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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2009-01-04 日曜の夕方はテレビの前で正座 [長年日記]

_ 年頭の辞

今年は「家で出来る事」、これを最優先にして行こうと思う。
あとは「身の丈に有った行動」。 一回三千円の公演を、月に何度も見る訳にも行かない。
見たい公演に絞ってメールを出し、ハズレたら諦める。
少なくとも三月までは、日曜の夕方はテレビの前に。

_ 早碁!九路マッチ

戸島花の独立後初のレギュラー番組と言う事で、手を洗い口を清めてテレビの前に端座して拝見。

番組は、高杉瑞穂と戸島花がそれぞれ囲碁との馴初めを話したり、高梨聖健八段による囲碁の初歩的な解説が挟まったりしつつ、女流棋士の九路盤対局をじっくりと。

一手10秒、考慮時間は1分×3回。
通常の碁盤の四分の一くらいの面積なので、展開が非常に早く、分かり易い。
序盤の三手目で決まる事もあると高梨八段が語っていた通り、序盤の数手に時間を掛けていたが、そこからが早い。
慎重に行った先手の向井二段が押されるような展開だったが、10手目に後手の巻幡三段が守りに入った所で形勢が変わり、結局向井二段の勝利。
目の数え方や、先手後手のハンデなどの説明が無い為、どっちがどう勝ったのか分かり難くはあるが、多少なりとも碁の知識が有れば楽しめる。
対局中は主に高杉瑞穂が喋って高梨八段の解説が入るのだけれど、たまに喋る戸島は、例えば初手は何処に置くかとか、喰えない一面をチラリと見せる。
目先の石の取り合いに目が行きがちな高杉と、盤面を広く見ている戸島とでは、対局中に驚くところが違うのも面白い。
割と素直に驚いてもいて、そこもまた面白い。

好事家連中の話題となっていた戸島の脚であるが、高杉との対談部分では判り難く言うと「クリスマスがいっぱい」の衣装みたいな大胆に短いスカートで(おそらく)生足、対局時は流石におしとやか目に。

日本棋院とgooの提供だが、番組に挟まるCMは日本棋院の物のみ。 こちらにも戸島。 番組のナレーションも戸島なので、25分番組乍ら何処を切っても戸島が出て来る。

中一の時にふと囲碁がやりたくなり、中ニの時に『ヒカルの碁』で囲碁に興味を持つ生徒が増えたので囲碁部を作って部長になったと話す戸島。
流行に乗せられたのではなく、流行を利用したのだと言う事をさり気なく。

東京体操でもそうだったが、ナレーションは未だ口で喋っている感じで、そこだけが少し気になったけれど、番組そのものが短い事もあり、他に粗らしい粗は見られなかったし、おしとやかなお嬢様然とした立ち居振舞いも崩れず、上手い事猫を被り通していた。
戸島の良いところが出ていると思う。

<参考>
早碁!九路マッチ(番組サイト)
日本棋院サイトの番組に関するページ(番宣動画が見られる)

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第28回

笹公人先生の短歌講座。 先週に引き続き、屋内にて実作。
小林の過去のトンデモエピソードから一首捻り出すのだけれど、目を細めて遠くを見るような体で、絵に描いたような苦吟。

ガチャガチャ当たり企画のボーリング大会で、秋元康本人に「秋元先生によく似てますね」とのたまった件を詠む小林。 そんなことが有ったのか!!と驚く笹先生。
小林画伯描く、良く言えば「アフロカツラを頭に乗せて笑福亭鶴瓶の真似をするエルトン・ジョン」みたいな秋元康像を挟みつつ。 笹先生の「先生」抜きで呼び捨てにしたほうが良いとのアドバイスが有ったり、小林が恐れ戦いて拒否したり。
例に依って、初めは五七五になっておらず、書き直し。 書き直せばとりあへず短歌にはなるので、事に依ると小林先生、こっち方面の才能が本当にあるのかもしれない。

続いて「気持ちが入りやすい題材で」ってんで、「生ハム」で一首。

苦吟はしているのだけれど、コンサート前などの、もう一押しすればくたばりそうな悲惨な表情でも、嫌な事をやらされた時の不貞腐れたような表情でもなく、思考に脳みそが特化した表情。 面白い。
何度やっても一度目は七五調にならないのだけれど、書き直せばちゃんと歌になる。
この生ハムを詠んだ歌は、実に小林らしい味が有り、笹先生も〔香菜 4才〕って事にしたらと条件付乍ら「天才ですよ」と絶賛。 UTB本誌か携帯サイトを参照のこと。
〔香菜 4才〕の部分は閑却して、天才の部分にだけ反応する小林は、さっきまでの苦吟が嘘のように鼻高々。
完全に調子に乗ったところで、次回からは吟行。
1/8更新予定との事。

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2008-12-25 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第27回

笹公人先生の短歌講座も二回目。 いよいよ実作に入るのだけれど、そこは小林なので一筋縄では行かない。

普通はここで朱を入れてしまうのだけれど、笹先生はヒントを与えて書き直させる。
頭抱えて無い知恵絞る小林の写真が面白い。

何度か書き直すと、あら不思議。 小林の視点と思考が純化されて歌になって行く。
有料コンテンツなので引用は控えるが、書き直して行く精錬工程の散文詩のようなものも面白い。

短歌として形になった所で、褒める。 褒めて伸びる小林はそれまでのウンザリ顔から一転して輝く笑顔に。
このあたりが小憎らしい。 憎さ余って可愛さ百倍。

褒められて良い笑顔が出たところで次回へ。

おめでたい小林の連載に相応しく、次回更新は1/1とのこと。

_ 小林香菜「よのなか入門」(UTB本誌連載ページ)

@モバイルの次回更新分から使われるであろう中野ブロードウェーロケの模様も収録。
座学でのこの世の終わりのようなドンヨリ顔と、ロケでのくるくる変わる明るい表情のコントラスト。

小林は小林なので、起承転結の有る長文をものしてその奇矯な思考と視点を分かり易く伝えるのは限りなく不可能に近いが、三十一文字の短詩型にならその欠片を著せるかもしれない。

今回の企画はこれまでの連載の中でも特に面白いし、小林にとっても転機になるかもしれない(していただきたい)。

_ 「短歌」ならぬ「短化」のはなし

「こんなところに戸島花」とか、「こんなところにも戸島花」とか、情報を頂いて確認するたびに驚くのは。

スカートの丈の短さ。

辞めて何かが弾けたのだろうか。
まぁ、丈は短くともガードは堅い、「鉄のスカート」であろうと思われるので、御開帳なんてことは万に一つも無いであろう。

そう言えば、件の囲碁番組。 放送は三月まであるが、番組は五回コッキリのリピート放送とのこと。
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2008-12-23 [長年日記]

_ AKB48 JCBホールコンサート 補遺

佐藤夏希、大学に合格
間繋ぎで野呂から話を振られた佐藤が、大学に合格した事を、大学名を公表しつつ報告。
戸島が「大学の事は訊いてくれるな」と隠蔽して通したのと対照的に大学名を公表した訳だが、その大学に在籍している事をこれから売りにして行く積りなのだろう。

大学名を公表してそれを売りにすると言う事は、学生として学内に居ても私人で居られないと言う事を意味するし、売りにする事によって得られるメリットは有るにしても、デメリットとして様々な悪意に晒される事も甘受しなければならない。
大学名などは調べれば分かる事なのであるが、調べて分かるのと公表するのでは、情報の伝わり方や扱われ方が違う。
佐藤の場合、事務所や大学側が何かしてくれる事は期待できず、様々な悪意と一人で向き合わねばならない。
一寸思慮が浅かったのではないかと思う。

個の責任と組織の責任
誘導のイロハも知らないムクドリを現場に放り出すような業者が一番悪いのは勿論だが、万が一将棋倒しにでもなったら、現場で誘導にあたった人間の責任は免れ得ない。

テレビ屋でも演劇屋でも映画屋でもイベント屋でもそうなのだけれど、その「仕事」が好きなのではなく、その「職業に就いている自分」が好きな連中が少なからず居る。
どんな職業でも、光の当たる部分と光の当たらない部分とをあわせて「仕事」なのだけれど、光の当たらない地味な部分で手を抜く。
そう言うのが上にも下にも居ると、こうなる。

今回のコンサートの人員配置を見ても、外で整理誘導にあたる人間は足りないのに、玄関では人員がダブついており、館内の通路の分かれ目には居ない。
何処に何人必要になるかは、その日その時の状況に依って変わる訳なのだけれど、状況に合わせた人員配置はなされていなかった。

人員配置の計画に柔軟性を持たせていないか、もしくは人員配置の計画そのものが無い。
これは上がオタンコナスである事を意味する。
現場で誘導にあたる人間の頓珍漢ぶりは、前述の通り。
これは下もオタンコナスである事を意味する。

現場指揮官がどうとか、その程度の問題ではない。
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2008-12-20 長い一日 [長年日記]

_ AKB48 JCBホールコンサート「年忘れ感謝祭 シャッフルするぜ、AKB!SKEもよろしくね」

所用を幾つか片付けてから水道橋。
後楽園を彷徨い歩いて、ようやくJCBホールに辿り着くと、既に有象無象が屯している。

コンサートそのものは良かったが、入場時の仕切りの悪さには驚き、呆れた。
先ず、並ぶ場所が判らない。 先に衝いていた友人に電話をして合流して事なきを得たが、一人で行っていたらどうなっていたか・・・。

並んで待っていると、
「通路幅でお並び下さい。」
との指示。
通路を確保して端に並べってのは良く有るが、通路一杯に広がって並べってのは初めて聞いた。
仕方なく通路幅に拡がって待機していると、列が動き始めたのだけれど、動いた先にはそれまでの通路の2/3くらいの幅しかなくて、しかも暗い上に急な階段が待ち受けていた。
指定席の列であり、然程殺気立っても居らず、粛々と進んでいたので目立った混乱は起きなかったが、将棋倒しになる危険性は有った。

漸く入り口まで辿り着いたら、ここに居たスタッフも輪を掛けた頓痴気で、
「ギャラリー席のお客様は、後ろのほうにお並びください」
誰から見て「後ろ」なのか、そいつはどっちを向いているのか。
こう言う誘導のイロハも知らない馬鹿に一人でやらせるってのは、会社ぐるみで無知だからであって、地方都市でこれだと確実に商売上がったりなのだけれど、東京ではイベント屋の絶対数が足りないので、こんな粗悪業者でも商いが成り立ってしまう。
「ギャラリー席のお客様は、建物に向かって右側の壁沿いに、○列でお並びください。」
目標物、位置、方向、列幅(○に入れる数は、玄関の幅やモギリの数によって変える。)を示さなければ、混乱に拍車を掛けるだけで何の意味も無い。
いやまぁ、ひでぇものであった。

そんなこんなで漸く入場。
JCBホールは、左右と後の壁にギャラリー席がへばりついていて、3階の奥の席からでも舞台までは意外に近い。
アリーナ席を見下ろす形になるので、客席のそこここから「人がゴミのようだ。」の声。

影アナは高橋みなみ。 高ぶった感じの上擦った声だったが、怪しい滑舌で分かった。

10分程遅れて開演。

大声ダイヤモンド → ロマンス、イラネ → AKB参上!
一曲目は「大声ダイヤモンド」。
一遍に出てこられると、ぱっと見て分かるのは篠田くらい。 モデル体形の篠田は華やかな空気を身に纏っていて、遠くから群集を見ても一人だけ浮き上がって見える。
小林はNHKホールの時と同じく、頭に蜘蛛の巣をひっ絡ませたようなラメ付きの髪型。
他の人はどうでも、私が群集から小林を捜す一助にはなった。
小林は最前列で重用される訳ではなく、最後列でお茶を挽いている訳でもなく、なんとも中途半端な位置に居るので、意外に捜し難い。

動きを見れば一目瞭然の筈の秋元が見当たらない。
私の目も節穴になったかと愕然としつつ、目を皿にして捜したが、見つからない。
今に到るまで公式発表は無いが、今回のコンサートは休演だったようだ。

「AKB参上!」は、「AKB48」に替わる anthem としての位置付けなのかも知れない。
ソニー時代の楽曲が使い難くなるという大人の事情も有っての事とは思うが、一寸強引に感じる。
曲が終わった後、板野はライトを消し忘れていた。

スカート、ひらり
小野、大島(優)、松井(珠)、小嶋、前田、高橋、渡辺
チームAの連中は、スカートの翻らせ方が控え目。
その中に中西が入ってバッサバッサやりだした時の衝撃を、書いている今思い出した。 あれは驚いた。

渡辺は「背中まで見えた」と最前列で見た友人が驚いていたあのまま豪快に。

大島だけ、スカートの翻らせ方が違う。 回転と膝の伸縮を組み合わせて、大きく優雅に、ひらり。

SKEの松井(珠)は、この後も要所々々で出てくるのだけれど、その度に客席からは大きな声援と大きな溜息とが合い半ば。

投げキッスで撃ち落せ!
仲川、仁藤、野口、宮崎、北原、早野
動きは頭抜けて早野。
顔が大人びて全体のバランスが良くなったので、送り手側も使いやすくなったのでは無いだろうか。

純愛のクレッシェンド
柏木、河西、宮澤
柏木も悪くは無いのだけれど、河西と宮澤の前では一寸霞む。
河西と宮澤で振りの解釈とオカズの入れ方が違うのが面白い。
河西は過剰なくらい煽情的で且つ蠱惑的。

背中から抱きしめて
篠田、倉持、佐藤(由)、川崎、増田、小林、片山
篠田は歌は危なっかしいが、動きは申し分なく、そもそも其処にいるだけで何となく有り難い。
緑襟だっ佐藤(由)と、青襟だった川崎がこの曲を演っているってのが、象徴的。
小林はネタ曲ではなくでも、ちゃんと演れるところを見せていた。 褒めてよいと思う。

7時12分の初恋
渡辺、奥、多田、指原、平嶋
緊張すると申し訳無さそうな顔になる指原が面白い。
パラバラなようでいて、平嶋と渡辺はほぼ動きが合っている。

渚のCHERRY
松井(珠)、早野、仲谷、野口
この曲はオリジナルがそうだったように、前が弱いと面白いのだけれど、送り手がそこを狙ったような人選。
早野と野口が肉感で圧倒し、間奏の下剋上コーナーでは仲谷が良い動き。

MARIA
峯岸、高橋、板野
現代の音響技術の粋を集めて加工したのか、本人が頑張ったのか、峯岸の歌オケが「歌」になっており、驚く。
技巧より声量で勝負するこの曲は、高橋みなみの任に合っていて、見応え聴き応えがあった。 眼福。

Faint
梅田、宮崎、高城
高城はキャリアが浅い割によくやっていると思う。
こう言う曲の「一生懸命な感じ」が厭味無く出せるところが、宮崎の強みだと思う。
梅田だけモノが違う。 同じタイミングで動き出して止まっても、そこに詰まっている物の質と量が違う。

ガラスの I LOVE YOU
渡辺、藤江、小野、多田
藤江だけウエストの位置が違う。 これだけ身長の伸びが足に集中すると、成長痛も大変だったのではないかと思う。
後半の追っ掛けっこが揃わないのを見て、大島優子がこの曲の難しさを語っていたのを思い出した。

君はペガサス
前田(秋元)、小嶋(宮澤)、北原(青)、峯岸(赤)
小嶋が演ると、元がどうでも小嶋の色に染めて出してくる。
前田も最近は負の感情を表に出さなくなり、前田流の動きで押し通している。 それで良いのだと思う。
帽子を目深に被っていて暫く誰だか分からなかったが、ニッと笑った口元で北原である事を確認。

純情主義
板野、宮澤、佐藤(亜)
真ん中で楽しそうに歌っていた板野はさておき、佐藤(亜)は灰汁が抜けて目に優しくなっていたし、宮澤も良かった。
バックダンサーでSKEに行った中西。
ギラギラしたやる気とキレの有る動き。 久し振りに見たが、以前より迫力が増した感じ。 実に良かった。

涙の湘南
大島、佐藤(N)、佐伯、中田、松原
真ん中に佐伯。 AKB48では、常にとは行かないが、偶にこうして努力が報われる事も有る。
姿勢が良く、手足が細くて長い佐伯は衣装も良く似合っていた。
折井や浦野が務めた左端のパートには大島(優)
それが大島にとって良い事なのかどうかは分からないが、大島と関わって何かを掴んだメンバーは多い。
これまで関わる事の少なかったであろう佐伯が、この機会に何かを掴んでくれると良いのだが。

Blue rose
河西野呂、篠田、大島(麻)、小原
誂えたかのように似合っていた篠田。
河西野呂がマイクを蹴り倒し損ねて、舞台下に蹴り落としていた。
小原は良い。 コンサート2本で色々な役割を担わされて、出来る事の幅も拡がったのではないかと思う。(12/23 訂正)

禁じられた2人
柏木(白)、小野(ピンク)
柏木は自分の持ち歌なのでシャッフルになっていないが、相手が小野と言う事で、仲谷が相手のときとは違うものには成っていた。
小野がこの曲を演るのは、河西が長期休演した時以来だと思うが、河西とはまた別趣の「タチの悪さ(いたいけさ)」が出ていた。
科白は旧バージョン。

雨の動物園
松井(珠)→ゾウ、松井(怜)→キリン、米沢→シマウマ、仲谷→パンダ、成瀬→ラクダ、田名部→ライオン、(あと2人居た)
そもそも人数が多い上に被り物なので顔の判別がし難く、その上SKEからも何人か出ていたので、判別するだけで一と苦労。
あたふたしているうちに終ってしまった。

となりのバナナ
大堀、野呂
最年長の二人がネットリと。
ネタ曲でも手を抜かないので、観ていてダレない。
科白と言うか掛け合いの部分は、聞き取れなかった。

おしべとめしべと夜の蝶々
小嶋、前田
小嶋がタチで前田がネコ。 劇場でのこの曲を見た事が無い人には何故客席が盛り上がっているのか判らなかったろうと思うが、面白かった。
ここでも前田は「ネコのパートを割り振られた前田敦子」を演り切っていた。 ここのところ、前田で感心する事が多い。

あなたとクリスマスイブ
高橋、大島(麻)
オリジナルの折井と星野は、細くて優しい声を縒り合わせたような感じだったが、この二人は強くて太い声を重ねた感じ。 これはこれで良かった。

間繋ぎ
峯岸、篠田、大島(優)、柏木、倉持、仁藤指原、高城
古いのから新しいの迄、それぞれの思い出深い衣装を着せて並べて、大島優子主導で間繋ぎ。
懐かしいパーティー公演の「桜の花びらたち」の衣装で出てきた峯岸が、側頭部に巻貝作ったような髪形をして踵で立って、マイク両手で持ってグルグルこねくり回しながら喋っていた頃が嘘のようにふてぶてしく後輩に駄目出し。
出世しましたな。
準備が出来てSKE48を呼び込む。(12/23 訂正)

毒リンゴを食べさせて → SKE48
「SKE48」は、歌詞が「また明日観に来るでしょ?」ではなく「また来週観に来るでしょ?」になっているのに気が付いた。
中西が良い、と言うか面白い。 近ければ毎週観たい。

誕生日の夜 → 未来の果実
チームAが出て来て二曲。
研究生から中塚と高城。 誰かの穴埋めなのか、研究生を入れる前提でやっているのかは判らない。

Two years later → 初日
芝居で休演の浦野の穴埋めで近野。 これは良かった。
膝に何も無い佐伯を久し振りに見た。

シャムネコ → 転がる石になれ
小原と野中が入ってたが、小原はチームKの動きに順応して違和感無く。
秋元休演の情報が出なかったので、ここでも捜しているうちに終ってしまった。
小林の衣装の背中のファスナーが半開きだったのでハラハラしたが、大事には到らず。

Baby! Baby! Baby! → Dear my teacher →BINGO!
A、K、B全員揃って3曲。後には研究生もズラリ。
今日は石田と冨田と、超絶美少女と噂に高い畑山が居なかった。

ひこうき雲 → 会いたかった →夕陽を見ているか?
アイドリング!!!からのビデオメッセージやら新曲告知VTR(小芝居仕立て)が流され、新たに合格した研究生の顔見世(名前等は紹介せず)などが有りつつアンコール。
新研究生の中に、元チームBの菊地が居たようで、一部の客が盛り上がっていた。
曲の途中、階段を駆け上がりつつ屈んで靴紐を直す小林。 直してもその後の動きに支障の無い所を見極めて直すのが小林らしい。

大声ダイヤモンド
最後にもう一度「大声ダイヤモンド」で終演。 いつものように最後の最後まで舞台から客席に礼をして捌けて行く小林を見送って劇場を出た。

_ 訂正

各方面からご指摘を頂いた通りで、2点間違いがありました。
遅くなりましたが訂正してあります。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

# 佐江ちゃんファンです [以前にコメントさせて頂いたものです。 変わらず、いつも楽しく拝見しております。 ところで気になったのですが、 Blu..]

# テッド [入場時のスタッフはひどかった。AKBファンは運営ってこんなもんだと慣れてるからOK?名古屋のSKE48も運営はオタオ..]

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2008-12-18 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第26回

小林のこの連載も、なんだかんだで半年続いている。 ここのところ一寸ダレた感じは有ったが、本日更新分からまた面白くなって来た。

今回から、歌人の笹公人氏を講師に迎えて、小林に短歌を詠ませようと言う壮大且つ無謀な企画がスタート。
手始めに短歌とはどんな物であるか小林に教えて行く。 教材は中高生の詠んだ短歌。

剣道部の夏合宿を詠んだ歌の「小手」が先ずわからない。
「犬の手のことですか?」
それは「お手」だ。
小林にものごとを教えようとするするのは実に々々大変なのであるが、笹先生も例に漏れず、驚愕したり困惑したり。 それでも諦めないのが凄い。
並の高校生になら判り易いであろう笹先生の説明も、マイナス方向に超高校級の小林には通ずる筈も無く。
例に依って小林は馬耳東風を絵に描いたような表情。 顔に「ちんぷんかんぷん」と書いてある。
これがまた味のある顔の写真。

説明を諦めて実作に移る。
最初のお題は、今世界で一番有名であろうと思われるバラク・フセイン・オバマ氏。
しかし見たこともねぇと言い放つ小林。 呆然とする笹先生。
海原お浜・小浜を知らないと言うならまだしも、バラク・オバマを見たこともねぇとは、小林恐るべし。

ここで時間となりまして、笹先生の逆襲が始まる次回更新は12/25(大正天皇祭).
汝臣民喪ニ服シテ待テ。

しかし、先生が笹公人で良かった。 穂村弘だったら困惑したまま終ってしまったかもしれない。

_ 穂村弘で一首

海の生き物って考えてることがわかんないのが多い、蛸 ほか
「手紙魔まみ、夏の引越し」(穂村弘・著/タカノ綾・絵) 所収


2008-12-16 Parerga und Paralipomena [長年日記]

_ 12/7 AKB48 チームK公演(マチネ)補遺

小林と佐藤
「16人姉妹」の後の間繋ぎでのこと。
「彼氏に弁当を作ってきた。 そこで二た言。」とかそんなお題で寸劇。
小林は「中身は冷凍食品だけど・・・」と前置きして「私の心は解凍だから」とか何とか。

例に依って分かり辛いのだけれど、「心が温かいから大丈夫」だと言う事らしい。
然し乍ら、纏めようとした佐藤が「それって『私の心は電子レンジ』って事だよね。」と言ったことから雲行きが怪しくなる。
「全然違う」と小林、松原も同調。

小林が臍を曲げるのも当たり前と言えば当たり前であって、同じようでも「熱で溶ける」のと「熱を加えて溶かす」のとでは「心のありよう」が異なる。
電子レンジは温めるものであって、電子レンジそのものは温かくない。
小林の言はんとした事を感覚的に理解した松原と、理詰めで読み解き損ねた佐藤の違いが出たように思う。

今はどちらも好きだが、最初はどちらも嫌いだった。
二人共あれで精一杯だったのだと思うが、小林の踊りや言動はがさつ過ぎるように感じられたし、佐藤の発する言葉は軽くて間が悪くて耳障りだった。
まぁ、こちらが慣れたのと、あちらが良くなったのとで次第に気にならなくなり、今は楽しく観ている訳だが。

今回の件では、嫌いだった頃の佐藤が一寸出たように感じた。
纏めようとする意識が強すぎて、言葉の撰び方がぞんざいと言うか大雑把と言うか。

小林の発した言葉αは飽くまでもαであって、言い換えは効かないのだけれど、小林の誤用によって意味が通らない場合は、せめてα'くらいで言い換えなければならない。
それを小林の言はんとするところを精査せずにβと言ってしまえば、纏まらなくて当然なのだ。

私は偶にしか観られないので、いつからこうなったのか判らないが、佐藤のこの性急さが小林を頑なにし、小林の頑なさが佐藤をより性急にさせる負の連鎖が有ったのではないかと思う。
優しい松原が間に入っているので破綻はしなかったが、ギスギスした感じが一寸気になった。
(この「ギスギス感」は、他の曲で小林と佐藤が並んだ時にも散見された。)

佐藤は頭も良いし、喋りの間も良くなったが、如何せんフラが無い。
フラと言うのは持って生まれたその人自身が醸す「可笑し味」の事であって、こればかりはどうにもならない。
野呂が無手勝流のようでいて、なんとかその場を纏めたり収めたり出来るのは、間の良さとフラによるところが大きい。

フラが無いならどうするか、巧くなるしかない。
相手の言はんとするところを上手く拾う、もしくは敢へて外す。
馬鹿が服着て歩いてるような(厳密に言うと小林は「馬鹿」ではないのだけれどそれはさておき)小林が投げる、ストライクゾーンの外側にしか来ない頓珍漢な荒れ球を上手く捕れて投げ返せれば、また計算して後ろに逸らせれば、大抵の人間との言葉のキャッチボールは出来る。
遣り難いとは思うが、こんな経験はなかなか出来ない。
これは小林にとっても、感覚の合わない理詰めで物を考える人に自分の考えを伝える訓練になる訳だが。

自己紹介等で仕込んできた話をする時の佐藤は、話の構成も間も良いのだけれど、どうも自分と間の合わない人間と絡むと、佐藤の良さが消えないまでも薄らぐように思う。

しかし、最近の当り障り無さ過ぎて印象の薄い研究生を見るにつけ、必ずしも快くは無かったが見るものに強い印象を与えた初期チームKが、懐かしく思い出される。

_ 12/14 AKB48 チームA公演(ソワレ)補遺

敷布団派
間繋ぎでの意識調査のような物での一とコマ。
板野の仕切りなのでグダグダのダレダレで有ったのだけれど、設問の一つに「敷布団かベッドか?」と言うものがあり、そこだけ妙に面白かった。

パッと二た手に分かれると、敷布団派は佐藤(由)のみ。
布団の良さを力説する佐藤(由)だったが、「ちゃんと畳んでるの?」と訊かれ、一瞬口篭もる。 さては・・・。
「畳んでいる」と強弁していたので、そう言う事にしておく。

「網戸が無い」とか「段ボールで寝ている」とか言われていた頃からすると、布団に寝ていると言うだけでも生活レベルは向上している。
病み上がりと言う事で化粧の乗りも悪く、浮腫んだ感じもしたのだけれど、喋っている分には元気そうで、とりあへず安心した。

死んだ子の歳を数えずに済む
見たい連中がゴッソリ抜けたチームA公演だったが、それなりに楽しんで観る事が出来た。
その大きな理由の一つに、「死んだ子の歳を数えずに済む」と言うのが有る。

これ迄のチームA公演は、誰かが抜ける度に
「宇佐美が残っていたらどこに入るだろうか」
「星野なら、どう歌うだろうか」
「折井ならどんな表情で、浦野ならどんな動きで踊ったろうか」
もう其処には居ない連中に思いを馳せながら観る事が多かった。
然し乍ら、最早新顔の方が多く、寧ろ古株がゲストのように見える構成なので、辞めた連中の事は殆ど頭に浮かばず、思い浮かんだとしても、それは「これでは居場所は無いな・・・」と言う感慨でしか無く、「ここに戸島が居たら」とか「これを駒谷はどう踊るか」とは考えなかった。

我々の読んで来た「チームA」と言う物語は、4thの千秋楽で既に終わっていて、4thリバイバルと言う長すぎたエピローグと、NHKホールコンサートと言う外伝で完結したのだと思う。
今、劇場で行なわれている「チームA公演」は、登場人物が多少被っているだけで話の連続性は無く、全く新しい物語が紡ぎ出されている。
それをこれから楽しく読めるか、砂を噛むような思いで本を閉じるかは、もう終ってしまった物語が心に占める割合によって変わってくると思う。

私ですか? 読みたくない訳では無いけれど、それより囲碁でも始めようかと思っているところです。
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2008-12-14 けしからん [長年日記]

_ 戸島花 出演情報

新春から始まるBS11の囲碁番組「早碁!九路マッチ」の紹介ページが出来ている。
落ち着いて考えなければならない囲碁の番組なのに、戸島のスカートが短すぎる。 けしからん!!
・・・いや、見る側が落ち着けば良いので、長くする必要は無いです。

動く戸島(しかもスカートが短い)が定期的に見られるのも有り難い。
日曜の午後にやる事が出来ると、AKB48からも足を洗いやすくなる。 その点でも有り難い。

_ AKB48 チームA公演(ソワレ)

メール予約6通送って、抽選内で観られるかどうか微妙なキャンセル待ちが一つだけ当たった。 当たったというか、かすったと言うか。
死ぬまでに一度は観ておきたいので、とりあへず指定時間に劇場へ行って見たが、抽選内のキャンセル待ちは29番で打ち止め。
そこで帰った人が多かったのか、番号がポンと飛んで、割と早めに入ることは出來た。
流石に座れはしないし、立ち見も3列目だが、それなりに視界の良いところは確保して、開演待ち。

影アナは、矢鱈つっかえつっかえ、酷い時の中西以上にたどたどしく読んでいたので誰かと思ったら、古参兵の佐藤(由)。 驚いた。

オーバーチュアが終っても幕は閉まっており、ゆるゆると開くと舞台中央に宮崎が一人で立っていて、歌いだすと共に残りの連中がわらわらと出てくる演出。

今日も尾木プロに囲われた三人は休演。 テレビの収録で海外に行っている篠田と、なにやら有るらしい川崎も休み。
古株で出ているのは大島と前田と板野と佐藤(由)。 これに昇格組の藤江、宮崎、佐藤(亜)、北原、中田。 あとは研究生がズラリ。

前田ですら巧く見えるくらい、研究生と古株の力量の差はあるのだけれど、古株には無い初々しさであるとか、生で出たやる気や、懸命さ、ひたむきさが昇格組や研究生には有った。
高城とか北原とか中塚とか、整った顔立ちが似通った連中が似たような髪形をしていて判別しづらいところは、大島と小嶋の区別が付かなかったあの頃のよう。
佐藤(亜)も灰汁が抜けてその中に溶け込んで見えたのだけれど、伊勢うどんのような二の腕で見分けが付いた。

大島は貫禄のある動き。 前田も不安そうな顔は一度も見せず、前田なのに堂々としている。
板野もやりたくない事はやらずに済んでいて、前の方の目立つところで好きなように踊らせて貰っている所為か、不貞腐れたような顔もせず、ダレた動きも無く。
佐藤(由)は、気負いの無い動きと、「クラスメイト」や「帰郷」で見られたカクカクした独特のグルーヴ。 研究生と並ぶと表情に余裕がある。

立ち見でメモなんざ採る余裕も無く、前の人の頭の隙間から観るだけで精一杯だったし、そもそも初見で一曲ごとの印象は書きようも無いのだけれど、全体を通しての感想としては、「隙の無い構成」、これに尽きる。

昇格組と研究生中心に構成された公演に、出演可能な時は忙しい古株が出られるようになっているのだと思う。 誰が出られるようになっても、また出られなくなっても、臨機応変に人員を配置しなおして一定の質で公演を打てるような周到な準備がなされているので、戸島や駒谷のような腕っこきが居なくても何とかなる。

なので、古株の4人がむしろお客さんのような印象。
大日本帝国憲法を改正して出来た日本国憲法が旧憲法の原型を留めていないように、新生チームAも、名前は引き継ぎつつも全く新しいものになっていると考えた方が良さそうだ。

AKB48の顔として、売れてきたメンバーはまだまだ必要だが、売れて来れば劇場公演に出られる頻度は自ずと減る訳で、遅蒔き乍ら(遅きに失したが)その辺りを考えた構成になった。
十八史略にある韓信の嘆き(「狡兎死走狗烹、飛鳥盡良弓藏、敵國破謀臣亡。」)が思い出される。
繰言になるが、あの五人は良い時期に辞めたと思う。

間繋ぎの喋りになると、大島親分は誰も止める(止められる)人間が居ないので遣りたい放題。
板野もまた然り。
この辺りだけは構成上如何なものかと思う。
そんな中、前田の落ち着きぶりが目に付いた。
Nes spe nec metu.

昇格組で目に付いたのは藤江。 背が、と言うか、脚が伸びてウエストの位置が高くなり、見違えて綺麗になっていたし、動きも美しかった。
北原は、高城と見分けが付き難いが、並ぶと分かる。 動きに一日の長。

小原は古株組と並んでも遜色無い動き。 なんで昇格させないのか理解に苦しむ。
藤本は小さいので他の連中と並ぶと縮尺が狂った感じになるが、それは歳の割に大人びた艶のある動きだからで、増山や奥の小学生時代とはまた別趣の良さがある。
鈴木と近野の仕事師っぷりには感心した。 良くやっていると思う。

研究生はバックダンサー要員としても何人か。
大家と冨田が良い動き。
特に大家は情緒には欠けるが、見ていて楽しくなる明るさがある。
村中は如何にも地味で、動きにも特徴は無いのだけれど、存在そのものに何とも言えない味がある。

今日一番驚いたのは藤江。 実に良かった。


2008-12-12 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第25回

間繋ぎ企画も佳境。 久々に自信満々の小林による小論文。

編集氏に「短歌とか俳句とかって知ってます?」と訊かれた小林先生、小論文が書けると言い出す。
「小論文が書ける」である、「小籠包が食べられる」では無い。

小論文が得意な倉持に小論文とは何であるかざっくり聞いて、それなら自分でも書けると思ったようだ。

頬杖つきながらサラサラっと書いた小論文(・・・のようなもの)の小林的、あまりに小林的な出来栄えは、是非ご自分でご確認を。

それにしても

ひとがやっているのを見ると、自分でもやってみたくなる

うろ覚えで真似をする

失敗する


落語の登場人物を地で行く小林。
次回更新は12/18予定とのこと。


2008-12-11 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第24回

前回に続いての粘土工作。
やる気が無いのではなく、そもそも体調が悪いようにも見え、表情の種類も心なしか少ないような。

いつもの破滅的な破壊力のあるボケは見られず、小林の作り出す粘土工作は投げ遣りといえば投げ遣りで、ネタとしての面白みは薄いのだけれど、箱庭療法的観点から見ると、この時期の小林の抱えていた懊悩が垣間見られる。
親指大のおにぎりは、何を象徴しているのだろう。

新ネタに突入する次回更新は明けて今日。

_ 不足

大江と駒谷と成田は、ブログが始まった。
成田と駒谷のは安心して読めるが、大江の明るすぎる文章が、却って私を不安にさせる。
読むとあの澄んだ声が頭に響くような、語るが如き中西の文章も読みたいが、何よりあの回りくどく判りづらい、20度動いたと思ったら水面下で720度(二た周り逡巡)動いていたのが通読して三読して漸く判るような戸島の文章が、私は読みたい。
劇場で見られないなら、せめてブログを。

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2008-12-09 ダイヤモンド [長年日記]

_ 東京タワーの新ライトアップ

12/1から、東京タワーのライトアップに新しいものが加わった。
冬仕様の暖色の照明が、
期間・時間限定でダイヤモンド・ヴェールというものに切り替わる。

特別展望台から上は蝋燭の炎のように、そこから下はダイヤモンドを散りばめたように。

大門の駅前辺りでも、写真を撮る人が多く見られた。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 12/5)

昼過ぎから夕方に掛けての荒天が嘘のように晴れた空。 新ライトアップとクリスマスツリーの相乗効果で、割と人出は多く。
そんなこともあってか、ジュークボックスリクエストは早々と〆切り。
リクエストに添えられた「NHKのニュースで折井を見た」と言うメッセージから、夜景検定を受けた話。
「東京タワーのイメージガールなんだから」と、周りから勧められて受けてみたものの、実に難しかったそうで、12月中旬には結果が出るそうだが
「慰めてください」
とのこと。
そうこうしている内に8時になり、ライトアップが切り替わると、下から照らしていたライトが消えて、展望台の中も仄暗く。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、クリスマス迄の限定メニューである「ベーリーベリークリスマス」と言うパフェを注文。 イチゴゼリーとコンデンスミルクの上にソフトクリーム。 ベリーとアラザン(砂糖の表面を銀箔で覆ったもの)が散りばめられて、ハート型の最中が飾られている。
曲が掛かっている間にモリモリ食べていたが、曲が終ると何事も無かったかかのように喋っていた。

終了後、急いで捌けて行ったが、ブログによると自主練習をしていたようだ。
顔は少し痩せたようにも見えるのだけれど、窶れた感じは無く、表情も明るいし目に力がある。
忙しいなりに充実しているのだろう。

_ 折井の口調

芝居で場数を踏んだ効果として、喋りに緩急強弱がついてきた。
口癖としては、話の終わりに
「〜して下っサイッ!!」
話を切り替える時の接頭語として
「サアッ!!」
喋りに「型」が出来てきたのだと思う。 この間に、次に喋る事を考えている。

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2008-12-07 百回目だが三回目 [長年日記]

_ AKB48 チームK公演(マチネ)

久し振りに当たったので行ってきた。
今日は盲腸で大島が、蹴鞠で河西が休演。 全体曲のみ仁藤が客演。
入場は籤運良く早めに呼ばれて、柱際で死角はありつつも二列目。 「見渡せる」より「近い」を採ってみた。 メモは採らずに観る事に集中。
始めの四曲で、ざっと全体を見渡す。

ゆる巻きにした髪をバッサバッサと連獅子のように振り回して踊る野呂。 腹の出る衣装になるとびっくりするくらいナニがアレなのだけれど、激しく動いても流れないしブレない。

ドラマの役の所為か黒髪を長めに伸ばした宮澤。
重心の高さを生かした華麗な動き。 表情にも隙が無い。
ウエストが前後方向に細くて驚く。

髪を短くしてからの成瀬は集団に埋没しなくなった。 パッと目に付く。
手足が長くて、大きく綺麗な動きなのだけれど、立った時の重心が踵寄りなので、一寸腰が引けていて、首から上が前に出てしまう。
秋元のように、足の指で地面を掴むように立つと、立ち姿がより美しくなるのではないかと思う。

その秋元。 過剰に凛々しくて怖いくらい。 どこに居ても分かる存在感は流石。

顔が大人びてきた早野。 顎のラインがすっきり。

前髪をつくって、シャギーを入れたロングのストレートにした奥が凄い。
なんだこりゃ。

仁藤はソツ無くこなしているが、チームKに混じると周りが凄すぎるので線の細さが目に付く。

小林が色々な意味で大人になってきていた。
コンサート前後の大凹み期はとりあへず脱したようで、明るい表情も見られた。

リターンマッチ
椅子の扱いが自然になっていた。 椅子の扱いもそうだが、さり気なく高度な事をやっている。
秋元と梅田が対になって□と△、野呂と成瀬が対になって○と|。

初恋泥棒
海外ロケから帰ってきて喉を傷めた小野は、口パクに近い状態なのだけれど、歌っている所作に説得力があるので、あまり気にならない。
元々トランジスタな早野と、身体つきも大人びてきた奥との間で、時間が止まったような小野の奇跡。

ごめんね ジュエル
初めは耳に馴染まなかったが、今はこのセットリストの中で一番好きな曲。
宮澤が良い。
バックダンサーで研究生が出てきたが、村中の地味そうでいて仄かに光を放っている感じが興味深かった。
鈴木は今日も地味なんだが、良い仕事だった。 安心して見ていられる。
鈴木のような地味に公演を支えるタイプの娘は、判り易い可愛らしさに喰い付く客が多い現在のAKB48ではなかなか報われないのだけれど、ここでつけた地力は先々必ず役に立つので、腐らずに前に進んで欲しい。
大家は、どこに居ても(たとえ後ろの端のほうで踊っていても)大家だと分かるし、観ているものを楽しい気分にさせてくれる。

おしべとめしべと夜の蝶々
河西の代役で成瀬。
あれで意外とグラマーな河西の衣装を着ると、成瀬のツルペタ加減が際立つ。
そこに大堀がネットリ絡むので、より一層背徳の薫りが。

16人姉妹の歌
小林の、小林による、小林の爲の曲。
しかし、この曲で一番得をしているのは佐藤だと思う。
根多を作る力はあるが、状況に応じた対応力に課題のある佐藤にとって、全て勘で動いているイレギュラーの塊である小林の相手をすると言う事は、これ以上無いくらいの良い修行になる。
少なくとも85%くらいは「優しさ」で出来ている松原がクッションになってくれるので、纏まらない時でも纏まらないなりに軟着陸させる事が出来る。

メロスの道
仁藤が、振り付けの中でしっかりドツきドツかれていた。

_ 一騎当千

高度な事をさり気なくやるのがチームKの凄さなのだけれど、結構激しく歌って踊った後に、平然と間繋ぎMCを始める宮澤。


2008-11-29 [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ の概要

今回は早めに着いたので現場の写真を撮ってきた(※イベント中は撮影禁止)
Club 333 Night View DJ は、毎週金曜の夜(繁忙期には休止することもある)に、19:30から21:00まで、東京タワー大展望台一階で行なわれるDJイベント。
その年の「東京タワー・イメージガール」が担当し、「夜景に似合う曲」を掛けたり、その日展望台へ来たお客さんからリクエストされた曲を掛けたり、リクエストに添えられたメッセージを読んだり。


東京タワー大展望台一階の東南面に設えられた特設ステージ。


イベント中には、テーブルの上に東京タワーのイメージキャラクターであるノッポン兄弟のぬいぐるみが置かれる。


ステージ右側の机には、「ジュークボックスリクエスト」のリクエスト曲一覧のファイル(洋楽と邦楽に分かれている)が置かれ、その横にはリクエスト用紙と鉛筆、投票箱。
早い日は八時前に締め切られてしまう事も有るので、リクエストをされる方はお早めに。
エレベーターの発着に合わせて客が波のように満ちたり引いたりするので、リクエストの机付近が混み合うこともある。
リクエスト曲一覧のファイルから曲番号だけ拾って、リクエストそのものは窓際に持っていって書くのが吉。

椅子などは置かれないので、イベントは窓際で立って観ることになる。


タワーの足元には、都内最大級のクリスマスツリー。
東京タワーの営業は10時で終了だが、ツリーと周辺のイルミネーションは12時まで点灯しているとのこと。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 11/28)

もうすぐ師走。 増上寺の脇の道の桜紅葉もすっかり散って、枝の向こうに東京タワー。

世間も給料日を過ぎた所為か、なかなかの盛況。 リクエストは8時前に〆切り。

ブログを見ると仕事が立て込んでいる上に舞台の初日が迫っていて、疲れが顔に出ている感じ。 珍しく読み間違いも多かったが、言葉に詰まるような事は無かった。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「クリーム白玉ぜんざいにしようか悩んだけれど・・・」と前置きをしつつ、ホットミルク。
いつもは半量程度しか入れないガムシロップを今日は殆ど入れていたので、矢張り疲れているのかもしれないが、表情は明るく、忙しいなりに充実した毎日を送っているように見受けられた。

デザイナーを目指して上京した人のリクエストに「金欠で帰れないので東京で新年を迎えます」的な事が書いてあって、そこから三年前に東京で年を越した話など。
中西と一緒に迎えた正月の事だろうと思うが、大晦日までお台場のイベントと劇場公演があり、新年も三日からお台場でイベントだったから、確かに帰郷している時間はなかった。

毎週のように観ていると、流石に特記事項も無いのだけれど、安定して良い仕事をしている。

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2008-11-28 [長年日記]

_ 寝て曜日

チームB公演も、謝恩会も、ことごとくハズレ。
溜まっていた書き物をして過ごす事にする。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 11/21)

先週が特別だったのか、幾分人は少なめ。 それでも20:00過ぎにはリクエストが締め切られていたので、それなりに。
空気が澄んで来て、夜景も遠くまで。 漱石の「三四郎」だったか、歩いても歩いても東京が終らないなんてくだりがあったのを思い出す。

リクエストで掛かる曲は例に依ってベタなものが多いのだけれど、其の間に掛かるミズノ氏の選曲が良い。 今日はエルトン・ジョンの「タイニー・ダンサー」が掛かっていた>

折井のお奨めの一曲は、中島美嘉の「雪の華」。
カラオケで歌うとかそんな話になり、「男性から女性へ問い掛けるような歌詞なので、男性が歌うのもアリかも」とミズノ氏。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、ホットミルクを。

リクエストで、ナット・キング・コールの「LOVE」。
"very very very extraordinary" と言う歌詞が、耳に残った。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第23回

間繋ぎ企画に新展開。 今回から紙粘土工作。

不審そうに粘土のニオイを嗅ぐ小林。 顔絵と同日に纏めてドン!だったらしく、相変わらずアンニュイな表情(良く言えば)で粘土をコネコネ。

「好きな動物」と言うお題で小林が作ったのは「雪だるま」
「雪だるま」が動物なのかと言う問題はさておき、黄色と青のスヱーデン国旗の色で作ったことに感心。
そう、時代は北欧ですよ。 バニラビーンズですよ。

次回「紙ねんど編 後半」は、12/4更新予定との事。

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2008-11-27 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第22回

小林の顔絵大会も終盤。 成瀬、野呂、早野、増田、松原、宮澤が血祭りに。

成瀬は棒のように長い手足を表現しようとする意思はなんとなく感じられて、似ては居ないが意図するところはわからんでもない。
外見は大人だが、一緒に居ると凄いコドモなどと、よりによって小林に言われてしまう成瀬。

野呂も巻き髪クルクルであることは伝わってくる。 小林の描く絵は、一点集中で説明的なのでそれ以外がテキトー過ぎる為に非常にわかりにくい。
本人も自覚しているらしく名札を付けて誤魔化そうとするのだけれど、名札に書く漢字がまたテキトーなので、どこをどう突っ込んで良いのやら。

早野はお菓子とか大学芋をくれるらしい。
餌付けして小林を手なずける早野を想像。

絵としての面白みは薄かったが、編集氏とのやりとりは面白い。

最後に小林的自画像を手に微笑むの図。
これは良い出来だった。

次回更新は、27日とのこと。 ・・・って明けて今日だよ。
下書きはしていたのだけれど、コンサートで虚脱してしまって、どうもやる気が・・・。

_ コンサートでの小林

頭に何かくっついていて、どこか変なところに潜り込んで蜘蛛の巣にでも絡まったのかと思ったら、目立つ為に髪にラメを付けたそうで。
確かに目立ってはいた。

コンサートの最中は泣いていないように見えたので感心していたが、やはり裏では泣いていたらしい。
それでも取り乱したところを客に見せなかったってのは褒めてよいと思う。

戸島と顔を見合わせて肯きあっていたのは、「泣くなよ!」って事だったのかもしれない。

ここ数回の「よのなか入門」では、何時に無く・・・と言うか、いつも以上に集中力が切れやすくて、読みながら首を傾げていたのだけれど、あのコンサートを見ると、何時もと違うことが有り過ぎてシングルタスクな小林の脳が飽和して雲丹になっていたであろうことは想像できるので、許せる気分にはなってきた。

ただ、テレビのレギュラーを持っているメンバーは居ても、AKB48としてでは無く個人で雑誌の連載を持っているのは小林只一人である訳だし、このチャンスを上手く生かして次に繋げて欲しいと私は思っている。


2008-11-23 さよならコンサート [長年日記]

_ AKB48コンサート「まさか、このコンサートの音源は流出しないよね?」於:NHKホール

17:00開場と言う事で、少し早めに開場へ。
時間になっても動きが無いので玄関辺りまで見に行くと、あろうことかNHKの本館側に入場列が出来ている。
並んでは見たものの、玄関まで来たら門の前からもなし崩し的に横から。
まぁ指定席だし、私はグッズ販売には興味が無いから良いものの、館内にはグッズ販売の順番待ちの行列が出来ていた訳で、入場整理に人数が裂かれていなかったのはいただけない。

席に座ってぼーっとしていると、影アナで注意事項など。
担当は劇場支配人の戸賀崎氏で、客は軽くブーイング。 相変わらず余計な入れ事が多すぎる。

18:00を少し過ぎて開演。 口開けは

Dreamin’ girls
暗がりにスモークで、誰が誰やら判らぬまま二曲目へ。

ビバ!ハリケーン → 夢を死なせるわけにいかない
曲の途中で擦れ違いざまに顔を見合わせて頷き合う小林と戸島。
ここ一と月ばかりドラマ収録に明け暮れて、歌ったり踊ったりする仕事から離れていた高橋みなみが、いつもと変わらぬ質の高い動き。 高橋は喋る部分も含めて、終始良かった。

3曲終わって全体MC。 何人かそそくさと捌けて行ったが、戸島が居なくなったのは見えたが、人数が多過ぎて把握しきれない。

チームBの連中が声優として出た麻雀ゲームがさっぱり売れていないらしいと浦野を苛める野呂。 ヒールとしては良い仕事。
チームBだと怖いもの無しで遣りたい放題の浦野も、ここではタジタジ。

間繋ぎが終ってユニットコーナー。

クラスメイト
駒谷、成田、中西、戸島、大江
今日で辞めていく5人でこの曲。
さらっと鼓膜を撫でて行くような中西の声と、ねっとり絡み付くような戸島の声の対比の妙。
あの頃は妙にオカズが多く、やる気に満ち溢れすぎた歌い方をしていて、「ザトペック唱法」などと(私が)陰口を叩いていたコマタニは、抑制の利いた美しい動きになっていた。
出来ればフルコーラス聴きたかったが、まぁ仕方が無い。

Bye Bye Bye
小嶋、峯岸、高橋
ドラマ収録で時間の取れなかったこの三人は演り慣れた曲。
三人共、特に小嶋は実に楽しそう。 やりたい事が出来る喜びが溢れていた。

Bird
指原、板野、北原
脇の二人は踊っているだけで、ほぼ板野が歌っていた。
左側が誰だか判らなかったが、横を向いたときに首から上が心持ち前にせり出していたので指原だと判った。
北原は、相変わらずソツの無い動きだが、表情の幅は確実に拡がっている。
このまま便利屋にされない事を祈る。

僕とジュリエットとジェットコースター
小野、早野、藤江
早野はこう言うのを演らせると矢張り巧い。
小野もやらせれば何でもこなす印象が有るが、藤江が思った以上に出来ていて驚いた。

パジャマドライブ
梅田、前田、小林
前半小林がガチガチだった謎が解けた。
世間的には前田が重要なのだと思うが、私にとっては小林がユニットコーナーで出てくる事の方がより重要なので、敢えて前田は閑却して小林を目で追う。
小林は大きく美しい動き。 表情が硬かった事以外は貶すところも無く、よく出来ていた。
小林評でこんな事を書ける日が来るとは・・・。 一寸泣けた。
誰かが辞めるなんて日には、最初から最後迄泣き通しだったことすらある小林が、多少表情が硬い部分は有りつつも、ちゃんと泣かずに歌って踊っていたのには感心した。

嘆きのフィギュア
宮崎、仁藤、中田、奥
兎に角、圧倒的、あまりに圧倒的な奥の美形感に唸る。
義務感で仁藤の動きが良かったのは辛うじて確認。

君はペガサス
浦野、増田、高城、佐藤(亜)
オリジナルが凄すぎたので、秋元のパートになった高城は格落ち感が有ったが、浦野と増田は実に良かった。
佐藤(亜)も動きは悪くなかったが、声が異質すぎて浮いてしまっていた。 この声も合った曲だと心地良いのだが。

てもでもの涙
大島(麻)、篠田
忙しい二人には振り付けか簡単な曲と言う事なのか、スタンドマイク二本でほぼ立ちっぱなしのこの曲。
大島の歌は大島らしく力押しな感じで良かったが、篠田の歌オケがエフェクト掛けすぎで物凄い事になっていた。
篠田の歌が如何にアレでも、ここまでやるのは篠田に対しても失礼なのではなかろうか。

ガラスの I LOVE YOU
宮澤、川崎、大島(優)、倉持
大島は流石の動き。 宮澤は合わないんじゃないかと思ったが、さにあらず。 可愛く歌って踊っていた。
スカートが翻ると頑健な脚が出てくるのはご愛嬌。

となりのバナナ
渡辺、多田
二人とも「おりこう」なので(渡辺は「どうかしている」が「バカ」ではない)、オリジナルの破滅的な面白さは無かったが、渡辺と多田の振り付けの解釈の微妙な違いは面白かった。
科白部分は肝心の落ちのところが聞き取れず消化不良。 音響が良い筈のNHKホールだが、音響に関しては首を傾げざるを得ない事がこの他にも有った。

ごめんね ジュエル
柏木、平嶋、仲川、仲谷
顔と髪型で誰だか判らなかったが、動きで仲谷だと判った。
バックダンサーも研究生ではなく、チームBの連中だった。

鏡の中のジャンヌ・ダルク
秋元、松原、野呂、佐藤(N)、成瀬
こう言う「荒事」を演らせたら、矢張り秋元の独壇場。
脇を固めるのも動ける連中なので、実に見事。
ユニットコーナーは総じて良く出来ていたが、本家以上だったのはこれだけ。
欲を言えば旗を振り回す秋元も見たかった。

おしべとめしべと夜の蝶々
大堀、河西
見に行った女子の友人が「蛇女」と評した大堀の大仰な科白廻しは相変わらずだったが、河西が茶々を入れる小芝居が入っていたので、いつもよりは軽め。
私が観に行けるときは大抵河西が休みなので、久し振りにこの曲の河西を見たが、相手に合わせて自分の仕事をし、そうする事で更に相手の持ち味を引き出している。
歌い終えてクネクネ絡み合いつつ捌けていき、河西が大堀の衣装を剥ぎ取って早替わり。

甘い股関節
貝殻ビキニでクネクネと大堀。
この人は実に良く身体の手入れをしているので、身体の線も肌も実に綺麗。
やっている事は夜のそれなのだけれど、この人そのものの雰囲気は昼。 白いエロス。

ユニットはこれでお仕舞い、チームBの連中が出て来て、暫し間繋ぎ。
佐伯が片膝だけハイソックスで隠していたので、了解する。

初日 → 水夫は嵐に夢を見る

入れ替わりでチームK

メロスの道 → 転がる石になれ
チームKの色の良く出た二曲。
振り付けの中で突き飛ばしたりする部分で、変な遠慮無しにちゃんと突き飛ばしているし、移動中にぶつかっても動じない。
ユニットが終って、小林も生き返った感じ。
秋元は今日も良い仕事なのだが、メイクと髪型が些か「カッコイイ」に振られ過ぎていて、一寸どころか大分怖い。
入れ替わりでチームA

Dear my teacher → 僕の太陽
Dear my teacherで泣く。 出来れば2コーラス目の成田のソロパートで一緒に傾きたかった。
並んだ板野と峯岸の間を割ってコマタニが出てくるところで、「あー、PVだとここでカットが切り替わってコマタニが隠蔽されるんだったな・・・」と感慨に耽る。
続けて僕の太陽、戸島は今日も過不足なく良い動き。 楷書の芸。

間繋ぎで、大島優子仕切りの「AKB48意識調査」。 楽屋で書かされたアンケートを元にあれこれ。
ここでも守勢に周る浦野が面白い。

SKE48が呼び込まれて

スカート、ひらり → SKE48
一階席で踊り狂っていた連中も、初期の曲は知らないらしく、一寸大人しめ。
中西がギラギラしていて安心した。
AKB48の連中が最後に合流して

ロマンス、イラネ → ひこうき雲 → BINGO!

全員一旦捌けてアンコールへ。

会いたかった
曲中、戸島が客席に深々と一礼

AKB参上
チームAの5thは観ていないので初見。
リストバンドにLEDライトを付けて、月蝕歌劇団のような演出。
曲の途中で点けたり消したり、光を集めたり分散させたりするとより効果が高まるのだけれど、そこまでは無理か。

桜の花びらたち
いやまぁ、涙と鼻水でずるずるに成りながら観ていた訳で、この曲でも「涙滂沱たり」てな感じだったのだけれど、ふと一階席を見るとあまり踊ってない。
「あー、こうなっちゃったんだな」と思ったら、余計に泣けてきた。

青空のそばにいて
舞台上段、巨大モニターの前に白い衣装でコマタニ、成田、中西、戸島、大江。
1コーラス終わったところで、5人から挨拶。
それぞれ「らしさ」の出た挨拶だった。
終始冷静なようでいて、相応しい言葉が見つけられずに狼狽える戸島。
だらだら話しているようでいて、言うべき事はきちんと言い切る駒谷。
空気と会話する大江。
声が裏返りかける成田。
どこまでも「お味噌汁」な中西。

挨拶が済んだところで、2コーラス目から最後まで。
気が付いたら出ていないと思っていた佐藤(由)が居た。

高橋みなみから今後の展開について発表があったりしつつ、最後は

大声ダイヤモンド
モニターではSKE48の松井(大人の事情に翻弄される11歳)が大写しになっていたらしいが、私は双眼鏡で小林と戸島を見ていた。
曲の最後で盛大にチャフが撒かれて終演。

捌けて行く戸島が、舞台袖で立ち止まり、再び客席に深々と一礼。

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2008-11-17 [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 11/14)

書き掛けで塩漬けになっていた。

世界糖尿病デーの啓発の為、今日に限って青のライトアップ。
通常はタワーの脚の部分に取り付けられたライトで下から照らし出されるのだけれど、今日は少し離れたところから専用の投光機で心持ち斜めから。
角度が浅いので、展望台の奥のほうの天井まで青く照らし出され、いつもとは違う雰囲気。

クリスマスツリーやそれに付随する電飾に誘われてか、東京タワーを訪れる人はかなり多く、展望台の入場券を求める人の列は私が帰路についた9時半頃でも結構な長さだった。

私は例に依って割引入場券を予め購入しておいたので、するっとエレベーターに乗り、七時半前には展望台へ。
急に寒くなった所為か、展望台の中は押入れから出した冬物の匂いが漂い、冬の到来を鼻で感じる。

先週は風邪で休んだ折井も、ほぼ本復したらしく、少々鼻声ではあったが喋りはいつも以上に快調。
マイクの高さや角度の調整を手早く済ませられるようになっていて感心。 折井の中で基準が出来ているのだと思う。

以前はDJミズノ氏に話を膨らませてもらっていたようなところがあったが、最近はミズノ氏を使って話を膨らませたり、喋りに関しては折井のペースで動いている。

入場者が多いと言う事は即ちリクエストを書いていく人が多いと言う事であり、いつもより早く、8時には締め切り。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「温かいココアは家でも作れるけれど、冷たいココアは作れない」なんて話をしつつ、今週もアイスココア。
食べ物・飲み物の話になると饒舌になるDJミズノ氏が愉快。

今日もあっという間に届いたアイスココアにガムシロップを垂らし、ストローで軽くステアしてから口に運び、一と口飲んで目を見張りつつ満足げに頷くさまが微笑ましい。

_ 小林香菜「よのなか入門」を振り返る

アップトゥボーイ本誌とワニブックス@モバイルとの連動企画になっている、小林の「よのなか入門」も、アップトゥボーイ本誌で3号、ワニブックス@モバイルは21回。
初めはどうなるかと思ったが、何とか続いている。

連載開始当初は表情も硬く、指示されたポーズでぎこちなく写っていたが、慣れるに從って(丁度「ニョキ!!」が出現した頃から)表情も柔らかくなり、自然に出た喜怒哀楽が写真に写るようになって来た。
小林の顔は pretty より funny 寄りなので、取り澄ました顔より感情の乗った顔の方が、個性がより良く出ると思うのだけれど、この連載の写真は小林の可愛い表情から何とも言えない表情まで、さまざまな小林が見られる。
これを見られるだけでも、それなりの価値は有ると思う。

読者の興味を惹く為、構成上小林のオタンコナスな部分が多く取り上げられるのだけれど、その隙間々々に、小林の特異な思考と物事の捉え方が出ているのも面白い。

本を読まず、テレビも見無い小林は、余計な情報を持たない分、物事の本質を捉えたような鋭い発言をする事がある。
それが良く出ていたのが小林的宇宙観を語った回だったのだれど、こうした自然科学と哲学の境目の領域にある事柄を語らせると、我々が見落としている何かが見えて来るように思う。

直近の間繋ぎ企画で行なわれて居る似顔絵も、絵としての出来は褒められたものではないけれど、メンバーそれぞれの月旦まで含めて見ると、小林の直覚力が出ている。
例えば、奥を評して「仲いいですよ。 頭がいい子ですね〜」
頭が良いと小林とは話が合わないのではないかと疑義を呈する編集氏に小林先生答へて曰く、頭が良いから、小林の言葉足らずな説明でもソコソコ分かる。 分からないところは小林に質問し、確認するから話が通ずる。
勘で生きる小林を理詰めで読み解く奥。
エピクロスとゼノンは、実は仲が良かったなんて話を思い出す。

兎に角、長く続いて欲しい連載である。

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2008-11-13 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第21回

小林の連載も、回を重ねて21回。 先週に引き続き顔絵大会。
今回もチームKの中から6人が俎上に。
五十音順に奥、小野、大島、倉持、河西、佐藤。
奥、小野、大島辺りまでは良かったが、それ以降は集中力とやる気が枯渇して絵もテキトーどころの騒ぎでは無いくらいの代物に。
描いた絵も凄いが、それ以上に小林が居直り、不貞腐れて行くさまを撮った写真が凄い。
こんな活きた(そして死んだ)表情は、雑誌のオマケのニコパチ写真では勿論、流石に劇場でも見られない。

小林に「よのなか」と言うものを教える筈の企画が、いつの間にか小林みたいなアンポンタンを操って連載を成立させねばならない編集氏が、世の不条理を身を以って知る企画になりつつある。
嗚呼、人生不可解。

しかし、大堀が月月火水木金金で血の汗流してCDを売り歩いているさなかに、似顔絵九人分で捨て鉢に成っているってのも、良くも悪くも小林香菜の小林香菜たるところではある。

_ 「なんでも出来ちゃう人」

大島の顔絵に小林が書き込んだキャッフレーズのようなものが「なんでも出来ちゃう人」。
素直な感嘆。


2008-11-12 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第20回

「〜秋のロマンチック間繋ぎ編〜」と題して、先週に引き続きヒマネタのお絵描き企画。
今週からチームKのメンバーの顔絵大会。 似ているから「似顔絵」なので、説明が付かないと誰だか判らない小林画伯の作品は顔絵。

先ず血祭りに挙げられたのは秋元と梅田と大堀。 秋元の顔に妙に皺が多いんだが、これは秋元の彫りの深さを表現する為のものらしい。
梅田の周りは農薬で背骨の曲がったおたまじゃくし見たようなのに取り巻かれていて、何かと思ったら八分音符。
フトゥリズモとキュビスムとシュルレアリスムを足して四で割った余りみたいな、なんとも言えない作風に唸る。

小林が只のオタンコナスでは無いのは、それぞれにそれらしいキャッチフレーズ・・・のようなものを付けているところ。
梅田は「平成のおどり子」、大堀は「アメブロおうじょ」。 秋元に付けられた「やさしいふっきん」ってのは秀逸だった。
次回更新は11/13とのこと。

_ 大江朝美オフィシャルブログ「朝美想芯 - HENGEN -」始動

先日、ニューゲートプロダクションへの移籍が発表され、開設はされたものの書き込みの無かった標記のブログが漸く始動。
何も書かれぬうちから登録読者が200人を超えていたのには驚いたが、それだけ期待されているのだと思う。
AKB48のファンクラブブログに書かれてきた大江の文章や添付された写真には、明るければ明るいなりに、暗ければ尚のこと、何だか心配になって来る危うい感じのものが多かったが、今回始まったブログは、相変わらず迸る思いに言葉を紡ぐ早さが追いつかないもどかしさは有るが、ふっ切れたような軽さと明るさがあるように思う。
明るく振舞うのと明るいのとでは「明るい」が違う。
明るい大江に多く接する事が出来ると嬉しい。

2005年の大晦日の劇場公演の最後は、大江の一本〆だった。
今年の大晦日には、もう大江は居ない。

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2008-11-05 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第19回

下書きまでして、アップロードしたもんだと思い込んで放置していた。
次回更新は明日なので取り急ぎ。

「はまぎんこども宇宙科学館」編は、小林が先生の話に丸でついていけなかったからか2回で終了して、再び間繋ぎ企画のお絵描き大会。
小林の髪型が少し変わったが、煮ても焼いても小林なので、そこはそれ。

最初のお題は「近況報告」。
「近況報告」とは言っても、そこは鳥頭の小林なので直近24時間の話が中心で、絵もテキトー。 このテキトーぶりがまた凄い。

小林豆知識→料理は茹で卵しか出来ない、茹で加減も良く判らない。

足を描いたら駢指で、「すべりだい」と書こうとして「骨べり台」。 惜しい。
よのなか入門本来の趣旨からは外れるのだけれど、世間様に迷惑を掛ける心配の無い間繋ぎお絵描きの方が安心して見ていられる。
次回更新では、小林画伯がチームKの似顔絵を描くとのこと。 相当ヒドイらしい。

_ アップトゥボーイ 12月号「小林香菜(AKB48)のよのなか入門 第3回

アップトゥボーイ本誌の連載も三回目。 
「はまぎんこども宇宙科学館」編が掲載されている。
アトラクションで遊ぶNo!天気な顔と、座学での「死に至る病」みたいな、世界中の絶望を集めて飽和したような顔との落差が凄い。
編集氏が写真に付けるキャプションに山葵が利き捲くっていて、如何にこの連載を纏めるのが大変なのかを窺い知る。

_ 二枚の写真

先日の握手会の爲にCDを買ったら、オマケの写真が戸島だった。 帰りがけに会った友人から貰ったB.L.T.の表紙が東京体操で、こちらも大きく戸島。

戸島の写真と言うと、一時期は口角筋の締まった、口元の「ニッ!」とした、隙の無い作り笑顔のものが多かったように思うが、この二枚は心持ち柔らか目の表情。 特にCDのオマケの方は少し開いた唇から前歯が覗いており、一寸面白い。

口元は柔らかくなってきたのだけれど、今度は目を細めたような写真が多い。
感情を読まれたくない時などに、こうして目を細めたりするのだけれど、戸島の意図が奈辺に有るのかは判らないが、戸島のガードの高さと堅さが写真に出たように私には思われる。
この手の写真は、撮る人、撮られる人の他に、撰ぶ人の意図も入ってくるので、その三者の「こうしたい」のバランスでStereotypeなポートレートになってしまうのだとは思うが、そこから外れた部分に魅力的な表情がある事が多く、実際握手会で間近に見た戸島は、私が列に並んで順番を待ちつつ見ていた短い時間の中でも、もっと魅力的で多彩な表情を見せていた。
まぁ、無理だとは思うが撮ってみたい。
開けられていない(開けさせない)引出しがまだまだあると思う。 


2008-11-03 [長年日記]

_ 東京タワー X'masツリー LIGHT ON セレモニー

クリスマスツリーの点灯式の前に、あゆちる(折井あゆみと星野みちる)のミニライブ。

文化放送の公開放送終了後に、設備の入れ替えとリハーサル。
モニタースピーカーのレベルが上がらないなど、色々有ってリハーサルの進行が遅滞。
「返しが来ないんですが・・・」→色々調整→「うーん、まだ弱いですねぇ」「でも出来ますよ」→「行きましょう」「ありがとうございます」
エイジアエンジニアは漢だった。

エイジアエンジニア→JAYWALK→ハンドベル→あゆちる、の順でリハーサル。 この時点で20分押し。
浜松町駅前でのチームAのライブも20分押しだったが、これで相殺されて、向こうから流れてきた人も無事見られた様だった。

「あなたとクリスマスイブ」
「ガンバレ!」
「WINTER SONG」


今回はバックバンド付き。
ドラムセットを置く場所も入れ替え時間も無かったので、JAYWALKもドラム抜きだったのだけれど、あゆちるはパーカッショニストがカホーンを持ち込んでいた。
これが当たってメリハリのある音になっていたし、リズムがしっかり刻まれていれば、当然歌い易くもある。

歌い出す迄は、相変わらず日向で居眠りをしている猫のようにヌボーっとしている星野は、歌い出すと目が爛々と輝き山猫のような迫力。
AKB48を辞めてからは殆ど歌う仕事の無かった折井は、流石に緊張が表に出ていて音程が揺らぐ場面もあったが、堂々と歌い切っていた。

折井も星野も自分が前には出ようとせず、互いが互いを引き出すようなもどかしさはあるのだけれど、それが巧く作用して優しいハーモニーを醸していた。
たった三曲では有ったが、心に染みる良いライブだった。


2008-11-02 [長年日記]

_ 第三回 桂文字助独演会
「道具や」文字ら
「試し酒」文字助
<中入り>
「小野川の遺恨相撲」文字助

お客さんは八分くらいの入り。
概ね良いお客様。
文字らさんの「道具屋」は与太郎はいい味。
まぁ、それなりにウケてはいた。

文字助師は、酒の噺と相撲噺と一席ずつ。
「試し酒」は、久蔵の酔いの進み方が自然で、呑みっぷりのよさを誇張しすぎない巧さに唸る。
「小野川の遺恨相撲」は、笑いどころが少ない話を脱線したり戻したりしつつ飽きさせず。
緊張と緩和。 盛り上がったところい゛スッと外す巧さ。

「師匠は「水道のゴム屋」は演らないんですか?」と訊いて見た。
「大体憶えてるけど、稽古つけて貰ってないし、上げてないからねぇ」
演らないそうです。


2008-10-28 [長年日記]

_ 戸島花をどう書いてきたか その3

2007年、9/29
AKB48 ひまわり組公演(昼夜)
戸島は出ない日なのに、何かと戸島の話が出てくる。

2007年、12/24
AKB48 ひまわり組公演(マチネ)
ひまわり組は無茶な混み様でメールで当たらないと見られず間が空いてクリスマスイブ。 腹ぁ括って並びに行った。
この日は昼夜で出演者が違ったのだけれど、戸島、小林、大堀の出る昼を選択。
ひまわり組公演も、何時の間にか2ndになっていた。
チームAの2nd以降同様、このひまわり組2ndも私にとっては楽しめる所の少ないもので、無駄に激しいダンスと複雑なフォーメーションが感動の量に比例しない、見ていて醒めてしまうセットリストだった。
戸島の印象も一曲目の歌いだしを担当していて、スター不在の日の公演を担わされている事を感じつつも、所詮は裏扱いと言う現実も見せられ。 楽しいような楽しくないような。

下のほうにBomb!1月号の感想。
この写真が柔らかい表情で、実に良かった。 戸島の写真の写り方については、また改めて。
「この二年間で一番の思い出」として挙げていたのが「クラスメイト」。 これを読んで、立ち読みせずに買って帰った。

2008年、1/5
新AKB48ソート簡易版
1 小林香菜
2 秋元才加
3 戸島花

2008年、1/26
AKB48 ひまわり組公演
「Bye Bye Bye」に関するくだりで、例に依って出ていない戸島の話。

2008年、7/6
AKB48 チームA おやつ公演
戸島はもっと評価されても良いと思うと話していた時に友人が言った「戸島はナマモノだからねぇ」。
生で見ると実に良いのだけれど、そもそも媒体に載る機会が少なく、載ってもその魅力が上手く伝わり難い。

2008年、8/22
戸島花の事務所移籍を言祝ぐ
事務所が決まったとは言え、いきなり仕事が増えるような事も無く、やきもき感は相変わらず有るが、東京体操で真ん中辺に居たり、何となく扱いが良くなったような気がしないでもない。

2008年、10/5
Ten Little Indians
「そして誰もいなくなった」と言うことで書いたエントリー。
テレビしか見ない人は、「笑点」に出ている人が落語家だと思っていて、「笑点」でやっている事が落語だと思っているけれど、実際寄席に行ってみると、テレビではあまり見たことの無い、良く知らない人たちがテレビとは違う事をやっている。 それが面白いのだ、と私は思う。
私はテレビでは見られないものを見るために寄席へ行き、野球場へ行き、ライブハウスへ行き、AKB48劇場へ行っていたのだけれど、テレビでは見られない部分を、この日全否定されたような気がして、実にどうも遣り切れなかった。
AKB48劇場は、寄席と違って、そこに定着する芸人を育てる為に存在する訳ではないから、そこで完結してしまう者を生み出さない為にも新陳代謝を図らねばならないのだとは思うが、公式ブログでの告知が後手に廻ったり、辞めるのが決まってから移籍先が決まる泥縄ぶりであったり、厭な感じは最後まで残った。

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2008-10-25 Three Cheers for our side〜握手会へ行くつもりじゃなかった [長年日記]

_ AKB48「大声ダイヤモンド」劇場盤 劇場即売・握手会

平日に仕事をサボって行く訳にも行かず、更には給料日前。
単価が高い事もあって、今回は一枚のみ購入。
日曜は混みそうなので、土曜に絞って握手会も一回のみ。

始発で出掛ける積りがうっかり寝過ごして、気が付くと6時半。 慌ててひとっ風呂浴びて、身繕いをして秋葉原へ着いた頃には、8時過ぎ。
貰った割り込み防止券も380番台。
CDの販売開始時間迄は約2時間。 昔は仲間内で馬鹿っ話をしているうちに勝手に時間が過ぎてくれたものだが、今日は知己が影もかたちも無く、一人淋しく時間潰し。
何とかCDと希望時間の握手券はせしめたが、実に疲れた。

喫茶店で紅茶飲んで繋いで、指定時間に劇場へ。
この場に用が無い奴から何から訳の判らない人ごみ。 大恐慌の時の取り付け騒ぎみたいな状態の劇場前。
開始時間を少し過ぎて漸く扉が開き、亡者共が血相を変えて入り口に殺到。
私も仕方が無いので流れに身を任せて劇場内へ潜り込み、戸島の列に並ぶ。

劇場を横に使い、ベンチで仕切って列が作られているのだけれど、矢張りそれなりに人気の濃淡は出ていた。 世知辛い。

野郎は大抵(私を含めて)時間一杯まで粘ってスタッフに流されて行く訳なのだけれど、隣の河西の列の女子高生は、上擦った声で二た言三言会話した後、感極まってか自分から離脱。

戸島の列は比較的長くて、平日に較べると流れも速いとの事だったが、流されるまでの短い時間に訊きたい事はあらかた。
この日記の立ち位置や書き方について、色々迷いも有ったのだけれど、その辺りに踏ん切りが付けられたと言う点に於いては、有意義な時間だった。

如何に塗りが上手くとも、隠せないものは有り、劇場公演で遠目から見ても岡田茉莉子みたいな物凄い隈が目の下に棚田を作っていて絶句した事もあったが、今日は舞台用のメイクでない事もあってか、塗りも薄目で、目の下もスッキリしており、髪の傷みも気にならず。

劇場公演にほぼ常駐する年長者として、かつて折井がそうであったように、自分の事だけを考えてもいられなかった時期も有ったのではないかと思うが、表情も晴れやかで、何か吹っ切れたような明るさがあった。

戸島が入ったと言う事は、その大学も私がかつてトグロを巻いていたような鼻毛を抜きながらでも卒業できるヘッポコ大学とは訳が違い、卒業にはそれなりの努力が必要なのだろうとは思うし、それと芸能活動を両立させて行かねばならないとなると、此れ迄とはまた違った形での苦労が有ると思うが、何とか乗り越えて「なりたい自分」になっていただきたい。

出口へ向かう途中、ふと右を見ると佐藤亜美菜。
すっきり垢抜けていて、一瞬誰だか判らなかった。

_ 謝辞

ほんの数日前迄は、握手会に行く事なんざ考えてもいなかった。
何か大きな渦に巻き込まれるような、想像もつかない出来事から流れに任せて参加した握手会だったが、非常に濃密で有意義な一日を過ごす事が出来た。
誘っていただいた方には、感謝申し上げたい。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第18回

前回に続き、「はまぎんこども宇宙科学館」にて宇宙のお勉強。
先週はアトラクションで楽しく遊び呆けていたが、今週は天文の先生から宇宙の真実についての講義。

導入部の写真から既に先生は引き攣り笑顔。
万有引力から「星は何故丸いのか」に話を持っていく先生。 普通はこれで大丈夫、しかし今回は相手が悪かった。

「星って丸いんですか?」

このカエル跳びパンチでペースを乱した先生は完全に小林のペースに巻き込まれていく。
先生は先生で一筋縄では行かない小林に梃子摺り、小林は小林で理解の範疇を超えた話に脳みそが飽和。
小林が「この世の終わり」みたいな表情になったところで講義打ち切り。

「本日学んだ一番のポイント」を絵に描くのだけれど、これが発電所のときより更にスゴイ。 これは是非、ご自分の目で確かめていただきたい。

いやもう、これをよく連載の形に纏めたものだと思う。

小林という「一人常温核融合」みたいなエネルギーは膨大だが有効活用するのが困難を極めるものを、上手く切り貼りして笑いに昇華しているのは驚嘆に値する。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ)

金曜の分だが、色々有って後回しにしていた。

雨に煙る東京。
七時過ぎには既に止んでいたが、かなり強い雨が夕方まで降っていた所為か、人影はまばら。
それでもエレベーターを待っている間に
「16名様です」
「では、3号機に」
てな感じで、断続的に海外からの団体のお客さんが来ている様だった。

今日の折井は、東京タワーのイメージキャラクターのノッポン兄弟と同じような色のモコモコしたニットワンピース。
空調が効き過ぎていた所為か、袖口をすぼめて一寸寒そうな素振りを見せたりも。
そもそも展望台に居る人が少ないので、リクエストは比較的少なかったようで、ミズノ氏の選曲で掛かる曲が多かったが、今日は黒っぽい曲が多かった。

例によってエレベーターで人が上がってきて暫くするとステージ前にも波がやって来て、そのタイミングで誰かリクエストを書いていると、次々に網に掛かっていくのだけれど、この日は8時過ぎに大波が来ていた。

折井のお奨めの一曲として、DREAMS COME TRUEの「WINTER SONG」が。
11/3に行なわれる、東京タワーのクリスマスツリー点灯式のイベントで、ゲストの星野みちると一緒にクリスマスソングを2曲歌うとの事で、そのうちの一曲がこれ。
ミズノ氏が間違えて日本語バージョンの「雪のクリスマス」が掛けてしまう一と幕もありつつ。
ちなみにもう一曲は、ご存知「あなたとクリスマスイブ」。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「女の子にお奨め」「私のお気に入りの」と言う事で、ティー・フロートを。
折井曰く、上に乗ったソフトクリームがミルク感たっぷりで堪らないのだそうな。

カップルが互いに曲を送りあったり、家族連れが子供の誕生日のメッセージを添えてリクエストを送ったりしていて、リクエストが読まれ、曲が掛かるたびに、当事者から小さな歓声が上がっていた。
展望台と言う閉鎖空間の中でのみ流れる擬似ラジオのようなDJショーだが、折井は毎週小さな幸せを、聴くものに届けている。

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# テッド [土曜日にSKE48を観て「あなたとクリスマスイブ」を聴き感激。このオリジナルが聴けるなら何があっても東京タワーに行く..]

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2008-10-24 さらに振り返る金曜 [長年日記]

_ 戸島花をどう書いてきたか その2

2006年、8/28

AKB48 チームA公演
サラサラストレートになった髪型に言及。
戸島は重馬場に強い。

2006年、9/2
差異について考える
メジャーデビューシングル「会いたかった」の選抜メンバーについての考察。
戸島が初めて選抜に入った。

2006年、10/31
AKB48 チームA公演
この間、二回チームAを見ているのだけれど、二回とも戸島は休み。
ハロウィンの話をしたらしい。

2006年、11/4
AKB48 1stコンサート 「会いたかった〜柱はないぜ!」(マチネ)
はじめてのホールコンサート。
戸島は「雨の動物園」でライオンを担当。 楽しそうにやっていたようだ。

飛んで2007年、1/2
今更乍ら昨年のAKB48を振り返る
戸島と浦野は客を見ているので目が合わないように気をつけている。
なんて書いてある。
実際、怖かった。

2007年、1/5
AKB48「柱の会」
暮れに出た給料で、漸くファンクラブに入会。
戸島の写真の話になると、口角筋の話になってしまう。

2007年、1/7
AKB48ファンクラブイベントゲーム大会 昼の部
ゲーム大会では戸島のチームになった。
戸島は夢が無い位化粧が上手くなっていて驚く。
実際、驚いた。

2007年、3/12
嘆きの天使
「春のちょっとだけ全国ツアー〜まだまだだぜAKB48!〜」二日目を見ての感想。
久し振りに戸島のソロパートが聴けたので、多少興奮気味に筆が走っている。

2007年、3/27
AKB48 チームA公演
戸島がボディコン衣装を着ていることの重要性を力説。
我ながら大人気ない。

2007年、4/18
告悔
唐突に戸島に謝罪。
大人気ない。

2007年、4/27
AKB48 チームA公演(マチネ)
カフェ観覧続きだったが、漸く中に入れた。

2007年、6/27
AKB48 チームA「ただいま 恋愛中」公演千秋楽
星野歓送で幼児退行する戸島。

2007年、7/8
AKB48 ひまわり組公演(マチネ)
戸島が出ないのは知った上で並びつつ、「なんだ戸島でねぇーのかよ!金返せ!!」などとヤサグレていたら、板野がブッ倒れて戸島が召集され、やっと戸島の出るひまわり組を見られた。
その割に感想らしい感想を書いていない。

2007年、7/15
AKB48 ひまわり組公演(昼夜)
荒天のお陰で昼夜二回廻し出来た日。
並んでチケット買って観ただけで精根尽き果ててしまい、感想らしい感想は無く。
戸島、コワイ。
私は何をそんなに怯えていたのだろうか。

2007年、7/16
AKB48 ひまわり組公演(昼夜)
この頃は戸島も小林の扱いに慣れておらず、暴走を止めるだけだったが、次第に上手く泳がせられるようになって行く。

2007年、8/11
AKB48 ひまわり組公演
戸島、夏風邪で半休

2007年、8/12
AKB48 ひまわり組公演(ソワレ)
引き続き夏風邪の戸島。

2007年、9/1
AKB48 ひまわり組公演(昼夜)
漸く本復して、前半の4曲も出られるようになったが、その分辛そうだったり。
「愛しさのdefense」に峯岸。 戸島と並ぶと凄かった。

大島(優)と秋元に「花ちゃんの体が好き」と言われた話など。

2007年、9/2
AKB48 ひまわり組公演(マチネ)
戸島は出ない日だが、戸島の話が幾つか。

2007年、9/4
AKB48 ひまわり組公演
駄菓子屋に行った事が無い戸島。

2007年、9/15
AKB48 ひまわり組公演(昼夜)
「ヒグラシノコイ」にて、戸島が代演。 これは凄かった。

2007年、9/22
AKB48 ひまわり組公演(昼夜)
兎に角、戸島について熱く。 それだけ良かったのだ。

今日もとりあへずここまで。


2008-10-23 振り返る木曜 [長年日記]

_ 戸島花をどう書いてきたか その1

ここ二日ばかり、戸島の事を考えていた。 まぁ、いろいろありまして。
そんな訳で「私にとって、戸島花とは何だったのか」、その辺りを振り返ってみることにした。

最初に戸島に関する記述が現われるのは、2006年の4/9の
AKB48(Aチーム)を忠臣蔵に例えると
だった。
この頃は大江と戸島が棒組で「おーとじ」と称していた。
忠臣蔵が判らないと何が何やらサッパリだとは思うが、あの頃はこう言う事を考える余裕があった。

次に戸島に関する記述が出てくるのは、2006年の5/28の
AKB48 Aチーム昼公演
さらっと触れただけだが、触れようにも見せ場らしい見せ場が無かった。

2006年、6/16の
AKB48 チームA公演
この間に「Aチーム」から「チームA」に呼称が変わっている。 こまごまと感想を書き始めたのは、この頃からだったようだ。
戸島のアルカイックスマイルなんて書いてある。

2006年、6/22.
DVDを借りて見る
初期「クラスメイト」に言及。
あの頃は休んでも歌入りオケがそのまま流れていたので、戸島が休んだ回に初めてあのパートを戸島が歌っていたことに友人が気付き、それから戸島の歌に聞き耳を立てるようになった。

2006年、6/24.
AKB48 チームA公演
「未来の扉」が終ってから「AKB48」のイントロでジャケットを脱ぎ損ねた事が。
ここは星野の隠れた見せ場で、脱ぎ損ねてバツの悪そうな顔をするのを楽しみにしていた。

2006年、6/27に忠臣蔵に続いてのネタ企画
AKB48 チームAを航空機に例えると
こう言うのを考えるのが好きなんですが、最近はそんな余裕も無いし、メンバーが増え過ぎて個々人に対する印象が相対的に希薄に成って来ていて、ネタも浮かばない。

2006年、7/12.
AKB48 チームA公演
この日は戸島の誕生日企画の日だったのだけれど、「涙の湘南」が渡邊から小嶋に差し替えられた日でもあった。
この日初めて、戸島の涙を見た。

2006年、7/23
AKB48 花やしきツアー
バスの中で戸島にお菓子を貰ったのを思い出した。

2006年、8/1
AKB48 チームA公演
戸島は浴衣の着こなしが上手かった。

2006年、8/2
AKB48 チームA公演
「アンコール…無しヨ!未遂事件」の日。
いつもと違って明らかに舞台の上の様子がおかしいのに、いつも通り陽気に盛り上がっている客席が気持ち悪くて、いつも以上に醒めた気分で公演を観ていたのを思い出す。
浴衣の戸島は、こまめに襟元や髪を直し、着崩さないように抑制した動きで踊りつつ、指先で柔らかくアクセントを付けていた。
この指先の動きが艶っぽくて、内心ドキドキしながら平静を装うのに苦労したのも、今では遠い想い出。

2006年、8/9
AKB48 チームA公演
私的千秋楽。
戸島が「業の深いヲタエピソード」を暴露されたと書いてあるが、肝心の内容が書いてない。 何をやっておるのか、私は。

2006年、8/21
AKB48 チームA夜公演
「誰かのために」公演二日目。
僞和風の曲で始まるのがそもそも不快だったし、相変わらず戸島は冷蔵庫の残り物で作ったごった煮みたいなユニットに放り込まれっぱなしで、どうにも楽しめる部分が少ない上に客が殺到してチケットが買い辛くて、相変わらずチームAとは縁の薄い日々が続く。

2006年、8/23
AKB48 チームA夜公演
他の人の話を聞いている時の戸島に言及。
感情を抑制しきれずに破綻した時の戸島は、実に良い表情だった。
戸島の出ていた「ライダー」について。
遠くない未来の「さようなら」を思いながら聴く。
と書いてある。

2006年、8/25
戸島の美意識
意地でも引っ込まないで直すってのが気に入った。
秋元だと、早めに見切りをつけて引き千切って投げ捨てている(そして小林が拾う)だろうと思う。

今晩はとりあへずここまで。


2008-10-22 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第17回

前週までの小林的宇宙論を踏まえて、はまぎん子供宇宙科学館へ。

先日の収録でテレビ屋に壊された足が本復しない為、松葉杖をついた小林が痛々しいのだけれど、表情が明るいのが救い。

宇宙についてのレクチュアの前に、宇宙化学館のアトラクションを体験する小林。 「月面ジャンプ」で1/6になった重力を体験し、壊れたような笑いこけ、「空間移動ユニット」を自分で動かして自分で驚いて固まる小林。
相変わらずアトラクションで遊んでいる間の小林は実に楽しそう。 松葉杖なんざ打っちゃらかして楽しそうに遊んでる。
この辺の写真は実に活き活きした表情なので、実際にご覧頂きたい。

最後に一転してこの世の終わりのようなドンヨリ顔の小林の写真で次週へ。
小林に何が起きたのかは次回のお楽しみ。
次回更新は10/23予定との事。

始まる前は携帯サイトの小さな写真と細切れの文章で小林の楽しさが伝わるかどうか不安だったのだけれど、回を追うごとに小林も慣れてきて、劇場で見られるあの「くるくる変わる表情」が出せるようになってきたし、サイズは小さいながらも小林の小林っぷりが伝わる写真は使われており、編集氏も小林の灰色の脳細胞から紡ぎだされる奇想天外な言葉たちを上手く構成して読み物にしている。
小林は良い仕事を貰ったと思う。

メンバーのバラ売り仕事も増え、それぞれの移籍先事務所がてんでバラバラに展開する囲い込み型のコンテンツ商法との競合も有り、色々大変だとは思うが(そもそも本誌が売れてくれないと困る)なんとか続いて欲しい連載である。


2008-10-19 [長年日記]

_ いまさら「ひまわり組 2nd」DVD鑑賞会

友人の新居にお邪魔して、今更乍ら「ひまわり 2nd」を鑑賞。
所謂「表公演」から見たのだけれど、前田と板野がこれでもか!と映っていて、如何にその辺を見ていなかったかを痛感。
汗をかかない前田と、やる気の無い表情をまったく見せない板野がなんとも嘘臭い。 特撮みたいだ。
気がつくと佐藤(由)とか佐藤(N)を目で追っていて、カメラが振られて切られ、画面が切り替わって切られ、徐々にストレスが溜まっていき、あまり楽しめないまま終了。

そのまま裏公演へ。 こちらは「私が見たいAKB48」(と早野の腹の肉が)テンコ盛り、感涙に咽びながら見た。
引きの画で見るコマタニの動きの美しさ、そこに戸島が居ることの安心感、これが無いA公演を、私は未だに想像出来ない。
息せき切って喋ると裏返る成田の声、ジタバタする大江、(ここには既に居ないが)リミッターを切ったような中西の激しくも儚く美しい動き、これらも過去のものになってしまった。

反面チームKには「私の見たいチームK」がより進化した形で残っている訳で、峯岸のシームレスな動きとか、常に手抜き無しの高橋とか、佐藤(由)の「かるみ」であるとか、敢えて見所を探さないと見る気が起きないチームAからは、益々足が遠のきそうだ。

青木正児先生も書いている通り「適口者珍」
口に合った物が、その人にとっての「美味しい物」であり、豪華オールスターキャスト+三階さんの「満漢全席」みたいなこれからのチームA公演よりも、地味だが噛むほどに味の出る「宍道湖七珍」みたいだったかつてのチームA公演が私の口には合っていたと言う事。 まぁ今更何を書いても詮無い事で、財布と相談して、少ない可処分所得を見たいものに重点配分しようと思う。

_ 週刊プレイボーイ第40号付録「AKB48秋葉所番付表」

現在のAKB48内での序列があからさまに出ているってんで、コンビニ巡りをして先程漸く手に入れた。 結局、最寄の店に有ったと言う皮肉。

チームAは前田・篠田・大島、小嶋・峯岸・板野と、ホリプロ尾木プロ太田プロの大看板が大きな扱い。
研究生からの昇格組は昇格した順に。
大看板と研究生の間に並んだ面子の後ろの4人が、先日辞めた連中なのを見て、啄木じゃないが「墨を塗りつつ秋風を聴く」心境に。

チームKは小野・宮澤・大島、河西・秋元・大堀が大きな扱い。 大島の前に宮澤が居て驚く。
以下、小林・増田・奥・梅田、松原・佐藤、野呂、早野。 昇格組はこちらも昇格した順。
小林が前頭筆頭みたいな位置に居て驚く。

チームBは渡辺・柏木・多田、仲川・浦野・平嶋が大きな扱い。
以下、仲谷・片山・米沢・松岡、早乙女・田名部・野口・井上の順。
昇格組はこちらも香盤の順。 名阪のコンサートで幕下付け出しみたいな扱いで華々しく登場した井上の前頭13枚目みたいな位置が悲しい。 井上とは対照的に、見えない力が働いているかのように高い松岡の位置に驚く。

研究生のページには、既に私の理解の範疇を超えた投資会社の格付け表みたいなのが載っている。
大きな扱いは、石田・小原・内田、中塚・高城、野中。
この高城と野中の扱いから、既に劇場での活動にはあまり重きが置かれていない事が見て取れる。
小原はともかく、「使える連中」の扱いが軒並み低い。
鈴木なんざ一番後ろだ。 最早「株」どころか「先物」の領域ですな。


2008-10-17 週末恒例 [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ)

コンビニエンスストアで事前に入場券を買っておいたので、入場券売り場に出来た長蛇の列を横目にエレベーターへ直行。
お陰で七時半前には展望台に上がれた。

ここ二週「目当て」で来ている客が多く、人だかりがしているので、ステージ横のテーブルでも誰かしらリクエストを書いており、そこで更に人が立ち止まる良い循環で動いている。
常連客のリクエストも、一時期の耳を塞ぎたくなるようなものは減り(無くなっては居ない)、折井も話を拡げやすいものになってきている。

珍しくCDの音が飛んだり、曲を掛け間違えたりする日で、流石に折井も狼狽えていたが、狼狽えながらも何とか繋いでいたのは流石。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「最近嵌っているので」と、アイスココア。
テリヤキチキン・アンド・タマゴも気になるが、食べながら喋る訳にも行かないとのこと。

リクエストでレミオロメンの「粉雪」が掛かったのだけれど、丁度サビの部分で通りかかった女子二人組が、拳を固め、眉間に皺を寄せて、五木ひろしのような形で唄いながら歩いて行ったのが、自棄に可笑しかった。


2008-10-10 [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ)

降ったり止んだりの一日だったが、三連休を前にして東京タワーを訪れる人は多かったようだ。
私が七時半前には、展望台への入場券売り場に列が出来ていた。

今日の折井は白いフワフワした帽子を被り、赤いチェックのシャツにベストを羽織って、足元はブーツ。
深まる秋を感じる着こなし。

目当てで来ている人もいつもより多かったが、立ち止まって見ている人が居れば行き交う人の興味も引く訳で、足を止めていく人も多く、その分リクエストも多い。
展望台の中に居る人の数は、エレベーターの運行にあわせて満ち足り引いたりするのだけれど、満ちてきたタイミングで誰かがリクエストを書いていると、後から来た人も何かしら書いて行く。
結局9時前まで当日のリクエストだけで番組が廻る、良い循環で動く日だった。
折井の表情も明るく、DJミズノ氏も何時になく饒舌。

リクエストで松田聖子の「時間旅行」が掛かった。
「些細な行き違いから20年前に別れた彼との思い出の曲」らしい。
二十年、長いようで短い。 他人事ながら甘く苦く切ない気分に。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、今週もアイスココア。 例に依って「あっという間」に到着。 ガムシロップを一つ入れて、軽くステアしてから口に運んでいたが、一瞬素の「美味しい物を飲んだ顔」になるのが微笑ましい。
折井は毎週のように「飲み物のほかにもミルクプリンイチゴサンデーとか、女の子の喜びそうなメニューもあります。」とミルクプリンイチゴサンデーに言及するのだけれど、「食べてたら喋れないので」と軽く恨み節。
立って見ている我々のところにも、時折トーストを焼く香りが漂ってくるのだけれど、こちらも食べながら見られない。
いや、見られる席も有るにはあるのだけれど、トースト一枚で一時間半粘るのも野暮だ。

外に出たら、雨が降ってきた。


2008-10-09 「小林はわれわれの小林だけではなかった」 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第16回

あっという間に一週間。 小林的宇宙論の続きが更新された。

UFOを見たことがあると言い出す小林。 それは北関東によくあるパチ屋のアレでは無いかと突っ込みを入れようとした編集氏はハタと気付いて、「宇宙人は地球に居ないから宇宙人なのではないか」と小林に打てそうなボールを投げてみる。

すると何やら書き足す小林。 ・・・丸書いて中に人が沢山。

佐藤勝彦氏の「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった」を縮小解釈したかのような、「小林の宇宙=地球」 の隣に 「宇宙人の宇宙=地球’」

一見おかしいようだが、これもまた間違いではなく、大枠としての宇宙に我々の棲む地球と宇宙人の住む某惑星が並列に存在するのではなく、我々の棲む宇宙と宇宙人の棲む宇宙が並列に存在するとも考えられる訳だし、そもそも膨張宇宙論を逆算したビッグバン理論なんて、小林の鼻息一つで吹き飛んでしまうかもしれない。

困惑する編集氏をよそに、小林は例に依ってクルクルかわる表情で可愛くもアリ可愛く無くもアリ、好事家には堪らない山海の珍味みたいな写真がズラリ並んでいる。
眼福。

次回更新は10/12予定との事。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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