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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2017-04-24 仲の良さ+α的な暗喩 [長年日記]

_ アップトゥボーイ 2017 6月号

宿題は溜まりっぱなしだが、最新号を。

中井りか
表紙と巻頭16ページ21カット、うち見開き1か所、撮影はHIROKAZU。
和装と洋装、水着2パターン。
和装は屋外。 「衣装協力= 撫松庵」とあったので、ちょっと調べてみたら提供したものが紹介されていた。
「レディスゆかた/ストライプブロッサム」と言う、ダズル迷彩のような白と黄の斜めのストライプに桜があしらわれたもの。
飛ばし気味に撮ってあるので、着こなしの細かい部分が見えないのは惜しい。 レースの半襟、柄足袋、リボンの髪飾りetc...、細部も見たかったが使える物が少なかったのか2カットのみ。

ページを繰ると一転して屋内で洋装。 緋毛氈のような絨毯の敷かれた洋館の窓辺。 赤い古風なパフスリーブのワンピースに、これまた古風な赤いエナメルのメリージェーン。 白のアンクレットソックスが映える。
顔の横に来る髪を、鬢の辺りに少しだけ残して後頭部で編み込んで纏めてすっきりと。
ワンピースの生地は薄手のもので、透過光で少しだけ透ける。
16ページ目の最後のカットなどはこの「透け加減」が絶妙。 唸らされる。

水着部分は撮られ慣れてきたこともあってか、表情も柔らかく諧調も豊か。 それ以上にポーズや仕草に幅が出ている。
何かを掴む、握る、絡める。 指先の意味ありげな動きに引き込まれる。
眼福。

小熊倫美×長谷川玲奈
10ページ14カット、撮影は小池伸一郎。
襟にグレーの線が二本入った白のセーラー服に薄水色のスカーフ、白のロークルーソックスにペニーローファー。
髪の長さは同じくらいだが小熊は前髪を作って二つ縛り、長谷川は前髪を作らないストレートのロングボブ。
ページを繰ると場面変わって音楽室。 似通った意匠でありつつ一寸違う白のキャミソールワンピース。 足元はヒールの無い白のパンプス。
仲の良さ+α的な暗喩。 受け身に回った小熊の見せる感情の揺らぎを捉えたカットが良い。
更にソフトボールのユニフォーム。 経験者だけあって、道具を持たせてもサマになっている。

太田夢莉
10ページ10カット、撮影は塩原洋。
オレンジのビキニ。 顔のアップから徐々に引いていく三枚から。
ボタンを留めずに来た紺のブレザー、第一ボタンを外したワイシャツに紺のネクタイを緩く締め、グレーのスカートは膝上20cmくらいに穿いた、鼻っ柱の強そうな女子高生的な風体。
ここから色々脱ぎ捨てて白ビキニになって行く。
今の太田夢莉の「食えない感じ」を活写。
最後のカットの、自棄糞に高いハイヒールも「らしさ」を出していた。

渡辺みり愛
10ページ12カット、うち見開き1か所、撮影はサトウノブタカ。
ケーキやお菓子、縫いぐるみ、さまざまな「カワイイ」に囲まれ「カワイイ」を具現化したような衣装に身を包んだ12カット。
引き結びすぎると作為が感じられてくるのは瑕だが、口の開き方閉じ方で表情に諧調をつけられている。

梅澤美波
10ページ9カット、見開き1か所、撮影は西村康。
立っても座っても寝転んでも、見せ方を知っていて隙らしい隙が無い。
既に出来上がってしまっていて面白味は薄いが、間違いなく上質ではあるし、撮り方によってアウトプットも変わってくると思う。
その点では楽しみ。

高本彩花
10ページ9カット、見開き1か所、撮影は西條彰仁。
満開の白木蓮の下、オーソドックスな紺のセーラー服、紺のハイソックス、ペニーローファー。
屋内で白のキャミソールとショートパンツ。 ベージュのソファーに寝そべらせたり、白い壁の前に立たせたり、暗がりを背負わせたり。
最後は緩く巻いた髪を下の方で二つ縛り、レースのブラウスにウサギの耳のようなサスペンダーの付いた水色のフレアスカート。
これでくるりと回ると裾の拡がりが綺麗なのだけれど、翻させるには丈が短すぎるか。
ネモフィラであろうか、顔の前に青い花を一輪。 歯並びなど粗もあるのだけれど、上手く切り取ってそれを感じさせない。

上國料萌衣
8ページ9カット、撮影は唐木貴央。
薄い黄色のキャミソールとショートパンツ。 襟と袖口が紺で白いラインが3本入った白のセーラー服、スカーフは緑で紺のスカート、紺のソックスに焦げ茶のペニーローファー。 黒いレースのワンピース。
打ち合わせ擦り合わせはしているのだと思うが、似たような衣装でも被らないのに改めて驚く。
上國料萌衣は非の打ち所の無い美形なのだけれど、正面より心持ち斜めから撮った方がより映える。
微調整しつつ様々な角度から切り取った最適解が6ページ目の横顔。
カメラの前で構えず衒わず、素で向き合えているからこそ撮り得たカット。

山岸理子
1st写真集からの8ページ9カット、撮影は唐木貴央。
眩しいと凶相になるのは分かっている筈なのに、敢えてそうなる絵を撮りたがるのは事務所の方針だろうか。
光を背負わせたり柔らかく廻る時間に撮ったり、工夫はされているので破綻はしていないが、その工夫が何かを糊塗する為のものでは無ければ、より良い写真が撮れたのではないかと思われてならない。

北原里英
10ページ13カット、撮影は山口勝己。
何時か見たような組み合わせだと思って調べてみたら2010年にヤングジャンプの巻頭をやっていた。
相変わらずの物撮り錬金術で遣り過ぎが鼻に付く部分が無くはないが、捉えにくい美点を写真として固定する技には唸らされる。
5ページ目からの4カットは貶しようのない出来。 こと北原に限っては、ここまで上手く撮れるのは山口勝己が一番かもしれない。
思えば5期で最初にグラビアの仕事が来たのは北原で、掲載誌はアップトゥボーイであったと記憶している。
あのガチガチの笑顔から考えると、紆余曲折は有りつつも、よく此処までの高みに達したものだと思う。


2017-04-18 カストリグラビア誌を掴まされるの巻 [長年日記]

_ My Girl vol.17

既存誌の増刊と言う体際の物も多いが、グラビア誌も増えてきた。 顔付けの面白かった物をサルベージ。

中井りか
巻頭10ページ18カット、撮影は藤代貴則。
撮影者のクレジットが胡麻粒のように小さい事からも、この本に於ける写真と言うものの扱いが窺い知れる。
カメラマンも編集者も「首切り」「串刺し」と言った人物を撮る上での禁忌に無頓着。 被写体とは或る程度向き合えているが、画面全体に神経が行っていない。
ヘアメイクもスタイリストも仕事は出来ているので、編集者にどんな絵でどんな物語を紡ぐかのイメージが出来ていない、カメラマンに伝えられていない、もしくは丸投げ、と言う事なのであろう。
ページ毎に色味もバラバラ。 グラビア誌を作るだけの力量がそもそも無いようでもある。
中井りかは静止画になると、その妖しげな魅力が引き出されない憾みがある。 一寸勿体ない。
違う媒体でお目に掛かりたい。

北原里英
8ページ13カット、こちらも撮影は藤代貴則。
「首切り」「串刺し」の写真がちらほら。 画面を構成する線のうち、手前に来ているものは見えていて、構図に生かしたりも出来ているが被写体より奥にあるものについては丸で見えていない。
悪くない構図だと今度はレタッチが左官屋。 漆喰で塗り固めたアイドルなんざ、ゾッとしない。
北原の撮られ方、こちらは出来ている。 一時期は表情もポーズも硬く強張っているようなところもあったが、大きな器を任せられて肚が据わったのか、カメラと上手く向き合えている。
違う媒体でお目に掛かりたい。

本間日陽
8ページ12カット、やはり撮影は藤代貴則。
人生照る日もあれば曇る日もある。 ちゃんと撮って貰える機会もまたあるだろう。
5ページ目、窓際で伏し目がちなカット。 これだけは良く撮れている。
違う媒体でお目に掛かりたい。

柏木由紀
7ページあるインタビューの中に5カット、撮影は桑島智輝。
色々有って住み替え(兼任だが)をしたうらぶれ感のようなものが髪や肌に出てしまうのを糊塗せずに写し取りつつ、きちんと絵にもしている。
最後の見開きのカット、今の柏木の、それでもゾクリとさせられるところを掬い取っている。
違う媒体でお目に掛かりたい。

高倉萌香
4ページ7カット、撮影は大石隼士。
背景を描く線に貫かれているカットはあるのだけれど、正中線を外していたり、目の高さに通していたり、気にならないようにする工夫がなされている。
構図も悪くない、表情も良い、レタッチの拙さが画竜点睛だが、差し引きでプラス。
違う媒体でお目に掛かりたい。

村雲颯香
4ページ8カット、撮影は大石隼士。
正面からより心持ち斜めから撮ると映える。 撮られ慣れていない硬さはあるが、そこで無理をさせずに撮ったのが良かった。
違う媒体でお目に掛かりたい。

金子理江
4ページ6カット、撮影はM.キセキ。
写真そのものは悪くないのであるが、それを雑誌として生かし切れていない。
違う媒体でお目に掛かりたい。

黒宮れい
4ページ6カット、撮影はM.キセキ。
こちらも同じく。 この二人の一筋縄ではいかない部分を活写できてはいる。 それを生かせてはいない。
違う媒体でお目に掛かりたい。

上西恵×藤江れいな
インタビュー込みで11ページ9カット、撮影は山内洋枝。
インタビューに添える為の写真。 それ以上でも以下でもない。
違う媒体でお目に掛かりたい。

吉田朱里
10ページ19カット、うち見開き1か所、撮影はLUCKMAN。
撮られ慣れていて見せ方も巧い。 商売用の見せたい自分しかカメラの前には晒さない退屈さはあるが、吉田朱里を支持する層はこれで良いのだろうし、そこに特化してセルフプロデュースでなんとかしたからこそ、一旦底まで沈んでも浮かび上がって来た分けでり、これはこれで良い。
違う媒体でお目に掛かりたい。
しかし、巻末グラビアに一番力が入っていると言うのも解せない。

総評
酷い出来だった。 これで1389円と言うのは費用対効果が悪すぎる。 二度と買わないとは言わないが、指名買いは出来ない。
角川の編集能力の低下、雑誌造りを担える人材の枯渇が如実に表れた一冊。
写真にも印刷にも紙にも金を掛けないグラビア誌は、やはり碌なものにならない。

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 21号

山口真帆
巻頭6ページ12カット、撮影はHIROKAZU。
佇まいに色気はあるが、いざ水着になってみると、体型には特筆すべきものが無い。
そこを仕草と表情で魔法に掛けて、見る者を誑かす。 尻尾が何本あるか定かではないが、ただの狐ではなさそう。
水着になると硬さも見られるが、その硬さが切迫感を醸していて訴求力が有り、服を着ているカットは目で殺しに来る。
水着映えしないが故に水着映えする、なんとも妖しく、不思議な12カット。

松川菜々花
巻末5ページ14カット、撮影はTakeo Dec.
表情が諧調に乏しく、ほぼ全カット歯見せ笑顔。
写真の選択や配置にも首を傾げざるを得ないところが有るにしても、被写体として退屈。


2017-04-17 匠の技 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 20号

泉里香
表紙と巻頭9ページ18カット、撮影は中村和孝。
発売された写真集の未使用水着カットで構成。 女性向けファッション誌での仕事に差し支えない、これ迄に築いたイメージを毀損しないように編集された写真集では使えなかったカットなのかもしれないが、どれが使われてもおかしくない質は保たれている。
あざといポージングや媚びた表情をしなくても、薄着になるだけで十二分に青少年のリビドーを刺激するあれこれは持ち合わせている訳であり、意味深長でありつつも穏やかな表情、隠しはしないが誇示もしない程の良い身のこなし、過不足なく求められる自分をカメラの前に晒している。

三城千咲
巻末5ページ11カット、撮影は山口勝己。
飛ばした方が良いところは思い切って白く飛ばし、細かいポーズ指定で身体が綺麗な線を描く、山口勝己ならではの写真。
粗を隠して美点を強調する匠の技。


2017-04-12 匙加減の妙 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 17号

三吉彩花
表紙と巻頭グラビア10ページ18カット、撮影はTakeo Dec.
さくら学院時代は薄着になる仕事は殆ど無かったように思うが、ここに来て水着もあるグラビア。
服を着ていても水着になっても表情の硬軟の変化は無く、一寸手慣れ過ぎている感もあるがカメラとの向き合い方は上手い。
眩し気な表情が多いが、これはまぁ状況が悪すぎた。

岡田恋奈
巻末5ページ8カット、撮影は細居幸次郎。
光の柔らかく廻る日本家屋での撮影。 撮り手も細居幸次郎なので相性も良く、隠したり見せたりの匙加減の妙で粗を隠して美点を強調。
眼福。

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 18号

松田るか
表紙と巻頭8ページ16カット、撮影は唐木貴央。
綺麗に映る角度が左右に広い松田るかの特質を生かして様々な角度から撮っており、ポーズ指示の引き出しの多さも相俟って見応えの有る16カット。
唐木貴央の撮ったものとしては、これまでで一番かもしれない。

久保史緒里
巻中6ページ14カット、撮影は細居幸次郎。
撮られ方に硬さはあるが、衒いの無いカメラとの向き合い方は良い。
部屋の壁に星図、新潮文庫の「銀河鉄道の夜」、ビクセンの6cm屈折望遠鏡。 この道具立てで、自室での部屋着の場面と学校での制服の場面を上手く繋いでいる。
掌の重ね方、指の組み方絡め方、久保史緒里は手に感情を込めるのが上手い。 牛乳瓶を持つ手にすら、ニュアンスを持たせている。
解り難い逸材、 此奇貨可居。

MIYU
巻末5ページ9カット、撮影は佐藤佑一。
撮られ慣れていないこともあってか、表情が単調。 口元を意識して引き結んだカット以外は歯見せ笑顔のみ。
角度を変えたり動かして見たり、撮る側も工夫はしているが、あまり成功していない。
肉感的な部分のみ、よく撮れてはいる。

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 19号

鷲見玲奈
表紙と巻頭8ページ17カット、撮影はTakeo Dec.
かつてはモデルの仕事をしていたこともあって、撮られ馴れている。
隙を見せずに商売用の自分を貫ける強さ。

鈴木えりか
巻末5ページ13カット、撮影は細居幸次郎。
曇天に恵まれて柔らかい光の中での撮影。
可もなく不可もない感じだが、4ページ目の振り向きつつ髪をかき上げるカットに唸る。


2017-04-10 同床異夢 [長年日記]

_ 『~永遠少女症候群~ゆゆ デビューライブ『真っすぐ君に届けたい』』

気になることなどもあり、仕事帰りに恵比寿へ。

かつて LIVE GATE TOKYO だった 恵比寿CreArt が会場。 階段を下りてゆくと一般と関係者用と受付が二つ。
スタッフ間の会話を聞き流しつつ中へ。「今、50人くらい」

開演時間が近付くにつれ、場内は埋まって行ったが、埋まり方が変わっていて、関係者スペースと女性限定エリアが埋まり、一般客は前方の熱心な層と後方の野次馬的な層に二極分化。
上手の壁際が関係者、下手の壁際が女性限定、中央が一般客。 最前列と二列目が熱心なお客さん、その後ろに冷やかし、後方に野次馬。
女性限定はパーソナルスペースがほぼ無いくらいの入り、関係者スペースも半分以上は女性。 兎に角、女性客が多かった。

BGMの音量が上がって下がって暗転。 定時より5分ほど遅れて開演。
オケのみで1曲流して、舞台後方のスクリーンでスライドショー。 何を見せたいのか測りかねた客は些か困惑の体。

偽和風のイントロが掛かって一曲目。 茅野しのぶインスパイア系セーラー服で登場。
想像していたより元気に歌い踊っていたが、被せが強くて生歌感は薄く、ほぼ当て振りで歌は気配程度しか感じられない。
オケとのずれで漸く気配が感じられる程度。

振り付けは丁寧で、指の先まで神経は通っているのだけれど、動きとしては器械体操の域。 華奢な骨格なのだけれど、それを支える筋肉が最低限+αなので動かせるが止められず、一寸流れる。
流れた分動き出しが一寸食ってくるので、それが歌にも影響して微妙にずれる。 結果的に被せが強いわりに生々しさは感じられる不思議な歌声になっていた。

1曲終わってご挨拶。 ここでマイク音量が上げられ、以降の曲はそれなりに気配以上のものは感じられるようになった。
歌って踊ることによって、それが客席に受け入れられることによって、次第に緊張がほぐれて柔らかい表情になって行ったのだけれど、反面体力が削られていくことで生気は失せて行く。 人としての強さと、生きものとしての強さのバランスが前者に偏っている事による凄艶。

曲が終わって捌けてしまい、暫く出て来ない間にPVの上映やら告知映像やら。 暫し流された後、桜色のセーラー服衣装にお色直し。

旧来型男性アイドルファンとの向き合い方に戸惑いが見られたのが興味深かった。 振りをコピーして踊ったり、歓声や合いの手、淫祠邪教の呪文めいた掛け声 etc...。 前の方の客が頑張っても頑張っても反応らしい反応は貰えず、演者は上手側と下手側の、胸の前で小さく手を叩きつつ見守るような女性客に愛想を振り撒く。 この残酷なまでの同床異夢感。

女性アイドルは本来女児の憧れであり、そうでない連中はおこぼれに与る程度の存在であるべきなのが、何かが間違ってそちらが主たる客であるようになってしまっているのがそもそもの間違いなのではないか、そんな気すらした。

疑似恋愛的なものは介在する余地が無いので、そう言ったものを求める向きには合わないと思うが、身を削ってアイドルとしての人生を送ることを選択した女子の生きざまを体感する事に興味を持てる向きにはお勧めできる。
 



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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