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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2017-03-23 コラボグラビア反対期成同盟 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 16号

泉里香
表紙と巻頭9ページ17カット、撮影は阿部ちづる。
連載漫画のキャラクターに扮する「コラボグラビア」なるもの。 大抵は無残な出来になるのだけれど、珍しく成功している。
これは撮られる仕事も役を演じる仕事もこなして来た泉里香と、安心して撮られるに任せられる状況を作った阿部ちづるの功。
後半の、服の上から身体の線を見せるカットが特に良い。

清水あいり
巻中6ページ10カット、撮影は中山雅文。
中山雅文がアパートと思しき屋内で撮っても、現代的な内装だと四畳半グラビア感が薄まって湿度は低め。
マンガのキャラクターの髪型を再現することに血道を上げた結果、どこからどう見てもヅラと言うのが目に付いてしまい、どうにもならない。
表情もポーズも作り込み過多で興醒め。

岸波みお
巻末5ページ8カット、撮影は唐木貴央。 初グラビア、眼鏡、水着、キャラクター設定。 詰め込まれ過ぎた要素が喧嘩をして中途半端な出来。
「コラボグラビア」なるもの、こうした出来だと漫画の方のファンには忌避され、グラビアとしても詰まらない。
良い事は無いように思うのであるが、企画として通しやすいのであろうか。


2017-03-22 あさましい企画 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2017 15号

甘夏ゆず
表紙と巻頭7ページ17カット、撮影は細居幸次郎。
グループアイドルの代表者の人気投票企画での勝利者に贈られる巻頭グラビア。
当該号一冊に一枚付いている投票券を確保するために各陣営が東奔西走。 積み上げたヤングジャンプを誇示するがごとく写真に撮ってツイートする様には吐き気すら催した。

これでヤッツケ仕事のグラビアだと目も当てられないのだけれど、裏表紙に載ったグループ全員のカット以外はしっかり撮って貰えている。
沖縄ロケながら曇天。 担当したカメラマンが曇天と屋内には強い細居幸次郎だったので、災い転じて福。

郡司英里沙
巻中6ページ10カット、撮影は細居幸次郎。
投票だけでなく、動画配信の課金額の多寡を競う企画も行われ、そちらの優勝者の巻中グラビア。
キャリアの振り出しがモデルだっただけの事はあり、物怖じせずにカメラの前に立てており、ポーズも仕草も的を得ている。
ソツが無さ過ぎて面白味は薄いが、破綻の無い6ページ。

鹿目凛
巻末6ページ7カット、撮影は岡本武志。
投票企画で僅差の二位の巻末グラビア。
撮られる機会が増えてきている中でのグラビアとあって、カメラの前での振る舞いは堂々たるもの。
元気でかわいい系ではなく、敢えてカメラとじっくり向き合わせる撮り方。
企画意図も良いし、鹿目凛もそれに応えて良い出来。

_ コラム的な何か再掲

浅ましさ


2017-03-19 卒業 [長年日記]

_ 囲碁フォーカス(29.3.09放送分)

司会を3年務めた戸島花の最終出演回である。
恐らく今後も囲碁に纏わる仕事は続けていくと思うが、囲碁フォーカスへの出演は一と区切り。

講座は「花の卒業試験」。
戸島の最近の棋譜から、初段に足る実力かどうかを分析して行く。
「不安になると実力以下の強さになってしまう」と言う三村智保九段の戸島評に唸る。
頭が良すぎるのが戸島のよろしくないところであって、考えれば考えるほど不安になり、弱気になって悪手になる。
それが芸の上でも遠回りをする事になった一因ではあると思うが、禍福は糾える縄の如く在り、囲碁でこう言う仕事が出来るようにもなった。

後半は「あなたの知らない免状の世界」。
免状はどういう手続きで得られるのかについて日本棋院を取材する体で進むが、何時の間にか戸島の在任期間に講師を務めた先生方が戸島の最新の棋譜から「初段に推薦できるか否か」を話し合う展開に。
全員の推薦を受けて免状は発行され、番組内で三村九段から授与。

目を潤ませ、声を震わせつつも平静を装い続け、取り乱すことなく番組を勤めおおせる戸島の可愛く無さ加減が実に戸島らしく、七回半回って愛おしい。

私は向いてないので囲碁は見るだけで打たないし、稼ぎが悪いので舞台のチケットを購う事も出来ず、戸島の現場もとんとご無沙汰であるが、戸島の良さは生で見ないと伝わらない部分が多々あるので、どうにか遣り繰り算段して足を運びたい。

_ 更新情報

コラム的な何か
「戸島花と囲碁 雑感」
戸島花のもどかしさについての一考察。


2017-03-18 了見 [長年日記]

_ 朝練講談会(第223回 29.3.12)

「三方ヶ原軍記 内藤物見」一龍齋貞奈
「難波戦記 真田大助 駿府の使者」一龍齋貞弥
「秋色桜」神田春陽

前座のうちは芸としての出来についてあれこれ言うべきでないと思うが、出来以前に了見がなっていないのはいただけない。
貞奈さんの三方ヶ原は浚っていないのがありありと判る。

つっかえるのは仕方がないとして、酉を西と読み違えて言い直すと言う事は、まぁ覚える気なんざサラサラ無い、義務だから仕方なくやっていると言う事であろう。
読みながら演ってよい演目であるにしても、下読みすらしていない。 言い立て以外の会話などは情感を込めているので、そういうのを早く遣りたいのかもしれないが、その前にやることが有るのではないか。

貞弥さんは鼻濁音が綺麗。 一人芝居寄りではありつつ、お作法はきっちり押さえて演っているのと、出て来る男が男としてそこに居るので講釈として聴ける。

春陽先生は唐突に「現代」がギャグとして織り込まれるのだけれど、どんな脱線の仕方をしても戻って来られるのには毎度感心する。

なんだかんだ言っても、払った金額以上の対価は得られるのが朝練講談会。


2017-03-16 珍品の珍品たる所以 [長年日記]

_ 第327回サニーホール落語会「珍品噺研究会」

「熊野の牛王」志ら玉
「樟脳玉」らく人
「将軍の賽」寸志
<中入り>
「探偵うどん」がじら
「藪医者」左平次

「珍品」であり、演る人が少ないのは、「物語」「言葉」「オチ」さまざまものが "わかりにくい" からであることが、演者のマクラでも語られ、聴いていても実感として解る。
その「解りにくいが故の面白さ」が、携帯の着信を鳴らしたり、電話に出ちゃったり、会場内に聞こえるところで大声で通話してしまう類の客にどれくらい伝わったかは分からないが、とりあへずは大入り。

似たような噺があれば受ける方の噺を採り、仕込みが大変な割に受けないクスグリは刈り込みたくなる、それは理解した上で捨てがたい、味わい深い部分。 それを愛でる会。
もどかしくも愛おしい五席。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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