業としている骨格と肉付きになっている事がある。
木漏れ日の柔らかい光の中で浮かび上がるその陰影が美しい。
私はポケモンには縁が無かったが、それ以前の作品群には少年期から青年期に掛けて影響を受けた。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
さて、亡くなって思い出したのが ミュージカル「ミンキー・モモ」の一件 。
これに限らず広井王子の仕事は実にいい加減で好きになれない。
メンバーの人となりの紹介が一巡して、二択のお題でわいわい喋る構成に変化。
メンバー5人全員に何とか喋らせようとし、それを何とか拾おうとする編集の技で凝縮感の有り過ぎる7分間に。
一週間分で28分になるので、おおよそ30分番組一本分の時間にはなるが、詰め込まれた情報量はそれ以上。 目当てで聴いている人以外にどれだけ伝わるかは難しいところだが、目当てで聴いている人間には楽しめる。
役者のスイッチが入っていない時の桜庭ななみの喋りは聞き取りづらいが、喋る内容はかなり豪快で驚かされる。
松山メアリが一人で喋る Web ラジオ「bump.y radio」が配信開始。
こちらから。
「ホップ!ステップ!bump.y」よりゆったりした喋りの9分44秒。 配信は期間限定だが、繰り返し聴けるのは嬉しいし有り難い。
AKB48絡みでは巻頭グラビアページの中程に小野恵令奈、巻中グラビアに渡辺麻友、投稿連載ページに内田眞由美。
内田は初登場らしい。 掌を引っくり返す何を今更な起用。 C'est la vie
堀北真希
巻頭グラビア6ページ6カット。
センスも技術も兼ね備えた撮り手の腕は良いが、似たような表情が並ぶのが一寸物足りない。
衣装の数から見てもじっくり撮って貰えているのは判る。
5ページ目に感嘆、巧い。
小野恵令奈
5ページ8カット、撮影は桑島智輝。
ワニブックスから出る留学前最後の写真集からのグラビア。
撮り方によって少女と淑女の間を行ったり来たり。 2ページ目下段、4ページ目上段あたりの斜めに切り取ったロトチェンコ風味の構図が面白い。
渡辺麻友
巻中グラビア7ページ8カット。 撮影は熊谷貫。
引きの構図が多く、撮る方向も表情も画一的で、熊谷貫にしてはパッとしない出来。
写真の並べ方も悪いのだけれど、渡辺麻友に熊谷貫を宛がうのがそもそもの間違い。 親和性の低さなんざ考えなくても判る。
表紙と巻頭グラビアに前田敦子、オマケでピンナップも付く(両面)。
AKB48のリレー連載は指原莉乃。
前田敦子
8ページ8カット、見開き1箇所。 撮影は熊谷貫。
写真も良かったが、プロフィールが面白い。 センターとエースは違うのだ。
対象に迫る撮り方をするときの熊谷貫は当たりが多いが、今回も前田に迫るような撮り方。
1ページ目のアップ、見開きの斜めからのカットなど、前田の前田らしい造形美が引き出されている。 前田は心持ち上から見下ろして撮った方が映えるのだけれど、それにしても上手く撮っている。
「機嫌の良い前田」の機嫌の良いだけではない感情の深いところまで抉り出すように撮りつつ、醜くは見せない手練の技。 見応えのある8ページ。
さっしー美少女化計画 (第3回)
指原莉乃のグラビア企画、今回の撮影者は長野博文。 カラー2ページ2カット、モノクロ1ページで撮影風景雑感。
白くて(良く言えば)透明感が有って細くて薄っぺらいノレソレのような指原莉乃と、柔らかく光を廻して淡い色調で撮る長野博文との親和性は高く、指原の造形美が上手く引き出されたグラビアに仕上がっている。
テレビに出て踏み付けにされるときは必死に告知に励む癖に、こうして良いところを引き出してもらった時はブログでの告知もそっけなく。 まったく。
週刊プレイボーイの増刊。 一冊丸ごとAKB48関連記事。
本誌と殆ど同じ体裁だったので、間違えて買った人も居るのではないだろうか。
先ずはグラビアから。
AKB48(板野友美、大島優子、小嶋陽菜、篠田麻里子、高橋みなみ、前田敦子、松井珠理奈)
撮影は本誌と同じく例によって今村敏彦、スタイリストも例によって米村弘光。 十年一日の如く変り映えのしない、見ていて欠伸の出る12ページ19カット。 板野まで冴えないというのも珍しい。
何度巻頭グラビアをやっても顔見世にしかならないのに、載る度に売れていると言うのも解せないが、何でも良い客が買うのだろう。
チームPB(多田愛佳、柏木由紀、高城亜樹、仁藤萌乃、前田亜美、宮崎美穂、宮澤佐江)
ウェディングドレスを着せたグラビア。 撮影はTakeo Dec.。 最近酷い出来が続いていた(続いている)けれど、このグラビアに関しては良い出来。
宮崎美穂に膨張色を着せると言うのも残酷な話では有るが、表情は良い。
叩くと文明開化の音がするくらい髪をバッサリやる前の宮澤佐江。 珍しく feminine な表情。
柏木由紀だけ扱いが大きいが、写真そのものは7人の中で一番詰まらない。
出来はともかく、政治的には正しいグラビア。
内田眞由美
撮影はTakeo Dec.
本誌の巻末グラビアからの流用で1ページ。
生写真の撮影くらいしかカメラの前に立つ仕事をした事が無いのが災いして、固まった紋切り型の表情。
AKB48生写真商法の弊害が出てしまっている。
SKE48(大矢真那、桑原みずき、高柳明音、松井珠理奈、松井玲奈、矢神久美)
撮影はTakeo Dec. なのだが、いやはや実に酷い。
ムードメーカーの桑原みずきが居るからか、6人が6人生き生きした表情。 現場の楽しさは伝わって来る。 しかし被写体の仕事の質がグラビアの質に結びつかない不幸。
屋内撮影分は明らかにホワイトバランスがおかしい(色校出せない編集者も無能だが)し、意図したものではないであろうアウトフォーカスも頻発。 そのアウトフォーカスをわざわざ大きく使うってのも馬鹿と言うか無能と言うかその両方と言うか。
最近のTakeo Dec. の悪いところが全部出た感じの最低の仕事。
アウトフォーカスにしても色がおかしいのにしても、デジタルカメラの扱いに習熟していないからこその失敗。 銀塩とデジタルとでは、同じ焦点距離のレンズで同じように撮っても被写界深度がまるで違う事もある。 テストが足りないのではないだろうか。
SDN48
「脱がしときゃエロ」と言う編集部の短絡的思考で世界で一番古い商売のカタログみたいにされてしまっている。 さながら 「写真見世」。
浦野にしろ小原にしろ、白くて細いのを生かして撮れば、もっと映える。
こんな女に誰がした。
品薄らしいが、ことグラビアに関しては買う価値の無い一冊。 やっつけ仕事ここに極まれり。 合掌。
お誘いいただいたので行ってみた。
会場のアストロホールは、明治通り沿い、舶来廉価衣料品店の向かいにあって、シャレオツ善男善女やオノボリ婦女子ばかりの一角に、場違いな「むくつけきおのこ」の集団。
整理番号順に入場なのだけれど、入場待機列は横の路地にあり、危うく入場し損ねるところだった。
それ以外は目立ったスタッフの不手際などはなく。
入場してみるとかなりの詰め込みっぷり。 縦長で前後の高低差はあまり無いハコなので、最後の方で入った人々は碌に見えなかったろうと思う。
馬鹿の一つ憶えで何でもMIXな客は少な目。 ぴょんぴょん跳ねる馬鹿も多少は居たが、のべつ跳んでる訳でもなかったので許容範囲。 客での不快な出来事は関係者エリアで喋りながら見ている頭の悪いライターが居た事くらい。
新しい曲が何曲かお披露目になっていたが、その中に「キラピュアパワー」(正式表記不明)なるものが。 客席のどよめきが少なかったことから見て、そっち方面からの流入は少ないと見た。
「mini LIVE」と銘打たれていたが、持ち歌がまだ少ない事も有ってか、ダラダラと喋る部分が多かったのが気になったが、全体としては楽しく。
振り付けもフォーメーションも無駄に高度化しておらず、楽しげに歌い踊るさまを見る側も楽しめる。 これがアイドルの楽しさなのではないかと思う。
高度な動きを否定はしないし、楽しそうに演っているももいろクローバーなどは観ていても楽しい。 しかし目を三角にして演ってるのを観ても、私は楽しめない。 AKB48を含めてそんなのが増えすぎた。
私の耳に引っ掛かる曲はほとんど無かったが、Dreamの「Heart on Wave」みたいな曲がツボに嵌った。 シンセで始まり、泣きのギターが入ってピアノが絡まるあのままの作り。
長谷部優を12人集めて作ったDreamのような感じで、「なんでこの娘入れたんだろう?」と思うような毛色の変わったのは居らず、私には物足りなくあったが、万人向けではある。
一緒に観ていた友人がこのグループの良さとして「地下擦れしていない」ことを挙げていたが、スタッフが業界人前としている割にやっている事は牧歌的で、入れ込まずに付き合うなら楽しく過ごせるのではないかと思った。
予定調和のアンコールは無し。 最後の曲の後で挨拶をして終演。
只でさえ狭い階段に花なんざ置いたものだから通れる幅が2/3くらいになってしまっていて、終演後は将棋倒し寸前の混乱。 その中を掻き分けて出て行ったのは、AKB48でも札付きの客だった。 ここでも悪貨は良貨を駆逐するのだろうか。
# unkaputtbar [アンコールはあった気がします。アンコールの後で『夢の引力』をもう一度やった記憶があるのですが……]
表紙と巻頭グラビアにAKB48(松井珠理奈含む)、オマケポスターは大島優子と渡辺麻友。
投稿連載ページは倉持明日香、巻末グラビアページに内田眞由美。 巻末にはAKB48の10期11期研究生、SKE48の4期研究生、NMB48のオープニングメンバーを纏めた青田買い冊子。
AKB48(板野友美、大島優子、小嶋陽菜、篠田麻里子、高橋みなみ、前田敦子、松井珠理奈)8ページ11カット。 撮影は例によって今村敏彦、スタイリストも例によって米村弘光。 十年一日の如く変り映えのしないグラビア。
一と言で書けば「やっつけ仕事」。 酷くは無いが褒めるほど良くも無い。 今村敏彦の欠伸が見えるような流れ作業感たっぷりの8ページ。
米村弘光の仕事は何時もとは一寸違った趣向だが、誌面の構成が下手糞でそれを活かしていない。
この面子はなんでも「AKB48のTOP7とSKE48のTOP1で『神の8人』」だそうだ。
「そうそう、これぞ『神の8人』」 と思う向きは今後もこの雑誌を買った方が良い。
「何が『神の8人』だよ」 と思う向きは、こんな糞雑誌には見切りを付けたほうが良い。
内田眞由美
4ページ6カット、撮影はTakeo Dec.
Takeo Dec. は、AKB48絡みの仕事をするたびに下手糞になっているような気がする。 今回も冴えない仕事振り。
内田はインタビュー部分で語っているとおり、生写真撮影のような意識で臨んだ為か、紋切り型の表情が殆ど。
屋内で服を着て撮ったカットが唯一活きた表情なのだけれど、扱いは小さい。
水着にひん剥いてこと足れりと言う感じの低劣なグラビア。
内田の良さが出たのは前述の1カットのみ。 ご愁傷様。
# Dwightsa [zithromax ulcers <a href=http://dstvmediasales.com/sitema..]
もはや期待はしていない訳だが、貶すために買うと言うのも虚しい。
詳細はまた後日。 週末にでも。
昔からAKB48が好きだったなら、買わないほうが良い。
今、AKB48が好きなら買ったほうが良い。
# Dwightsa [viagra generic cost <a href=http://dstvmediasales.com/sit..]
ナイターの日だったが、早めに全試合が終わったのでとりあへずラジオを点けてみた。 しかしその日の試合を振り返る番組をだらだらやって「ホップ!ステップ!bump.y」はお休み。
私は野球も好きだが、こういうだらだらした放送が野球を詰まらなくしているように思う。
本日は松山メアリに焦点を当てて放送。
「メアリさんはおかあさん的存在です」と桜庭ななみ。
事務所の寮で隣りの部屋なので、一人で寂しいと松山メアリの部屋に水と充電器だけ持って泊まりに行っているらしい。
自分で考える長所はプラス思考なところ、短所は「頑固」。
滑舌は良くないが、丁寧に喋ろうとしているし、メンバーの中で唯一通る声。
進行上大切なところは大抵松山メアリが読んでいる。
宮武美桜はメンバーの中でも一番女の子らしいとのこと。
趣味は読書。 ホラーが好きらしい。
綺麗好き。 しかし妹が部屋に来ると散らかる。
注意力散漫な状態で聴いていたので、気が付いたら終わっていた。 7分番組はこれが怖い。
宮武祭の「1999年生まれ」と言うのに驚く。
桜庭ななみ曰く「遊んでくれる人」。 身体を張って遊んでくれるらしい。 元気な小学生と身体を張って遊ぶ桜庭ななみも凄い。
後半は一人で喋るのだけれど、途中からあとの4人の声も入ってくる。 放って置けない可愛らしさは確かにある。
しかし録音手段を考えないと辛い。 繰り返し聴きたくなる7分。
AKB48絡みでは、表紙と巻頭グラビアに宮澤佐江。 巻頭グラビアページの中程にナットウエンジェルZとして石田晴香・仁藤萌乃・宮崎美穂。
アイドルユニットサマーフェスティバルのレポートやAKB48とモーニング娘。の比較読み物などもカラーで。
宮澤佐江
9ページ9カット。 撮影は矢西誠二。
全篇ニコパチで、表情は単調でポーズもベタ。 ボーイッシュなだけでは無い部分を引き出そうとしているのは良いが、カメラマンの引き出しをこじ開ける力も編集者の写真を撰んで構成する能力も足りないので内容は空疎。
綺麗に撮って貰えているのがせめてもの救い。
しかし宮澤もグラビア運が無い。
ナットウエンジェルZ(石田晴香・仁藤萌乃・宮崎美穂)7ページ12カット。 こちらも撮影は矢西誠二。
佐藤すみれは他の仕事が有った為かお休み。
石田晴香のブログの現場写真が凄かったので期待して買ったのだけれど、全くの期待はずれ。 石田本人が撮った写真の方が出来は良い。
紙質も印刷も悪いが、カメラマンへのディレクションから(そもそもその選択から)何から編集者の腕が悪い。
ベッドの上に三人寝転ばせた写真なんざ実に酷い。 よくこれでホリプロが許可したものだ。
「アイドルユニットサマーフェスティバル2010」潜入レポート
AKB48は全盛期のモーニング娘。を超えたか!?
カラーページの読み物2本はどちらも読むに堪えない。
IUSFのレポートは漫画仕立てになっているが、大人の事情に配慮した腰抜け記事。
AKB48とモーニング娘。の比較記事も、知らないなりによく調べてはいるが、話を聞きに行く相手が悪い。 特にブレーメン大島のコメントは噴飯もの。
「大ブレイクを果たした今でさえ、公演は毎日行われていますし(後略)」
飲み屋での与太話ならまだしも、これでお足が頂けるのだからライターと言うのもボロい商売である。
AKB48絡みでは前田敦子が表紙と巻頭グラビア。
オマケの巨大ポスターは前田敦子と松井珠理奈で裏表。
モノクログラビアページにジャンケン王内田眞由美。 投稿連載ページは多田愛佳。
前田敦子
8ページ12カット。 撮影は渡辺達生。
機嫌の良い前田。 殆ど笑顔だが、その笑顔の種類が多い。
機嫌の良い理由は編集後記にチラリと書かれているが、撮り手が前田の心を開かせて自分の方を向けさせたから。 この辺り、矢張り上手い。
当たり外れの多い前田敦子だが、一枚も不細工に写ったカットが無いのも凄い。
渡辺達生が昼間の浜辺で撮った写真は全く良いと思わないが、屋内で撮ったものに関しては毎度唸らされる。
内田眞由美
モノクログラビアページ、4ページ6カット。 撮影は飯塚昌太(ジャンケン大会分は佐賀章広)。
前半モノクログラビアページをブチ抜きで使っては有るが、今をときめくAKB48のシングル選抜のセンターさまをモノクロページに押し込めてしまうところに、この雑誌の限界がある。
黎明期からAKB48を扱っている事を自慢げに吹聴するプレイボーイだが、結局のところその中の売れている部分、確実に売れる部分"だけ"を扱いたいのが見え見え。 自らの力で需要を作り出そうとする気概はまるで感じられない。
もう十年から昔の話になるが、同じ中野の中古カメラ屋の常連だった近所の出版社のベテラン編集者が
「自分は良いと思うのに価値を認められていないものを世に出すのが雑誌作りの面白さ」
と語っていたのを思い出した。
それで私の欲しいカメラの相場が高騰したのには閉口したが、編集者としては正しかった。
取り上げた物の評価が上がれば、雑誌の売り上げにも資するところが勿論有る訳で、今の雑誌業界はプレイボーイに限らず既にあるものに寄生してパイの分け前に預かろうとする奴が多過ぎる。
閑話休題、内田の話。
シンデレラにもう一度灰を被らせるような扱いでは有るが、可愛らしく撮られているのが救い。
19枚目のシングルのプロモーションはまだこれから。 プレイボーイでも何かしらの形で取り上げられると思うので、腐らずやっていただきたい。
# Dwightsa [levitra professional reviews <a href=http://dstvmediasale..]
今日は高月彩良をフィーチャー。
メンバーの高月評は「不思議ちゃん」「やたら大人の雰囲気」など。
初対面では桜庭ななみとは殆ど喋らなかったとのこと。 喋ると子供なのがバレてしまうかららしい。
クロストークに近いので、録音して聞かないと味わいきれない。
一曲掛かったあとは高月の一人語り。
自分で思う長所は「何事に対しても集中できること」、短所は「(自分の)声が嫌い」。
神奈川県出身。 横浜で育った。 窓を開けると蜂の巣のある危ない家。
趣味はピアノ。 習ったわけではなく、自己流で音を探して弾いている。
何に対しても集中できるのが長所と語りつつ、最近集中できているのはポケモン。
「夜九時から初めて、気が付いたら一時だった」ってのが、クールに見えて子供らしい部分なのだろう。
「あしたも、がんばんぴー」と言う〆の言葉のこそばゆさも心地よい。 凝縮感のある、良い番組。
書き手が「1,2,3,4、ヨロシク!」の選抜メンバー16人に代わった。
目当ての記事を探しにくいのが難だが、これはアメーバブログの仕様が悪すぎる所為。 登録しないと過去記事が読めないこちらも最悪の仕様の携帯サイトのブログで書くことに慣れている所為か、それぞれ文体が練れていて、内容はじつに面白い。
公式ブログの難点は写真が小さすぎることだが、こちらは大きめなのが嬉しい。
自宅パソコンでラジコを立ち上げ、外部出力端子からアンプに繋いで文机の前に正座して聴く。
今日から五日間はメンバー夫々をフィーチャーとのことで、まずは桜庭ななみから。
なにせ7分番組なので、強引な編集。 全員から桜庭の人となりについて話を聞くような前振りがありつつ、宮武美桜の「桜庭さんはですねぇ、負けず嫌いです」とのコメントだけが流れて、残りの三人の話はカット。 桜庭は「お前が言うか」的反応。
鹿児島出身者の色として「負けず嫌い」と言うのがあるらしい。
11月発売の新曲が掛かったり、交通情報が被せられたりしつつ、後半は桜庭ななみの一人語り。
近くに居た名古屋から遠征して来たと思しき客のボヤキが印象に残った。
「東京向けなのかもしれんが、最低のセットリストだな。」
「中盤のAKBの曲は全部いらんだろ」
佐藤実絵子の前振りからして様子が変だった。
この蛇足のお陰で終演が九時を廻り、中学生のメンバーがあたふたしたり、PA席のスタッフが無線機に「出せ、早く!!」と怒鳴ったり。
前の方の客は多いに盛り上がっていたので、これで満足している客も多かったのだろう。 「ヘビーローテーション」が特に酷かったが、この部分だけ明らかに歌も動きも質が低かった。
松井玲奈が一寸期待外れ。 肩の力が入りすぎていて、一生懸命演るあまり、凶相に。
「枯葉のステーション」は初見だったが、曲調に較べて動きも表情もかっちりしすぎていた。 激しくない悲しみの方がより深いのではないだろうか。
他の連中の話しの中にも「兎に角、がむしゃらにやるしかない」とかナントカ矢鱈滅鱈「がむしゃら」と言う単語が出て来たが、「がむしゃら」が自己目的化しているように思えてならない。
何かに取り組む姿勢ががむしゃらなのではなく、がむしゃらである事が目的になってしまっている。
「うちてしやまん」式の集団ヒステリーなど見たくは無い。
小野晴香は良かった。 佐藤実絵子もそうだが、SKE48の歌要員は自分の歌いかたが出来ている。
大矢真那も見ていて面白かった。 群集の中に居ても、動きでそれとわかる。
楽しい部分も楽しくない部分も、愉快も不愉快もあり、差し引きではプラスだが払った代価に見合った幸福は得られなかった。
AKB48ほど極端では無いが、SKE48もやっている事の規模と客の数のバランスが崩れてしまっている。 今後は「それでも良い客」だけが残るのだろう。
1200番台のお仕舞いで入場。 人垣の後ろから見ざるを得ないので、出来るだけ平和そうな場所へ。
渋谷AXサイトのドリンクメニューにはアルコール類も有ったが当日はソフトドリンクのみ。 碌に見えやしないライブに六千円近く払ってコップ一杯五百円のウーロン茶を飲む。 実に馬鹿馬鹿しい。
私は入場する前にドリンクカウンターに寄ったからまだコップ一杯五百円のウーロン茶でも飲むだけは飲めたが、終演した頃には既に仕舞ったあとで、後回しにした人々は虚しくドリンクコインを持って帰る破目に。
千数百人が寿司詰めになったライブでドリンクカウンターが機能するかどうかなんざ、考えなくても解かる。
立ち見のライブなんざ出来る客民度じゃないのは解かり切っているのに抜本的な対策を取らないから、そりゃまぁひでぇものであった。 AKB48でもSKE48でも、立ち見のみのライブには金輪際行かない事にする。
ステージ上の照明も無駄に客席に向いた物が多く、ステージの上段なんざ逆光で碌すっぽ見えないのには呆れた。 愉快と不愉快を天秤に掛けると、明らかに不愉快の方が多い。 それも舞台上で起こっている事とは関わりの無いところの不愉快が殆ど。
如何なる理由でも携帯を弄ったら摘み出すと言う脅し文句が公式サイトに上がっていたので時間を見る訳にも行かず、場内に時計も無いので正確な時間は分からないが、松井珠理奈の影アナからしばらくして、多少押して開演。
Partyが始まるよ
Dear my teacher
こんな曲はもはや本家じゃ演ってくれない。 「Partyが始まるよ」公演を現在進行形で演っているSKE48ならではの構成。 ここまでの諸々を無かったことにして感涙に咽ぶ。
手をつなぎながら
仲間の歌
スカート、ひらり
この辺りの繋ぎも良かった。 スカートの翻らせ方はチームA前夜のチームAとも、チームKともチームBとも違っていて面白い。 とりあへず加藤るみを注視。
ガラスのILoveYou
涙の湘南
「ガラスのILoveYou」には松本梨奈が出演していたので、必然的に客の入れる合いの手は「リナリナリナリナ」となり、在りし日のAKB48の劇場公演を思い出して涙、涙。
「涙の湘南」は、AKB48で折井や浦野が担っていた背骨の部分のパートに佐藤実絵子。 流石にしっかりしていた。
エンドロール
桑原・矢神・木下・松井珠理奈。 名古屋通いの友人曰く「ダンスの上手い順で上から四人」
動きは激しい上にも激しいのだけれど、きっちり揃っているところに連中の意地を感じる。 この曲に関しては完全に本家を凌駕。
桑原みずきのダンスには私心が無い。 激しいがくどくは無く、寧ろ爽やか。 眼福。
背中から抱きしめて
ここから三曲続けてくれると嬉しかったのだけれど、この曲のみ。 烏賊釣り漁船の如くヤケクソにサイリウムやペンライトを持った連中が多く、振るのに忙しくて手拍子が入らない。 いやはや。
# okiぽん [公式HPには載ってないかもしれないけど、 bump.yの(こじつけかもしれない)由来はどっかで見た気がするなあと思っ..]
昼前に家を出て、渋谷へ行く前にラクーアへ。
表題のイベントを観覧。
バスが遅れて現地に着いたら既に一回目が始まっていたが、十分見られる位置が空いていたのでそのまま観覧。
4曲歌って30分程度のイベント。 その後に握手会。
2階からだと歌は聴き取れるが、喋り始めると聞き取れなくなる。 オープンスペースでやっている割に内向きなイベントで、CD購入者の優先観覧スペースに向けて語りかける感じ。
これはメンバーではなく、イベントを企画する側の姿勢の問題であり、固定客から搾取するブロック経済にどっぷり染まっているからこうなる。
噂に違わず福田花音は素晴らしかったが、肝心の曲がまるで耳に引っ掛からず、わざと下卑た動きを盛り込んだ振り付けも不快。
歌もうたえているし、動きに関しては貶すところが無いだけに「勿体無いなぁ」・・・と思いながら離脱。
前述の通り、オープンスペースでやっているのに一般客に向けた広報には頭が廻っておらず、「縁石に乗るな」とか「写真を撮るな」とか、規制だけは厳しく、口調も高飛車。
本来黒子に徹するべき背広を着た警備スタッフがこれ見よがしにインカムを使いながら闊歩する様は、実に滑稽であった。
5時頃開場して整理番号順に入場。 私が入った頃には5時半を廻っていた。 結局多少押して6時過ぎに開演。
良いコンサートだった、然しセットリストは実に酷い。 中盤の「AKB48 キングレコード発シングル総棚ざらえ」は全部いらない。
借り物の曲をやっつけでやらなくても、オリジナルの良い曲はまだまだある訳で、何に迎合したのだか知らないが、よくもまぁこんな構成に出来たものだ。
自分たちが作り上げてきたSKE48と言うものに誇りは無いのだろうか。
AKB48の曲でもSKE48の公演でやって来た曲であれば別だし、松井珠理奈が世に出た「大声ダイヤモンド」あたりなら話は別だが、纏めて全部やる必要は無い。
〆の三曲で持ち直してパンドラの匣の底に幾許かの希望は見えたが、SKE48の運営主体には幻滅。
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友人から「こんなのがありますよ」的なお知らせを頂いたので行ってみた。 結果から先に書くと、不愉快なことの全く無いゆったり楽しいイベント。 松山メアリは神々しいくらいで、修学旅行のムック本を眺めて鼻の下を伸ばしている場合ではなかった・・・と、誰にとも無く。
『2010動物感謝デー in JAPAN』そのものは、駒沢公園の中央広場で終日行われており、 bump.y は13:00からのステージイベントのパネラーと、15:30頃からの番組収録+ミニライブに出演。 スケジュールの都合で桜庭ななみはお休み。
私は15:00頃会場着。 ステージではダイソンの掃除機で換毛期の犬の毛を、犬にも飼い主にも周辺住民にも不快感や苦痛を感じさせずに漉き取る実演の真っ最中。 犬が賢かったこともあって、見事に毛を漉き取っていた。
この時点で五列ほどある椅子席の前2列くらいは bump.y 目当てと思しき客、その後ろに犬好き民間人。
告知が行き届かなかったのか、他と時間帯が被っていて掛け持ちしにくかったのか、客筋はコアな常連と思しきところが殆ど。 既にメンバーと顔見知りになっている所為か、昨今良く見られる状況を考えずに過剰な自己顕示欲を形にする客もおらず、盛り上げようとする意志と程よい抑制のバランス。
掃除機イベントが終わっても目だった客の増減は無く、あらかた椅子席が埋まった状態で bump.y 登場。
当然のように撮影禁止だが、民間人が何食わぬ顔で撮ろうとしても詰め寄るような制止はされずやんわりと。
11月に発売される新曲のチラシが配られていたが、モノクロ一色のコピーながら紙質は良く、事務所のゆとりが感じられた。
東急沿線と言う土地柄もあってか、他の現場だと良く見られる「アイドルだと知ると露骨に馬鹿にして受け取ったチラシをこれ見よがしにその場で捨てる輩」も居らず、そのあたりも含めて平和。
収録した番組は、ニッポン放送で10/11(月)の15時〜15時30分に放送される特別番組「教えて!獣医さん」。
司会はフリーアナウンサーの徳武樹里、ゲストに日本獣医師会副会長の中川秀樹。 bump.y の四人のうち、ラジオ向けのお喋りが出来るのは松山メアリだけで、宮武美桜は含羞んで無口、高月彩良は照れ隠しでツンと澄まして無口、宮武祭は子供らしくもじもじして無口。 三人三様。
ここに場慣れした桜庭ななみが入るとバランスも良くなるのだと思う。
教鞭をとっていたりもするらしい、佐々淳行を善人にしたような容貌のゲストの喋りが上手かったのに助けられていたが、ラジオでどう振舞えば良いのかしつけられておらず、話を振られてもメンバー同士で内緒話を始めたり客に小声で問い掛けたり、子供ならではの自由な振る舞いで司会の人を梃子摺らせていた。
役者属性なので、こういう場ではスイッチが入り難いのかもしれない。
衣装はアイドルユニットサマーフェスティバルの一日目と同じものだったようだが、デザインはバラバラでありつつも、どこかしらにピンクが取り入れられており、安っぽくは無いが「ファッションセンターしまむらで買った」と言われたら信じてしまいそうな感じ。
高月彩良の着ていたものは、ピンクのハット、薄紫のスキニージーンズ、足元はヒールの高い銀のサンダル。 ティーシャツの胸の部分にはモノクロでなにやら人の顔の部分の写真と Dolce Vita の文字列。 写真が良く見えなかったので、フェリーニのアレなのかどうかは不明。 高月彩良はすらりとしていて肩幅もありつつ厚みは無いトランプの兵隊のような体形なのでアニタ・エクバーグと言う感じではなく、一寸気になった。
見に行った動機の一つは、「宮武祭はどの程度子供なのか」と言う疑問だったのだけれど、見事に子供だった。
公式プロフィールでは135cmとなっているが、上背が無いだけでなく手足や顔まで含めて均等に小さいので、体形のバランスは悪くない。 全員並ぶと1/72の中に1/144が混じった、貧乏人の作ったジオラマのような感じの縮尺感。
正面から撮られた写真が多かったので気付かなかったが、実物は立体感のある顔で、可愛らしく見える角度が広い。
ミニライブは、デビューシングルの voice と、カップリングの One Emotion の2曲。
歌も振りも上手くは無いが不快なほど下手糞でもなく、やる気に満ち溢れては居ないが御座なりではなく、客に見せるものとしてのモラルは感じられるので幸せに過ごせる。
馬鹿の一つ覚えでMIXを入れる無粋な客も、アイドルを露骨に蔑む客もおらず、久し振りにライブそのものに没入して楽しむことが出来た。
実際に見てみた bump.y の印象は、父親の死の影の無い若草物語。 刹那的な盛り上がりは無いが、美しく可愛らしい擬似姉妹の仄々とした家族感を楽しめる客なら、幸せな時間を共有できると思う。
客にも本人たちにも事務所にもイベント主催者にも、不快なところが一つも無い、エアポケットのような平和で楽しい一日だった。
流れ作業で撮られた写真と当日のレポート、関係者の対談やインタビューで構成。
大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀、宮澤佐江、松井珠理奈
1位の大島優子のみ7ページ6カット、以下10位までの連中は4ページ4カット。
水着には例によってゴテゴテと装飾が付き、アクセサリーもテンコ盛り。
何処が水着なんだかわからないものを着せられている松井珠理奈。 おかしなものを無理に着せるくらいなら水着ではない方が良い。
最後に記念写真的に集合で1ページ。
松井玲奈、河西智美、高城亜樹、峯岸みなみ、小野恵令奈、北原里英、秋元才加、佐藤亜美菜、指原莉乃、仲川遥香、宮崎美穂
2ページ2カットだが、メディア選抜の12位までは水着に装飾、胸元にアクセサリーが付く。
運営側の付けた区切りとは別に、本を作る上での区切りが付けられて、冠位が細分化。 実に下らない。 メディア選抜の筈が表紙になれない松井玲奈と河西智美。
それでも昨年の佐藤亜美菜の扱いのように「為にする差別」があからさまでは無いのが救い。
最後に集合が一枚。 裏表紙もこの連中の別カット。
多田愛佳、倉持明日香、大矢真那、増田有華、平嶋夏海、石田晴香、島崎遥香、仁藤萌乃、小森美果、佐藤すみれ、梅田彩佳、藤江れいな、米沢瑠美、高柳明音、山内鈴蘭、片山陽加、矢神久美、松原夏海
大本営発表を挟んで23位から39位迄の、所謂「アンダーガールズ」はシンプルな白い水着で1ページ1カット。
40位に入った石黒はレポートページの順位のみに名を残し、写真もなければポスターも無い。 開票の際にはその場に居た訳で、実に不自然な構成。
まぁ、ガチで消しに掛かったと言う事なのだろう。 ご苦労なことだ。
しかしまぁ、良くこれだけの種類の個性と体形に合わせた水着を集めたものだ。 これだけは賞賛に値する。
下位になり、撮影の流れ作業の度合いが高くなればなるほど、撮られる側の意識の高低、撮られ方の巧拙がはっきり出る。
仁藤、片山、松原、高柳、大矢、平嶋あたりは意識が高い。
前述の通り、冠位十二階式に水着や装飾品によって差が付けられているが、昨年ほどあからさまではない。
昨年訳の解からない冷遇をされた佐藤亜美菜だったが、何故8位に食い込んだのか、事実以外の真実を求めて「もっともらしい理由」を見つけなければならない連中によって美談を作って貰った事により、扱いそのものは悪いまま推移したが、別の形で浮上する切っ掛けを得ることは出来た。
禍福は糾える縄の如し。 石黒貴巳にも幸多からんことを。
秋元康のインタビューは、今回も当意即妙の口から出任せで上手く出来ている。
秋元のコレが発端で且つここまで来た原動力なので、これはこれで良い。 まぁ、仕方が無い。
然し岩崎夏海と山里亮太の対談は「よかったさがし」とお追従の羅列で、読むに堪えない。
貧乏籤は山里亮太で、全てを「是」として語らなければならない立場を押し付けられて今回もペラペラ喋っているが、良くやっていると思う。
ここでも岩崎夏海の後だしジャンケン式運営全肯定に付き合わされており、もはや役得より損の方が大きいのではなかろうか。
「AKB48は"みんながお金を出したいコンテンツ"になった」と書かれているが、残念ながら私はその「みんな」の中には入っていない。
こう言う雑な作りの本を喜んで買う馬鹿である「みんな」は増えたろうが、それが厭さに離れていった人間も少なからず居る。
素人じゃあるまいし、運営に一枚も二枚も噛んでりゃこれが単純な人気投票ではない事くらい判る訳で、それを敢えて人気投票である事に出来る面の皮の厚さには恐れ入る。
何かと言うと引き合いに出されるドラッカー先生も、泉下で苦笑しておられることだろう。
気が付いたら終わり掛け。 最後の10分程観覧。
露出度は高いがカーディガンは羽織った中途半端な服装が、なんとも戸島らしい。
対局室でのエンディング。 立ち位置に関しての打ち合わせがなっていない。
すぐに脱げないブーツを履いていて、脱がずに上がる戸島にも責任の一端は有るが(藤澤八段は靴を脱いでいた)、畳の上に土足で上がらせるスタッフが無能過ぎて頭が痛くなる。
色々なところが雑で画作りに関して厳しさが足りないから一回の番組の中でカメラがバタバタする場面が何度もあり、切り替えのタイミングも悪い。
表紙と巻頭グラビアに北原里英。 リレー連載は指原莉乃の回。
北原里英
表紙+巻頭グラビア、7ページ7カット。 撮影は山口勝己。
当たりハズレは有るものの、どうして良いか解からず思考を停止したような表情や、とりあへず笑ってみたような表情は無いし、そこから先の「見る者を引き込むような表情」も少ないながら幾つかは有り、モデルとしての仕事振りに進歩は感じられる。
ニョロニョロした長い魚をくねらせて「う」の字を作った鰻屋の看板見たような表紙の写真は、宮崎美穂のグラビアでも一時期盛んに見られた、無から有を作り出すくびれ錬金術。 技術として面白くは有るが、写真としては詰まらない。
他のページを見る限り、こうしなくても北原の北原らしい良さを引き出すことは出来ている訳で、この写真の選択は疑問。
グラビアページそのものは良く出来ていて、1カット目や7カット目のような判り易い部分の良さの出た写真と、3カット目や6カット目の判り難い部分の良さの出た写真が並存。
私が北原里英を嫌いでないと言うことも有るが、頑健な骨格、白くも薄くも無いが水を弾く張りの有る肌、ぽってりした唇と大きな口など、凡百のグラビアでは隠されがちな部分も顕にしつつ、醜悪にはならないように撮れている。
水着も表紙こそ赤い三角ビキニだが、グラビアページは紺のスクール水着的なワンピース中心に。
北原のような体形だと、布地面積の多寡と比例せず、ビキニやセパレートよりワンピースの方がより扇情的になることもある。
最後のページは、頭を垂れ始めた稲穂を背景に夏服で畦道にしゃがむ北原。
夏の終わりと、秋の始まりを暗喩。
北原里英にとって、どんな秋になるであろうか。
さっしー美少女化計画 (第2回)
指原莉乃のグラビア企画は、新津保建秀の撮影でカラー2ページ2カット、モノクロ1ページで撮影風景レポート。
「黙ってりゃ美少女」である事が、今回も実証的に明らかに。
バラエティ番組で消費される「情けない人」としての部分が無価値だとは思わないが、それだけではない「幸薄げな美少女」としての側面がある事が送り手側に居る人に、そして本人に伝わる事を祈らずに居られない。
本人がどう感じているのかは知る由も無いが、現在指原莉乃が置かれている状況が幸せなものであるとは、私にはとても思えない。
売れないより、売れた方が良い。 然し、「売れる」と「幸せ」が必ずしも = では結ばれないのは世の常であり、指原には(指原に限らずだが)何よりも先ず幸せであって欲しい。
閑話休題。
この企画の特筆すべき点は、その撮影風景を伝える視点。
金を貰ってものを書いている手合いにも「今日も○○ちゃんはかわいかったです」的なオタンチン・パレオロガスが多い中、カメラマンの撮影手法とモデルの反応についてしっかり書かれていて、しかも面白いと言うのは実に貴重。
使い捨てにされ掛かっている感が少なからず有る指原だが、この企画では「それだけではない自分」と言うものを形として残せていると思うし、そこにもっと光が当たるべきだと、私は考える。
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3夜連続囲碁入門講座の3夜目が先ほど終了。
戸島のスカートはしっかり短く、初心者四人組も囲碁を覚えて来ていて、番組の進行もスムーズに。 戸島は仕切るべきところはしっかり仕切っており、喋らない部分でもその先を見ながら進行をチェックしていた。
正解が一つも無い四択ってのも通常の囲碁番組ではありえない事ではあるが、そこで生じる番狂わせも含めて、面白く見ることが出来た。
次週は9/26の19:00より、Men's Knuckle カズアキの目指せ1000人斬り!の通常番組が19:00より放送。 先の読めないわたくしは、タイムシフト予約を済ませておいた。
AKB48絡みでは、表紙と巻頭グラビアに板野友美、オマケピンナップは表がAKB48(先週の巻頭グラビア組)で裏が板野。
投稿連載ページには峯岸みなみ。 峯岸は重馬場に強い。 聞き手(書き手)がヘッポコでも、自分でどうにか出来る。
板野友美
表紙+巻頭グラビア8ページ10カット、見開き1箇所。 撮影は中山雅文。
板野にしては表情の種類が少なく、冴えない出来。
衣装は米村弘光だが、AKB48そのものを担当しているときのゴテついたものではなく、シンプルな衣装ながら板野友美の個性に合ったものを揃えている。 今村敏彦もそうだが、編集部の使い方が悪いだけで、仕事の質そのものは高い。
中山雅文の写真はピントや露出、構図の切り方は下手という程下手では無いが、技術とセンスのバランスが技術に寄りすぎているので写真としては実に詰まらない。 蜷川実花のようにセンスに寄り過ぎても見るに堪えないものが垂れ流される訳で、写真というものは実に難しい。
グラビアではないが興味深かったのは「めんと唐揚げ 麺ジャラスK」店主、川田利明のインタビュー。
給料が入ったら行ってみようと思う。
今日も戸島は出番少なめ、もはやスカートですらなく。
進行はカズアキ氏、藤澤八段がフォローに廻る構成なので戸島は大人しくしていなければならないのは分かるが、それにしても傍観者に成り過ぎ。 立ち姿が美しくないし、見られる人の顔になっていない。
進行表上で戸島が仕切る事になっているであろう部分ではしっかりやっていたのが救いではあった。
表紙と巻頭グラビア、オマケ小冊子にAKB48、「部活のこと」にSKE48から松井玲奈、投稿連載ページと2ページながら巻末グラビアに高橋みなみ。
AKB48 (大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀、宮澤佐江、松井珠理奈)
例の茶番絡みのムック本からの9ページ10カット。 例によって撮影は今村敏彦、衣装は米村弘光。
写真はいつもより良い。 対象によって相性の良し悪しはあるが、今村敏彦らしさは出ている。
装飾過多な衣装とバランスを取る為か、もしくは疲れ隠しか、メイクは濃すぎる。
キャプションとそれぞれに付けられたキャッチフレーズは、上手いこと言おう書こうとする気負いと自己陶酔が何時も乍ら厭な感じ。 期待していない分、失望は少ない。
7位までとそれ以下に昨年程のあからさまな格差が付けられていない所に、プレイボーイ編集部の無定見ぶりが見て取れる。
「神の7人」だか何だか知らないが、ちゃんちゃら可笑しい。
水着にして映える娘も居ればそうでない娘も居るわけで、一律に水着にひん剥いて一丁上がりってのも下らない。
ムック本に関しては別項で扱うが、昨年よりはマシなものにはなったものの、八大地獄の中で阿鼻地獄から大焦熱地獄に変わった程度の差でしかなく、ヤッツケ仕事のひでぇ出版物である事に変わりは無い。
石黒貴巳に関しては、40位に食い込んだ事どころかポスターから何から全て無かったことにされている。 そう言う本。
「部活のこと」 (松井玲奈)
導入部が酷い。
SKE48で松井珠理奈さんとともにエースとして活躍する松井玲奈さん。 その青春時代は武士道と演劇一色だった。 ここで秘蔵エピソードを初出し大公開する!
齢19の娘の青春が過去のものであるかのような物言いは礼を失している。 「初出し大公開」ってのも日本語としておかしい。
剣道の面白さと、剣道部と言うものの忌まわしさ馬鹿馬鹿しさが活写された聞き書きの内容そのものは実に面白い。
演劇部での話も、SKE48のオーディションと時期が重なり、気もそぞろで稽古に身が入らなかった為に不成功に終わった芝居を、その芝居の質ではなく、賞を取れなかった事を論って責める顧問の物言いからも、やる気のある部活動特有の厭な感じが窺い知れる。
こう言った理不尽を経験してきたからこそ、それ以上に理不尽なSKE48でやって行けるのだと思う。
高橋みなみ
講談社から出る写真集の宣伝としての意味合いが強そうな2ページ9カット。 撮影は藤代冥砂。
大きなリボンを頭に載せ、垢抜けているとは言えない千葉県山武郡とか茨城県猿島郡で流行っていそうな服装の高橋みなみとの、鎌倉への小さな旅と言った趣。
無理に矯めず、高橋みなみらしさを損なわずに撮れており、写真集そものへの購買意欲をそそられる2ページ。
AKB48絡みでは、例のムック本の告知かたがた3ページ、リレー連載は北原里英の回。
きたりえの妄想文学少女道 (第2回)
今回のお題は太宰治。 読ませたのは定番の「人間失格」。 これにあわせた格好をすると土左衛門になってしまうので、絣の着物に赤い前掛け襷がけで、「ダス・ゲマイネ」「魚服記」あたりに出てくる茶店の娘に。
「太宰って?」と言う向きには先ず葉桜と魔笛あたりをお薦めしておく。
私も浪人中に玉川上水っぺりを「ここから入ってここで上がって」と歩いた口なので、北原里英がどう読んだのかに興味があったのだけれど、予想外の切り口乍ら本質はしっかり捉えていて面白く読んだ。
北原里英を饒舌にさせたことで、細居幸次郎による写真も生きた表情になっておりカラー1ページモノクロ2ページと少ないが満足は出来る内容。
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事務所を辞めたのを期にブログの更新を停止し、「おそらく、新しくブログはやりません」と書いていた戸島花が舌の根が乾いたのかアメーバ・ブログにてブログを開設。 細かいことは言わず、素直に喜んでおこうと思う。
とじまはなぶろぐ
とりあへず 期間限定(一ヶ月くらいかな) とのこと。
十月あたり何らかの動きがあるかもしれない。
AKB48絡みでは、巻頭グラビアページの中程に倉持明日香、投稿連載ページに佐藤亜美菜。
厚着をした佐藤亜美菜はモノクロながら訴求力の高い写真。 厚着でこそ映える娘も居る。
倉持明日香
フレンチ・キスからの3号連続グラビアの掉尾、4ページ5カット。 撮影は小塚毅之。
そのスタイルの良さは折り紙付きで、ポージングに関しては悪くないのだけれど、相変わらず表情が一本調子で変化に乏しい。
これはグラビアをどう構成するか考える側の責任でもあるのだけれど、この仕事をしていくなら自分で何とかしなければならない事でもある。
前後のグラビアと見比べると相対的に然程の遜色は無いのだけれど、絶対的なレベルとしては高くない。
巻頭から巻末までブチ抜きでグループアイドル総浚えグラビア。
気になったものを幾つか。
スマイレージ
寺田の悪癖であるどう読むのか判らない表記で始まり、4人揃って同じ髪型だった頃はどうとも思わなかったが、表記が片仮名になり髪型に変化が付けられてから少し興味が湧いてきた。
ショートにしたての頃は違和感もあったが、こっちが慣れた所為か福田花音は見るたびに良くなっている。
夏休み明けの小学生のような小川紗季の黒さも、慣れれば面白い。
bump.y
始まった頃は桜庭ななみにおんぶに抱っこの抱き合わせ商法だと思っていたので印象としては良くなかったが、そうでは無い事がわかって来るとともに見方が変わった。 実に面白い。
クローンと言って良いくらい似ていた松山メアリ以外の4人も慣れれば見分けは付くし、若草物語のような感じでPVも微笑ましい。
文明の利器で見られると思うので、とりあへず見るだけ見ていただきたい。 AKB48がソニーに置き忘れたものも、其処にはある。
ももいろクローバー
相変わらず写真映りの悪い高城れにが哀しい。 他の連中はそれなりに。
有安のジャンプの高さ、動きの激しさの割りに涼しげな表情の早見。
全体的に詰め込みすぎで窮屈ではあるが、表紙に夫々のグループから一番人気では無い娘を引っ張り出すなど、企画としては面白い。
ただまぁグループアイドルだけがアイドルでは無い訳で、この手の企画になると真野恵里菜が常に蚊帳の外ってのが解せないし遣り切れない。 やっている事も目指すところもそう離れては居ないと思うのだが。
ゆきりんの The アイドルクエスト
カラー1ページ、モノクロで対談3ページ。
紆余曲折ありつつも生き抜いてそれなりの位置に居続ける国生さゆりの一と言一と言には、矢張り重みがある。
柏木のプロフィール欄を何気なく見ると
劇場デビュー前に'07年春のツアーに大島優子の代役として出演
の記述。 そう言えばそんな事もあった。
もう一人の抜擢組は今どの空の下。
AKB48絡みは表紙と巻頭グラビアにフレンチ・キス、リレー連載に渡辺麻友。
フレンチ・キス
7ページ21カット、撮影は桑島智輝。
柏木は眩しがりで胴長でX脚、倉持は色気過多で表情が単調、高城は阿呆面になり勝ちで安産型。 三人三様粗は有って、そのうちの何かしらは出てしまうグラビアが多かったのだけれど、今回は最小限に抑えられつつ美点は引き出されている。
柏木由紀はその特質である「柔らかい表情」が引き出されているし、倉持明日香も撮る角度を変えて多様な表情を引き出して貰っている。 高城亜樹は・・・、まぁそれなりに。
まゆゆ漫画家計画
カラー1ページ4カット、モノクロ1ページで製作過程のレポート、更に見開き2ページで渡辺麻友先生の玉稿を掲載。
やりたい事をやらせてもらっている所為か、何時に無く生気に満ち溢れた、「生き物」として写った写真になっている。 これが先ず凄い。
画力は同人作家レベルだが、渡辺麻友のどうかしている部分が生きて面白いものにはなっており、余技としては可也のレベルのもの。
プレゼント用チェキと封入トレカ一覧から。
嗣永桃子のプレゼントチェキが一と際目を惹く。
ももいろクローバーとスマイレージの余白の埋め方が上手くなっているのが面白い。
宮澤佐江
ボーイッシュなものとガーリィなものと極端化させて5ページ6カット、撮影はTANAKA。
極端にしすぎた感は有るが、固定化しつつある宮澤のイメージを壊さずに別の一面も提示しようとする試みは良い。
渡り廊下走り隊
グラビアというより写真付きインタビューと言った趣の2ページ10カット。 撮影は藤丸修。
平嶋夏海の顔も漸く落ち着きつつあり、多田愛佳の顎の線も大人びて来た。 現場の楽しさは伝わる構成。
AKB48(小森美果、梅田彩佳、佐藤すみれ、米沢瑠美、仁藤萌乃)
AKB48からシングルのカップリング曲を歌うアンダーガールズの5人。 撮影は桑島智輝。
小森美果は撮りにくいのがありありと判る一枚。 一寸、怖い。
スタジオの部材や構造物を使って上手く撮っており、撮られ方の上手い佐藤すみれは何時も通りに、あまり上手くない米沢や梅田は何時も以上に綺麗に撮ってもらっている。
仁藤萌乃に至っては空前の出来。 仁藤はブログの文章にも味があるのだけれど、それは別項にて。
AKB48おひとり様(片山陽加)
カラー1ページ、モノクロでも1ページ、更には携帯サイトで毎週更新。 この携帯サイト掲載分が面白いのだけれど、それはまたいずれ。
この連載初のロケは和装にて柴又と浅草で。
ヨーロー堂の店先の浅草ジンタの蓄音機付き自転車の前で佇む片山の図。 嵌っている。
片山は十代にして顔の構成が出来上がっていたので、この先数十年は極端な劣化をしないと思われる。
川口春奈(撮影:藤本和典)
高田里穂 (撮影:長野博文)
Mizca (撮影:藤本和典)
村上友梨 (撮影:西條彰仁)
2ページのグラビアが4本。 高田里穂と村上友梨のものは写真の出来も良いだけに一寸食い足りない。
少女団地 Vol.14 (三吉彩花)
アライテツヤの連載グラビアは今号も2ページ2カット。
団地の建物の描き出すはっきりした直線を上手く組み立ててモデルを配置、浮き立たせている。 上手い。
佐藤千亜妃
屋内と屋外、動かして撮ったカットと止めて撮ったカットを取り混ぜて5ページ7カット、撮影は細居幸次郎。
1ページ目のクローズアップが秀逸。
ピントは薄いが合わせるべきところにきっちり合わせている。
スマイレージステージ (和田彩花)
スマイレージ2ページ連載の初回は和田彩花。 撮影は佐藤裕之。
ピントの厳密さと言う点に於いては困った出来。 動きの少ない被写体をきっちり切った構図で撮った写真で極端にピントを外すってのはいただけない。
道具立ては面白いし、和田彩花の表情も良いだけに惜しい。
鈴木愛理
最新写真集から8ページ9カット。 撮影は西田幸樹。
光が強いカットも、眩しいなりの表情になっており、光を背負わせたり木陰に入れたり秘術を尽くして多彩な表情を引き出せている。
これで曇天だともっと良いのだけれど、世間的には晴れた昼間の写真の方が受けるのだろう。 曇天(雨天)の西田幸樹の写真は実に上手いのだけれど。
真打の長講一席は最後にして、それ以外から。
つぶやきとストリーミングが生み出す「つながるアイドル」
ツイッターと USTREAM を活用するアイドルについての、村山義典による3ページに渡る署名記事。 よく書けている。
客とライターとイベンターの三足の草鞋を器用に履き分ける村山ならではの多面的分析。
連載あれこれ
℃-ute、Berryz工房、AKB48に続き、ももいろクローバーとbump.yの連載もスタート。
モバイルサイトとの連動企画でもあり、ヤッツケ記事にはなっておらず押し並べて良い出来。
大島優子 リアルロングインタビュー
これは買って読んでいただきたい。 大島優子の「なんだそりゃ」と思っていた部分の大半は腑に落ちた。
聞き手と語り手の呼吸の、ピタリ合ったインタビュー。
前半グラビアページは見応えのあるものが並んだが、後半は細切れのものが多く消化不良。 写真の質は高いレベルで安定しており、見るに堪えないものは無かった。
読み物ページは大島優子のインタビューの切り口の鋭さと深さに感服。
1200円と言う価格は雑誌として許容しがたいのだけれど、隔月刊であることと質の高さを考えれば仕方が無いかな・・・とも思う。
内容を確認せずに指名買い出来る数少ないグラビア誌でもあり、なんとか売れて存続していただきたい。
# @香菜 [こういう事なら舌の根は乾いたままでいいですね。 相変わらずの戸島節ですが、そろそろ落ち着いてほしいと思うのは戸島ファ..]
>kamoさん
とりあへず、二つ。
「マネジメント」と言う言葉をどのような意味で使っておられるのか判りませんが、「売り込み」「売り出し」と解釈して話を進めます。
太田プロの意向でやるにしてはやり方が雑に過ぎ、話も大きすぎるあれこれを考えるに、より高次の意思決定であるように私には思われます。 それが一つ。 こちらはどうでも良いこと。
もう一つ書いておきたいのは「だから何だ」と言うこと。
事務所の方針かどうかより、指原がこの先どうなるのかがより重要な問題である訳です。 「根本的属性認識錯誤(ファンダメンタル・アトリビューション・エラー)」だから何なのか。
とまれ、ご自分の言葉と考えでものをお書きになる事をお奨めします。 5点。
表紙と巻頭グラビアに大島優子。
表紙を捲って制服向上委員会の1ページ広告に驚く。
大島優子
表紙+巻頭グラビア、9ページ10カット。 撮影は桑島智輝。
ページを繰って1カット目の見開きから引き込まれる。
例の茶番以来の過酷なスケジュールの所為か、草臥れた感じがそこはかとなく肌や表情に漂うが、元々健康的な印象も無いので然程気にならず、程よいやる気と過不足無い仕事で良いグラビアに仕上がっている。
空色のキャミソールワンピースで撮った3カットが秀逸。
様々な意味において見せず隠さず、意味深長で想像力を掻き立てる。
一と齣に永遠を詰め込んだようなカットが多く、撮りも撮ったり撮られるも撮られたり、ここのところの大島優子のグラビアの中では出色。
松井珠理奈
6ページ6カット、撮影は細居幸次郎。
白いキャミソールワンピースと制服で、夕方から夜に掛けて撮ったもので、大人っぽさに焦点を当てた為かメイクは濃い目だが、笑顔から物憂げな表情まで多彩に。
夕暮れのグラウンドで撮った最初の3ページが良い。
インタビュー迄含めて、松井珠理奈らしさが溢れている。
橋本愛
熊谷貫の撮影で5ページ7カット。
カメラマンが被写体に引き込まれて行って出来た圧巻の7カット。
4ページ目などは写真を見ているだけの私でも、瞳の中に引き込まれるような恐ろしさを感じる。
武井咲
7ページ7カット、撮影は橋本雅司。
写真集からの先行公開。
4カット目のブレボケだが躍動感のある写真と美形感を強調したクローズアップの対比の妙。 水着多めのグラビアだが、凡百の水着グラビアにはなっておらず、面白い。
ももいろクローバー
5ページ24カット、撮影は栗山秀作。
早見・百田、佐々木・有安、高城・玉井で組にして1ページずつ、見開きで細かい写真を散りばめつつインタビュー。
二人ずつ組ませた写真は決め顔で。 細かい写真は学校の休み時間(もしくは放課後)のスナップと言った趣。
アルトリコーダーを持たせるけれど吹かせない、タイガー・ジェット・シンのサーベルのような使い方。 仄めかし以前の、抑制の効いた演出の妙。
カメラマンもモデルも、やるべき事をきっちりやっている良い仕事。
スマイレージ
7ページ7カット、撮影は佐藤裕之。
逆光で背景を白く飛ばしたり、夏らしさを醸す撮影手法が生きている。
撮影協力に木村屋(三崎坂の下あたりからよみせ通りの方に入って行った左っ側の駄菓子屋だと思われる)と安田楠雄邸庭園と有り、諏訪神社の鳥居が写り込んでいる事から見ても、あの辺で撮ったのだろう。
最近は古くて趣のある建て物がどんどん減り、無作法な中高年の路地裏の散歩者が跋扈してきてもいるので、足を運ぶ機会も減ったが、こうして見るとなかなかどうして捨てたものではない。
福田花音の写真。 被写体のブレが吉と出て、切り取った時間にシャッタースピード以上の幅を持たせている。
真野恵里菜
8ページ7カット、見開き1箇所。 撮影はTANAKA。
水着は蛇足であるように思える程、その前後のカットの表情は良い。
曇天乍ら真っ昼間の夏の浜辺での撮影とあって矢張り光は強く、眩しげな表情も多いが、その分夏らしさは出ている。
色々あって時間も精神的なゆとりもあまりないのだけれど、だからこそ見てきた。
美術館ではなく画廊とあって、最大で三桁万円の値札が付いていたり、気圧される部分はあるのだけれど、小品なら私の所得でもなんとかなりそうなものはあった。 とりあへず銅版画集を二冊購入。
私は新しいものをあまり信用していなくて、古典的なものでもやりようによっては質の高いものを生み出せると思っているのだけれど、渡邊さんの絵画や版画は中世から現代までの様々な技法が違和感無く混在しており、実に楽しい。
渡邊榮一展〜少年王國〜 (日動画廊東京本店)
AKB48絡みでは表紙+巻頭グラビアに柏木由紀、投稿連載ページに秋元才加。
投稿連載ページは相変わらず一面的な切り取り方。 既成のイメージの上塗りの繰り返しで、まるで意味が無い。 そこまでして型に填めたいのか、もしくは編集者がただ単に無自覚なバカなのか。
「馬鹿は隣りの火事より怖い」と言ったのは立川談志だったが、秋元才加にしろ指原莉乃にしろ、メディアに殺される危うさをひしひしと感じる。
柏木由紀
7ページ9カット。 撮影は渡辺達生。
ナベプロ所属のAKB48メンバーによるユニット「フレンチ・キス」からの三週連続グラビアの2回目に柏木。 高城亜樹は巻頭グラビアページの中程で割かれた紙幅も少なめであったが、柏木由紀ともなると扱いが違う。
相変わらず光の強い状態で撮っているので眩しがりの柏木らしく死んだ表情も多いが、撮り方に変化を付けて生きた表情もちらほら。 これは柏木ではなく渡辺達生の仕事に係る部分。
柏木由紀と前田・大島との違いは「撮られている」か「撮らせている」か。
今回はキャプションも然程邪魔にはなっておらず、写真の扱いもまぁまぁ良い。 及第点。
じゃんけん選抜と言うイベント自体はどうでも良いのだけれど、インタビューと対談がてんこ盛りだったので買ってみた。
写真は時間との戦いであったことが窺い知れるものが多いが、スタジオ全体を使って変化を付けている。
写真より文字多めなのだけれど、普段は日の当たらないメンバーにも最低1ページは割り当てられているので、下手なガイドブックより人となりは伝わる。
インタビューで興味深かったのは佐藤夏希と菊地あやかのページ。
大部屋感とルサンチマンの香りが漂う情念たっぷりの佐藤夏希と向かい合わせに、色々ありすぎるくらいに色々あった割りに脳天気な菊地あやか。
巻末に小野恵令奈インタビューと回顧写真。
大人になるという事の意味と難しさを噛み締める。
# shamuneko [はじめまして。私もじゃんけん選抜のインタビューで一番おもしろかったのは能天気すぎる菊地と、それからネガティブなのか冷..]
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